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<title>肉欲企画。</title>
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<description>公序良俗にはモリモリ違反しております。</description>
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<title>ラジオ（終了しました）</title>
<description>今夜ラジオします。時間 （終了しました）放送URL （終了しました）BBS http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/4064/1246539823/ラジオの聞き方については、windows media playerに放送用URLをぶっ込むか、あるいは放送用URLをクリックすれば勝手にプレイヤーが立ち上がるか、どちらかになると思います。どうしても聞けない……という場合は掲示板に書き込んでみて下さい。出来る限り対処…できたらいい……な...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-07-02T21:38:06+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
今夜ラジオします。<br /><br />時間 （終了しました）<br />放送URL （終了しました）<br />BBS <a href="http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/4064/1246539823/" target="_blank">http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/comic/4064/1246539823/</a><br /><br />ラジオの聞き方については、windows media playerに放送用URLをぶっ込むか、あるいは放送用URLをクリックすれば勝手にプレイヤーが立ち上がるか、どちらかになると思います。どうしても聞けない……という場合は掲示板に書き込んでみて下さい。出来る限り対処…できたらいい……なあ……！！<br /><br />【追記】<br /><br />聞いて下さった皆さんどうもありがとうございました。<br />相変わらず突発的で申し訳ない。<br />肝心の更新ですが、近日中に行いたいと思っております。<br />あやふやですみません、気長にお待ち頂ければ幸甚です。<br /><br />それでは！<a name="more"></a>

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<title>下着選びのススメ</title>
<description>僕たちメンズにとって、女性の着用する下着とどのような距離感を保つべきか――この辺りのことは実に複雑で繊細な問題を孕んでいる。『女性の下着はすっごく気になる！でも、それを大っぴらに言うと変な目で見られてしまう……』好きなんだけど好きだと言えない。そんなもどかしさ。時として我々は、気恥ずかしさのあまり「下着？別に興味ないし！」と、身勝手な無頼漢を気取ることもあるだろう。本当は好きなのに。下着のことを、心から愛でているのに。</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-06-25T03:15:13+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
僕たちメンズにとって、女性の着用する下着とどのような距離感を保つべきか――この辺りのことは実に複雑で繊細な問題を孕んでいる。<br /><br />『女性の下着はすっごく気になる！でも、それを大っぴらに言うと変な目で見られてしまう……』<br /><br />好きなんだけど好きだと言えない。そんなもどかしさ。<br />時として我々は、気恥ずかしさのあまり<br /><br />「下着？別に興味ないし！」<br /><br />と、身勝手な無頼漢を気取ることもあるだろう。<br /><br />本当は好きなのに。<br />下着のことを、心から愛でているのに。<br /><br /><a name="more"></a>　<br />このブログでも幾度となく触れたが、そんなメンズの心の機微は女性陣から理解を得られにくい。『ただの布じゃん、あんなの』――その冷たくて分厚い言葉の刃に、僕たちはいつでも心を抉られた。<br /><br />布、なのだろう。ブラジャー、ないしパンティは、ただの物質。その言葉、あるいは人生哲学自体は絶対的に正しく、そのあたりのことは僕も認めなくてはならない。ショーツやズロースというものは単なる無機物でしか在り得ない。<br /><br />だが。「パンツは布」 という言説の正しさを受け入れる代わりに、女性の方々におかれましては、僕たちの抱える 『パンツが好きだ、否！愛している』 という切ない恋慕。この部分も理解してはもらえないだろうか？<br /><br />いくら皆さんが言葉を尽くして 『パンツは布、それ以上でもそれ以下でもないんだよ？！』 と仰ったとしても、僕たちはパンツの背後に "<strong>美の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E8%AB%96" target="_blank">イデア</strong></a>" を見出してしまうのだ。要するに僕たちは、ショーツあるいはパンストを通して神との対話を行っているのである。どうか察して頂きたい。その意味からすれば、皆さんが振りかざす　パンツ＝布　型の論理は本当に無価値だといえる。<br /><br />枕はこの程度にして本論に入ろう。僕たちが女性の着用する下着を愛でているのは真実であるが、残念なことに愛情というものは無尽蔵では有り得ない。そこには自ずと限界が設定されているし、噛み砕いていえば 『どう頑張っても愛せない下着』 というものも、必然的に生まれてくる。<br /><br />なぜか。女性の下着というものは基本的に女性のためだけのものだからだ。その造形はどうしても "女性視点を重視したもの" にならざるを得ないし、そこら辺の部分を突き詰めていけば 『男の視点を排除した下着』 というものが爆誕する運びとなる。<br /><br />それはそれで仕方のないことだ。<br />抽象的な話になるが、もしも我々の身の回りの全てが 『自分の好きなもの、美しいもの』 だけで構成されていた場合、そんな世界は（いわゆる）楽園から程遠いものとなる。<br /><br />この世のコクというものは総じて好悪・美醜・明暗……等等のコントラストから生み出されるものであり、<br /><br />『対立軸が存在することにより初めて際立つ価値』<br /><br />というものは確かに存在する。ひたすら美しいものだけに囲まれた世界があったとしても、きっとそこでは本質的な意味での "美しさ" は永遠に失われたままだろう。<br /><br />故に、愛でられないパンツ。在って然るべきだ。それによって輝くパンツが生まれるのであれば、尚更に。<br /><br />だが建前がそうであっても、皆さん一人一人の抱く本音はどうだろうか？<br /><br />ここに一枚、『過度に機能性を重視したショーツ』 というものがあったとして。そのショーツの利便性たるや凄まじく、尿意を感知すれば自動的に尿道部分が開放され、便意の場合はアヌス部分がフルオープン、湿度が高まれば除湿機能がオンに……と、まさに "痒いところに手が届く" 逸品。<br /><br />ただ、社会の理として、ある物が機能的になればなるほどその物体は無味乾燥なデザインとなってしまう。尿意を感知するや否やマンコ部分が大開放されるショーツ――ステキ風味ではあるけれど、きっとそのフォルムは起動戦士ガンダムなものとなるであろう。宇宙世紀の始まりである。<br /><br />それが悪いとは言わないが、果たして皆さんは己が股間の起動戦士を大切なあの人に、彼に、旦那に！見られたいと、思うのであろうか。<br /><br />初めての夜。<br />最初のベッド。<br />脱がされる上着、漏れる吐息。<br />『愛してる……』 『僕もさ……』 二人のテンションは最高潮へと近づいていく。<br />そして彼の鋭いホーク・アイが遂にパンティをその視線に捉えた、その刹那――<br /><br />「こいつ、動くぞ」<br /><br />「ニトリで買ったの」（ｸﾊﾟｧ）<br /><br />南無三……僕は心で呟くだろう。その瞬間、百年の恋だって確実に冷める。据え膳だけはイートするやもしれないが、おかわりはない。ドライな見解ではあるものの、それが偽らざる男子の本音なのだ。<br /><br />上述した話はあくまで寓話であるが、それに近いストーリーがどこにもない！とは言い難い。安いから、履き心地がいいから、暖かいから……というポイントのみを重視してショーツをセレクトした結果、思わぬ事故に遭遇する可能性だってある。<br /><br />確かに、人はパンツのみに生きているわけではない。が、ここでの "生" はあくまでも "生存" レベルの話であって、"生活" という段階に立ち入って考えれば、やはりパンツは必要不可欠なマテリアル。<br /><br />故に、その "生活" を如何にして豊かなものにするか――そのあたりのことを考えたとき、僕たちは決してパンツに無頓着ではいられないのだ。ある人の人間性、価値観、人生に対する向き合い方。それは一枚のパンツにこそ顕現するのである。暑さのあまりパンツ一枚でこの日記を書いている僕が言うのだから、どうか信じて欲しい。 <br /><br />『異性に見られる』 ということを意識したとき、どのようなツンパをチョイスするのがベストアンサーなのか？これに対する答はひとつではない。<br /><br />あの日、僕は<a href="http://2949.seesaa.net/article/96805392.html">縞パンこそが法悦</a>と述べた。が、それだって確定的な真実ではない。状況は刻々と変化しているのであり、その中にあって 『まあ男はこういうのがいいんでしょ？』 という怠惰な態度、油断した心持ち。許されざる案件と言わなくてはならない。<br /><br />「じゃあどうしろっつーのよ！？答なんてないんだったら、やっぱり思い思い好きなパンツ履くしかないじゃん！！」<br /><br />待たれよ。この場合、議論を 『（抽象的なレベルで）男が好むベスト・パンツはなに？』 というところにまで広げてしまうと、論点がぼやけてしまう。そうではなく、もっとミクロに考えれば良いのであって、具体的には 『愛する彼にとってのベスト・パンツはどんなもの？』 ――ここを観念する方がモアベターだ。なぜなら、あなたが世に生きる全ての男から好かれる必要性なんて、どこにもないのだから。<br /><br />「それでも、彼がどんなツンパを好きかなんて分かんない、聞けないよぉ……」<br /><br />魚河岸に足を運んでみなさい。お嬢さん、荒ぶる海の男たちと肩を並べ、魚を競り落として御覧なさい。どうして？と思うことなかれ。市場に降り立ったあなたは、魚を見たり触ったりすることによってその状態、脂のノリ、身の締まり、鮮度……を察知しようとすることだろう。産地だって確認してしまうかもしれない。成功することもあれば、失敗することもあるだろう。ただ 『大将！今日もいい魚仕入れてるねぇ～』 、こう言われればしめたものである。<br /><br />同じことなのだ。魚も、男も。来て、見て、触って。出身地を尋ねて。その先にようやく 『もしかしたら、この人……』 という部分を察し得るのだ。食べてみないと味なんて分からないよ！そんな叫びは築地において決して許されないし、ヤッてみないと相手の好みなんて分からないよ！そんなシャウトも肉河岸の現場では断じて受け入れられない妄言なのである。だからこそ 『大将！今日もいいパンツ入ってるねぇ～』 そのセリフを頂けたなら。既にあなたは立派な職人だよね。<br /><br />『プロは目で捌く』<br /><br />僕がいま勝手にでっち上げた言葉だが、相手が何を考え何を求めているのか？の部分を想像すること、それはオパンツの場面のみならず、あらゆる状況において求められるイマジネーションと言えるだろう。甚だ抽象的な話になってしまったが、淑女の皆様にはひとつチャレンジしてみて欲しいところだ。さすが！と言われるプロになろう。<br /><br />ただ、実のところ。<br />僕たちのパンツに対する好みの傾向ついて、最大公約数的な観点から論じることは可能である。全員がそうとは言わないけど、多くの野郎は好きだよね！というパンツ、それは確実に世の中に存在しているのだ。<br /><br />白の木綿パンツ。僕たちはその背後に "忘れてはならない和の心" みたいなものを感じ取ることであろう。白、というカラー要素もさることながら、木綿、という素材レベルの話も捨て置けない。全体、年齢が上がるにつれて女性は綿素材から離れる傾向があるように思われるが、ちょっとマジで意味が分かりませんよそれは……なんていうのかなぁ！あの木綿の放つちょっとした田舎臭さっていうの？隠しても隠し切れないウブなテイストっつーのかな、ホラ分かるでしょ。なんつーか、ほれ<br /><br />「いやっ！私ってば今日に限って白！しかも木綿ときたもんだ！」（ﾋﾞｸﾋﾞｸ）<br /><br />このデュアルアクション。感じ取っちゃうじゃん男としては。たまらんばい！嗚呼たまらんですばい西郷どん！（ｺﾞﾜｽｯ　ｺﾞﾜｽｯ）まあ中には？真っ赤な顔して 『だって白だと汚れが目立つし……（///）』 とか何とか仰る方もいるかもしれないけれど、正直言って<strong>その汚れまでも愛おしいよね</strong>。いや、別に汚れた部分がメインっていうワケじゃねーよ？！たださぁ、別に皆さんにしてみても『アタイの汚れを見て欲しい！』みたいにポジティブなスタンスじゃないというのは当然のこと、っつーかどちらかといえば 『やだぁ！汚れなんて見ないで、見ちゃダメェ！らめー』 的な、的なね、そういう恥じらいみたいなもんが、あるわけじゃないの。そこなんですとも。要するに僕たちはその汚れを通して<strong>愛のイデア</strong>、恥のペルソナ、そういうものを感じ取ってるワケよ。汚れ自体に大した意味はないわけよ。分かるか！？俺の言ってること。分かって欲しい。だからこその白、敢えての白で敢えての木綿。よろしいか。<br /><br />黒のシルク。陰陽（インヤン）という考え方をパンツにまで敷衍させれば、やはり白の対となるブラックカラー、これは外せない。そして、黒という一種妖艶な色彩を更に際立たせる素材といえば、やはりシルク。ここはもう異論を差し挟む余地すらない。<br /><br />全てを包み込まんとする圧倒的な漆黒、だのにその肌触りは滑らかで、優しくて。闇に溶け込もうとする下着の様、それはこの世とあの世の彼我すらも曖昧にする面妖な魅力に満ち溢れている。触れてもいいのだろうか――懊悩を抱える僕たちを前に、パンツは何も答えようとしない。そんな男心を知ってか知らずか、彼女は薄っすらと目を細めて、呟く。<br /><br />「……喉が。乾いたわ」<br /><br />富士山麓で水を汲むことだろう。アルプスの雪解け水だって厭わない。それだけの訴求力が黒のパンツには潜んでいるのである。これがモスグリーンやドドメ色のパンツであったらば、僕はメロンパンを口に押し込むところである。黒だから、シルクだからこそ！辿り着ける境地が、そこにあるのだ。<br /><br />木綿（白）⇔シルク（黒）、この二大巨頭。もちろん異論はあるだろうが、全体的な理解は得やすいところだと考えている。その他、紐パンであるとかTバックであるとかは枝葉末節の話であり、それぞれにそれぞれの魅力があること自体は理解するが、おそらく大多数の賛同を獲得するまでには至っていない。それこそ 『好みの問題』 という玉虫色の答に帰着してしまうのだ。<br /><br />最後になったが、今回の日記のように 『どういう下着を選ぶべきか？』 という議論に及んだ場合、必然的に 『逆にノーガード戦法はどうだろうか？』 という意見が飛び出す。要するにノーパン・ノーブラの世界に住む人々の話であるが、確かにツボを抑えたノーブラ、これは効果的だ。水に濡れたTシャツ越しにうっすらと乳首が透けている――というスペクタクル、僕たちが地上に天使を見ることのできる数少ない瞬間である。<br /><br />だが、ノーパンティ・スタイル。もしも水に濡れたスカート越しに<strong>暗黒のamazon.co.jp</strong>が見えたとすれば――僕は確実に目を逸らすと思う。法が許せば殴り倒す可能性すら、ある。同じ下着であるはずのブラジャーとパンツ、だのにこのような差異が生じてしまうことについて論理的な説明を与えることは難しい。<br /><br />世の中には 「透けた陰毛がたまらない！」 というカルマを背負った男性もいるかもしれない（たぶんいると思う）。しかしそんな人にあっても、<strong>意中の人がマン毛を透かしていたとすれば</strong>……彼の胸中に渦巻くのは、高い確率で悲嘆か慟哭だと思う。<br /><br />好きな人であるからこそ、マン毛は透かして欲しくない！というこの想い。乳首はいいけどマン毛はダメよ！という理不尽なダブルスタンダード。女性の方からすれば 「ふざけるな！」 と憤りを覚えざるを得ない局面であろうが、頼むから分かって欲しい！<br /><br /><br />それが、男なのである。　- <em>fin</em> -<br /><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?183614">人気ブログランキング</a>

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<title>能弁・雄弁・僕たちの排便</title>
<description> </description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-06-18T02:11:24+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　<br /><a name="more"></a>　<br />先日某ショッピングモールの中で用を足すべくトイレ（和式）に駆け込むや否や、僕の膝先あたりから川のせせらぎライクなサウンドが流れ始めた。すわ、妖魔の仕業か、と思いつつ辺りを確認してみると、そこにはトイレ用擬音装置・商品名『音姫』が鎮座ましましていた。<br /><br />絶え間なく流れる川のせせらぎ音を鼓膜に受け止めつつ、僕の肛門が激しいビートを刻み続ける。いつしか穏やかなせせらぎ音は何の断りもなく鳴り止み、後に残ったのは、そう、マイアヌスから放たれる激しい自己主張の残滓ばかり。<br /><br />狂ってやがる。菊の辺りから青春の燃えカスを垂れ流しつつ、僕は確かにそんなことを思った。<br /><br />自分の放つ便の音を聞かれたい！そんな欲求を抱く方が絶対にいない、とは言わないが、おそらくそれは極めて限られたカーストに所属する人たちだけに顕著な心のシャウトであろう。<br /><br />通常の精神を有する方であればなるべく自分の便音を聞かれたくない……と願うのが当然だろうし、あるいは誰かから 「あなたの便音を聞かせて欲しいんだけど」 と水を向けられても、100％の確率で拒絶することと思う。<br /><br />ただ理性が、あるいは心が、どれだけ強く 『自分の便音を聞かれたくない！』 と祈ったとしても、我々が自分たちの便音を根こそぎ消失させること――それは不可能である。身体の構造がそれを許してくれないのだ。<br /><br />幼なかったあの日、皆さんも一度くらいは 『自分の体から痛覚がなくなってくれないかな』 的な想いを胸に抱いたことがあるのではないだろうか。痛みという感覚は、辛くて苦しい。痛みなんてこの世からなくなってしまえばいい！……僕自身、虫歯や切り傷に苦しめられる度にそんなことを思ったものだ。<br /><br />そんなある日。僕は『ドラえもん』のとあるエピソードの中で、印象的なメッセージと出会うことになる。<br /><br />「<em>『痛い』という感覚が消えることは、大変なことなんだよ……もし、人間がなんの痛みも感じないままだったら、怪我をしたときにも気づかない……病気だってことにも気づかない。そして、もっと恐ろしいことは『心の痛み』もわからなくなってしまうことなんだよ……</em>」<br /><br /><font size=2>（てんとう虫ｺﾐｯｸｽ25巻収録 『ヘソリンガスでしあわせに』 より引用）</font><br /><br />無知蒙昧だったあの頃、僕は目の前にある "痛み" という辛さ・苦しさを 『意味のないもの、無用なもの』 とし、その根絶を願った。しかしドラえもんは、あるいは藤子先生は、その考えに対してきっぱりとNOを唱えて下さった。もちろん当時、メッセージの真意を完全に理解したわけではなかったが、とにかくも 『あらゆる痛みには総じて意味があるんだ』 ということを、おぼろげながら理解することはできた。<br /><br />そしていま、僕は思う。<br />便音も同じことではないだろうか、と。<br />痛みにせよ便音にせよ、そこには必ず固有の意味が潜んでいるのではなかろうか、と。<br /><br />例えば世の中から全ての便音（ないしそれに付帯する放屁エフェクト）が霧散してしまえば、どうなるか。<br /><br />放屁、あるいは排便には常に緊張感が伴うものだ。授業中・就業中・通勤中における放屁など特に顕著であるが、あれらは人生における数少ないクライマックス・シーン、生きるか死ぬかの局面、まさしくデッド・オア・ダイのスペクタクルと言っていい。衆目を浴びる中、生半可な気持ちで放屁をカマしてしまった場合、社会的な意味での死を迎えてしまいかねないのである。<br /><br />なぜか。我々が屁をひる際、8割以上の確率でキャッチーなサウンドが漏れ出るからだ。そのポップでキュートなララバイは、瞬時にあなたの隣人の鼓膜をノックし、遅れて後、温泉街のスメルが場を支配するからだ。ごく簡単にいうと、音が出て臭いから、ということである。<br /><br />放屁、それは生理現象の話であり、本来であれば 『屁くらい仕方がないよね』 という形で優しくそして暖かく迎え入れられて然るべきシーンだ。しかし我々の取り巻く社会は、そのようには成らなかった。屁を、排斥した。<br /><br />そこには、しかしながら、明確な理由が眠っている。屁は、臭い。世の中には "ケミカルウェポン" の名に相応しいレヴェルにまで高められた屁も存在する。社会の中に生きる僕たちは、常に 『周囲に対する配慮』 を意識するよう強いられるているが、そうであればこそ、屁の来し方行く末には強い注意を向ける必要がある。屁が臭ければ、臭いほどに。<br /><br />かくして、我々の中に 『屁はタブー』 という鉄の掟が誕生した。<br />紀元前２世紀頃の話である。<br /><br />話を少し戻して。<br />そのような前提を踏まえつつ、では、仮に我々の放つ全ての屁がノー・サウンドであったらば。一体世の中はどうなっていたであろうか。<br /><br />その場合、確実な意味でテロ国家が産声を上げることになるだろう。<br /><br /><br />・・・<br /><br />音もなく忍び寄る刺客、誰もその存在に気が付かない！<br />そして気づけば鼻腔を貫く別府のスメル！<br />教室は、職場は、阿鼻叫喚の坩堝に陥った！<br />そして始まる魔女裁判、誰かが叫んだ――「犯人は、屁ロリストは誰だ？！」<br />罪なき弱い者は順番に裁かれ、真に断罪されるべき歪な強者は高らかに笑う、哂う、嗤う！<br /><br />いつしか皆は、悟った――<br />放屁、それは生存戦争なんだ、と――<br /><br /><br />制作費100億円！全米がこいた！ハリウッドの放つ超巨編歴史大河時空ラブロマンスパニックホラーノンフィクション 『屁怨 -the HEON-』 間もなく公開中止！<br /><br />・・・<br /><br /><br />一体僕は何を言いたかったのか？要するに 『屁音が存在することによって救われる人もいる』 という話である。<br /><br />全ての屁から音が奪われてしまえば、僕たちの周りでは濡れ衣のような放屁が横行してしまうだろう。『俺がこいてしまった屁、だけど誰にも聞こえてないのだから、アイツがこいたことにしてしまおう……ムカつくし……』型のイジメが全国で流行するであろうことは、想像に難くない。それはひどく切なく、恐ろしいまでに乾いた、世の中の実像。<br /><br />『痛みの存在意義、それを知らなければならない』<br /><br />あの日のF先生の言葉に倣わせてもらえるならば、僕はこう言いたい。<br /><br />『便音の理由、それを認識しなければいけない』<br /><br />便が出て、音が出る。それは皆さんからすれば、特に女性の方々からすれば、心苦しい現実なのかもしれない。できることなら便の音なんてなくなって欲しい！様々な経験の果てに、そんなことを思った淑女もおられることだろう。<br /><br />けれど、覚えておいて欲しい。<br />あなたの放つブボ音、そこには確実に "何か" の意味があるのだということを。その音によって守られている "大切なもの" が、確かにどこかに存在しているのだということを。<br /><br />恥ずかしがるなとは言わない。<br />だが、目を背けてもいけない。<br />僕たちはがヒトとして生きていく以上、絶対に便音から逃れることはできないのだから。<br />老若男女を問わず、それは等しく。<br /><br />ここでようやく冒頭部分に話を戻したい。<br />僕たちが便音・屁音から逃れることができないのは確かであり、だからこそ 『せめてその音を聞かれないようにしたい……』 という願望が生じるのも理解できるが、その結果至った境地というのが、何ですか。<br /><br />【川のせせらぎ音で便音を誤魔化しちゃえ★】<br /><br /><strong>川に謝れよ</strong>……ええ？！お前らなぁ、ホントここでハッキリ言っておくけれども、そうやって川のせせらぎで便音を消さんとしているアンタら、長良川ライクなサウンドで全てをない交ぜにしようと目論んでいるお前さんたち、おまはんらは木こりを何だと思っているのか。マタギに申し訳が立たない、とか一度だって思ったことはないのか。僕は声を大にしてふざけるな、と言いたい。<br /><br />まあよくよく考えてみれば木こりとかマタギとかは今回の日記に一切関係がないのだけれども、とにかく。僕が申し上げたいのはシンプルな話で、もちろん 『便音は恥ずかしいです♪』 というキュートな乙女心（時に男心）は理解するけれども、その心情、そもそも論で考えれば<br /><br />『ブボ音がする⇒ウンコをしているのがバレる⇒それは避けたい』<br /><br />という因果経路の末に生まれたのでは、ないのだろうか。