【追記】
やっぱり携帯からでも閲覧できるみたいです。とりあえずfileseekは便利っぽいのでリンクだけ残しておきます。
社名 株式会社デリバリーパーティ
本社 東京都アレフガルド区2-4
設立 1984年 10月
資本金 3000000G
役員 代表取締役社長 金子晋
専務取締役 井上孝好
監査役 マイケル・デイビス
事業内容 勇者並びにその仲間たちの派遣業
(主な業務は護衛ないし魔物退治となります)
主要取引銀行 八十八銀行
関連会社 人材育成会社ルイーダ
よろず屋トルネコ
パークハイアット宿屋
加盟団体 社団法人魔王撲滅推進機構
・・・
僕の名前は中山。和歌山県出身26歳素人童貞。今は派遣の勇者業務に従事している。今日は新年で金を使いすぎたので、派遣の仕事がないか探しに来た。
「ちゃーす。中山っすー。あけましておめでとうございますー」
「あら中山くん。久しぶりねえ」
受付に座っている恰幅のいいおばさんは下条トメ子さん。僕がこの会社に派遣登録するずっと以前からここで働いているらしい。世間話の好きな、気のいいオバサンだ。
「年末年始で金使いすぎちゃって……何かワリのいい仕事ないっすかー?」
「そうねえ。長期の仕事とかでもいいの?」
「いやー、結構財布がピンチなんで、取り急ぎサクッと稼げるのがいいっすね。長期なのはその後に組み込みたいっすー」
「短期でワリのいい仕事、か……」
呟きながらパラパラと台帳をめくり始めるトメ子さん。このところの不況で、街では殺人・放火・強盗・強姦などの重犯罪行為が相次いでおり、僕らの仕事が事欠くことはない。
「あ、これなんてどう?」
「どれっすか?」
「ドラゴン退治。稼げるわよー」
「トメ子さん……僕のレベルはまだ4っすよ……」
「アラヤダ!うっかりしてたわーオホホ!」
オホホじゃねえだろババア……お前のうっかりで俺が死ぬとこだっただろうがこのドカスが……とは思っても言わないし言えない。僕は曖昧に笑いながら、心に芽生えた殺意を抑え込んだ。
「じゃあこれなんてどうかしら?『薬草畑を食い散らかす野獣退治』。これだったらそんなに難儀じゃないんじゃない?」
「どれどれ……ああ、奥多摩ですかー。確かにあそこだったらそんなに恐ろしい獣もいないっすもんねー」
「じゃ、これでいい?」
「うっす。お願いしますー」
こうして僕の新年初仕事が決まった。奥多摩に行くのは初めてのことだけど、まあなんとかなるだろ。薬草畑を荒らすようなショボい獣だし。
「中山くんはルーラの免許持ってるんだっけ?」
「あー、持ってないっすねー」
「じゃ、別の人に当たってみるわ」
「あざーす」
トメ子さんの声のトーンに『なんだこいつルーラも使えないのかよ……死ねよ……』という侮蔑的なものが込められていたのを、僕は確かに感じた。いつか必ずボコボコにしてやる。老人や女子供も躊躇わずにグーで殴る、それが俺のジャスティス。
・・・
仕事当日。僕は奥多摩の駅に到着すると、辺りを見回してパーティを探した。
「どうもー。自分、勇者っすけど。薬草畑の仕事の方……」
「ちーす。今日ご一緒する魔法使いLv.10っすー」
こいつ今、絶対勝ち誇った目つきしてやがったぞクソが……!はいはい、どうせ俺はレベル4レベル4。ルーラも使えてすごいですねー。だがお前の明日が必ずしも輝かしいとは思うなよ。腰パンなんかしやがって。
「あ、どうも。戦士です。奥多摩初めてなんでよろしくお願いします。一応今日はチーフってことで」
次いで、身長のやたら高いガリガリの男が話しかけてきた。デカい。しかもこいつのツラ、オダギリなんとかとなんとかジョーを足して2で割ったようなイケメンだ。絶対童貞じゃない。ムカつく。死ね。
「はじめましてぇ。きょおー、ごいっしょにー、お仕事にいくぅー、遊び人ちゃんでぇーす。よろチクビ☆」
