俺は素早く服を着替え終わった後、落ち着きなく部屋をうろつきまわった。正樹が俺の部屋に来る。誘った俺が言うのも何だが、警戒心というものがないのだろうか?安全な男だと思われているのかもしれない。色々と考えていると、コンコン、とノックの音がした。
「開いてるぜ」
ガチャリとドアが開いて、正樹が入ってきた。
「へえ、僕の部屋と同じなんですね」
正樹は変に感心しながら、ドサッと重い音を立ててベッドに腰を下ろした。
「どうしたんですか、阿部さん?座りましょうよ」
正樹と二人きりの部屋……俺は下半身の動揺を押し隠しながら、もう一つのベッドに腰をかけた。
「アイタタタ。さすがに疲れた。相当疲労が溜まってたんだな。俺のふくらはぎン中がパンパンだぜ」
そう言っておもむろに足を揉む。まったく、運動不足だなこれは……。
「慣れないうちは仕方ないですよ。僕なんか全然平気ですよ」
そう言って足をプラプラと振る正樹。無邪気なその姿がたまらなく可愛い。ムクムク。下半身に邪悪な吹雪が吹き始める。ダメだジョン、まだ早い…!
「マッサージしてあげましょうか?」
「優しくしごいてくれ」
「え?」
「え?マッサージ?」
「ええ、僕、得意なんです」
正樹は返事も聞かずに俺のベッドに乗ってくる。
「さ、うつぶせになって下さい」
言われるままにうつぶせになると、カンカンに激怒した息子がベッドと激しい諍いを繰り広げてしまった。痛い。
「阿部さん?」
「あ、ああ、悪い悪い。うつぶせね」
俺はやっとの思いでチンポジ(チンコポジション)を調節すると、そろりそろりとうつぶせになった。
(お父さん、苦しいよ)
息子の声なき声が聞こえる。すまない息子よ、苦労をかける。
正樹は俺のふくらはぎのあたりを両手で揉みほぐし始めた。
「どうですか?」
「すごく……てもみんだ……」
思わず溜息が漏れた。正樹の滑らかな手が、ふくらはぎから太股へと滑る。
A「あ、ああ!もうそんなところでいいよ!」
俺は慌てて飛び起きた。
Bもうちょっと…もうちょっと上へ…。