そんな下らない枕はどうでもいいんですが、まあ飽きもせず毎晩飲むもんだね僕も、と思いました。『酒と薔薇の日々』ではないけれど、このままいけば行く末はアル中かはたまた肝硬変だろうか……と考えるとちょっと怖い。もちろん僕は「薔薇」だなんて柄ではないので、「酒とドラの日々」がせいぜいでしょうな。僕は酒とドラえもんが、大好きだ!
かつてであれば、酒の味に関してあれこれうるさく述べていた時もありました。落ち着いたバーなんかに行って、各種ウィスキーなどを飲み比べ、
「ふーん、やっぱりアイラは旨いな」
なんてニヒルに呟いたり、あるいはイギリスのジンの歴史を学んだり、はたまた漫画「レモンハート」をせっせと集めたり。
つまり、あの頃。僕は酒に「理由」を求めてたのかもしれません。
「この酒にはこれこれこんな背景があって、飲み合わせ的に考えてツマミはこれかな!」
思い返してみて、本当に煩わしいガキだった。
確かに酒に関して言えば酒の数だけ味の違いがある。名酒と呼ばれる酒はやはり美味しい(ことが多い)し、全ての酒にはそれぞれ個性がある。無色透明で、無味とされているウォッカでさえ
「個性がないという個性」
なんていう説明が為される。
けれど僕は、数年前に中島らもの代表作『今夜、すべてのバーで』と出会う。この本、酒グルメぶっていた自分の価値観を粉々に打ち砕いてくれた。
「所詮、酒なんてただのドラッグなんだから」
麻薬も大麻も酒も、みんなドラッグだ!中島らもは言い切った。
重度のアルコール中毒で入院し、トリップ感を求めてありとあらゆる睡眠剤にトライし、大麻の不法所持での逮捕歴もある中島らもさんの言葉にはもの凄い説得力があった。確かに酒って嗜好品だけど、ぶっちゃけ『ただのドラッグじゃん!』という捉え方も余裕で成り立つ。それは酒に絡んだ犯罪件数の多さが雄弁に物語ってる。
自戒を込めて今思い返してるんですが、結局酒の美味しさってビールを四杯くらい飲んだ後だとあんまり分からなくなるもんです(この辺りは個々人の酒の強さが大きく左右しますが)。舌が麻痺しちゃってね、どうにも。酒の「濃い、薄い」は判別できますが、
「タリスカのスモーキーフレイバーがね・・・・・・」
なんて言われてもよく分からんよ、正直。
なので
「酒の味を嗜むには酔っ払ってはならない」
という大前提が存在するのではないかと睨んでるのですが、それなのに酒を飲んでいると必然的に酔っ払ってしまう、味が分からなくなってしまう!というこのジレンマ。
「だったら、酔うまで飲まなければいいじゃん!」
そう、これがまさに正論。
結論はここに行き着くのです。
本当にお酒が、いや「酒の味」が好きならば。
ウィスキーを2杯飲む程度の量に留め、それ以降はもう飲まないという態度、姿勢。本来的に酒を愛する人の姿だと思います。もちろんそんな人にも酒に酔いたい夜があっていい。とびきりドライなマティーニを10杯飲んでぶっ潰れたい夜だって、むしろあると思う!大事なのはバランスですな、要するに。
けれど、ある日気付いたことに僕の中にあったのは
「いつも何度でも、ベロベロになるまで酒を飲まなければならない」
という深く重過ぎるカルマ。そしてそれを例外なく実行してしまう恐るべき原罪。おそらく、宇宙レベルの罪業を己の内に抱えてしまっている僕は、酒と見ると全てを超えて酩酊しなければならない!という強い義務感に駆られてしまうのです。なぜか。