トメ子さん何考えてんだよ……遊び人は王様の宴会の時にだけ派遣しろっていつも言ってんのにあの更年期が……!しかもこの口調、なんというビッチ。もういい、俺はこいつには何も期待しない。
「んじゃ、早速行きましょうか。魔法使い……ええっと、お名前は?」
「ジョンっすジョン。石山ジョン。ジョニーでいいっすよ」
ふうんジョニーね。死ね。1ヶ月間マックでスーパーサイズ食べ続けて脂肪肝で死ね。あと、人と話す時はIPOD止めろ。
「じゃあとりあえず目的地までルーラしてもらってもいいかな?」
「あれ?勇者サンはルーラ使えな……アッ!サーセンw」
絶対殺す。いつか肛門から直接メラゾーマ放って殺す。まだ今のところメラも使えない、とかそんなの一切関係なくブチ殺す。
「じゃ、いきますねー」
次の瞬間、僕らの体がフワリと浮いたかと思うと、一瞬で目的地にまで辿り着いていた。やるじゃんジョニー。通称、オレのタクシー。
「このルーラ代も交通費に含まれるんスかねー?あんま仕事でMP使いたくないんっスよね、自分」
「でも、君はそのために配置されたわけだから、それは必要経費になるっていうか。トメ子さんにいえば祈りの指輪くらい支給されるんじゃない?」
「うわっ、あの村人超カッケー。作業着のフォルムがやたらクールだわ」
聞けよ、話を。背後から切りつけて俺のEXPにするぞ石山ジョン。明らかに日本人の顔しくさってからに。
「あっ、ここですね」
「戦士さ……ええっと、お名前いいですかね?」
「御手洗です」
イケメンは名前までイケメンかよクソが……でもまあ、このメンツの中なら一番まともそうだし、ここは穏便にいかないとな。
「御手洗さんてぇー、戦士になられてからぁー、長いんですかぁー?」
「うーん、まだ3年くらいかな?まだまだこれからだよ」
「すごぉーい☆」
今の文脈でどこに『すごぉーい』などと嘆息できんだよこのブタアマ?!つーか御手洗のヤロウもデレデレしてんじゃねーよマジで。前言撤回、やっぱり迅速に死ね。一両日中に死ね。そこのビッチとセックスでもしてチンポのあたりが『状態:どく』になって苦しんで死ね。
「そういえばぁー、勇者さんはぁー、レベルおいくつなんですかぁー?」
「あっ、いや、事前に送られたメールに書いてあったと思うんだけれども……」
「みぃちゃん、うっかりして見てくるの忘れちゃった☆」
絶対ウソ。確実にウソ。俺の本能がこいつの言葉はウソだとシャウトしている。だってこいつの顔面、中学の時のいじめっ子のリーダー格だった旭さんにソックリだし。こいつらはいつもそう。いつでも同じ手口。あー、ヤダヤダ。パンダみたいなマスカラしやがって、何がみぃちゃんだ。お前ごときにはリンリンランランが関の山じゃボケが。
「4だよ」
「……へぇ」
出たよ。自分より相対的に下の者を見て己の心を安定させる、この日本人独特の精神性。つーか、遊び人よりレベルが下な俺も俺で確かに問題だ。でもビッチは死ね。豆腐の角に頭ぶつけながらコンジロームで死ね。もしくは二酸化炭素だけ吸い続けろ。
「ちゃーっす。勇者ご一行ですけどー」
「あっ、はいはい。どうも、今日はお世話になりますの」
家の中からは好々爺然としたご老体が出てきた。うるさそうな依頼主じゃなくてまずは一安心だ。さーて、並み居る獣どもをブチ殺しに参りますかな。
「あっ、そうだ。ところで戦士さん、今日の僕たちの装備品って何が支給されてるんですかね?」
「ちょっと待って下さいね……装備はこの袋の中に……あったあった。ハァ?!ひのきの棒が4本!?」
「またまたご冗談を」
「あと、ナベの蓋が4枚入ってるだけです」
「魔法の使用許可書は?」
「メラと……いや、メラだけですね……」
「あのババア!!ぶっ殺してやる!!」
「勇者さーん」
「なんだよ石山?!」
「自分、メラは使えますけど、火気取扱監督者の資格、まだゲットしてないんすけどー」