であるならば、僕たち私たちが真に心に抱くべき事項は<br /><br />『ブボ音を消したい』<br /><br />という趣旨のことであるはずだ。<br />間違っても<br /><br />『川のせせらぎ音でブボ音を誤魔化したい』<br /><br />こうはならない。<br />いや、なってはいけないのだ。<br /><br />なぜかと言えば、現在の 『とりあえず川のサウントで便音を誤魔化しちゃえ！』 式の風潮を押し進めれば、あるいは、僕の考えによれば、このままいくと<br /><br />『トイレから川のせせらぎ音が聞こえます⇒<strong>私してます、ウンコを、全力で</strong>』<br /><br />こうなるからである。要するに意味がないのだ。ブボ音が消えた代わりに、川のせせらぎ音が新たなるウンコ・シグナル、大便の符丁へと転化してしまっているのだ。<br /><br />「それは暴論ですぅ！！確かにせせらぎ音が響くことで『あっ、ウンコしてるんだ……』ってことはバレるかもしれねーですけど、それでもブボ音がトイレ中に響き渡るよりはマシなんですぅ！！」<br /><br /><strong>黙れこのジャンクが！！</strong>いいかよく聞け、世間が言わないなら俺が言ってやるけどな、本当の意味で切羽詰った場合のコウン、二年に一度くらいは確実に訪れる魂のビッグウェーブ、正に "<span style="color:#983200;">地龍</span>" の名に相応しい境地の恐るべし大便、そういうスペクタクルにおいて、あんなチンケな川のせせらぎ音なんてものは児戯よ児戯。意味がないんですよ。川の流れる音でジェットエンジンの爆音を掻き消すことができるわけがねーんだ。<br /><br />そのレベルにまで至らずとも、往々にして我々の便音量なんてものは川サウンドのそれを凌駕している場合が多いものである。それは僕が男性であるからこその感想なのかもしれないが （現に先日、公衆便所において、僕のバック・イン・ザ・USSRから極めて激しい便音が木霊してきたものである。そう、人工的な川のせせらぎを突き破りながら――）、冷静に考えてみれば女性だって同様であろう。いや、ことによると女性の方が優秀な作曲家である可能性だって否定できない。そうである場合、あの川のせせらぎ音なんてものは、本当に無意味なのである。<br /><br />とはいえ、僕は何も企業バッシングをしたいわけではない。ただ、もしも真実の意味で便音を亡き者にしたい……と願うのであれば、もっと別なアプローチもあるのではないか？と、提言したいのだ。<br /><br /><br />・甲子園のファンファーレ<br /><br />いいじゃない。かっとばすぞ！という気持ちが心の底から湧いてきそうである。<br /><br />・ソーラン節<br /><br />いなせじゃないか。腰の重い便秘も思わず裸足で駆け出してしまうに相違ない。<br /><br />・<a href="http://slpy.blog65.fc2.com/blog-entry-1641.html" target="_blank">『もうダメッ！ウンチ出る』のコピペ</a><br /><br />若本規夫さんのシャウトを添えよう。自分は一人じゃないんだ……という暖かな想いが全身を包み込むだろうね。<br /><br /><br />他にも様々考えられるが、とにかく 『川のせせらぎが全てじゃないだろう』 ということだ。このままでは【川べり＝ウンコ】という誤った認識を全世界に向けて発信してしまいかねない……という点も看過できないところである。<br /><br />だが、僕の本音はもっとフランクだ。<br />思うのだが、そもそも我々がトイレに赴く状況にあっては、正味の話<br /><br />ウンコをするか／しないか<br /><br />この二択しか存在していない。換言すればトイレでウンコをしていない瞬間以外、誰もがトイレでウンコをしているのである。<br /><br />食卓でウンコをカマせば大問題であるが、トイレでウンコを産出する行為に、誰が疑義を差し挟むことがあろうか。だからそう、トイレでウンコをしても、あるいは音なんて消さなくても、大丈夫。僕は気にしないよ。なぜならそれは自然の摂理なのだから。僕たちは人として生きているんだ――という、確たる証なのだから。<br /><br />排便、それは我慢や諦念の中で行われるべき行為ではない。<br />漫画家・さいとうたかおは著作【サバイバル】の中で、次のようなことを言った。<br /><br />「<em>孤独な生活の中では排便も重要な娯楽である</em>」<br /><br />"許された" はずの空間の中で、どうして誰かに気兼ねをする必要があろうか。あるいは音を消すことで何がしかの体面が保てるのだとしても、その際に抱くであろう 『欲求のままに排便することができなかった……』 という精神的な損失は、一体どれほどのものになるのだろうか。<br /><br />ならばこそ、僕は。<br /><br />音を消さずに堂々と、凛として雷雨のように、思うままコウンを産み落としたい――<br /><br />そんなことをあの日、確かに博多のトイレの中で、思ったのである。僕は確かに、しみじみと腰を落としながら、独り個室の中で。<br />芯で拭うかチラシで拭うか、そのことだけを思い悩みながら、あるいは、そらに祈念しながら。（ソラリアプラザさん、紙だけは切らさないでおいて下さい、ホント、後生だから）<br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?183614">人気ブログランキング</a>

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<dc:date>2009-06-18T02:11:24+09:00</dc:date>
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<title>雑</title>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-06-09T23:01:22+09:00</dc:date>
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 <br /><a name="more"></a> <br />このブログの更新頻度がグッと下がってしまった理由は様々あるのですが、その最たるものとしてはひとつひとつの日記の更新に割と多くの時間がかかるようになってしまった……というものが挙げられるところ、正直に申し上げますればそんなしどけない側面なんてものは読まれていらっしゃる皆様 （そう、あなたのことです！） にとって何一つ関係のない事項、かつ、全く興味のないチンポのカスの如き事実、であることが容易に想像できます、が故に、これまで 「まあ更新できないのもしょうがあるまい。週に一度くらい更新できればグッドイナフだよね」 という、一種日和見主義的なスタンスでサラリと更新を放置しておりました、が、個人的にはもっともっとブログを更新したい、できることなら週に八回は更新したい！式のマインドも確かに存在いたしますがため、本日はガラリ趣向を変え、全く以て何も考えず、また、日記作成を一時間以内に強制終了する、という枠組みのもと、チャレンジングな日記を書いてみようと試みる次第。<br /><br />最近ではそこかしこで結婚のための活動、略して婚活、なるファック極まりない単語が蔓延っておりますが、聡明なる皆様ならお察しの通りこの言葉ほど意味が不明確な言葉もないもので、じゃあ一体婚活とは何ぞや？という部分に立ち入ってみたとき、果たしてどれだけの人間がその定義を明確に述べることが出来るというのか。<br /><br />それが難しいのは実に簡単な話で、はっきりと申し上げますれば新しくは草食系男子、古くは新人類、などの新興単語の類、これはもう明らかに一部の心の弱い人たちが<br /><br />「最近の自分たちの立場が何となく不安定だ。ただそれは自分が悪い、というより、専ら社会が悪い、もっといえば自分にすり寄ってくる気配のない周りの者どもが悪い」<br /><br />という極悪極まりない発想を抱き、その不安感・不定感を解消するべく、何だか聞こえの良い呼称を振りかざしているに過ぎないわけです。<br /><br />なぜそうなるかといえば、全体、僕たちは未知なる状況に対する免疫があまりなく、また、不知なることに対して過剰なまでに恐怖感を抱くからに他なりません。普段見知った道であっても、そこが暗闇になるや否や、たちまち不安に駆られるシチュエーションと同じようなものであり。<br /><br />故に、草食系男子については先般日記にて言及しましたが、もう一度申し上げるとすれば、<br /><br />何で最近、ワタシはモテないんだろう？<br />↓<br />それはきっと、周りの男の積極性が欠落しているからだ<br />↓<br />最近の男は草食系で困るよね（笑）<br /><br />式の三段論法が根底に潜んでいる、と推察されます。が、これは初手から誤っているわけで、というのも、経験則上やれ草食系だなんだ、最近の男は勢いが足りないだ、やたらと喧伝している女性の多くはとうの昔に旬が過ぎているというのが揺ぎ無い事実であり、つまりそういう女性のほとんどは既に屍肉と化しているわけであり、肉食獣でも避けて通る案件であり、シェフを呼べ！の一言でしかない、のですが、ええっと、ここまで書いても大丈夫なのかな。まあええわ。<br /><br />詰まるところやれ草食系だなんだ言うけれども、ハッキリ言って僕たちはメチャクチャ肉食べる。これはもう虚妄でもなんでもなく、目の前に美味しそうな肉があって 「ハイ、どうぞお食べなすって下さい」 と言われれば、一も二もなく貪りつく。それは真理だ。その辺りの事実を丸ごと無視して、ちょっと自分に対する需要がなくなったからといって、かつ、昔のことを思い出しつつ<br /><br />「えー、てか若い頃はモテたのに、最近全然じゃん。マジおかしい。男が草食系化しているに違いないわね」<br /><br />という結論、これはもう、通らない、通ってはいけない。あのなあ、マスコミやJPOPが言わないのなら僕が言うけどな、若い女がモテるのはある種当たり前ですよ！？これはもう万物の摂理であり、どれだけ時代が変わっても揺るぐことのない真実でもあります。だからこそ、『若い頃の自分』と『現在の自分』と、そのモテ具合を比して、今はまるでモテねぇ……どうなってんの……と嘆き悲しむこと、それは完全に道理を違えている。もっと真摯に 『変わってしまった自分』 というものに目を向けるべきだ。<br /><br />そこのところを無視したまま、自分だけはちっとも変わっていない！という迷妄にとり憑かれたまま、変わったのは周囲の方だ、昨今の世相はおかしい、などとシャウトするのであれば、その結末はとても悲しく、また、辛いものとなるのではありますまいか。何かそれは手の届かない位置にあるブドウを見て 「あのブドウは酸っぱい、だから食べなくてよかったんだ」 と無理くり自分を慰める行為に似ておりませんでしょうか。<br /><br />同じくして婚活なる言葉について、さすがにこのタームをリアルに吐き捨てる女性には未だ出会ったことはないものの、もしかすると広い世の中、割とマジなニュアンスで 『そろそろ婚活しなきゃね～』 的なサムシングを夜毎口にされている方もいないとも限らないので言いますが、結局そんな単語を口走ってしまうというのは、どこかその人の中で<br /><br />結婚＝簡単なもの<br /><br />という観念が根付いてしまっているからではなかろうか。結婚をするには主体的に活動をカマせば良い、様々な活動の結果に結婚が待っている、そのような仮定・想像の果てに 『婚活』 なる言葉が生まれたのではないか。あるいは <br /><br />「本質的に簡単であるはずの結婚、それが自分にだけできないのはおかしい、周りあるいは両親が結婚できたのは自分が知らないところで何がしかの活動をしていたからだ、自分だって然るべき活動をすれば結婚ができるはずだ」<br /><br />型の、切なる想いが胸に眠っているからではないだろうか。<br /><br />一面においてそれは正しいのだと思う。確かに世の中には結婚をしている方々が数多存在しており、一見すればその方々と自分たちと何が違っているのか、あるいは何が同じであるのか、その辺りのことは外面的には見えてこない。だからこそ 「あんな人が出来てどうして自分が……」 チックなシンキングが胸に立ち上がってくるのだし、もしかするとそこから先は上述したのと同じ理論で 「これはもう世間が悪い」 的な帰結に辿りつく瞬間もあろうかと思う。<br /><br />けれども、では一体 『婚活』 って何なのだろう。目標に向かって努力する姿それ自体は尊い。僕も甲子園に向かって汗水垂らしている球児の姿には心打たれるものがある。ただ球児たちとコンカツァー（婚活する人たち）が決定的に異なるのは、言うまでもなくその先に存する 『ゴールの性質』 それ自体ではないだろうか。<br /><br />言い方は悪いけれど、甲子園での優勝というものは瞬間であり点だ。そこで全てが達成され、また、あらゆる努力が昇華されるスペクタクルである。それはまるで花火のようでもあり、一瞬だけの煌きであるからこそ、儚くそして美しい。<br /><br />しかしながら結婚は違う。結婚という目標それ自体は（ある意味で）ゴールとなり得るが、これまで数万数億の仲人たちが語ったように結婚とは終わりではなく始まり、点は点でも起算点……そういう性質を持っている。一瞬だけ輝いて弾けて終わり、では済まされない。だからこそまるで結婚のその瞬間だけをゴールと据え、その刹那だけに全てを賭けんとするが如き 『婚活』 という言葉の響きは、寒くて悲しい。多くの男が「婚活（わらい）」と揶揄して憚らない所以でもある。<br /><br />唐突にチンポの話にスライドするが、大胆に言わせていただければちょっとこれまで僕たちはオチンチンそれ自体が内包する可愛さ・可憐さ・美しさ――というものをあまりに無視・スポイルし過ぎてきたのではないだろうか？<br /><br />思うのであるが、確かに一定のカーストに所属するオチンチンは汚く、そして醜い。それは確かだ。しかしながら、おそらくこれを読んでいる皆様はお察しの通り、ほとんど全てのオチンチンというものは柔らかく、そしてしなやかなのである。試しに近しい人のオチンチンを触ってみるとよく分かる、勃起していないオチンチンというのは（生来的に）ひどく自由だ。ふにふにしているその在り方は、触る者全てに心の平穏をもたらすことだろう。<br /><br />鋭い方はご理解の通り、この機能というのはオッパイ、即ち乳房、アレと非常に似ている。やわらかく、平和的で、しなやか。おっぱいとオチンチンに異なる点があるとすれば、おそらくそれは　乳首があるか/ないか　の一点でしかない。一定の状況に至れば先の方から白い液状のサムシングが出てくる――という点でも両者は一致している。<br /><br />で、あるにも関わらず。世の中で愛されているのは圧倒的にオッパイばかり。これはまさに片手落ちと糾弾されて然るべき事態であり、僕たちは、いや政府は、早急にオチンチンの社会的地位を向上させるべく尽力する責を負っている……と論ずるしかない。オチンチンはいいものだよ、と、レオ森本の優しい声で毎日毎日ＣＭを打つべきだ、と言っても過言ではない。<br /><br />そうなると、どうなるか。僕たちセンシティブな男子たちは<br /><br />「やだ……オチンチンってそんなに崇高なマテリアルだったんだ……」<br /><br />という意識が芽生え、また同時に、流行に流されやすい方々などは<br /><br />「やだ！オチンチンってそんなに崇高なマテリアルだったんだ！」<br /><br />ということになり、あれよというまにオチンチン群雄割拠時代、世の女性たちはハンターの目つきでオチンチンを追い求め、僕たちは急速に高まったオチンチン・ムーブメントに恐れおののき、逃げ惑い、頬を赤らめよう。しかしながらそのようなウヴな動作は逆説的に女性たちの狩猟精神を高め、オチンチンは更にその需要を増大させ、結句、未曾有のオチンチン・インフレーションになること請け合いである。<br /><br />古来から言われるように、追われるヤツより追うヤツの方が強い。オチンチン＝グッドイナフという図式さえ出来上がれば、たちまちにして世俗の人間はオチンチンを追うようになり、挙句僕たちは脱兎のごとく逃げ始めるようになるのだけれど、そうなると僕たちは必然的に社会的弱者層へと追いやられることとなる。街のそこかしこでは　「オラッ！オチンチン出せよ！！」　式のチンアゲ（オチンチンカツアゲ）が隆盛を極め、路地裏では好き勝手にオチンチンを弄ばれた僕たちが放心状態で空を見つめ始めることとなる。<br /><br />さて、何が言いたいのかというと、草食系男子だとか婚活だとか言う前に、もっとオチンチンに優しい社会を！ということを、僕は最初から言いたかったのですね。辛いけど、苦しいけれど、僕たち男の子は、街中で唐突に、何の脈絡もなく、かつ乱暴な所作で――オチンチンを触られても、いいんよ……？（上目遣いで）（鬱陶しい動作でズボンのチャックを上げ下げさせながら）<br /><br /><br />ジャスト一時間。僕くらいになると分かるのだけれども、たぶんこれはひどい日記だぜ。<br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?183614">人気ブログランキング</a>

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<title>過去ログ整理</title>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-06-05T14:21:33+09:00</dc:date>
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　<br /><a name="more"></a>　<br />【フィクション】<br /><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/15944715.html">四月一日</a>　<br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/21045075.html">小瓶</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/20026241.html">歳火</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/22266885.html">笑顔で逝きましょう</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/25279014.html">血人の愛</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/37181275.html">彦</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/34417445.html">出口のない部屋</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/40099035.html">回って、回って</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/100890262.html">ハロー、あなたに</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/47390877.html">逝きている人たち</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/62456854.html">祭囃子が今日も聞こえる</a>　<br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/75201365.html">花の上、芽吹いた緑</a>　<br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/109207017.html">たけよ　たけよ</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/120883893.html?1244176398">くもがながれる</a> 【紅白日記合戦】<br /><br />【ブックマーク数の多い日記】<br /><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/108376301.html">これってトリビアになりませんか？</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/47619042.html">『一人』で行動することについて考える</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/48521886.html">優しさは愛ではないのか</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/45052684.html">宮崎あおいクライシス</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/98484337.html">愛、あなたと二人</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/21770946.html">野比家・父の手記</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/115433630.html">僕たちの寸止め</a><br /><br />【二次創作関係】<br /><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/48268221.html">ヌレえもん</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/31559038.html">ドラえもん　のび太と傭兵</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/43159478.html">大きく振りかｱｯｰぶって</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/41878063.html">有名武闘家・孫悟空さん、性交渉の最中ついうっかり精液に『気』を込めてしまい妻を死亡させる。息子である悟飯氏は本誌の取材に対し『とんだ元気玉ですね』とコメント。</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/45471385.html">孫悟空さん公判記録（いわゆる元気玉裁判）</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/47830765.html">もしのび太とドラえもんが洒落にならないくらい仲が悪かったら</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/103657093.html">【ネタバレ】ポニョ総合</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/108191162.html">容赦ないえもん</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/110529598.html">容赦ないえもん　２</a><br /><br />【分類不能】<br /><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/24484912.html">神木ｷｭﾝとの生活</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/34576551.html">モンゴル物語</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/99554965.html">チンポ、いまどこに</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/102323653.html">貧 ～格差の社会に生まれて～</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/112201248.html">君がその手に掴んだ夢は</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/85530516.html">オレを取り戻せ</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/83050266.html">桃太郎 ～邪気に目覚めた男～</a><br />■ <a href="http://2949.seesaa.net/article/105971310.html">至高の手マン師と呼ばれた男</a><br /><br /><a href="http://2949.seesaa.net/article/33145455.html">メールフォーム</a>も。<br />

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<title>[PR]注目のキーワード「エコポイント」</title>
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<dc:date>2009-06-05T14:21:33+09:00</dc:date>
<dc:creator>ads by Seesaa</dc:creator>
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<title>煉獄の絆</title>
<description>＜この物語はフィクションです＞</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-06-04T02:38:04+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