ま、おそらく精神が絶望的に弱いから酒に逃げているだけなんですけどね。でも、そういう自分ってやっぱり認め難いものですよ。誰だって自分が弱いとか信じたくないでしょ。
「酒を飲むとなると、脳の芯の部分が痺れるくらいまで飲まなきゃ気がすまない!」
それでも結局抱いてしまうこんなしみったれた思い。いろいろ鑑みてみると、こういうマインドっていうのは端的に言って
「自分の中にある満たされない寂しさ」
の裏返しのような気がする。ちょっと上手く言えない、けれどそんなには外れてないんじゃないでしょうか。
「味」だとか「麹」だとか「シングルモルト」だとか、そういう『知識の世界』は確かに存在するし、真剣に勉強すれば実に楽しい世界です。日本酒に強いこだわりを持って醸造する杜氏さんの職人的姿勢は、本当に尊敬に値します。
なんだけれど、酒を語った当時の僕。あの頃の自分は、単純に自分の弱さを隠すため、『知識』に飲酒の理由を求めていたんだと思う。酒の道、その求道者たる自分を作り上げることで、
「いやいや、僕は別段酒に酔いたくて飲んでるわけじゃないんですよ?」
という予防線を張っていたというか、エクスキューズを叫んでいたんでしょうね。今ならハッキリと分かります。
総じて言えることなんですが、享楽的な行為に対してくだくだしい理由を後付けするのってカッコ悪いもんですな。僕の場合だと、結局ただ単に酒に溺れたかっただけなのに
「いっやー、ちゃんと味の違いを楽しんで飲んでるから」
ってやかましいわ!誰も聞いてないよそんなこと。それはオナニーしてるのを見られて「ヨガの練習だよ!」と言い訳する姿にも似ている。だから、聞いてないんだってば!そんな理由付けは。
少し話変わって。
僕はギャンブルが苦手だから、パチンコやスロットの類はほとんどやらないのですが、もし常習的にやってたら同じような理由付けで言い訳するんだろうなあ、きっと……。
「確かに昨日は負けたけど、トータルで見たらトントンか、むしろ浮いてるくらいだし?」
そんな自分が思い浮かんでしまう!いや、絶対言うね。
「全体の収支は浮いてるから散財じゃないんだよねー」
やかましいわ!その前提が成り立つのは、勝った金を全部貯蓄している場合のみじゃないのか?!どうせアレなんだろ?勝ったっていう高揚感から、勝った分だけ分不相応な金の使い方してんだろ。欲しくもないDSを買ったり、いきなり叙々苑行ったりしてるに決まってるんだよ。何が「トータルでトントン」だ。そのトータルって、何よ?!
「一応、この一年ではプラスで30万円」
じゃあその30万円今すぐ見せてくれ。
「楽しいから、ギャンブルやっちゃいました!でも、アホだから負けました!借金してます!」
これを認められないから、ありもしない『トータル』とかいう概念を持ち出して己の正当性を築こうとしてるんじゃないかなー。まあ、酒に溺れたい気持ちを
「いや、ちゃーんと味を見てるから」
とか言って誤魔化そうとした僕のことだ。多分ギャンブルとかしてたら、そういう言い訳してたんじゃないかなー。そう思うとホント、ダメな男だ。俺ってやつは。
結局『リビドーに脊髄反射で従うのか、耐えて抑制するのか』、あらゆる行為の根源はこのラインで分けられるのではないでしょうか?例えば、ある人が浮気をしたとして。それは己のリビドーに素直に従ったからちょっとファックをしてしまった。それ以上でもそれ以下でもないんじゃないんですか?