「あっ、僕もです」
「みぃちゃんもー」
「へえ、と思ったね」
状況が最悪すぎる。ひのきの棒が4本とか、イノシシだって倒せないだろ……。いや、ちょっと強めの犬ですら怪しい。土佐犬とか絶対負ける。
「まあでも、こんな場末の畑だし、大した敵はいないでしょ。ねえ、お客さん」
「いやー、それがどうも畑荒らしてるのって、さまようよろいみたいなんですよね。ハハ」
「ハハ、じゃねーよジジイ殺すぞ。なんでそんなのがここらにいんだよ?!」
「それがどうも、この土地の前の持ち主なんですけどね。死んでからも畑のことが忘れられなくて、それで執着心のあまり……ってことみたいです」
さまよいすぎだろマジで……大体が、農耕牧畜に勤しむべき人間が鎧なんざ着込んじゃってんじゃねーよ……もんぺでさまよえよ……さまようもんぺ……。
「どーすんスか?ちょっとこりゃ勝ち目ないっすよ。いくら僕がレベル10とはいえども」
「レベル12の僕でも辛い状況ですね」
「みぃちゃんもレベル6しかないしぃー」
レベルレベルうっせーよクズども。レベルが上だとそんなに偉いのか?!やめろよ、『せめて勇者のヤツがレベル10くらいあれば』みたいな、そういう考え方さぁー!!世の中なあ、配られたカードで勝負するしかねーんだよ!!スヌーピーくらい読め!!この情報弱者どもがっ!!
「ジョニー君、時に君の使える一番強い魔法って、なんだい?」
「ベギラマですかねー」
「ベギラマ?!レベル10なのになんで!?」
「若い頃は結構ムチャしてましたからねー。盗んだ魔法書使って、ギロッポンのあたりをブイブイ言わせてたんっスよ。サーセンw」
たまにはDQNも役に立つじゃないか。ベギラマが使えれば、もしかすると撃退くらいはできるかもしれない。僕は懐からFOMAを取り出すと、急いで会社に電話した。
「はい、デリバリーパーティです」
「あ、中山っす。今依頼主のとこに到着したっす」
「アラ、そう。頑張ってねー」
「いや、そうじゃなくて。トメ子さん、この案件どう考えてもムチャっすよ。畑荒らしてんの、さまようよろいだったんですよ」
「えっ、そうなの?うーん、でも引き受けた以上はやってもらうしか……」
「装備だってひのきの棒4本っすよ?こんなんじゃ戦時中の竹ヤリの方がまだマシですがな」
「会社もお金なくてさぁー。それで頑張ってくれない?」
「ムリです。死にます。せめてベギラマの使用許可下さい」
「ベギラマかぁー。あれ、近隣からの苦情がすごいんだよねー。CO2の排出量もすごいし。メラでなんとかなんないの?」
「なりません。死にます。ベギラマの使用許可下さい」
「うーん……ちょっと待ってね。本部長ー!本部長ー!…で……はい……ラマ……うです。そ……はい、分かりました。もしもし?とりあえず物品強奪許可は下りたから、村駆け回って適当に武器になるものでも探してくれない?それからまた連絡して下さい。それじゃ」
「もしもし更年期?!もしもーし!クソッ、切れやがった!!」
「どうでした?」
「とりあえず、トレジャーハンティングだな」
「っしゃ、自分あれ好きなんすよね!昔の血が騒ぐっつーか」
「余計な物は持ってくなよ!あとで監査が入るんだからさー」
「こればっかりは勇者さんがいないとできないもんねぇー。キャハハハ!!」
黙れよクソ女……お前の命から真っ先に強奪してやろうか?!しかし今は一人でも人手が欲しい。曖昧に笑ってグッと我慢する俺は今、めちゃくちゃ大人だ。
「すいませーん。勇者ですけどー」
「はいはい、どうしました?」
「良かったらお宅の壷とかタンスとか漁っていいですか?」
「帰れよ」
こうして僕らは方々回った結果、ナタ、斧、金属バットと、なぜかAK47(通称カラシニコフ)を手に入れた。雛見沢かよ。
「御手洗さんはナタと斧、どっちがいいですか?」
「やっぱり斧ですかね。戦士的に考えて」