＜この物語はフィクションです＞<br /><br /><a name="more"></a>　<br />物心が付いた頃、既に父の姿はなかった。<br />だから僕は、父の顔も素性も知らない。<br /><br />父のことについてまるで興味がない、といえば嘘になる。<br />だが、今更あれこれ知りたいとも思わない。<br /><br />いない人は、いない。<br />それ以上でもそれ以下でもない。<br /><br />「うわっ、アイツと目が合っちゃった……」<br /><br />「マジで？ホント、遠慮して生きろよなー」<br /><br />ただ、ひとつだけ。<br />生来醜悪極まりない容姿をしている僕の父は、一体どんな顔つきをしているのか。<br />そのことだけには並ならぬ興味があった。<br /><br />「あー超キモい。早く死んでくれねーかなー」<br /><br />もちろんそれを知ったところで、僕を取り巻く環境が劇的に変わる訳ではないのだけれど。<br /><br />僕の顔は、醜い。<br />醜いなりに生きていかなければならない。<br />それ以上でもそれ以下でもない。<br />これまでも、そしてこれからも、ずっと。<br /><br />そう思っていた。<br />あの日、二十数年ぶりに父親と再会するまでは、確かに――<br /><br />・・・<br /><br />「お前の顔を見てると、お前の父親のことを思い出すんだよ！全く、忌々しい子だね！」<br /><br />生まれてからこれまで、母親に手を上げられなかった日は数えるほどしかなかった。幼い頃から続く虐待は次第に日常生活の一部に組み込まれ、いつしか殴られることにさほどの疑問を覚えることもなくなった。傍から見れば異常な状態であっても、日々を重ねるうちにそれは 『日常』 へと転化する。少なくとも僕にとってはそうであったし、母から暴力を振るわれない日など、却って戸惑いを覚えたものだ。<br /><br />虐げられる環境は家庭内だけには止まらなかった。幼稚園、小学校、中学校……成長過程において然るべき段階を踏むにつれ、僕にとっての外敵は増え続けた。青アザを作らずに帰宅する日など一日としてなかった。<br /><br />「また服を汚して帰ってきやがって！このクソガキが！」<br /><br />客観的にみれば美しい顔立ちをしている母親が、ひどく汚い言葉を吐き捨てる。内でも外でも、常に罵詈の海の中で生きてきた。なぜ自分だけが、と思わないでもなかったが、それでもいつしか自分の中で 『それは考えても仕方のないことだ』 と思うようになっていた。おそらく、そうでもしないと自分を保つことができなかったのであろう。<br /><br />人の心は弱い。<br /><br />少なくとも、己の弱さを自覚したままでは到底生きていけない――という程度には、弱い。<br /><br />望むらくは、花に生まれたかった。<br />そこに植わっているだけで、見る人全てに笑顔を与えられるような、一輪の花に。<br /><br />「近づくんじゃねぇよ、汚ねえな」<br /><br />せめて存在することを許して欲しいと願うことは、それほど大仰なことなのだろうか。僕にはよく分からない。けれど、存在するだけで常に誹謗の対象と成り果てる自分にとって、その願望は 『空を飛びたい』 という虚妄とほとんど同じ意味だった。<br /><br />母はどうして僕を産んだのだろうか。<br />僕によく似ていたという父が、なぜ母と関係を持つことができたのだろうか。<br /><br />様々な疑問を持て余しつつ、鏡の中を覗き込む。<br />そこにも誰からも愛されたことのない、愛される資格すら持ち合わせない、醜悪な顔をした男が一人立ち尽くしていた。<br /><br />・・・<br /><br />ある日、蝋で丁寧に封をされた手紙が僕のもとに届いた。<br />消印が押されていないところを見ると、直接投函されたのであろう。言い知れぬ不安を感じたが、とにかくも封書の中身を確認してみることにした。<br /><br />手紙にはたった一行 『数日以内に某所に来るように』 との指定が記されているだけだった。タチの悪い悪戯だろう、と思わないでもなかったが、それにしてはやけに手が込んでいる。<br /><br />しばらく悩んでから、意を決して手紙を母に見せることにした。<br /><br />「母さん、これなんだけど」<br /><br />不機嫌そうな様子で煙草を吹かしていた母親は、僕の姿を認めると更に不機嫌な表情を浮かべた。それはいつものことであるし、だからこそ僕は、普段からなるたけ母に声を掛けないように努めている。やはりそれも、僕の中での日常であった。<br /><br />「何……」<br /><br />だが、僕の手の中にあった封書を見た途端。母はまるで真昼に幽霊を見たかのような表情を浮かべた。その奥にある感情は恐怖、あるいは怯懦の類であろうか。とにかくも、そのような様子の母を目の当たりにするのは生まれて初めてのことであった。<br /><br />「あの、母さん、これって一体――」<br /><br />「いやっ、いやぁ！！そんな、それはもう終わった筈でしょう？！関係ない、私はもう関係ないって、そう言ったじゃないのよおぉおおおぉぉ！！！」<br /><br />尋常ではない様子で髪を掻き毟り、母はその場に突っ伏した。母さん、母さんと声を掛けるも、その声は彼女の鼓膜に届かない。完全に冷静を失した母は、床に向かって祈るように唱えるように、ひたすら 『許して、許して』 と呟くばかりであった。<br /><br />一体、この手紙にどんな秘密が隠されているのか。<br /><br />結局、母が確定的な事実を明らかにすることはなかった。ただその反応から、手紙の主が僕に対して 『重大な何か』 を伝えようとしていることは確かだった。果たしてそれが何なのか、現状では想像することすら能わない。<br /><br />・・・<br /><br />数日後、僕は何度か電車を乗り継いで指定された場所に赴いた。そこは山間にある村で、ほとんど現代から取り残された風情でそこに在った。<br /><br />「お待ちしておりました」<br /><br />声をした方を振り返ると、そこには田舎町にはおよそ似つかわしくない格好をした男が立っていた。黒いスーツで長身痩躯を包み込み、髪の毛をポマードで塗り固め、おまけとばかりに真っ黒のサングラスを着用している、不気味な男。ここまであからさまな出で立ちだと、怪しさを通り越し逆に滑稽ですらある。<br /><br />「あの、あなたは」<br /><br />質問には答えようとせず、男は僕を乗り付けた車に案内する。せめて目的くらいははっきりとさせておきたかったが、男は後部座席を開けたまま乱暴にエンジンを吹かすばかりであった。<br /><br />満足な言葉を期待するのは諦めた方が良いらしい。僕は溜息をひとつつくと、黙って男の車に乗り込んだ。<br /><br />道路はお世辞にも綺麗に舗装されているとは言い難かったが、車は流れるように走っていく。窓の外に広がる見事な蒼天とは対照的に、車内には締め付けるような圧迫感が漂っていた。僕らを乗せた車は徐々に山奥へと分け入っていく。鬱蒼とした木々は、空も太陽もすっかり覆い隠していた。<br /><br />・・・<br /><br />「降りて下さい」<br /><br />乗り込んだときと同じく、抑揚のない声で男が指示をする。およそ一時間ぶりに接した外気はひどく冷たかった。<br /><br />「こちらです」<br /><br />言われるままに男の後に付いていくと、唐突に視界が開けた。眩い太陽に思わず目を細めたが、それも少しのことで、すぐに両眼は落ち着きを取り戻した。<br /><br />視線の先には一棟の建物があった。山奥にはまるで似つかわしくないその建物は、一見したところどこか病院のような雰囲気があった。<br /><br />謎の手紙、不気味な男、山奥の病院、そして僕。<br /><br />三流ホラー小説のような状況にいる自分の姿に、思わず苦笑が漏れ出す。<br /><br />男に続いて建物の中に入ると、エントランスの先には長い廊下が続いていた。受付と思しき窓口もあったが、どうやら誰も待機していないらしい。空間には男の生み出す無機質な足音と、僅かに聞こえる木々のざわめきとが響くばかりであった。<br /><br />「こちらにお入り下さい」<br /><br />数分ほど歩いた先、廊下の一番奥まった場所に、ひどく大きな扉が設えられていた。天井部分では監視カメラが作動しており、また扉は幾重もの電子ロックが掛けられているようだった。それはつまり、この先に只ならぬ人物がいる――ということを示しているのだろう。<br /><br />「失礼します」<br /><br />得体も知れぬ相手に向かって言葉を投げながら、扉の先に歩みを進める。同時に甲高い電子音が鳴り響き、ドアは再び施錠された。<br /><br />大きく息をついてから、見渡す。招き入れられた部屋はやけに明るく、静かで、何の変哲もなかった。<br /><br />「ど、どうも」<br /><br />遥か遠く、部屋の片隅に――老齢の男が座っている、という一点を除いては。<br /><br />「……」<br /><br />老人からは何の返答もない。彼はソファーに深く座り、目を瞑って、何事かを考えている様子だった。僕は何をして、何をすべきでないのか。考えるが、果たして何も分からない。途方に暮れてその場に立ち尽くした。<br /><br />「……来なさい」<br /><br />沈黙の刻が数分ほど続いてから、小さくしかし明瞭な声で、老人は僕を呼び寄せた。動悸の高まりを無理やり抑えつけつつ、静かに老人のもとへ近づいていく。<br /><br />老人はひどく醜い顔をしていた。だがその顔つきには、どこか懐かしいものを感じさせられた。<br /><br />いや、その言い方はあまり適切ではない。老人の顔は、そう、とても似ているのだ、目の前にある顔は、あまりにも――<br /><br />「はじめまして、息子よ」<br /><br />僕に、そっくりだったのだ。<br /><br />「父さん……なのか……」<br /><br />「ああ。長い間、本当にすまなかった」<br /><br />父であると名乗った老人は、目を瞑ったまま深く頭を垂れた。それは一体、何に対する謝罪なのだろうか。様々なことを想像するも、物言わぬ父の姿からその内心を推察することは難しかった。<br /><br />「突然呼び出して、一体何なのか……と思っているのだろう。それについては今から説明する」<br /><br />自分とよく似た容姿をしている父であったが、僕と父には看過できない相違が存在した。父に在って僕に無いもの――それは瞳に浮かぶ決意の力、あるいは、名状し難い意思の光であった。<br /><br />「時間がないので簡単に話そう。息子よ、私の身体にはある特殊な血が流れている。そして息子であるお前の身体にも、同じ血が流れている」<br /><br />「特殊な、血？」<br /><br />「そうだ。私たちの家は、先祖代々その血を守ってきた。この血なくして我が国が存続することは不可能だった、と言っても過言ではない。我々は常にこの国と共にあったし、またこの国には、我々の存在が不可欠だった。そして、我が家の次期当主……それがお前なのだ」<br /><br />朗々と言葉を紡ぐ父であったが、その意味するところは全く理解できない。一体彼は何を言いたいのだろうか。<br /><br />ただ――父の口から放たれる 『家系』 や 『当主』 という言葉を耳にするにつれ、漠然とした期待感が胸に湧き始めたことも確かであった。<br /><br />疎まれ、虐げられ続けた人生だった。<br />そして、それが永続するものだと信じて疑わなかった。<br /><br />だが、もしかすると。<br />その考えは虚妄に過ぎたのかもしれない。<br /><br />家系と、当主と、国と僕と。<br />断片的に語られる事実の数々が、薄暗かった自分の未来を明るく照らし出していく。<br /><br />もしかすると、こんな僕でも<br />幸せになれるのかもしれない<br />豊かな人生を送ることが、できるのかもしれない――<br /><br />夢を見てしまった。<br />あの時の僕は、確かにそんなことを。<br /><br />しかし、皮肉なことに。<br />続けざまに発せられた父の言葉は、僕の想像を遥かに超えるものであった。<br /><br />「息子よ。結論から告げよう」<br /><br />「はい」<br /><br />「この国に生まれた全ての成人女性は、我が家系の男……つまり、現段階では私かお前、そのどちらかに対して口淫、外来語で呼ばれるところのフェラチオ、それを行わねば即座に死亡してしまうのだ」<br /><br />「はい。えっ？」<br /><br />「フェラチオ、フェラ、尺八。分からないか？詳しく説明するとそれは、第三者に己の陰茎を口と舌で以てねぶりあげて頂く行為の総称であり、歴史を紐解けば」<br /><br />「ちょっと、ちょっと待ってくれ、待ってくれよ父さん！」<br /><br />いきなり語気を荒げた僕のことを父が不思議そうな目で見つめる。それでも僕の内に生じた混乱は収まる兆しを示そうとしない。<br /><br />フェラチオ？<br />死亡？<br /><br />一体父は、何を言っているのだろうか。<br /><br />「……突飛に過ぎたか。しかし私が口にしたことは、れっきとした事実だ。因果関係は明らかにされていないが、いずれにせよ我が国の女性は我々の陰茎と無関係ではいられない。全ての女性は我らが肉槍によって生を得ている。この件に関して善悪は関係してこない。目の前にある事実、それが全てなのだ。分かるか？息子よ」<br /><br />信じろ、という方が無理な話だった。<br />世の中の女性が僕たち一族のイチモツによって生かされている、と父は言う。<br /><br />有り得ない……それが率直な気持ちだった。<br />いやむしろ、有り得てはならない。<br />幼稚園児だってエイプリルフールにはもっとマシな嘘を吐くだろう。<br /><br />しかし、父の話が真っ赤な嘘だとすれば、この建物は一体何なのだろうか。あるいは父が二十数年間にも亘って姿をくらませていた、その理由は何なのか。<br /><br />そして何より――<br /><br />「まさか、母さんと父さんは……」<br /><br />そう、父の話が本当だとすれば、僕の中で長年不可解だった “あること” に、綺麗に説明がつくのである。並ならぬ美貌を誇る母が　"どうして忌み嫌っている僕と瓜二つであるはずの父と肉体関係を持ったのか" ――そのことに対して、筋の通った答が導かれてしまうのだ。<br /><br />「察しがいいな。そう、真実はおそらく、お前が想像している通りだよ」<br /><br />父は醜い顔をさらに醜く歪ませながら、笑った。<br />その笑顔は、ほとんど人外の領域に属していた。<br />これがありのままの実父の姿なのかと思うと、心底寒気を覚えた。<br /><br />「そんな……そんなの！おかしいよ、間違っているよ、父さん……」<br /><br />「目的のために少しばかり手段を逸しただけだ、と私は主張したい。まあ、そのことを指して間違っている、と断言するのなら、それはそれで構わん。あくまでそれは見解の相違に過ぎないからだ。ただし――」<br /><br />それでもお前は選ばなければならないのだ、息子よ。<br /><br />悪鬼羅刹の道を歩むのか。<br />汚泥の中に沈むのか。<br /><br />そのいずれかを、いま、この瞬間に。<br /><br />「え……」<br /><br />「言った通りだ。私の身体はもう長くは持たない。<br /><br />無理もないことだ。<br />考えてもみて欲しい。<br /><br />1年365日、その全てに亘ってフェラチオされ続けた男が、その肉体が、一体どのようなものになるのかを」<br /><br />自嘲気味に笑いながら、父は言った。<br /><br />永続的に続けられる尺八<br />皺だらけになる陰茎<br />相手すら選べない痛苦<br />閉鎖された空間<br />終わらない悪夢<br /><br />僅かでも想像力のある者であれば、それらが正しく生き地獄であると簡単に理解できるだろう。快楽が無限に続くことはない。もしも続くのだとすれば、それはむしろ辛苦と呼ばれるべきである。一体誰が、好き好んでそんな冥府魔道を歩むのか。<br /><br />「お前の考えていることはよく分かる。だが、いずれにしても……お前を待ち受けているのは、確実な意味での地獄なんじゃあないのか？」<br /><br />父の言葉は正鵠を射ていた。<br />どの道、このまま生きていても碌な人生なんて望むべくもない。<br /><br />矢のように降り注ぐ悪罵の数々。<br />憎悪の視線。<br />無遠慮なる暴力。<br />愛の欠落した世界。<br /><br />僕にとって人権などという言葉は、紙きれよりも薄いものだった。きっと、かつての父も同じような境遇にいたのだろう。だからこそ、僕は父の掌の上から逃げ出すことができない。思考の帰着点に先回りされてしまう。<br /><br />「生き方を強要するつもりはない。私は私、お前はお前。怨嗟を撒き散らしながらこの国を滅したい、と願うこともお前の自由だ。あるいは、命を盾にして憎き誰かに復讐を果たしてもいい」<br /><br />私がお前の母さんにしたように。<br />我々の先祖が、代々そうしてきたように。<br /><br />押し殺したような声でそれだけ言うと、再び静寂が室内を支配した。<br /><br />「僕は……」<br /><br />僕は、どうするべきなのだろうか。<br /><br />束の間に見えた未来の光。<br />それは結局のところ、いずれも鈍色に塗りつぶされていた。フェラチオに興味がない、と言えばそれは嘘になるが、それでもフェラチオだけに支配される人生など、あまりにも酷である。<br /><br />「父さん、ものは相談なんだけど。その、適度にフェラされながら生きていく……という選択肢は」<br /><br />「論外だ。何かを得るためには、必ず何かを捨てなければならない。俺もそうしてきたし、先達たちもそうしてきた。例外は存在しない」<br /><br />甘い道なんてどこにもない――そんなことは初めから分かっていたつもりだった。しかし、僕は夢を見てしまったのである。好きな相手にだけフェラをしてもらいたいという、甘くて甘い夢を、いつまでも醒めない、夢を。<br /><br />「どうして……どうして！何で僕ばっかりこんな目に遭わなきゃならないんだ！！別にフェラチオなんてして欲しくはなかった、人と同じくらいに幸せになれたらそれでよかった、それなのに！どうしてこんな……そんなのって、あんまりじゃないか……」<br /><br />瞬間、涙が溢れた。<br />止まらなかった。<br />止めようとも思わなかった。<br /><br />これまで、どれだけ辛い虐めを受けようとも決して泣くことはなかった。それはきっと現在に、そして未来に対して、何の期待も抱いていなかったからだ。<br /><br />でも、今は違う。<br />幸せに生きたいと願ってしまった。<br />未来に対する期待を、希望を、束の間にでも――抱いてしまったのである。<br /><br />それが故に二十数年分の涙が、零れ落ちた。<br /><br />「息子よ、お前の気持ちは私にもよく分かる。<br />かつての私もそうだった。<br /><br />だが……もう諦めろ。<br />お前が元の人生に戻ったとしても、そこにあるのはやはり地獄だ。けれど、同じ地獄でも、ここにはフェラチオがある。そう、息子の息子は、ただの排泄器官ではなくなるのだ。この国の救世主となれるのだ」<br /><br />「父さん……」<br /><br />慈愛に満ちた眼差しを僕に与えてから、父がゆっくりとソファーから立ち上がる。流れるような動きでズボンのチャックを下ろすと、長年辛酸を舐めてきた、否、舐めさせてきたであろう父のご本尊を、僕の眼前で露にした。<br /><br />「自慢の息子だ。お前にとっては兄と言うべきだろうか」<br /><br />「これが……僕の兄さん……」<br /><br />「そうだ。<br /><br />高度経済成長期<br />バブル経済の興りと崩落<br />失われた十年<br />ミレニアム<br />そして、リーマンショック。<br /><br />その全ては、お前の兄さんと共にあった。<br />それは同時に、私の矜持でもある。<br /><br />――生涯のほとんどをフェラチオに捧げたのは確かだ。でも私は、そのことについて1ミリだって後悔してはいないんだ」<br /><br />「父さん……！兄さん……！」<br /><br />数々の思いが胸に生じてくるものの、全ては言葉にならない。止まったはずの涙が再び流れ始めて、それを隠さんとばかりに父の、兄の身体を抱きしめた。刹那、漁港の匂いが鼻腔を撫でた。<br /><br />「私の命もあと僅かだ。父として何もしてやれなかったが、一つだけ我が侭を言わせてもらえるならば……一目だけでも孫の姿を見せてくれないだろうか」<br /><br />気づけば父は泣いており、兄は兄でエレクチ・オンしていた。僕は無言で立ち上がると、父の目を見据えたままズボンのベルトを緩めていく。<br /><br />きっとこれが最初の、そして最後の親孝行になるのだろう――そんなことを考えながら。<br /><br />「これが父さんの、初孫だよ」<br /><br />「うん、うん」<br /><br />父は顔をくしゃくしゃにしながら僕のスレイプニルを胸に抱く。<br /><br />父と、兄と、僕と、そして息子と。<br />幾年もの時を経て、ようやく僕らは顔を合わせた。<br /><br />幸せだった。<br /><br />「有難う。これで私も心置きなく逝くことができそうだ。本当に有難う、そして……」<br /><br /><br />――さようなら。<br /><br />――どうか幸せに、おなり。<br /><br /><br />歌うようにして、眠るようにして。<br /><br />父は兄と共に、この世に永い暇を告げた。<br /><br /><br />「父さん……！父さぁぁぁぁん！！」<br /><br /><br />胸の中に横たわる父から、未だ伝わる確かな温もり。<br />物言わぬ父が伝える、確かな教え。<br /><br />先ほどまで抱いていた迷いは、とうに消え去った。<br /><br />ひとり虚空に向かって頷いてから、口を開く。<br /><br /><br />父さん、決めました<br /><br />たとえ世に生きる全ての女性から疎まれて、罵られて、憎悪を向けられても、僕は生涯を――<br /><br />フェラチオと共に、します<br /><br /><br />父の亡骸に、誓った。<br />そしてこの瞬間にこそ、僕の人生は本当の意味で始まりを迎えたのであった。<br /><br />・・・<br /><br />「――というバックグラウンドがあれば、多少暴力的な描写があったとしても主人公の内心的状況から鑑みれば致し方のないことかもしれない……という結論に至るのが通常のことであり、よしんばそうならなかったとしても、ハッキリ申し上げますれば現代において 『フェラチオをしないと、死ぬ』 などという事態は到底有り得ないわけで、そうであるにも関わらず 『こんな描写は許せない！おかしい！』 などとシャウトするが如き真似は、まるっきり現実と虚構とを取り違える行為に相違なく、その場合むしろ問題なのは作品それ自体では到底あり得ず、率直に言えば声高にノーを叫んでおられるその人自身が真摯に自分と、そして人生とに向き合うべきなのではないかと、小生愚考する次第なのですが、如何でしょうか」<br /><br />世論「帰れよ」<br /><br /><br /><font size=2>■ 関連<br /><a href="http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51473591.html" target="_blank">大方の予想通り、陵辱系ゲームソフトの製造・販売が禁止になったわけだが</a></font><br /><br /><a 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<title>「オレ、変態だからさ～^^」 ←表出ろ</title>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-05-27T23:27:20+09:00</dc:date>