「お前がそばにいなかったから、寂しかったんだよ」
まあーそう言いたくなる気持ちは分かるよ。けれどそれが百歩譲って浮気をした理由にはなっても、「浮気をしていい」理由にはならんよね。寂しいヤツはみんな浮気すんの?結局、自分が弱かったから浮気しただけじゃん。寂しさとか言って、責任の所在を他に求めたらいかんと思うよ。あと簡単に「愛ってね……」とか語るのも勘弁してくれ!抽象論は頭が痛くなるし、耳がもげる。浮気なんてとどのつまりはファックしたかどうかの話じゃないの?いや、それは極論だけどさあー、でも
「そもそも浮気って何?」
とか、俺はお前と哲学の話がしたいわけじゃないんだよ。
ざっくり言ってしまえば、酒に溺れる僕にしても、浮気をしちゃったことのある僕にしても、それをくだくだ考えること自体、リリーフランキー的に言えば
「眠たいことを言うな!」
ということになるんでしょう。弱い自分を隠すために、ひたすら眠いことを言い続けていた俺。まあ多分これからも言うんでしょうけどね。
でもそこはソクラテス先生の言葉を心の拠り所にしたい。
『無知の知』
世の中に知らないことは多いけれど、少なくとも『知らないということ』を『知っている』という姿勢。これこれ、これだよ【←(c)町田康】。この禅問答のような態度ね。これと類似して
『いまの僕は、自分の弱いことを知っている』
みたいなね……「弱の知」、ですか?フフ、格好いいじゃない。
と思って、前の段落を読み返してみると『哲学を語るな!抽象論は頭が痛くなる!』と怒っているのは、あれ、俺じゃん!舌の根も乾かぬうちにこの体たらく。まだまだ俺もチンカス野郎だぜ。ま、人間そんな簡単には変わらんっちゅー話ですな。
結論はありません。ありませんが、少し余談をさせていただくと、経験則上酒のうんちくをグダグダグダグダと語る男は8割以上の確率において、本当に飲みたいのは女性の愛液(=love juice)(和名:マン汁)だったりするのは確からしいと思うよ。ウンチクを語る人は、全体的に不潔です!本当に酒が好きな人は、お酒のウンチクなんて黙して語らないんじゃないのか?
「言葉にすれば、 嘘に染まる…」
ってもんた&ブラザーズも歌ってることですしね。
そんなくだらないことを思ってならない忘年会の季節です。飲みすぎにはくれぐれもご注意を!
ところでドラえもんなんですけどね、やはりあれは単純な子供向け漫画ではなくて、現代に向けた深い警告も孕んでいるんじゃないかと思うんですよ!だから未だに僕を惹き付けてやまないんだろうなー。いやホント、ドラえもんが好きだから僕が幼いとかそういう話じゃなくてですね、なんちゅーのかなー、もっと本質面でドラえもんを見てほしい?みたいな、そういうところはありますな!ぶっちゃけ!「大人なのにドラえもんなんか……」じゃなくて「大人だからこそのドラえもん」ってことなんですよ。そこんとこ、一応哲学あっから、よろしく頼みますよ。ダンナ。
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ご指摘どうもです( ^ω^)
( ^ω^)
つ大人のためのドラえもん特集
つhttp://doraemon.yahoo.co.jp/
酒は飲めりゃええじゃんって思うのですが。他人の考えを聞くと「そうかも」と流されるのはやっぱり弱いからなのかな。スペース申し訳ない。
だことあります。
まあ人間っていうのは快楽に乗っ取られているようなもんだから酒を飲んだりアッー!とか言ったり、そんな感じですかね。
自分も思います。
「酒は悪くない、酒を責めないでくれ」
ていうか、ドラえもん好きだったんですか…
酒、ですか。言いたいことはよくわかりますよ。てか、高校生の分際で酒飲みたいとか言ってくる奴ってなんなんでしょうね。やかましいわ!
↓
酔うほど飲むと次の日の仕事が・・・
↓
週末だけにしておくか。
って感じで週末だけ飲むようになりますよ、そのうち・・・多分・・・
弱い自分はわかってても止められないんすよ。
翌朝しにたくなるね(^ω^)
良酒一杯より悪酒二杯という意見なら同意だお(^ω^)
お酒は自己満で楽しめればイイかな思ったり.楽しい節度の範囲で.
でもこないだ10数万円返しましたw
余裕がある時は勝てるのに少しでも不安な時は負けます。大抵負けます。でもたま〜に大逆転を経験します。
こうしてクズは生まれていくのです('A`)
生きててすみません('A`)
みたいな感じで毎日飲んでますw
こんな未成年ですがなにか?w
コストパフォーマンスが素晴らしいから。
僕は「今夜、すべてのバーで」で酒は怖くなりませんでしたね。
チェックシートで何も問題なかったからってのがデカいかも。
僕は酒も博打も控えてます。
絶対破産する性格なんで。
でも、あまり飲み過ぎると自己嫌悪に陥り一人号泣したり…(--;
でも、酒は楽しい!と思う…
ちなみにタリスカーはスカイ島だお。