「じゃあ僕がナタだとして……ジョニーはどうすんの?」
「あっ、僕LAで一度カラシニコフ乱射したことがあるんで、AK使います」
どんな経歴なんだよそれは。激しくディスるぞこの野郎。
「じゃあ遊び人……もとい、みぃちゃんは金属バットでいいかな?」
「えー、あたし箸より重いもの持ったことないし、よしんば持てたとしても持ちたくなぁーい」
ホントいい加減にしろよこのアマ。豆タンクみたいな顔しやがって。
こうして僕らは勇者(ナタ)、戦士(斧)、魔法使い(AK47)、遊び人(ガンジャ)という装備で再び畑に繰り出した。ナチュラルに大麻を所持しているあたり、遊び人は少々遊びすぎだと思う。後で警察に通報しておこう。
「でも、今日来ますかねー?」
「ま、来ないなら来ないでいいでしょ。規定の日当しか出ないけどさ」
「にしても寒いっすね。中山さんメラ出して下さいよ。アッ!」
「キャハハハ!!」
振るいてぇー。有無も言わさずこのナタ振るいてぇー。
「中山さん!もしかしてアレ……例の……」
「どこですか?!」
御手洗さんの指し示した方に視線をやる。するとそこには、薬草畑を元気に走り回るさまようよろいの姿が!
「めちゃくちゃ強そうじゃん」
「正直、ナメてましたわ。AK効くのかな」
「ていうか、あれは確実に鋼のつるぎですよ。斧なんかで勝てる気がしねえ」
「キャハハハ!ちょうちょ!ちょうちょ!キャハハハ!」
遊び人の嬌声が聞こえたのか、突然足を止めるさまようよろい(元農民)。全身を包むのは青白い光を放った屈強な鎧。右手には鈍く光る切れ味抜群の剣。さまようよろいさん、マジかっけー。
「く、来る?!」
「やばいって!絶対やばいって!殺る気マンマンじゃん!」
「撃て、カラシニコフ撃てって!!遊びやないねんぞ!!」
僕の声に、弾かれたようにトリガーを引くジョニー。マズルファイヤーが明滅した直後、激しい銃声が僕らの鼓膜をつんざく。さすがだぜジョニー!それでこそ『虎』と呼ばれた男!いや、知らんけど。僕は歓喜の表情でさまようよろい(元農夫。独身)の方を見る。銃弾を全く意に介さずに駆けてくる鎧の姿が、そこにはあった。さまようよろいさん、マジかっけー。
「全然効いてねーよ?!」
「やっぱ近代兵器じゃだめなんですよ!」
「ど、どうして?!」
「ここは剣と魔法の世界なんですから!」
「納得!!」
恐ろしい速度で走り込んでくる忌々しい鎧。気付いた時には僅か10mほどの地点にまで迫っていた。どうすんのよ、どうすんのよオレ?!
「勇者さん、出番っスよ!!『東洋一のナタ使い』と呼ばれたその腕前、今こそ!今こそ!!」
「いや、そんなの呼ばれた時ねーよ?!つーか先制攻撃は戦士からってのがセオリーでしょ!!御手洗さん、お先にどうぞ!!」
「自分左利きですから!自分左利きですから!」
「キャハハハ!ガンジャうっめー!!」
その時、はしゃぎ狂う遊び人の手から放たれた大麻。宙を舞い、空を飛び、軽やかにさまようよろいの内部へとダイブ・イン。その刹那、さまようよろいは動きを止めた。
「どうしたんだ?」
「分からん!」
「あっ、何か急に畑を耕し始めた!!」
「キャハハ!マヌーサ!マヌーサ!」
どうやら遊び人の吸っていた大麻がさまようよろいに作用し、結果として一時的にラリっているらしい。遊び人、あんだけバカにしてごめん。お前がナンバーワンだ。下から数えてな。
「ちょ、ちょっとこの隙に社に電話する!……あっ、トメ子さん!?俺です中山ですお疲れ様です!!で、ベギラマの使用許可出ましたか?!え……まだ検討中?!うっせーバカ殺すぞ!!ちょっと本部長に代われ!!」
「本部長だが、何かね」
「中山っすいつもお世話になってます!!ところで本部長、マジでピンチなんでベギラマ使わせて下さい!!このままだと僕ら、殺されない限り死にます!!」
「おお勇者よ!死んでしまうとは情けない」