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　<br /><a name="more"></a>　<br />真実の意味での変態は "自分が変態である" ということに無自覚だ。<br />故に、変態と呼ばれるのである。<br /><br />彼らはあくまでも <br /><br />『自分は "普通" の上に生きている』<br /><br />と確信している。　<br /><br />当然の如く彼らの認識する "普通" は "世間並みの普通" とは大きくかけ離れている。しかしながら、非常に観念的な話になって恐縮であるが、彼らのうちの多くは<br /><br />（それぞれの主観において）「自分は普通の人間だ」<br /><br />と信じているため、己が抱える "普通性" に関してなんらの疑問も抱かないし、だからこそ彼らは <br /><br />『僕が変態だなんて、とんでもない』<br /><br />という結論に至る。<br />それが、数多の変態たちが己の変態性について無自覚である所以だ。<br /><br />"変態" という呼称は、栄誉や賛美でもなければ、誹謗や中傷でもない。変態という言葉、それはあくまでも 『人とは違っている』 と指摘しているに過ぎない。辞書的な意味とは異なっているかもしれないが、少なくとも僕はそのように解釈している。<br /><br />『人とは違う』 という事実は、人によってポジティブにもネガティブにも捉えられる。とはいえ、『個性』 というものを過度に重視する昨今においては、割と肯定的な受け取られ方をされているらしく<br /><br />【人とは違う＝アイデンティティ】<br /><br />と、このように脳内変換される傾向が強い。<br /><br />その一事を以て、直ちに 「浅はかだな」 とは思わない。過度に没個性的になってしまった社会において "他人とは異なる" という事実はある種の強みとなり得るし、それを戦略的カードとして用いて社会的成功を目論む、というやり方も十全に理解できる。<br /><br />ただ、再三になるが、"人とは違う" ということは単なる事実でしかなく、そのことに対する評価は必然的に相対的なものとなる。『寡黙である』 という現実は、図書館司書としてはメリットになるかもしれないが、営業職に従事する場合には致命傷になりかねない。実例は枚挙に暇がないものの、『社会的マイノリティに属している』 という事実が何を意味するのか、それは具体的状況に立ち入ってみないと判断し難い。<br /><br />しかし、我々の多くが 『自分はマイノリティだよ』 と表明している瞬間、ある種の優越感に浸っているであろうことは、ほぼ間違いない。それは<a href="http://2949.seesaa.net/article/81362796.html" target="_blank">自虐風自慢</a>という形で顕現することもあるが、専ら 『自身の性癖の特異性』 を表明する場面において発露するケースが多い。注釈を付せば、この文脈での 『性癖』 とは性的趣味嗜好のことではなく、本来の意味である "<strong>人間の心理・行動上に現出する癖や偏り、嗜好、傾向、性格</strong>" のことである。<br /><br />「アタシ、スゲー口が悪いみたいでさぁ。結構とっつきにくいみたいなんだよねぇ～。直したいわー」<br /><br />一見すると自省しているようにも思われる発言であるが、この言葉の裏側にあるのは確実に 『毒舌なアチシ、マジかっこいい』 というしどけない自負である。<br /><br />本当の意味で反省している人間は、誰よりも沈黙することの価値を知っている。また、これらの表明はある意味で<br /><br />「明日から禁煙する」<br /><br /> 宣言に近い部分がある。発言した時点で全てが完結してしまっているのだ。よって、発言の後に残るのは<br /><br />『そういう風に自覚している自分、改善しようとしている自分を評価して！／フォローして！』<br /><br />型のしょっぱい想いだけとなる。昨日は三時間睡眠でさぁ～、ということを喧伝する人間は多くとも、昨日は八時間睡眠でさぁ～、という宣言をカマす人間が少ないのは、そういうことなのである。<br /><br />自身の変態性 （と思しきもの） をしきりと口にする人間の心理にも、同様の狙いが潜んでいる。自分はこんなに変態で……参っちゃうよなぁ～、と困り顔を浮かべはするものの、その背後には<br /><br />「こんなオレ、変態なオレって、周りと違ってなんかイケてね？」<br /><br />というしみったれた本音が眠っている。変態を自称する全ての人間が 『高評価されたい！』 と願っているとはさすがに言わないが、いずれにせよ 『ねえ、注目してよ！こっち見て！』 と思っているであろうことは、ほぼ間違いない。<br /><br />それはそれでいい。人の生き方は様々だ。自身の変態性（らしきもの）をシャウトすることで周囲の注目を浴びることが最善だ、と考えるのであれば、あなたはその道を行けば良い。<br /><br />けれど、僕は思うのであるが、世に蔓延る 『自称・変態』 たちについて、一体そのどれほどが "真実の変態" であるというのだろうか。ファッション感覚で 『変態』 を自称する人間が、あまりにも増えすぎてはいまいか。<br /><br />変態という言葉は単なる事実である、と先に述べたが、一言だけ付け加えさせてもらえるならば、変態とは "その人の生き方" でもある。それは宗教観、人生観などに並び立つレベルの価値基準なのだ。ある人が変態を自称するならば、その人は 『これからは周りと違って生きる』 と表明しているに等しいのである。<br /><br />その見地に立ちながら、世に溢れる 『オレ、変態でさぁ～』 式の発言に耳を向けて見れば、どうなるか。<br /><br />「オレ、変態でさぁ～」<br /><br />「具体的には、どういう？」<br /><br />「この前彼女と目隠しプレイしてさぁ～＾＾」<br /><br />表に出ろ、の世界である。目隠しプレイの存在を否定したわけじゃない。けれども、その程度の着想・行為を以て直ちに 『自分、変態っスから』 と結論付けるその精神性が気に食わない。<br /><br />「昨日の夜中に両親が目隠しプレイしてて、それを見ていたらマジ興奮した」<br /><br />このレベルにまで至れば、文句なく変態の高みに達しているといえる。だが、己の征服欲を満たすがためだけに彼女に目隠しを、それを指して 『オレ、変態だから』 と述べること……甚だ噴飯ものである。結局のところそれは "いつか、どこかで見たAVのプレイをトレースした" という意味でしかないし、新規性などどこにもない。<br /><br />「目隠しするのが面倒だったから、彼女の眼球を抉り出して眼窩に射精した」<br /><br />紛れもなく変態である。胸を張って 『オレは変態だ！』 とシャウトして良い。それ以外のケース、たかだか目隠しをカマした程度で 『僕は変態でさぁ～』 なんてアピールすることは、到底許されない。別に僕に許しを請う必要もないが。<br /><br />ただ、眼窩射精レベルの高みに至ってしまった益荒男であっても、結局のところ 『自分は変態だ』 と周りに喋ることはないだろう。あるいは、自身が変態である……という認識すら欠落しているかもしれない。冒頭でも述べたが、彼らの多くはそういう性的傾向について<br /><br />「極めて普通である」<br /><br />と考えている、あるいは、信じきっているからだ。かかる人物に対して変態性を自覚しろ、と申し向けても、生半には叶わない。<br /><br />僕の旧友に "吉田" というチンポ側の人間がいる。以前ブログにも書いたと思うが、僕が高校生の時分、一度だけ彼と 『理想のオカズは、何か』 というテーマで激論を戦わせたことがあった。結論として吉田は、（当時の価値観における）理想のオカズとして<br /><br />「月の美しい夜、俺は一本の大木に縛り付けられている。俺の目の前には美しい草原が広がっていて、そこには立派なグランドピアノがある。するとそこに美しい少女がやってきて、軽やかに交響曲を弾き始めるんだ。俺は激しく欲情するだろう。しかし、少女に手を出すことは能わない。なぜなら木に縛り付けられているからだ。俺はその幻想的な風景、不可避な無力感、抑え切れない興奮、等々が相まって、たまらない愉悦を覚えるだろう――」<br /><br />非常に残念な話であるが、この発言は<strong>史実である</strong>。10年前のあの日、1年2組の教室で吉田が放ったハードパンチがこれだ。僕は浅からぬ驚愕を覚えたのであるが、彼は構わずに続ける。<br /><br />「それは、普通のことだ」<br /><br />普通って何なの？なんていう生ぬるい問いかけをカマしてくる輩が稀にいるが、彼らは吉田のこの発言から大切な何かを学び取るべきだ。"普通" の正体は、『それが普通である』 と強く信じ込む行為と深い関わりを持っている。それが普通だ、という強い確信を得られるのであれば、少なくとも当人にとってある種の事象・価値観・行為云々は "普通" と成り果てる。<br /><br />「でも、俺は全然興奮しないんだけど……」<br /><br />「それは、<strong>お前がおかしい</strong>」<br /><br />故に、彼らからすれば "普通" を自認する我々の方こそが奇異な人物・変態の人、という風に分類される。そうでもしないと彼らの自我が保てないから……という分析も可能であるが、ここでは置いておこう。少なくともあの日、あの瞬間、変態だ！と認定されたのは他ならぬ僕の方だった、というのは確かなことである。<br /><br />「あとさあ、俺たぶん……<strong>西日本の神なんだよね</strong>」<br /><br />続けざまに吉田が放った神託がこれだ。これには僕も反発を覚え、すぐさま 『お前何言ってんだ？マジで頭がどうにかしちまったのか？』 と詰問したのであるが、激昂した吉田は<br /><br />「じゃあお前は、俺が西日本の神じゃないって証明できるの？！できないんだろ！？だったら俺は神、西日本の神なんだよ！！」<br /><br />と叫んだ。僕は半ば呆然としながら 『何で西日本限定やねん……』 と言うのが精精だった。すると吉田は 「いや、さすがに全国的な神を自称するのはおこがましいわ」 と、よく分からない基準を僕に示した。またも心苦しいが、これらの発言は全て史実に基づいている。そんな吉田も現在では某一流商社に勤め、エリート街道を驀進しているというのだから、人生とは分からないものである。<br /><br />話を戻して。僕の拙い経験則によれば、「あいつ、変態だなあ」 と思わされる人たちの大半は、その内心において 「自分が変態であるはずがない」 との確信を抱いている。<br /><br />蓋を開けてみれば 「いや、その趣味はおかしいでしょ……」 という指摘がなされるケース （たとえば、オナニーの際に必ず<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BC" target="_blank">ケッパー</a>を用いる、などの案件） にあって、彼らは激しい戸惑いと共に<br /><br />「マジで……それが普通だと思っていたのに……」<br /><br />と肩を落とすか、あるいは吉田のように<br /><br />「バカ言っちゃいけない！おかしいのはおまんらの方やで！」<br /><br />と憤るか、どちらかである。だらしなく笑いながら 「エヘエヘヘ、オレってば変態でさぁ～＾＾」 などと抜かす輩はいない、否、いてはならないのである。<br /><br />蛇足になるが、仮に周りから 『あなた、変だよ』 と指摘される状況が訪れたと仮定したとき。あなたは後者、すなわち吉田スタイルを踏襲して激昂した方がベターである。話術のレベルにもよるが、確信と熱意を持って 「オレは変態なんかじゃない！これは普通のことなんだ！」 と相手方を説得し続ければ、100人に1人くらいは<br /><br />「もしかして……<strong>おかしいのは私の方なのでは……</strong>」<br /><br />と洗脳されるケースが見受けられるからだ。手前味噌で恐縮なのだが、昔お付き合いをしていた方と初めてファックするとき、僕が手馴れた手つきで大人の靴下を着用していると、彼女はその行為にとても驚かれた様子であらせられた。曰く 『昔の彼は 「<strong>普通ゴムなんてしないよ？</strong>」 って言ってたから……いつもナマだったし……』――洗脳が奏功した好例である。僕がその夜、人知れず涙を流したことは言うまでもない。クソが！<br /><br />逸れたが、とにかくも。本当の意味での変態は、自分を変態だと理解していない。あるいは、客観的に見れば変態的な行為であっても、本人は 『それが変態的だ』 との認識はあまりないのである。いや、むしろ――認めたくない！と言った方が適切だろうか。<br /><br />自分の有する変態性を否定すること。<br />おそらく、それは自然な心の動きなのだ。<br /><br />当たり前の話だが、いわゆる変態的な行為は、当人が自覚的であるほどに恥ずかしいものである。これはちょっとおかしいのかもしれない、こんなのバレたら生きていけない！……高い確率でそんなことを思うだろう。<br /><br />そうであるにも関わらず、居酒屋などで<br /><br />「オレ、変態だからさぁ～」<br /><br />などと吹聴するような真似は、いただけない。そこには "恥の美学" が著しく欠落しているし、また、変態であることはファッションである……という暴力的な勘違いにも通ずるおそれがある。そういう人に限って安全圏での発言に終始する （例えば 「この前彼女のアナルに指入れてさぁ～」 など。普通入れる、否、入れなくてはならない） のだから始末が悪い。<br /><br />だから僕は、そういうヤツを目の前にしたら、こう聞くことにしている。<br /><br />「お前……小学生の頃、好きな女の子の上履きの臭い、嗅いだだろ？」<br /><br />大抵の場合は言下に否定されるのであるが、その際でも僕は動じない。続けて、こう言う。<br /><br />「いや、俺も嗅いだ」<br /><br />「えっ」<br /><br />更に続ける。<br /><br />「それって、<strong>普通のことだろ？</strong>」<br /><br />ことここに至ると、大抵のメンズは非常にバツの悪そうな顔をしながら、『まあ、一度くらいは……』 と犯行を自供する。しかしその表情は、先ほどの 「オレ変態だから」 発言の時とは180度異なり、ひどく所在無さげだ。<br /><br />詰まるところそれが恥の概念なのだ。<br />本当の意味で己が有する変態性に気が付くスペクタクルなのである。<br /><br />「うわー、キモー！！」<br /><br />「ち、違うって！いや、マジで！皆やってるって！！上履きの臭いぐらい、なあ、好きな子のだったら、嗅ぐよな！？嗅いだよな？！」<br /><br />そして彼も 『違う！俺は普通だ！！』 という人外魔境に足を踏み入れる。先ほどまではあれほど変態という言葉に優越心を感じていたはずの彼が、である。それは結局、彼と変態という言葉との距離感がその程度のものだった……という事実を雄弁に物語っている。<br /><br />そんな風にして飲む酒は、存外に美味い。<br />今日もまた一人、正しい道を歩み始めた……という深い感慨が、打ち寄せる波のように胸へと訪れるのだ。<br /><br />ただ<br /><br />「じゃあ、肉欲くんも嗅いだの？」<br /><br />「嗅いだよ。だって、それは普通のことだろ？」<br /><br />「うん、<strong>アンタならさもありなん</strong>、って感じ」<br /><br />何気ない一言が、誰かを深く傷つけているかもしれない――そのことを、全国の淑女の皆さんにはどうか忘れずにいて欲しい。それが僕からのちっぽけな、本当にちっぽけなお願いである。<br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?183614">人気ブログランキング</a>

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<title>mixiログ</title>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-05-24T23:09:41+09:00</dc:date>
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　<br /><a name="more"></a>　<br />今日は普通に日記を更新しようかと思っていたんですが、先日受けた血液検査の結果がちょっとマジ猛烈な勢いで僕に脅しをかけてきやがり、そのドスの利いた書面っぷりに甚大なる恐怖を覚え打ち震えさせられた結果、目の前に横たわるこの不安感・悲壮感をどうやって解消するするべきか？――と4秒ほど熟考したところ、兎に角も酒、いわゆるアルコールのパワーで全てを無に帰そう……式の極めてクレバーな結論に至りましたがため、当然の帰結として日記を書く作業は完全に頓挫いたしました。全く以て世の中には魔が棲んでおるわ。<br /><br />普段であれば一々こんな鬱陶しいお知らせはしないのですが、先ほどソーシャル・ネットワーキング・サイト　『ミクシィ』　の過去ログを遡っていると、いくつか納得のいく出来の日記がありましたので、今日は主に　『ミクシィのアカウントなんて持ってねぇよカス』　というやんごとなき御身分の方々に向け、ミクシィ日記の過去ログを貼り付けていこうと愚考した次第です。<br /><br />それでは早速どうぞ。三本です。<br /><br />・・・<br /><br />■ 2008年5月21日<br /><br />チンコというのは大きすぎても困る。僕の大学の先輩はそのあまりにもなペニスサイズから、様々な艱難辛苦を味わったそうだ。まず、通常のコンドームが破れる。入らない、ではない。入るが、破れる。凄まじい。<br /><br />また、フェラチオを嫌がられる。疲れる、つーか痛いし！何度となく言われたそうだ。そのエピソードを語る時の先輩の顔は、決して晴れやかではなかった。笑ってはいたが、それはむしろ『笑わなけりゃやってられない』類の笑顔であったことをお伝えしておく。<br /><br />そんな先輩に付けられたあだ名は『御神木』 ――僕も一度、かの大樹を目にしたことがある。尋常じゃなかった。心臓の弱い人なら顎関節症で即死するレベル。僕の見立てによれば、平常時でうまい棒レベルの大きさはあった。脚色せずに言って、である。そんなモンスターも世の中には存在する。<br /><br />「チンコの大きくなる薬」<br /><br />先輩からすれば極めてノーサンキューな薬だろうが、世の大多数のオスたちからすれば、こんな薬が実在するならば興味を惹かれることだろう。実際に使用するかどうかは分からない。ただ、ちょっと飲んでみたいかも……そう思う気持ちも確かである。別に僕のチンコがcawaii！（主婦の友社）とか、そういう話じゃない。<br /><br />チンコのデカさは男のスケール。チンコのデカさは男の度量。そんな風に思っている節が、我々男には確かにある。それはもしかすると、マッシブ（量塊的な形態で重量感のあるどっしりした感覚）な筋肉を有する男たちを見たとき、僕らが脊髄の反射で<br /><br />「すげえ、格好いい」<br /><br />と思ってしまうあの感覚にも近いのかもしれない。逞しい筋肉に憧れる男の感覚はめずらしいものじゃないし、この中にだって遠くない夏のために筋トレを始めた人たち！いるだろ？『腹筋　トレーニング』で最近ググッたろ？そして今まさに、腹筋してたんだろ？大丈夫、それでいい。むしろそれがいい。<br /><br />それと同じように、男はデカいチンコに憧れる。その圧倒的な存在感、そのスケール感。敵わない！！思わされてしまうのだ。デカいチンポを前にして、僕たちは確かに。たとえ目の前にいる男がどれだけしょっぱい性格でも、あるいはどうしようもないクズでも。腰布を取り去り、目の前に提示されたチンコが、ナーガ（蛇神）のようであったとすれば。<br /><br />「お前には、負けたよ……」<br /><br />スコッチを奢ろう。デカいチンコは100万個の名言よりも雄弁だ。そんな男たちのことを、女性は『バカだ』と笑うだろうか？おそらくそれは正しい。しかし理屈ではないその感情だからこそ、理屈で説明するのは不可能なのである。デカいは正義、暴論ではあるが男社会においては正論だ。それはきっと、 100年経っても正しいままであろう。<br /><br />「マンコの小さくなる薬」<br /><br />セックスという事象レベルで捉えた場合、マンコが小さくなることとチンコが大きくなることは、その孕む意味において同じになる。要は基準をどこに置くか、の問題であるが、一般的に『男のチンコが大きくなるか否か』は論じられることはあっても『女のマンコが小さくなるか否か』は論じられることが少ない。ほぼ皆無だ、と言ってもいいだろう。<br /><br />「マンコの大きい女の人を見ると、マジでひれ伏すっていうか……とにかくもう"参りました"って感じだよね！」<br /><br />女性の口からそんな言葉を聞いたことがない。そして将来にわたって聞く予定もない。それも無理からぬことで、一般的にマンコが大きい女性のことを専門用語で【ガバガバ】と言うが、どちらかといえばそれはネガティブな意味で使われている。<br /><br />つまり、女性の尺度からすれば、やはりマ……どうにもこの言葉を使うと赤面してしまうので止すが、つまりメンコウ（中国語で『出入り口』の意味）は小さい方が良い……という暗黙の了解が世に蔓延している気がする。<br /><br />「エッちゃん、マジでマンコ小さいよね！超憧れる」<br /><br />にも関わらず、こんな言葉を僕は聞いたことがない。どうしてなのだろうか。この社会がひどく病んでいるからなのだろうか。<br /><br />「いや、マンコとか口にしづらいでしょ……」<br /><br />待ちなさい。『ハウルの動く城』のマルクル風味に言い換えると、待たれよ。僕たちが"チンコ"と口にしている、その瞬間。我々が何らの痛痒も感じていないとでも？バカ言っちゃいけない。僕たちがチンコというタームを口にしている時、僕らの心の３ヘクタールは崩壊しているのだ。<br /><br />それでも僕たちが敢えて、"敢えて"チンコと声高に叫ぶのは……そう、僕たちがいつまでも忘れない、忘れたくない大事な何か、青春時代に抱いた揺ぎ無い思い、いつまでも残しておきたい『熱さ』みたいなもの、それらが今もこの胸にくすぶっているからに相違ない。分かったフリしてニヒルに笑う、そんな大人にはなりたくないから。その意味での戦略的『チンコ』発言。分かってもらえるだろうか。<br /><br />本当は僕たちも理解している。無批判にデカいチンコを求め続ける、その空虚さを。テクノロジーの向上ばかりを目指した結果、世界を待ち受けていたのは何か？それは先進各国における、オーバーキルもの量に膨れ上がった核兵器の保有実態である。<br /><br />強くあろうと願いすぎた帰結として、我々は人類、ひいては地球の存在自体を脅かすほどの技術を抱える結果となってしまった。悲しい事実である。しかしそれも我々が選んだことだ。粛々と受け止めるほかはない。<br /><br />だが、過ちを繰り返してはいけない！それもまた確かなファクトだ。もっと大きく、もっと圧倒的なチンコを！我々を取り巻くマラノロジーの現状はそうである。が、その先に存在する事象は――人の手に余り過ぎる、肥大したチンコたちの蔓延。<br /><br />その未来を手にした時、僕たちは何を思うのだろうか。諦念、あるいは絶望？大きくなり過ぎてしまったチンコを、僕たちは最早どうにもできない――悲嘆にくれる子孫たちの顔が浮かんでくるようでもある。どちらにしても、待ち受けているのが輝かしい未来ではないことは確かだろう。<br /><br />不幸の連鎖は断ち切らなければならない。そう考えた時、立ち上がってくる光明といえばそれは・・やはりチンコに対して寛容な社会、そしてマンコに対してオープンな社会ではないだろうか。チンコが大きくなくてもいい、マンコが小さくあればいい！まるで絵空事のような主張ではあるが、一方的に増大しようとするチンコ・サイズを抑止する提案でもある。<br /><br />小さな政府、小さなチンコ。それでもいいじゃないか！まずは、その認識を社会に根付かせることこそが急務なのだ。<br /><br />お互いが半歩ずつ譲れば。そこに生じるのは、譲り合った結果生まれる『一歩の空間』。どちらかにだけ一方的に「一歩譲れよ！」と強要することは、分かりやすいがどこか歪だ。手を取り合って――互いが相互協力し、一緒になって『一歩』を紡ぎ出すことのできる社会。<br /><br />農業のみで生きていくのではなく、農業＋αで生計を立てていくこと、つまり『半農半X』を提唱した人がかつていた。それと同じ意味での、半マン半チン。僕たち男女が陰陽（インヤン）のような存在であるならば、両者が歩み寄って融和すべき地点を見つけるのが急務なのではないか……僕は今、そんなことを強く感じている。<br /><br />ただ、別に僕のチンコがcawaii！（主婦の友社）とか、そういう話をしたいワケじゃない。どうか勘違いしないで欲しい。<br /><br />・・・<br /><br />■ 2008年3月24日<br /><br />大学二年の夏の頃だった。当時僕がお付き合いさせていただいた方というのが中々味わい深いタイプの人だった。<br /><br />「私……もう東京にはいたくない！」<br /><br />ある日、彼女の口から何の脈絡もなくそんなシャウトが鬼スパーク。<br /><br />「だから…どこかに連れてって！どこか遠くに！」<br /><br />昼メロのような人だった。連れ去って！どこか遠くに――そんな台詞をナマで聞く日がくるとは夢想だにしなかったけど、実際のところ大してありがたみはない。<br /><br />「じゃあとりあえず行く？」<br /><br />「どこに？」<br /><br />「巣鴨かな～」<br /><br />「ふざけないで！私は本気なの！」<br /><br />火サスのような人でもあった。『面倒臭いから近場で済ませたい…』という僕のしどけない考えはあっさりと露見し、結果として彼女のヒステリーは勢いよく加速。目は完全にガチとなり、それを見て僕は「巣鴨ではなく品川にしておけば良かった…」と、まるで見当違いの後悔を抱いた。<br /><br />しかしこういう場合、一体どこに向かうべきなのだろう？イメージとしては雪深い寒村などがピタリな状況ではあるが、当時は夏だ。とはいえ南国に行く金はないし、それでなくとも人が落ち込んでいる時にアッパーな土地に行くのもどうかな……僕の思いは千千に乱れた。<br /><br />「早くどこかに連れて行ってよ！早く！」<br /><br />優柔不断な僕を前に、彼女も最早リミットブレイク寸前。こりゃヤバいな…本能のレベルで察知した僕は、財布を掴むと黙って立ち上がった。<br /><br />「……どこに行くの？」<br /><br />僕の後ろを彼女が静かに着いてくる。どこに行くべきか……この時、僕の心は既に固まっていた。<br /><br />「手当たり次第だ！」<br /><br />JR新宿駅、切符売り場の前に立つと、黙って満額の切符を二枚買った。一枚は彼女に、そしてもう一枚は僕に。<br /><br />「降りる場所は決めてない。とりあえず電車に乗ろう！」<br /><br />「どこまで行くの？」<br /><br />いささか不安そうな顔をして僕に問いかける彼女。僕は立ち止まると、やはりこう答えた。<br /><br />「手当たり次第だ！」<br /><br />こうして、僕と彼女の場当たり的な逃避行が始まった。<br /><br />「まずは高尾だな……」<br /><br />当時僕は中央線のユーザーだったのだが、中央線には『高尾行き』の電車が割と多く、だから高尾の名前は僕の中に強烈なインパクトとして残っていた。<br /><br />「高尾に何があるの？どうして高尾なの？」<br /><br />「手当たり次第だ！」<br /><br />僕は決め台詞を吐き捨てると、忙しなく中央線の車内に自分の体を滑り込ませる。平日の正午、電車には空席が目立った。僕は流れ行く車窓を眺めながら、しみじみと東京のことを思った。<br /><br />飲み会には明確な目的がある方がいいのに対し、どちらかといえば旅は無目的である方がいい。その方が感覚的に楽だし、その場その場で柔軟な対応ができるからだ。<br /><br />「腹減ったね」<br /><br />高尾には率直に言って何もなかったが、マクドナルドはあった。僕らは黙々とハンバーガーを胃袋に入れると、静かにタバコに火を点けた。<br /><br />「さあ、帰ろうか」<br /><br />「絶対に、イヤ」<br /><br />どうやら高尾レベルの場所では満足できなかったらしい彼女。僕の旅欲は既に満たされていたにも関わらず……。<br /><br />「じゃあどこに行くんだ？」<br /><br />「手当たり次第よ！」<br /><br />彼女はズルリと音を立ててコーラを飲み干すと、駅に行って大月までの切符を購入した。大月、それは高尾と並んで中央線の終着駅に据えられることの多いミステリアス・スポットだ。<br /><br />大月に向かい始めた頃、窓から見える風景は完全に昭和のそれにチェンジ。思えば遠くに来たもんだ…と思う反面、一体自分はどこまで行くのだろうか？ということが急に不安になった。<br /><br />「大月に着いたよ」<br /><br />初めて訪れた大月は、『何もない』という要素を２日ほど煮込んでその上澄み液を抽出したような土地で、要するに何もなかった。<br /><br />「あっちに行こう」<br /><br />「何かあるの？」<br /><br />「知らないわよ」<br /><br />世界一不毛な会話が量産される。が、旅の本質なんて結局そんなものなのかもしれない。作られた観光土地よりも、土着的な人々が当たり前のように紡いでいる生活の風景。そちらに触れる方がより価値のある場合だってあるだろう。<br /><br />大月駅の近所にある小学校でバザーが催されているのを発見した。その一角に、ドラえもんのストラップを売っている店を見つける。ドラグッズはとりあえず押さえておかなきゃいけない！よく訓練されたドラ・マニアとして、そう思うのは当然のことであった。<br /><br />「そんなのってさぁ、東京にも売ってるんじゃないの？」<br /><br />東京を捨てようとした女が、東京に戻ることを前提としつつ正論を投げ捨てる。オイ！もう東京にはいたくないんじゃなかったのか？いや、もしかしてこれは彼女から発せられた『帰りたい』コール？そいつは僕もやぶさかではない。<br /><br />「じゃあ帰ろうか！」<br /><br />「絶対に、イヤ」<br /><br />その言葉に、僕は益々倒錯的な気分になった。<br /><br />電車は大月を越え、本格的に山梨県に突入。僕の出身は山口県で、だから両者は一文字しか違わないのであるが、今回の日記に別段関係はない。<br /><br />外はすっかり暗くなっていた。しかし、行けども行けども街は見えてこない。どうしちまったんだ、山梨！お前の本気はこんなもんなのか？どこか適当な場所で降りてサクッと宿を決めるつもりだったが、この分だと宿どころか民家すらも怪しい。日本の片隅で忘れ去られた悲哀の土地、その場所の名前は山梨県――僕の脳内でトモロヲがナレーションしている。<br /><br />「もういいじゃん。帰ろうぜ」<br /><br />「イヤよ。泊まりもせずに帰りたくはない」<br /><br />「でもさあ」<br /><br />「帰りたくないの！ワガママだってのは分かってる、でも！帰りたくないの！」<br /><br />こうなってしまうと女性は強い。この段階に至ってしまった人々の前では、論理性など場末のウンコよりも無価値だ。『帰宅は諦めた方がよさそうだ』覚悟を決めた僕は路線図を見ながら、石和温泉という完全にアイドンノウな土地に向かうことにした。<br /><br />辿り着いた先、石和の駅前はラヴではない種類のホテル、ないし旅館が幾つかあった。僕は観光案内所に押し入ると、窓口のおばちゃんに話しかける。<br /><br />「一番安いホテルを……」<br /><br />最悪！ロマンもムードもあったもんじゃない！みたいなお叱りを受けそうだけど、切ない僕の財布事情も理解して欲しい。福沢はおろか、新渡戸（旧）すらも家出してしまいそうな状況だったのだから仕方ありますまい。最終的にはビジネスホテルへの宿泊が決まった。<br /><br />「どうする？」<br /><br />「ま、風呂でも……」<br /><br />僕らの他にはほとんど客はいなかったようで、風呂はガラガラ。大浴場に肩まで浸かると自然に吐息が漏れる。<br /><br />（何で俺は山梨に……いや、それはもう考えるまい）<br /><br />考えても仕方がないことも、世の中には確かにある。僕は電車に乗り山梨に向かい、そして今！風呂に入っている。それでいいじゃないか。僕は思考回路を切断、同時に『今日は何を飲もうか？』ということだけを考えようとした。そんなのは逃げでしかない……と言われれば確かにそうなのだけれど、自分の小さなこだわりを守るために違う何かを失うのもアホらしかった。<br /><br /><br />その夜、僕はベロベロになった。<br /><br /><br />翌日、昼メロな時間がようやく終了した彼女と共に、割と普通に東京に戻った。人と人との関係なんて、全体的にそんなもんである。それは友達であっても、恋人であっても。<br /><br />確たるオチはない。<br />僕が丁度二十歳の頃の話で、今のブログなんて影も形もなかった頃の、古い古い話だ。<br /><br />・・・<br /><br />■ 2008年10月8日<br /><br />この週末は実家に帰って結婚式に出席してきたのですがそれについて語るべきことはそれほどなく、どちらかといえば二次会・三次会のトークが印象深かったりするのが世の常な訳です。<br /><br />高校時代の同級生たちと酒を飲んだ。あいつも結婚かあ…だなんて紋切り型のトークから始まり、自分はいつ結婚するのか？子供は何人欲しいか？的な話題を経由しつつ、最終的には下ネタに落ち着く。いつの時代でも変わらない、男たちの真実の姿だ。<br /><br />抽象的な下ネタトークも面白いが、『過去』　『青春時代』　というバックグラウンドを共有しているのであれば、トークは一層刺激的なものとなる。それは抜き身の真剣を振りかざすが如き様相を呈するからだ。<br /><br />「そういえば<strong><ins>実は</ins></strong>あの時さぁ……」<br /><br />僕の耳がダンボになるフレーズがこれだ。この枕言葉が発動した場合、後に展開される物語は大抵ハードコアなものとなり易い。それは正にサイコーの酒肴であり、この瞬間から揺ぎ無い酒ウマ状態が発動する。<br /><br />ただ気を付けなければならないのは、上手くて美味い話には大抵落とし穴がある…ということ。また人間、楽しさの絶頂にいる時こそ落とし穴に嵌りやすいものだ。興奮のあまり足元が見えなくなってしまうのである。<br /><br />友人１「マジ、あの時はアイツ（♀）のことすげー好きやったわー」<br /><br />僕「そうやったよなー。んで、結局中尾がちゃっかり付き合ったりしてたしな！お前ら仲良かったのにそりゃねーよ、って思ったっちゃね」<br /><br />友人１「え……？」<br /><br />僕「え……？」<br /><br />唐突に訪れるアイス・エイジ。氷よりも冷たい空気が席を包み込む。6年ぶりに暴露される真実！それは誰もが避けて通った煉獄の真相なのであった。そしてその語り部は、間違いなく俺！presented by ORE！！<br /><br />死にたい――僕は確実にそんなことを思った。<br /><br />友人１「それ、マジで……？」<br /><br />僕「なんちゃちな！！まあ昔のことやしな！！忘れよう！！」<br /><br />友人１「いや、詳しく……」<br /><br />僕「飲もう！飲もう！」<br /><br />『飲もう！飲もう！』、それは困った時に１００％の確率で発せられるマジカルワード。酒の力で全てを亡きものに……という最後の善意。どんな場面にせよ僕がこの言葉を発している瞬間、心の中では明確にこう思っている。<br /><br />『俺は無関係だ』<br /><br />だから僕の近くから　「アイツ、今度絶対に問い詰めちゃるわ……」　という声が聞こえたとしても、それは妄想・空耳の類なのである。僕は関係ない。何度でも繰り返す。感知しない。そう信じている。<br /><br />僕「にしてもさー、やっぱ青春時代の恋愛っちゅーのは複雑やな！」<br /><br />友人２「まあなー」<br /><br />僕「だってお前が付き合っとったアヤちゃんもさぁー、まだ二人が付き合っとるのに渡辺がいきなり告ったらしいやん！お前とも仲良かったのにようやるわなー」<br /><br />友人２「え……？」<br /><br />僕「え……？」<br /><br />再び訪れるアイス・エイジ/プレミアムエディション。絶対零度よりも更にマイナスの寒波が局地的に襲い掛かる。またしても6年ぶりに表沙汰となってしまった真実！それは未来永劫秘匿されるべき悲しみの系譜なのであった。そしてそのストーリーテラーは間違いなく俺！Supported by ORE！！<br /><br />生きていたくない――僕は確実にそんなことを思った。<br /><br />友人２「初耳なんやけど……」<br /><br />僕「ありつつな！そーいうこともありつつな！！つつがなきや友垣！！」<br /><br />友人２「いや、ｋｗｓｋ……」<br /><br />僕「飲もう！飲もう！！」<br /><br />『飲もう！飲もう！』、それは窮地に立った時１０００％の確立で発せられるマジカルワード。酒の力で全てを忘却の彼方に……という最後の善意。どんな場面にせよ僕がこの言葉を発している瞬間、心の中では明確にこう思っている。<br /><br />『俺は何も知らない』<br /><br />だから僕の近くから　「アイツ、何やっとったんか……」　という声が聞こえたとしても、それは妄想・空耳の類なのである。僕は関係ない。何度でも繰り返す。感知しない。そう願っている。<br /><br />僕「ま、色々あったよな……」<br /><br />玉虫色の言葉で全てを無理くり纏めようとする僕。キワキワの発言を繰り返したものの、結局のところ全て昔の話だ。ナウ・オンの形で紛争が起こっているのなら問題もあろうが、"こと"の決着はついてしまっている。僕らは再び何ら生産性のない話をツマミに酒を飲んだ。<br /><br />僕はホッと胸を撫で下ろす。それは別に先ほど喋ったことについて追求を受けなかったことに対して…ではない。その日酒を飲んでいた友達の中に、いわゆる『兄弟』が二人ほど存在していた、その事実に震えていたからだ。全日空方面の兄弟である。ニュアンスで分かって欲しい。<br /><br />もちろんそのことを兄や弟は知っているのではあるが、面と向かってその話をしたことはない。いや、できるはずもないのである。が――もし、その話をいきなり振られたら。僕は確実に狼狽することだろう。<br /><br />それでもいつか<br /><br />『実はね…』<br /><br />と語りながら、兄弟の仲を深める日が来るのであろうか？分からない、分からないが、できることなら僕は当事者でいたくない。あくまで傍観者でいたい――！どうしても、そんなことを願ってしまうのだ。<br /><br />友人α「そういえば肉ちゃんってさ、実はあの時…」<br /><br />きっと、僕のいない空の下で。<br />誰かがそんなことを語っている。気がする。<br /><br />・・・<br /><br />では改めまして明日、ないし明後日にまた！<br />憂鬱な月曜が始まりますが、心臓叩いて頑張っていきましょう。

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<title>【日記】にくさんぽ</title>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-05-21T22:37:08+09:00</dc:date>
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 <br /><a name="more"></a> <br />どこかに行きたい！でも、旅行に行く時間も金もない――<br /><br />このようなお悩みを抱えていらっしゃる方は意外と多い。旅行が好き、旅行がしたい！のだけれども、いざ旅行をするとなると、色々ハードルが高くて挫折してしまう……そんな声、日常生活のそこかしこから聞こえてくるようで。<br /><br />散歩をしてみては如何でしょう。<br /><br />旅行とまではいかないけれど<br />布団もお風呂もないけれど<br />色々歩いて目を楽しませる、穏やかな散歩――<br /><br />今日はいつもの下ネタ日記とは趣向を変えて、先日僕のカマした散歩の様子をお伝え致したく。<br /><br /><font size=2>（画像多数につき携帯からの閲覧注意。<strong><ins>画像はクリックすると拡大＆鮮明になります</ins></strong>。サムネイルだと何だかモザイクがかかってる感じになる……）</font><br /><br /><font size=1>■ <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E9%96%A2%E5%B8%82" target="_blank">山口県下関市</a>　<br /><br />山口県を代表する都市の一つであり、その人口規模は県庁所在地の山口市を凌ぎ、山口県一の規模を誇る。中国地方でも5番目（広島市、岡山市、倉敷市、福山市に次ぐ）の人口規模の都市。経済面でも山口県西部（旧長門国）の中心的都市であり、下関市に営業拠点を置く企業も少なくない。……中心部の下関港周辺は、古くは赤間関（あかまがせき）と呼ばれおり、これを赤馬関とも書いたことから、これを略した馬関（ばかん）という別名も用いられた。<br /><br />（wikipediaより引用）</font><br /><br />今回は僕の生まれ故郷である下関で散歩をした。18年を過ごした土地であるものの、意外と知らない場所は多い。人口の少なさゆえであろうか、駅周辺にも古い建物が結構残っており、だからこそ当て所のない散歩でも心が弾むのだ。<br /><br />下関駅を西口に抜けると、すぐに漁港が広がる。そしてその先には、かつて海の男たちが長い漁の疲れを癒すがために向かったと思しき風俗街 『まるは通り』 が在る。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-43-21_0043.jpg" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-43-21_0043-thumbnail2.jpg" width="224" height="300" border="0" align="" alt="2009-05-21 14-43-21_0043.jpg" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212014-43-21_0043-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-30-42_0014.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-30-42_0014-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-30-42_0014.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-30-42_0014-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-30-57_0015.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-30-57_0015-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-30-57_0015.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-30-57_0015-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />ここにはいわゆるソープランドが立ち並んでおり、昼間から何とも面妖な雰囲気を漂わせている。なお、青春時代に数限りなくオッパイパブに通った僕であるが、このまるは通りには一度として足を踏み入れたことはない。それはなぜか？の部分をここに書くと激しい営業妨害になりかねないため、伏せる。僕は多くは語らない。<br /><br />時刻は正午過ぎ。ちょうどお腹が空いていたので、前から噂を耳にしていた店へと向かう。ちょどまるは通りの中頃にある飲食店だ。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/shusei.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/shusei-thumbnail2.JPG" width="224" height="300" border="0" align="" alt="shusei.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/shusei-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />もう築何年になるのか判然としないほどの佇まいを誇示するこの店、名前を 「大阪屋」 。松田優作氏が生前足繁く通った店であるそうだ。それにしても古く、かつ味のある店構えである。なお、左隅にチラリと僕が写りこんでいるが、全てノイズである。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-30-09_0011.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-30-09_0011-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-30-09_0011.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-30-09_0011-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-30-17_0012.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-30-17_0012-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-30-17_0012.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-30-17_0012-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />『ビフテキ』 という表記がなんだか嬉しい。この他にもうなぎ丼やカツ丼、他人丼などがあるそうだ。お腹が空いたので引き戸を開けて店内へと入る。カラカラと小気味良い音を立て、扉はスルリと開いた。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-02-53_0003.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-02-53_0003-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-02-53_0003.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-02-53_0003-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />すわ、ここはおばあちゃん家か？と思わず錯覚させられるレベルの内装がズドン。テレビからは定食屋における定番である昼サスが流れている。素早く席に座ると、松田優作氏も好んで食べたと噂されるチャンポンを注文した。どうやらお店は主人とその細君のお二人で運営されているようだ。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-04-23_0006.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-04-23_0006-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-04-23_0006.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-04-23_0006-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />松田優作氏のサインが素っ気なく飾られている。昭和57年、僕の生まれる一年前だ。この店の歴史の古さを伺わせる。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-02-59_0004.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-02-59_0004-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-02-59_0004.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-02-59_0004-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />待っている間、なぜか本棚の中にあった九大の赤本をパラパラとめくる。一体この本はどの層の需要を狙ったものなのであろうか。ちなみに京大の赤本もあった。マジで意味が分からないぜ。<br /><br />そうこうしているうちに、ちゃんぽんが到着した。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-11-56_0007.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-11-56_0007-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-11-56_0007.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-11-56_0007-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />麺がほとんど見えない。圧倒的なまでのもやし量である。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-12-02_0008.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-12-02_0008-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-12-02_0008.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-12-02_0008-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />別アングルがこれだ。チャンポン・もやし入り、というより、もやし・チャンポン入り、という風情。おそらくこのもやし量のどこかに優作マインドが潜んでいるのだろう。よく分からんけどきっとそう。<br /><br />味としては、何とも昔懐かしい感じ、たとえていうなら夏休みの昼下がりにおばあちゃんがゆっくりゆっくり作ってくれたチャンポンの味、そんなテイスト。魚系のダシが舌に優しい。ただ、麺が見つからない。仕方がないからもやしを掻き分けて麺を探る。あった。手繰った。啜りこんだ。うむ、確かにチャンポンだった。<br /><br />完食し、お会計をする。と、お釣りを返すときにお母さんが<br /><br />「これ、持ってき～」<br /><br />とポケットティッシュをくれた。食事の最中に僕が洟をぐずらせていたのに気が付いたのだろう。有難く受け取り、店を後にする。再びカラカラと小気味良い音がして、僕と大阪屋とは隔絶された。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-29-55_0009.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-29-55_0009-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-29-55_0009.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-29-55_0009-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />軒下から見上げると、かつてあったと思しき看板の内かろうじて "阪" の上半分だけが残っていた。<br /><br />おそらく、あと何年とこの店は残っていないだろう。寂しいが、時間の流れに逆らうことは誰にもできない。とにかくも、あのチャンポンを食べることができて良かった。そう思うようにした。<br /><br /><br /><font size=2>■ 大阪屋　<a href="http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=33.94888056&lon=130.92349111&sc=3&mode=map&pointer=on&home=on" target="_blank">地図</a></font><br /><br /><br />まるは通りを抜け、今度は別の路地に向かう。<br />この近くには小規模なコリアンタウンじみたものがある。<br />昔は市場などで活気付いていた町なのだが、人口が減るにつれ次第にその様相を変えていった場所だ。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-37-54_0017.jpg" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-37-54_0017-thumbnail2.jpg" width="224" height="300" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-37-54_0017.jpg" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-37-54_0017-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-41-06_0020.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-41-06_0020-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-41-06_0020.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-41-06_0020-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />かなり退廃的な画であるけれど、僕はこういう風景が好きだ。見るもの全部が綺麗なもの、整った町並みばかりでは面白みがない。