「うっせーよ温水似窓際リーマン?!さっさと使用許可出せよ!!」
「僕ちゃん、若い女の子と遊びたいんだけどなー」
「分かった分かりました!大麻でラリったので良かったら一匹用意できるんで、ベギラマ頼みますマジで!!」
「可愛い?オッパイはどんな感じ?」
「(チラッ)バインバインです!!」
「焼き払えー!!!」
「っしゃーー!!!本部長マジかっけー!!!ジョニー、ベギラマ打て!!打ちまくれ!!あと御手洗さん、どっかからガソリンと空き瓶借りてきて!!」
「ガッテン承知の助!」
「ブツブツブツブツ……」
手を合わせて魔力を溜め込んでいると思しきジョニー。どうやら、ハッタリではなかったらしい。そのすぐそばではみぃちゃんが相変わらずラリっている。今夜、温水に弄ばれるとも知らずに……。
「中山さん、準備できました!どうするんですか?!」
「こうするんだよ!!」
僕は手馴れた手つきで火炎瓶を次々と作る。読んでてよかった腹腹時計。これでさまようよろいもオダブツだろう。
「ジョニー、準備はいいか?」
「いつでもオーケーっすよ!!」
「よし、なぎ払えー(^o^)ノ」
瞬間、ジョニーの手から禍々しいまでの閃光が放たれた。光の熱閃が一直線にさまようよろい(元農夫。童貞)に襲い掛かる。それとタイミングを合わせるように、僕と御手洗さんが火炎瓶を投げつけた。
「伏せろ!」
鼓膜に、ものすごい爆発音が鳴り響く。火炎瓶は見事に命中したらしい。焼けろ焼けろ、全てを燃やし尽くしてしまえ!!僕はその後もタイミングを見計らいながら火炎瓶を投げつけた。超気持ちよかった。
数分後。辺りを静寂が包み込む。さまようよろいの足跡は、もう聞こえてこなかった。
「……やったか?」
恐る恐る顔を上げて畑の方を見る。そこには最早あれほど元気だったさまようよろい姿は、影も形もなかった。さようなら、さまようよろい。ありがとう、さまようよろい。
「圧倒的に勝ったっスね」
「見てください、綺麗さっぱりいなくなってますよ」
「ああ、畑もな」
「キャハハハハ!!中山きもーい!!キャハハハハ!!」
その後僕らは、綺麗サッパリ消失した畑を見た依頼主からフルボッコにされかけたけれど『急に爆弾岩が来たので』という苦しい言い訳で何とかお叱りを回避、とりあえず社に始末書を提出するということで事なきを得た。僕は何も悪くないのに。
「あっ、中山さん。レベル上がったんじゃないスか?」
「お、そういえば……帰ってから測定してみないと」
「まー、今日は僕がいたから何とかなったようなもんですけど、次また同じようなことがあったら死にますよ?マジで。レベル上げした方がいいっス」
うるせーよカス。俺はセロリと正論が宇宙一嫌いなんだよ。レベル上げとかダルいことしてられるかよ。楽するためなら死ぬような努力だって厭わねーよ俺は。素人はすっこんでろ。
「ま、とにかく社に帰りますかー」
「ジョニー、ルーラ頼むよ」
「MP切れた」
「OH MY GOD」
僕の派遣勇者業は、まだまだ終わりそうにない。
(続く)(かも)(しれない)
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ドラクエ大好き☆
やっぱ肉欲さんはすごいwww
続きが読みてぇwwwww
これはネタが枯渇した時にまた続くな
ガチで続編待ちます><
どういうことだ…
畢竟つまらない。こころ動かされない。
ゆえにコメント数少ないのも必然と感じる。
あと、文字じゃなくて文章の中にだと。
じっくりゆっくり、好きなように作ってほしいです。続編を作ろうと考えてくださっただけでも嬉しくなって、自分も明日もまたがんばろうと思います。
やっぱ肉さん神だわwwwww
楽する為に努力できるなら
Lvアップして雑魚狩ったら楽できるんじゃ?
肉さん、まだイッちゃ駄目ー
アッ-!!