朽ちていったもの、寂れていったもの、そんなものの後ろ側にこそ温度のある何かを感じることができるのではないだろうか。クサいが。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-42-36_0021.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-42-36_0021-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-42-36_0021.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-42-36_0021-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />日本語とハングル語とが併記されているゴミ捨て場。これもまた、ひとつの歴史・文化なのだろう。幼かった時分は何も思わなかったけれど。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/14537698_808822418.jpg" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/14537698_808822418-thumbnail2.jpg" width="224" height="300" border="0" align="" alt="14537698_808822418.jpg" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/14537698_808822418-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />ちなみに、一部の店ではウォンも使える。<br />もちろん、使っている人を見たことはない。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-45-42_0022.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-45-42_0022-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-45-42_0022.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-45-42_0022-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />道なりに歩くと、一軒の立ち呑み屋があった。九州ではさほど珍しくない立ち呑み屋 （あちらでは "角打ち" と呼ばれる） であるが、下関ではそれほど馴染みがない。珍しいな、と思い、そのまま近づいてみる。すると<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-45-54_0023.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-45-54_0023-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-45-54_0023.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-45-54_0023-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />僕くらいの賢人になると分かるのであるが、これはいわゆるウソをついている味だぜ。純粋な人ならうっかり騙されるところだろうが、そうはいかない。いかないのである。<br /><br /><br />この日はなぜか猫をよく見た。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-50-54_0027.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-50-54_0027-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-50-54_0027.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-50-54_0027-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />飼い猫なのであろう、首輪がしてあった。猫は嫌いじゃない、というか積極的に好きなので、とりあえず近づいてみる。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-51-04_0028.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-51-04_0028-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-51-04_0028.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-51-04_0028-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />殺し屋もかくや、の目つき。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-51-19_0029.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-51-19_0029-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-51-19_0029.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-51-19_0029-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />気位の高いご様子であらせられた。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-47-06_0024.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-47-06_0024-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-47-06_0024.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-47-06_0024-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />行き行くと、一軒の廃屋。それにつけても廃屋マニアの血が騒ぐ。まるでゲーム "SIREN" の雰囲気。いやしかし、もしかしたら廃屋じゃないかもしれない……人が住んでいるのかもしれない、そう思った僕は真実を確かめるべく、歩みを進めた。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-47-29_0025.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-47-29_0025-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-47-29_0025.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-47-29_0025-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-47-43_0026.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-47-43_0026-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-47-43_0026.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-47-43_0026-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />廃屋であった。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-52-33_0031.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-52-33_0031-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-52-33_0031.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-52-33_0031-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />一体どのあたりがジャンジャンなのか、本当にジャンジャンしているのか、お前ジャンジャンって書きたかっただけちゃうんか、とその辺りのことを責任者に詰問したい気持ちに駆られたが、グッとこらえて中にインする。<br /><br />おそらくかつてはたくさんの飲食店で賑わったのであろう、『貸店舗』 の張り紙がやたらと目立つジャンジャン街内部。とりあえず写真でも撮っておくか……と思い、またも廃屋ライクな一軒を激写。<br /><br /><br />（外側）<br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-55-01_0037.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-55-01_0037-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-55-01_0037.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-55-01_0037-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />（内部）<br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-54-51_0036.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-54-51_0036-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-54-51_0036.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-54-51_0036-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />特に何もなかったのでジャンジャン街の二階部分を探索。全体的に饐えた臭いがする、というのがJG（ジャンジャン街）のアピールポイントだ。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-52-50_0032.jpg" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-52-50_0032-thumbnail2.jpg" width="224" height="300" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-52-50_0032.jpg" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-52-50_0032-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />薄暗い。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-53-16_0033.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-53-16_0033-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-53-16_0033.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-53-16_0033-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />一部、出入禁止になっていた。これはつまり、何かまかり間違ってこのロープ内に入ってしまった場合、まあ入ったものは仕方ないけれども、出てもいけませんよ、それが出入禁止という言葉の意味ですからね、という、家主側からの熱いメッセージなのだろうか。入ってもダメ、出て行ってもダメ。ジャンジャン街、げに恐ろしき魔境よ。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-53-53_0034.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212013-53-53_0034-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 13-53-53_0034.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212013-53-53_0034-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />付近にはひどく埃かぶったヘルメットが放置されていた。おそらく、もう誰にも被られることはないのだろう。作られる数だけ捨てられる物がある、というのは、当たり前の話だけれど、何だかいまは妙に切ない。ヘルメットにおかれましては、どうか安らかに眠って下さい。<br /><br />何だかしんみりしてしまったのでジャンジャン街を離れ駅に向かう。何の変哲もない住宅地を通る。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-00-53_0039.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-00-53_0039-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 14-00-53_0039.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212014-00-53_0039-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />目をこらす。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-00-40_0038.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-00-40_0038-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 14-00-40_0038.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212014-00-40_0038-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />画像の背後に様々なドラマの存在を感じずにはいられない。<br />このソウル、この味わいは、片っぽ手袋や片っぽ靴下には演出できまい。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-36-55_0040.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-36-55_0040-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 14-36-55_0040.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212014-36-55_0040-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />また猫がいた。本当によく猫に出会う日である。リベンジとばかりにもう一度猫に近づく。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-37-16_0042.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-37-16_0042-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 14-37-16_0042.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212014-37-16_0042-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />先ほどの黒猫と異なり、今度は簡単に身体を許してくれた。とんでもないオサセである。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-44-19_0044.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-44-19_0044-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 14-44-19_0044.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212014-44-19_0044-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />脈絡はないが、下関のマンホールには本当にフグの絵が描かれている。じゃあ下関市民はフグが好きなのか？と問われれば、そうでもない。千葉県民と落花生との関係に近いものがある。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-46-14_0045.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-46-14_0045-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 14-46-14_0045.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212014-46-14_0045-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />ようやくと駅に戻る。県最大の人口を誇る下関駅でもこの佇まい。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-49-39_0048.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-49-39_0048-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 14-49-39_0048.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212014-49-39_0048-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />反対側はこうなっている。ちなみに山口駅は<a href="http://2949.up.seesaa.net/image/cut_14_b.jpg">こんな外観</a>だ。総じて慎ましやかな県民性なのである。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-48-10_0046.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-48-10_0046-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 14-48-10_0046.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212014-48-10_0046-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />駅の中にはうどん屋さんがある。このうどん屋、あまり知られていないことだが下関市民のソウルフードとして特に有名だとかそういう話はない。ただ、僕が一方的に好きなことだけは確かだ。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-48-22_0047.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-48-22_0047-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 14-48-22_0047.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212014-48-22_0047-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />併設されている駅弁コーナーにて、鉄っちゃんたちが高確率で買うと噂される駅弁の御姿。お察しの通り僕が食べたことなどあろうはずもない。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212015-13-44_0058.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212015-13-44_0058-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 15-13-44_0058.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212015-13-44_0058-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />食券を渡すと手早くうどんが作られ始める。GWや盆などは結構な賑わいになるというのだから侮れない。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212015-14-51_0059.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212015-14-51_0059-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 15-14-51_0059.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212015-14-51_0059-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />出来上がった月見うどん350円。水は飲み放題、七味も入れ放題という八面六臂の大サービスっぷり。箸立ての横には布巾も置いてあるので机も拭き放題だ。仏もかくやの献身精神。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-50-58_0050.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212014-50-58_0050-thumbnail2.JPG" width="224" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 14-50-58_0050.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212014-50-58_0050-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />散歩の締めとして、駅のすぐ脇にある "シーモール" なるショッピングモールへと向かう。散歩の最後には書店に行く、というのが僕の常なのだ。購入した本を家でゆっくり読みながら、のんびりと一日のことを思い返す……これが不思議と癒されるものなのである。<br /><br /><br /><a href="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212015-00-22_0055.JPG" target="_blank"><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-212015-00-22_0055-thumbnail2.JPG" width="300" height="224" border="0" align="" alt="2009-05-21 15-00-22_0055.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-212015-00-22_0055-thumbnail2.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br /><br />the 寂聴（第4号）を購入。誰得？もちろん俺得、いや俺徳。かくも後光の差す表紙がかつて日本に、世界に存在しただろうか。ない。<br /><br /><br /><br />このようにして僕の散歩は終わった。<br />散歩というと何だか軽く見られがちだけれど、いざ歩いてみると様々な発見が転がっているもの。<br />雨だとちょっと難しいですが、もしも晴れの休日、どこにも行く予定がないのであれば――ちょっと散歩をしてみては如何でしょうか。折々、コンビニでビールなんか買って飲むのも楽しいものですよ。<br /><br />それでは、また。<br /><br /><br />■ おまけ<br /><br />この前北九州門司区に行ったとき、猿回しをやっていたのだけれど、そのときの一枚。<br /><br /><br /><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/2009-05-022016-27-03_0012.JPG" width="640" height="480" border="0" align="" alt="2009-05-02 16-27-03_0012.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/2009-05-022016-27-03_0012.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />何というサルメン。<br /><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?183614">人気ブログランキング</a>

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<title>SEXY or not</title>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-05-18T00:18:14+09:00</dc:date>
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　<br /><a name="more"></a>　<br />先日同級生の女性と飲んでいると、突然<br /><br />「アタシ、セクシーになりたい」<br /><br />という謎宣言をカマされ、僕は思わず 『ああ、春の名残がこんなところに……』 的な感傷を抱かされたのだけれど、実際のところ "セクシーさ" とは一体何なのだろう。<br /><br />セクシーという言葉を目にして直感的に思いつく映像はシンプルだ。豊満なバスト、胸騒ぎの腰つき、溢れんばかりのヒップ――この三つであり、全世界的に見てもそこに例外はないだろう。具体的人物で例を挙げると、日本でいえば杉本彩、欧米でいえばモンロー、アニメでいえば峰不二子、エロ漫画的にいえばLINDA作品に出てくるような女性たち……等が妥当なラインとなる。<br /><br />セクシー。それは言葉にするのは簡単であっても、実際に到達するのは相当に難しい頂である。うかつにその道を目指そうものなら即座に足を踏み外して奈落へダイブ、憐れ彼女は俗世間から "肉便器" という誉高い二つ名を賜るハメになるだろう。辛いが、それが弱肉強食の世におけるルールなのだ。<br /><br />正しいセクシーさとは何なのか。セクシーという言葉を聞くと、どうしてもその先に肉感的なエトセトラを想像してしまうのが我々である。弾けんばかりのバスト、零れ落ちそうなツーケ、魅惑の唇。分かりやすいが、分かりやすいが故にそこには強烈なまでの "性的な何か" を感じ取ってしまうのだ。よりシンプルに言えば、僕たちはそんなけしからんバディを見るや否や、高確率でこう考える。<br /><br />「四の五の言わず、させれ」<br /><br />下品な表現になってしまったが、これが僕たち男の抱える真実なのだ。ビッグ・パイやナイス・ヒップというものは、ただ存在するだけで強烈なまでの訴求力を周囲に撒き散らすのである。<br /><br />しかしこの時、僕たちの目の前にいる女性が "正しいセクシーさ" を持ち合わせていたとすれば、どうか。それはつまり、いま僕らの目の前にモンロー的な女性が、あるいは峰不二子ライクな女性が、堂々と立っていたとすれば……という仮定のお話である。<br /><br />「し、四の五の、の、の」<br /><br />「……なぁに、坊や？」<br /><br />「言わ、言わず、言わわ」<br /><br />「フフ、よく聞こえなくってよ……」<br /><br />「さっ、させ、させ<strong>ﾆｬﾝ！ﾆｬｰｰﾝ！！</strong>」<br /><br />僕は猫になるだろう。真実真正な意味でセクシーである女性は、立ち居振る舞いにも隙がない。言葉遣いに乱れはなく、動きからは凛としたものを感じさせられ、マンコからはペパーミントの香りが漂うのだ。正しいセクシーさを兼ね備えた女性というものは、それら全ての部位が有機的に組み合わさった結果、全体が黄金比で構成された芸術作品の如き存在なのである。あだやおろそかに扱うわけにはいかないし、かかる女性を前にして 『四の五の言わず、させれ』 などと言えるハズがない。<br /><br />言うまでもないが、そのレベルに至ることのできる女性はそれほど多くない。我々が安穏と日々を暮らしていても、まず出会う機会はないと言える。また、こんなブログを書いていたり、あるいは読んでいたりする場合、出会う確率は天文学的に低くなる。故に僕も皆さんも生きているうちにかかるセクシー・ガールと出会う機会はまずない、と断言しなくてはならない。そのことを裏付ける明確な根拠はない。だが自信は、ある。賭けてもいい。<br /><br />尤も、僕の考える "セクシー" という概念が世間的なそれからブレている可能性も否定できない。しかしながら、ごく個人的な見解になるが、セクシーという言葉の裏には、常に "緊張感" が潜んでいるべきだ。ただ肉感的であるとか、ただ煽情的であるとか、そのような状況を指して 『うん、全部セクシーだよ』 と論ずることに、強いためらいを覚えてしまうのである。<br /><br />"セクシーさ" 、そして "いやらしさ" 。二つはかなり親和性を有する概念に思えるが、僕は両者を明確に分けて考えたい。<br /><br />セクシーさ。それは天恵のように与えられるか、類稀なる努力の果てにようやく至る境地である。そして、セクシーさの中にはワン・アクセント程の "いやらしさ" も内包されている。ただそれは、光り輝く "セクシーさ" から必然的に産み出される "いやらしさ" であり、両者はあくまで主従の関係にあるものと解すべきである。<br /><br />だが、翻って。漫然とした "いやらしさ" の先にセクシーは、ない。いやらしさだけをどれだけ突き詰めても、セクシーに至ることはない。なぜなら、僕たちは一人の女性の人格において強烈な主語となってしまった "いやらしさ" に対し "いやらしさ" 以上のものを感じ取ることができないからだ。『こういうのがセクシーなんだよ！いやらしさとかじゃなくって！』 とシャウトされても、その声が僕らのチンポに届くことは、ない。<br /><br />別の側面からも論じよう。セクシーさを具備することが難しいのに対し、いやらしさは比較的簡単に演出できる。例えばスカートの丈を短くする、胸のあたりを大胆に露出する、頻繁にボディタッチをカマす、等々を考えてみればよい。もちろんセクシーな人がこれらの行為をカマしていない……という話ではない。ただ、再三になるが、僕の中でのセクシーな人というのはある種のオーラ、ドラゴンボールでいうところの気、を有しているため、大胆な仕草や服装ですら些事と感じさせられるのだ。曰く 『眩しすぎる太陽を僕たちは直視できない』 、あるいは 『真昼に星は輝かない』 。<br /><br />だが、前提となるセクシーさが存在しない状態で各種行為をカマした場合。僕たちは確実に表面的な部分ばかりに目を遣ってしまう。文学的に表現すれば、暗闇に浮かんだ星は明るく少し暖かく、手を伸ばせばなんだか簡単に掴めそうな気分になってくるのだ。結果、僕たちは先に論じた通り<br /><br />「四の五の言わず、させれ」<br /><br />心の魔境に至ってしまう。仕方のない事故、起こるべくして起こった災厄、みたいなものなのである。かかる僕の言説は、もしかすると皆さんにとって言い訳がましく聞こえてしまったかもしれないが、もちろん全部言い訳である。うちの倅は聞き分けのないチンポでな。反抗期が終わらんのんよ。<br /><br />混ぜっ返してしまったが、それでも僕は 『セクシーさといやらしさとは異なる』 という主張を貫き通したい。なぜか。そのことを履き違えたままだと、日本が古来より大切にしてきた "趣" みたいなものが失われかねないからである。あるいは、セクシーさなんて目指さずとも、皆さんは既に大切なものをその手に掴んでいるんだ――と思っているからだ。<br /><br />艶やかさ、である。『セクシー』 とか 『艶やか』 とか漠然と論じていても言葉遊びで終わりそうなので、早々に踏み込んで申し上げる。<br /><br />世に生きる女性たちにおかれましては、"隠すことの美しさ" というものにもっと目を向けては如何だろうか。<br /><br />この理論それ自体に、新規性は全くない。見せパンや見せブラという概念に対して僕たち保守層が 「FUZAKERUNAYO！！」 式の強い怒りをブチ撒けた事件は記憶に新しいが、結局はそれと同じような話である。<br /><br />見せるのではなく、隠すこと。<br />奥にあるエロスを、描くことなく描くこと。<br />そのあたりのことを、夏が近づくこの季節に、もう一度だけ確認しておこうと思う。<br /><br />高校時代のことである。今では信じ難いことだが、僕が15歳だった当時、若い女性は揃って頭に花を付け、競うようにして底の厚いサンダルを履いていた。マスカラの塗り具合は次第に激しさを増し、目の上はパンダのようになっていた。ガングロ、という新しい言葉も生まれた。今は遠い、10年前のお話である。<br /><br />僕の周りにもいわゆる "ギャル" が増えた。最初の頃は進んで肌を黒くする彼女たちの精神性を理解することができなかったが、革新的に短くなっていくスカートを見るにつけ、『まあ、それもいいかな』 という思いを抱くようになり、また街にパンチラが跋扈するようになり始めた頃には 『けしからん、もっとやれ』 と思うに至ったし、同級生がサイズの合わないキャミソールを着て、胸のあたりがチラチラするのを目撃した段階には 『国を挙げて推奨するべきだ！』 とまで思った、あの頃。<br /><br />夏の一日、僕は祭囃子の中に立っていた。暮れなずむ景色、空と背景とか次第に溶け合っていく。露店やテキ屋から発せられる威勢良いかけ声が、身の内で静かな静かな興奮を誘った。見渡すと、知人や友人の姿がちらほらと在る。みんなどこか上気したような顔をしていた。そしてその中で、いつもよりもっと気合を入れたスカートを履く女の子たちを見て、静かな興奮は温度と形のある興奮へと姿を変えていった――<br /><br />その時。<br /><br />ふと顔を上げた先に、別々の高校に行ってしまった同級生の姿を見た。特別深い係わり合いがあったわけではないはずなのに、僕はその瞬間、激しい衝撃と共に彼女の挙動を見つめ出した。<br /><br />髪を結い、巾着を小脇に掲げ、小ぶりな下駄でしゃなりと歩く。<br />濃紺の浴衣が、沈み行く夕日と絶妙なコントラストを織り成す。<br />金魚すくいの出店の前で、きゃあきゃあと小気味良い笑い声を立てる。<br /><br />全てが完璧だった。<br />僕は、そこに。<br />天使を見たのである。<br /><br />そしてその時、僕は思ったものである。<br />分かりやすいいやらしさ、はしたない格好なんて、あの浴衣姿に比べればクソだ――！とね。<br /><br /><br />「え？長々と語っておきながら、もしかして個人的な趣味の話ですか……＾＾；」<br /><br /><strong>そうだよそれがどうかしたのかよ</strong>。アァ！？ついでに言うと当時の俺はその浴衣の女の子のことが好きだったからな！！別にもんぺ着てようがフンドシ姿であろうが、あの時の俺なら確実に 『あ、天使がおる』 という気持ちになっていただろうよ？！そんなのって当たり前のことだし、あの時の俺の尺度によれば　<br /><br />何かがまかり間違ってギャル姿のあの子＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞（人類の壁）＞＞＞＞＞＞＞＞＞（ホモサピエンスの壁）＞＞＞＞＞＞＞＞そこらのギャル<br /><br />は完全に確定していた、と断定することに少しの躊躇いもないと言わなくてはならない。それが少年の純情ってことだし青春という言葉の本来の意味なわけであって、それを笑う資格は誰にもありゃしないのにも関わらず 「趣味の話ですか＾＾；」 ってDAMAREYO！！いちいちアナルの小さいこと仰らないで下さい、本当に。頼みますから。壁殴っちまったよ。<br /><br />しかしながらあの当時、純愛バイアスを抜きにしても 『あ、浴衣ってなんかとっても非常にナイスだ』 と思ったことはウソではなく、その子以外にも様々な女性の浴衣姿を見た結果、変に露出するよりも控えめな格好の方が余程良い……という結論に至ったのも事実である。ただ正直に申し上げますれば、あの夜僕は浴衣姿と同時に 『いや、パツンパツンのタンクトップ姿も捨てがたい』 『ホットパンツもグッド・イナフ』 という様々な真理に至ったことも確かなのですが、まあ細けえことはいいんだよ。<br /><br />一見して大胆な露出の少ない浴衣姿、しかし僕たちは知っている。どういうわけか浴衣の先に、類稀なる艶やかさが潜んでいることを。それは匂い立つようなセクシーさとは違う風情なのだけれど、どうしてか僕たちの心を惑わせて已まない。物言う魅了がセクシーさだとすれば、寡黙な魅力が艶やかさの妙。そしてそんな艶やかさを、日本古来の衣装である浴衣や和服が演出してくれるのだとすれば――僕はやはり、そちらの方を強くオススメしたい気分なのである。防御することで高まる攻撃力も、あるのだ。<br /><br />なおあの日、好きな子の浴衣姿を見れてテンションが上がった僕はちょっとした付きまとい行為 （キャッチーな言い方をすればストーカー的サムシングな行動） に打って出たのであるが、その先で目撃したのは意中の人が見知らぬ男、チンポの黒そうなサッカー部員と仲睦まじく歩く姿そのものであり、その光景に少々ではない衝撃を覚えた僕は、結果として親友であるケンジ君と連れ立って軽やかにオッパイパブへと足を踏み入れたのであった。祭りの日とあってかオッパブはひどく盛況で、僕はプレイタイム40分のうち僅か5分しかオッパイとトークできない、という快挙を成し遂げ、空っぽになった財布と共に世界を呪いつつ、帰途に着いた。<br /><br />古い、古い話である。<br /><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?183614">人気ブログランキング</a>

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<title>パンチラに心動かされる僕たちの本音</title>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-05-05T22:13:00+09:00</dc:date>
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　<br /><a name="more"></a>　<br />全くお前さんたちときたら、ちょっと時間を置くとすぐに 『パンチラとかに興奮しちゃう男の人って……あんなのただの布じゃんｗ』 といった誤った結論に至りがちなのだけれども、ホントお前さんたちときたらマジで困ったちゃん揃いだわ。まあ、どうしてパンツはただの布と違うのか？というテーマについては<a href="http://2949.seesaa.net/article/96805392.html">以前論じたことがある</a>ので、本日はまた別の角度からパンチラ界隈のテーマに取り組んでいこうかと思う次第よ。<br /><br /><br />どうして僕たちがパンチラに対して類稀なる情念を燃やすのか？という疑問について、実のところそれに対する明確な答は未だ導き出されていない。<br /><br />仮にここで<br /><br />『僕たちは可愛い女の子のパンチラが大好き、反応しちゃう』<br /><br />という風に結論づけることができるのであれば、議論はシンプルだ。僕たちは可愛い女の子が好きで、だからこそ彼女らの着用する肌着も丸ごと愛している！と、理解することができるからである。<br /><br />しかし、現実には違う。いや、確かに僕たちは可愛い女の子 （それは客観的にせよ主観的にせよ） が好きなのであるが、では可愛い女の子が放つパンチラに<strong>だけ</strong>興味があるのか？といえば、僕は首肯しかねる。というのも、これは多分に推測を含んだ見解になるが、おそらく僕たちメンズという生き物の多くは<br /><br />『可愛い女の子<strong>だけ</strong>のパンチラを求めているのではない』<br /><br />という主義・主張を心に抱いていると考えられるのである。<br /><br />ここでもっと分かりやすく、かつ、大胆な言い方を許して頂けるのであれば、僕はこう宣言したい。<br /><br />『僕たちの多くは、質を問わず "全てのパンチラ" に反応してしまう』<br /><br />マスコミがひた隠しにしていた真実がこれだ。この提言に、もしかすると多くの女性が 『え……』 と言葉を失ってしまったかもしれない。しかし僕たちは、いや、便宜上僕は、ソウルの本音部分において、『可愛い女性のパンチラ<strong>だけ</strong>を愛でたい！切ない！鳴り！止ま！ない！』 と願っているにも関わらず、どういうわけであろうか、ひとたび目の前にパンチラが顕現すれば、即座に ――たとえそれが人外魔境の淵に片足を突っ込んでいると思しきレベルの顔面を披露されておられる女性であったとしても―― 視線をパンチラ方面へと投げかけてしまうのだ。そこに例外は絶無なのである。<br /><br />つまりそれだけ我々はパンチラ・シーンを愛でているのであり、それは取りも直さずDNAレベルでパンチラを追い求めている証左でもある。この辺りの現象に対して論理的な考察を与えようと思うのだけれども、敢えて結論を先取りすれば、要するに僕たちは 『後悔することを恐れている』 といえる。<br /><br />虹を見るのに、理由が必要だろうか。<br /><br />空に虹が浮かんでいた場合、我々の多くはほとんど条件反射の勢いで虹を瞳に映すだろう。そしてその際、ほぼ確実にこう呟く。<br /><br />「綺麗だ……」<br /><br />綺麗なもの、美しいものを愛でることに、理由は要らない。なぜならそれは "綺麗" でかつ "美しい" からだ。まるでトートロジーのようであるが、『虹はとにかく美しい』 というのが現代における民主主義的帰結であり、そのような絶対的プラス評価が得られている以上、虹が浮かんでいる現実に出くわした際、我々は以下のように考える。<br /><br />「見なければ、損だ」<br /><br />最大公約数的に 『美しい』 とされているものが空に浮かんでおり、しかもそれがダータ（≒タダ）で拝める！このように思い至った結果、我々は空に浮かぶ虹を脊髄の反射で眺めてしまうのだ。<br /><br />もちろん、その時々に 『やった、虹をタダで見られる』 などと考えている御仁はおられないであろうが、突き詰めていえば我々が虹に見とれている瞬間、そのような利己的マインドが一切存在しない……とは言えないとは言えないとは言えないこともない。故に言えるのである。<br /><br />さらにこの "見なければ、損" 的マインドは別の側面からも論ずることができる。<br /><br />例えばあなたが友達とスターバックス・コーヒー・システムなどにおいてお茶をしばいている最中、唐突に対面の物体から<br /><br />「あ、そういえば昨日の虹は綺麗だったね！」<br /><br />といった趣旨のことを投げかけられるも、昨日？別に虹を見た記憶なんてないよ……という場合において、そのことを察知した対面の物体が <br /><br />「えっ、もしかして見てないの？マジー？めっちゃ綺麗だったのに！（ﾌﾟｹﾞﾗ」<br /><br />などと抜かしたとすれば、あなたは非常に高い確率でこう思うだろう。<br /><br />「おっぱいを舐めたい」<br /><br />ノー、これはノイズである。忘れて欲しい。<br /><br />「何か……悔しい」<br /><br />ブラジルと北京ほど距離が離れていれば話は別だが、同じ機会を提供されている状況にあって、自分だけが一方的に美しいものを見る機会を奪われた！というシチュエーション。僕たちはこれに対して明確に 『損だ！』 と感じてしまう。言うなれば、ここにおいて我々は<br /><br />「折角綺麗なモノがタダで見れたのに……損だ」<br /><br />という思い、そして<br /><br />「アイツは見れて俺は見れてない……損だ」<br /><br />という思い、合計して二重の損を被ることになるのである。そして、そこから導き出される 『もうこれ以上損しながら生きていくのはイヤです』 という切ない思いの果て、我々は空に浮かぶ虹を認知した瞬間に 「これは是が非でも見なければならない」 という思いに至るのだ。<br /><br />パンチラとは即ち虹である。<br /><br />その訪れる機会は極めて偶発的で、しかして凛とした風情で我々の目の前に現出する。また、その存在は ――公には語られていないものの―― かなり、とっても、極めて！ワーオ！マーベラスなほどに！美しい……とされているのであり、かつ、パンチラ、即ち虹、に対して抱く 『もうこれ以上損したくはない！』 という我々のセンチメンタリズムについては、既に論じ上げた通りである。だからこそ目の前に現れたパンチラに対し、苛烈なまでの反応を示してしまうのではないだろうか。<br /><br />だが、当たり前の話ではあるが――虹とパンチラ、それは全く別個の存在だ。掴もうとしても掴みきれないのが虹であるが、掴もうとすれば捕まってしまうのがパンチラである。あるいは、パンチラは空に浮かばない。もし 『浮かんでいる！』 と主張する御仁がおわしますれば、その人の好物はきっとシャブなのだろう。人種が違うのである。<br /><br />さておき、虹とパンチラには看過できない大きな相違がある。それはつまり 『パンチラは必ずしも美しいものではない』 という事実だ。仮に可愛い人のパンチラ＝良いパンチラ、と観念すれば、そこには自ずと逆の概念 ――つまり、悪いパンチラ―― が生じることとなるのである。悲しいが、パンチラは平等ではない。<br /><br />僕についていえば、好きなパンチラというものがおよそ38パターンほど存在するが、それ以外は概ね "あまり好ましくないパンチラ" となっている。この文脈での "あまり好ましくない" という表現は、率直に言って "<strong>思わず自害を検討するレベルの</strong>" ということなのであるが、こんなことを言うと 『だったら見るな！このクソボケが！』 というお叱りが飛んできそうなので、言わない。オブラートに包んだ格好である。<br /><br />ただ、ここが最も大切な部分なのであるが、実際のところ現世に発生するほとんどのパンチラというものは、それが "良い" ものであるのか "悪い" ものであるか、瞬時に判別することが不可能だ。分かりやすくいえば、我々がパンチラを知覚する場合、おおよそ以下のプロセスを辿ることになる。<br /><br /><br />【一例】<br /><br />① 風が吹く<br /><br />② スカートが捲れ上がる<br /><br />③ 我々の視界の端に捲れ上がったスカートが映る<br /><br />④ 音の速さでパンチラを確認 ←<span style="color:#FF0000;">check!!</span><br /><br />⑤ ご本尊を確認 ←<span style="color:#FF0000;">now up date!!</span><br /><br />⑥ 嬉しい！ or 悲しい……<br /><br />⑦ 桶屋が儲かる<br /><br /><br />ご覧の通り、上述したプロセスのうち⑤と④を入れ替えれば、⑥段階において我々が悲しみを覚えることはほぼ無くなることになるであろう。<br /><br />で、あるにも関わらず。<br /><br />なぜ僕は、いや男は、万全を期ぬまま安易にパンチラの海へと飛び込むのであろうか？<br /><br />――それは勿論 『もう損をしたくない』 という強い想いが胸にあるからである。<br /><br />虹と異なり、パンチラが訪れるスペクタクルは実に短い。あれこれと確認していては、全てが遅きに失する可能性も否定できないのである。<br /><br />結果、パンチラが見えなかったとすれば。<br />同時に、隣にいる物体から<br /><br />「お前さっきのパンチラ見なかったの？！マジで！？超バカｗｗ」<br /><br />などと抜かされた日には！どうだろうか。あまつさえそのパンチラをカマした御仁が宮崎あおいにそっくりな女性 （AV風に言うと、激似） であった場合、その損害度合いは計り知れないものである。<br /><br />だからこそ、我々は。これ以上悲劇的な損害を被ることなきよう、パンチラと聞くや否や！！全ての状況を余さず拾い上げるのである。よろしいだろうか。<br /><br />「……ってか、結局パンチラだったら何でもいいってこと？良い悪いがあるってのは分かったけど、とりあえず全部に反応しちゃうんでしょ？バカ、男ってほんっっとにバカ」<br /><br />気持ちは分かる。しかしそう結論付けるのは少々性急と言わざるを得ない。<br /><br />確かに、我々はおよそ全てのパンチラに反応してしまう。女児のものであれ、熟年のシニアの放つものであれ、女装したオッサンのカマすパンチラであれ、僕たちは "等しく" 視線を向ける。そしてそんな僕たちの姿を見て、皆さんは 『愚かだね』 と笑われるのであろう。<br /><br />けれど、違うのである。ちょっと考えてみて欲しいのであるが、我々の眼前に突如パンチラが現れた際、それはただただ "パンチラ" 、圧倒的なまでに "一個のパンチラ" として存在しているのだ。換言すればある意味でそれは恐ろしいまでに没個性的なパンチラなのである。<br /><br />何の冠詞も、何の形容詞も、何の枕詞も付かない、ひとつのパンチラ。<br /><br />それが突然、ぽつねんとした風情で、目の前に現れるのだ。<br /><br />『僕たちがパンチラを目撃したのは確かなものの、それが誰の、どのような種類のパンチラであるのかは、未だ分かっていない』<br /><br />ここが肝なのである。<br /><br />まっさらで無垢な、ひとつのパンチラ （それは別段、パンツが純白であるとかそういう意味ではない）。<br />それを目の当たりにし、その後に着用者を確認する。<br />そしてその瞬間、その時に至って、ようやく――目撃したパンチラに固有の意味、あるいは客観的な評価、等等が付与されるのだ。<br /><br />要するに、僕はこう論じたい。<br /><br />【<ins><strong>顕現したてのパンチラには、あらゆる可能性が混在している</strong></ins>】<br /><br />お分かりの通り 『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%8C%AB" target="_blank">シュレディンガーの猫</a>』 を応用した格好だ。全然応用していないよ！という声も聞こえてきそうであるが、応用したんだ！と強引に納得して頂いて、先を急ぎたい。<br /><br />背景を具備するに至ったパンチラは平等ではないが、何らの背景もないパンチラは、全て平等だ。背景とはつまり、パンツ所有者の年齢、容姿、性癖ないし性別のことであるが、それらが未だ付与されていない ――つまり全ての条件が未確定のままであるパンチラ―― は、まさしく "虹" だ。ひどく美しく、何だか神秘的で、かつ蠱惑的なのである。そんなパンチラだからこそ僕たちは心惑わされ、憧憬を抱くのだ。また、視線の先に立っているのが自分にとって好ましい女性であった場合、その幸福度は計り知れないものとなるだろう。<br /><br />「そ、そんなにいいんだ？だったら、今夜は彼のためにステキなパンチラを演出しちゃおっかな……(///)」<br /><br /><strong>バカか、と言いたい</strong>。いいか！？テメェーの少ない脳味噌でも分かるように説明してやるが、いいか！！たとえばあんたがいま虹を見たくて見たくて仕方ない状態、今すぐに虹を見ないと身体中の穴という穴から体液が噴出して死んでしまいそうだ！という状況にあったとしよう。そしてそれを推知した彼が、日曜日の昼下がり、あなたを近所の公園へと誘ったとしよう。満面の笑みを浮かべる彼。不思議そうな顔をして立ち尽くすあなた。すると彼は、前もって用意していたホースを取り出し、公園の蛇口に繋いで水を撒き散らす。飛散する水しぶき、キラキラと太陽の光を浴びながら。そして彼は得意げな顔で、一言。<br /><br />「ホーラ、虹だにょ～＾＾」<br /><br />その時、あなたは彼を殺していい。要するにまがい物はいらないのである。確かにその瞬間、光の屈折の加減であなたの目には "虹らしきもの" が写るかもしれない。しかしそれは、確実に虹ではない。定義上の問題はさておき、その代物は絶対に "あなたの求める虹" ではないのである。ご理解頂けただろうか。<br /><br />パンチラも然りだ。作られた、演出されたパンチラに、心は揺れない。それは只管に "不用意にパンツが見えている" という状況でしかないのであって、それを以て 「ホラ、パンチラだよ。好きなんでしょ？」 などという妄言を吐くこと、畢竟万死に値する。どうかご注意されたい。<br /><br />「いや、マジきもいけど、まあちょっとはパッションとか分かったけど……それでも、そんな当たりハズレとか言うくらいだったら、やっぱ最初から見るなよ！？って感じだよ。男にしたって、せっかく期待したパンチラが、その、悪い？パンチラだったら、イヤなんでしょ」<br /><br />心配は有難いが、無用だ。仰る通り、確かに蓋を開けたパンチラが期待と違うものであった場合――僕たちは絶望に打ちひしがれる。それは、パンチラに対する希望・期待が大きければ大きいほど、そうだ。<br /><br />しかしそういう時に備え、僕たちは便利な言葉を知っている。<br /><br /><br />「なかったことにしよう」<br /><br /><br />止まない雨はなく、また、明けない夜もない。悲しみを抱くことは痛苦であるが、それが永続することもまた、ないのである。全てを、なかったことに――それはパンチラ・シーンに限らず、あらゆる悲しみの場面に適用することのできるマジカル・ワード。僕たちは誰もが心にマイ・マインドアサシンを飼っているのである。<br /><br />もちろん、心が挫ける方もいることだろう。もうパンチラなんて見たくない！――そんな心境に達することもあるかもしれない。だが、そのことを思い悩む必要はない。なぜならそのような想いに至った瞬間、あなたは "パンチラ" という世俗の鎖から、完全に脱却できたことになるのだから。またひとつ、仏の教えに近づいたことの証左なのだから。それはそれで宜しいことなので御座います。<br /><br />長くなったけれど、今のところ僕がパンチラというものに対して言えることはそのくらいである。これが何かの参考になるとはとても思えないが、もし皆さんが何かを考える際のヒントにでもなれば、それに勝る幸せはない。<br /><br />最後になったが、いくら僕たちが （あるいは僕が） 虹を愛でているといっても、あくまでそれは程度問題だ。あれば嬉しいものの、なければ悲しい、というものでもない。<br /><br />ただ、世の中には…… "大切な匙加減" というものを誤る人が一定数存在する。見えない虹を追い求め、自分を見失い、いつしかポイントオブノーリターン （帰還不能地点） にまで至ってしまう人。<br />それは確実に存在するのだ。<br /><br />かかる人の未来は暗く、そして侘しい。<br /><br />虹は偶々見えるからこそ美しく、掴めないからこそ有難い――<br /><br />僕たちはそのことを、努々忘れてはならない。<br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?183614">人気ブログランキング</a>

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<title>はじめてのセックス</title>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-04-28T02:55:14+09:00</dc:date>
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　<br /><a name="more"></a>　<br />誰にも "はじめて" は等しく訪れます。はじめてのおつかい、はじめての水泳、はじめての料理、はじめての告白、等など。そしてそのほとんどの場面において、僕たちは不安や緊張などの心持ちを抱くことが多いものです。<br /><br />はじめての、セックス。<br />数ある "はじめて" のケースにあって、これほど<br /><br />『失敗したくない、いや、失敗できない！』<br /><br />という想いを抱かされる状況もないでしょう。<br /><br />セックス――それは日常生活の中で、心も身体も裸にならざるを得ない稀有な場面であり、だからこそ、失敗したときのダメージが計り知れないものです。それが故、我々が失敗を恐れる気持ちも自然と大きくなろうというもの。<br /><br />では、僕たちは 『はじめてのセックス』 を一体どのように演出すれば良いのか？この辺りの問題は、長い間教育現場で、地域社会で、あるいは家庭の中で強烈なタブーとして存在し続けてきました。<br /><br />生殖活動としてのセックス。これについては保健体育の授業などで様々教えを受けることもあったでしょうが、それはあくまでも一般的知識・学問的常識レベルでのお話に過ぎません。突き詰めていえばそれは 『射精して、受精する』 という "現象" を知るだけの話。<br /><br />もちろんそれだって大事な知識なのですが、実際のところ僕たちが知りたいのはもっとナマのトーク、具体的にいえばセックスに至るまでの過程であるとか、セックスの最中にどういう表情を浮かべたらいいのか？という疑問に対する答であるとか、そういうことだと思います。<br /><br />しかし、それらの情報に触れる機会というのは生半には訪れません。親や教師に 「ねえ、初めてのセックスはどんな感じだったの？」 と問いかけてもまず答えてくれることはありませんし、そもそも聞きたくもないでしょう。<br /><br />「お前を種付けした夜、お父さんはママをバックでガンガンに攻めててな」<br /><br />「いやだわお父さん、騎乗位よ」<br /><br />知りたくなかった自分史が、そこに。正直であり過ぎることは決して美徳ではない……ということを雄弁に物語るやり取りです。秘することで真実が変わる訳ではありませんが、物事には総じてTPOというものが存在します。あなたは、両親の営んだ激しい立ちバックの末に爆誕した――という厳然たる真実が在るのだとしても、それは語られるべきストーリーではないのです。<br /><br />だから我々は、各々のたゆまぬ情報収集の果て、何となく 『はじめてのセックスって、こういう感じなのかな』 というイメージを掴み、そしてその朧げなイメージを携えてそれぞれの戦場へと向かいます。それは何とも心許なく、また不安な戦いとなることでしょう。学校も親も、もしかすると友達も教えてくれない "はじめて" が、そこに。<br /><br />新たな悲劇を、無用な絶望を食い止めるために。<br />これからの人生で "はじめて" を迎える全てのメンズに向けて、今日は 『はじめてのセックス』 のイロハをここに記そうと思います。もしこの日記が皆さんにとって何かの助けになるのであれば、それに勝る幸せはありません。<br /><br /><br />■ 常に 『良いムード』 を心がけよう<br /><br />男はロマンを語りますが、女はムードを好みます。故に我々メンズの立場としては、セックスに至る前段階、セックスの真っ最中、セックスが終わった後、常に "グッド・イナフなムード" を保ち続ける必要があるのです。<br /><br />グッド・イナフなムードとは何か。業界人的にいえばザギンでグーフー、ギロッポンでシースー、という辺りがモアベターなムーディングなのですが、おそらく一般的な感性を有する女性からすれば、いきなり銀座でフグを奢られたり、六本木で寿司を振舞われたりしても、イコール 『わあ、いいムード！』 ということにはならないでしょう。大枚をはたくことが良いムードに繋がるとは限らないのです。<br /><br />過度な演出は控えるべきです。男はついつい過剰なまでの演出に執心してしまいがちですが、僕の見立てによると男のカマす演出というものは<br /><br />『相手のことを想っているようで、実際のところ "そういう自分" に酔ってるだけ』<br /><br />そんな場合がほとんどです。簡単にいえば 『慣れないことはするな』 というつまらない結論になるのですが、基本的にパンジーとチューリップくらいしか花の名前を知らないのに、いきなり胡蝶蘭なんかプレゼントしても、女性は却って戸惑うばかりなのではないか……僕はそのように思います。あるがままの、等身大の自分の姿というものを認識し、あくまでもその範囲内でのムード作りを心がけるべきでしょう。<br /><br />「等身大の自分……そうなると、夜の食事は大衆居酒屋になってしまうんですが、そういうのもグッド・イナフなムードになるのでしょうか」<br /><br />もちろん違います。等身大の自分を意識することと、際限なく自分をさらけ出すことは、決して同じ意味ではありません。<br /><br />例えば普段の生活から逆算したとき、彼女のために捻出できる予算が５０００円しかないことが判明したとして。じゃあ、その中で自分に何が出来るのか？それを懸命に考えることが肝心なのです。<a href="http://www.google.co.jp/search?q=%E7%99%BD%E6%9C%A8%E5%B1%8B&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla:ja:official&client=firefox-a" target="_blank">ホワイトウッド</a>や<a href="http://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%A4%E3%81%BC%E5%85%AB&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla:ja:official&client=firefox-a" target="_blank">つぼエイト</a>などの店舗が悪いとは申しませんが、それらの店を選んでいたのでは、あなたの抱える熱いソウルは中々相手に伝わらないでしょう。同じ５０００円を使うのであれば、桜舞い散る公園や夏祭りの屋台などで派手に散財する方が、よほど風情があるものです。<br /><br />「屋台のタコ焼きとかｗｗマジしょぼいしｗｗｗ」<br /><br />そんなワビサビのないセリフを抜かすメスもいるかもしれませんが、そういう輩は既にマンコがブラックホール状になっている――と相場が決まっておりますので、むしろ 「ああ、早目に気づけて良かった……」 とポジティブな方向に考えていきましょう。あなたの大事な "はじめて" を、無駄に散らすことはないのだから。<br /><br />■ 常に清潔に<br /><br />不潔でいるよりは清潔でいる方が好まれる、というのは社会通念上当然のことですが、セックスの場面にも同じ考え方が当てはまります。それは何も身体的な清潔さに限った話ではなく、身なり・雰囲気の清潔さ、食べ方の清潔さ、住まいの清潔さ――など、多岐に亘るのです。<br /><br />・・・<br /><br />そこはホテル最上階のラウンジ。<br />小奇麗で、さりとて堅苦しくない衣服に身を包んだ、一組の男女。<br />男は如才なくカクテルを注文し、女もまた、自然な所作で好みのドリンクをオーダーする。<br />見詰め合う二人。流れるBGMは静かで、それでいて沈黙を埋めるには十分なほどのボリュームで。<br /><br />「乾杯……」<br /><br />グラスが交わり、空間に小気味良い音が響き渡る。ショートカクテルは三口で飲め、その格言の通りに男はグラスの中身を乾かした。<br /><br />「失敬」<br /><br />口元に笑みを保ったまま、男はグラスをコースターの上に戻す。次の瞬間、男の左手には上品なハンカチが握られており、それを優雅な動作で鼻元へと近づけたかと思うと、突然――<br /><br /><br />ブビッ！ブバッ！！ブベベババボベバッ！！！<br /><br /><br />豪快に洟かみ終え、手の中でハンカチを握りつぶす。男は再び優雅な笑顔を浮かべた。<br /><br />「フフ、花粉症なんだ。マスター、マティーニをもう一杯。とびきりドライなやつを、ね」<br /><br />・・・<br /><br />意味がないのです。どれだけ高級なバーも、どれだけ洗練された酒の飲み方も、細部がぞんざいになった瞬間に！全ては泡沫に帰してしまうのです。<br /><br />「そんな、バーで洟かんだりしないよ……」<br /><br />そう思われるかもしれませんが、じゃあこれがオナラだったら？ゲップだったら？あるいは、食事の際のクチャ音だったら？<br /><br />色んなケースに置き換えることができるわけです。すっかり気心の知れた中であれば、そのような出来事も "事故" と笑って済ませられるのかもしれません。が、これから "はじめて" に立ち向かおうとするウブな二人にあっては、少々苦しい。もちろん生理現象的なサムシングはある程度お目こぼし頂きたいところですが、それ以外の場合、例えばそうですね、初めて彼女の家に行ったとして、玄関も綺麗、シンクも綺麗、ベット周りも勿論のこと綺麗、であるにも関わらず！トイレの一角に、<strong>道徳上あり得ない量の陰毛</strong>が落ちていたとしたら――やはり、全ては泡沫に帰してしまうのではありますまいか。<br /><br />その意味での、清潔さ。洗髪をしている、とか、歯を磨いている、とかは当然のことながら、爪が伸びていないかどうか、鼻毛は出ていないかどうか、突如として僕らの部屋に現れる 『妖怪！チン毛散らし』 をきちんと退治しているかどうか……と、その辺りのことも忘れず心に留め置きたいところでしょう。<br /><br />「でもさあ、世の中の女性には、ホラ稀に？！いるじゃん、あのー、『不潔な男に汚されたがる願望』とか、そういうの持ってる人とか！あ、あと！あのー、「いいの！洗ってないチンポの臭いがたまらないの！」 とか、一種狂った風情でシャウトする女とか、おりますやないですか！！ねぇ！？」<br /><br />主張は理解しました。確かにそういう趣味・嗜好をお持ちの女性はいらっしゃいますし、僕の知人の中にも 『チンカスって、<strong>溜まれば溜まるほどいいのよね</strong>』 と、義務教育の意味を根本から問いかけるが如き衝撃表明をカマす淑女、います。が、それとこれとは話が別というか、ちょっと考えてもみて欲しいんですが、たとえばアナタが、すわ！これから初セックスだ、という状況にあって、まあ普通の感性を有していれば 「セックスの前にちょっとシャワーでも」 ということになるところ、彼女がそれを強靭な腕力で押し留め、えっ何？と思わず困惑顔を浮かべたあなたに対し、ハアハアと荒い息をつきながら、一言<br /><br />「ビールもチンポもやっぱりナマよね」<br /><br />苦しいんですよ、やっぱりそれは。別に、女性はすべからく清純であるべきだ！なんてことは思いませんが、初めてのセックスに際して何の躊躇いもなく 「ガハハ、チンカスがこんなにドッサリ」 みたいなことを言われても、ごめんなさい、どういう顔をしたらいいか分からないのです。二回目以降ならいいんですが、せめて最初の一回は……という切ないこの思い。果たしてこれを読んでいる皆さんに伝わっているのでしょうか。<br /><br />■ いよいよ行為は本番に<br /><br />さて。長々と語って参りましたがここまでの話はいわば前座、あくまでもセックスに至る過程を描いたに過ぎません。大事なのはここから、つまり 『一体、はじめてのセックスはどのように執り行われるべきなのか』 というテーマであり、この辺りのことこそ我々が真に知るべき命題なのです。<br /><br />本題に入る前に、ひとつ。まず皆さんが今抱いている先入観、予備知識、これは全て捨てて下さい。もちろんそれぞれの有する 『セックス観』 それ自体は尊重されて然るべきですが、それはあくまでも <br /><br />『日常的に営まれるセックス、プレイの一環としてのセックス』観<br /><br />に分類されます。対して、これから語られる内容は 『はじめてのセックス』 であり、かつ 『<strong>人生に一度しか訪れない重要なスペクタクル</strong>』 のお話となります。要するに、通常のセックス観とは議論のレベルが異なってくるのです。分かりますか？<br /><br />「つまり、前戯は優しく……とか、そうい」<br /><br />シャット・ユア・マウス・アップ。黙られよ。眠たい議論はもう懲り懲りなのです。前戯？フェラチオ？バック・イン・ザ・USSR？そういう手垢のまみれた概念はガソリンでもかけて燃やせば宜しい。いいですか、それはあくまでも 『二回目』 からのセックスに必要になるべき知識であって、『はじめて』 のセックスには全く関係のない情報なんですよ！？そこんところ、もう一度しっかりと確認しておいて下さい。頼みますよ、本当に。<br /><br />セックスを始めるに際しては、まず男女がそれぞれ全裸になる必要がある……のですが、実際のところ問題はその前、もっと前の段階にあります。<br /><br />はじめてセックスをカマす場合、まず近隣住民への挨拶。これを欠かしちゃいけない。というのも、俗世間には "バルサン" という商品があるのですが、あれというのは一度作動させるとモクモクと煙が立ち込めるため、周りの人たちが 「アラヤダ！火事かしら？」 という誤解を抱く恐れがあり、そのような嫌疑を回避するためにも、事前に 「実はこれからバルサンを焚くんですよね」 と喧伝することがマナーになっておりますところ、セックスについても、ややもすれば喘ぎ声的な何かを耳にした近隣の方々から 「アラヤダ！レイプかしら？」 という誤解を抱かれるリスクがあり、そのような疑義をスルーするためにも 「実はこれからセックスをカマすんですよね」 と丁重に挨拶することが、マナー以前のルールとなっております。ご存知でしたでしょうか。ただまあ、昨今は世知辛い世の中です。見ず知らずの隣人に挨拶するのはちょっと……と二の足を踏まれることもあるでしょう。その場合は敢えてまで挨拶に赴くことはありませんので、ただ一言、ドアの見えやすいところに 『SEKKUSU』 と張り紙を貼っておくと良いでしょう。ローマ字を覚えたばかり！という小学生にも配慮を忘れない格好です。<br /><br />しこうして後にようやく裸となるわけですが、次にもまた重要な手順が待ち受けております。二人が裸になったらば、まず最初にマンコに向かって二礼・二拍手・一礼を行って下さい。これはなぜかというとジャパン的なマインドでシンキングすれば太古の昔からアニミズム信仰が超マスト、分かりやすくいえばどんなものにも霊あるいは神的なサムシングが宿っておわしますよね、ということになるのですがその伝からすれば当然マンコにも八百万の神々のうちの一つくらいは宿っていて然るべきであり、その考え方を更に推し進めれば俺たちみたいなもんのチンポが突然神（≒マンコ）のところに闖入する……という荒唐無稽な真似が許されるわけもなく、だからこそそのような非礼を詫ぶる意味で、あるいは神々の許しを請う的な意味で 『いまこの瞬間、ないしこれより先、終生に亘ってあなた（≒神、マンコ）のところに馳せ参じることになりますが、その旨お許しを頂きたく、かしこみかしこみ申す……』 とのことを伝えるべく、頭を垂れて二礼・二拍手・一礼。常識的に考えればマジ欠かすことができません。<br /><br />また、神式はちょっと……とお嘆きの方、仏をハード・リスペクトしているあなた、大丈夫です。その場合は礼と拍手をする代わりに、彼女のマンコの前で木魚をポクポクと叩けばオールオーケーです。ただ、その際のリズムは必ず８ビートを保つように、１６ビートではダメ、決してお忘れなきように。なお、勢いあまって彼女の壷（≒マンコ）に線香を立ててしまった……という症例も一部から報告されておりますが、そこまでやる必要は全くありませんので、取り急ぎ木魚ポクポクの段階で行為を留めるのが吉でしょう。また、手近なところに木魚がない！という困った皆さんにおかれましては、仕方がないので鼓（つづみ）で代用して頂きたく存じます（当然のことながらその場合、掛け声を発しながら鼓を叩く必要があります）。再三になりますが、これらは全て必要な行為形式です。決して軽んじることのないようお願い申し上げます。<br /><br />当然その次は国家斉唱です。君が代が望ましいところですが、僕の心はフランスにある……という方々におかれましてはラ・マルセイエーズでも構いません。その辺は柔軟に対応して下さい。もしも相手の女性から 「国家はやめて！軍靴の音が聞こえてくるわ」 といった趣旨のことを申し向けられた場合、それは価値観レベルでの相互不理解が存している可能性が強いですので、一度セックスは取りやめ、もう一度デートをする、話し合う、いっそ洗脳する、などの手順を経て、平穏無事なセックスを行えるように努力をしましょう。セックス、それは二人で組み立てていく類の行いなのだから。<br /><br />そしていよいよ御子息による御挿入と相成るわけですが、この後は大体のニュアンスで適当に腰を振ったりしていれば問題ありません。ただ、あなたにとって初めてのセックス、それは取りも直さず 『息子の独り立ち』 という側面も含まれますので、ひとつ御子息を盛大に送り出してあげましょう。具体的には挿入の最中に爆竹を百連発で鳴らす、彼女のマンコに向かってクラッカーをぶっ放す、コングラッチュレーション！と叫びながらシャンパンを開ける、などのスタイルが挙げられます。無論腰を動かしながら、です。難しく思われるでしょうが、皆これをやってきました。あなたのご両親も同じようなことをやってきました。そこに例外はありません。頑張りましょう。<br /><br />最後に、フィニッシュ――つまり射精ですが、これについては深く考える必要はありません。ただ、再三になりますがセックスとは男女双方向による行いですので、相手に対するリスペクトが必要となります。言葉の上でそれを伝えることができれば問題ないものの、定型を持たない言葉では時にあらぬ誤解が生じてしまう可能性も否めません。よってここは思いを形に変えて、言い換えれば金・マネーを服紗 （ふくさ） に包んで 「これ、少ないけど……」 などの言葉と共に自然に (くれぐれも自然に！) 渡してあげましょう。なお、この金額が不必要に高額になってしまった場合、法的に別の意味が生じかねませんのでお気をつけ下さい。<br /><br /><br />……ということで、肉欲プレゼンツ 『はじめてのセックス』 、いかがでしたでしょうか。ううん、知らないことばかりやった……と、目から鱗を落とされた方も多いことと推察いたします。が、冒頭でも申し上げた通り "はじめて" は誰にでも訪れます。その際に大事なのは、正しいやり方を正しい手順で行うこと――ただそれだけなのです。難しく考えることは何もありません。その上でドーンとぶつかってゆけばよろしい。<br /><br />願わくば皆さんの迎える "はじめて" に幸の多からんことを。<br />肉欲でした。See Ya！<br /><br /><font size=2>（なお、今回紹介した手順はあくまで一例であり、地域・年代による差異もかなり存しますので、出来ましたらコメント欄にて経験者の方々から有難いご意見を頂ければ……と考えております。よろしくお願いします）</fotn><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?183614">人気ブログランキング</a>

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<title>小さな恋の歌</title>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-04-21T01:57:02+09:00</dc:date>
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　<br /><a name="more"></a>　<br />先日、唐突に 『他人のNTR体験談を読みたい』 という情念が胸に生じた僕は、ごく自然なテンションでインターネットの大海原に身を投じた。<br /><br />知らない人のために説明しておくと、NTRとは読んで字の如くNTR、つまり 『寝（N）取（T）られ（R）』 のことであり、より具体的な言葉を選べば 「自分の恋人ないし想い人が自分以外の異性からチンポをアウトインアウトされる」 、これ関係の話であり、かつ、このようなシチュエーションを愛でてやまない者どものことを、世間一般の人々は 「NTR属性の人」 と呼んでいる。宜しくご確認されたい。<br /><br />このNTR、どうも大多数の人からすれば 「やだこの人……マジで頭がおかしいんじゃないのかしら……」 な部類に属する性的嗜好であるらしく、僕としても今日の今日まで 『NTRの素晴らしさ、崇高さ』 というテーマを引っさげ各地で公演 ――という名を借りた恫喝―― を行ってはきたものの、結果はおよそ晴れがましいものではなかった。<br /><br />NTRの良さはどこにあるのか。<br /><br />NTR的興奮を味わうには、第一に好きな人が存在しなければならない。考えてみれば分かることだが、仮に全く面識のない女性が自分以外の男とハード・ファックしていたとしても、別に何も思わないだろう。当たり前の話である。<br /><br />だが、そうではない状況、つまり 『自分の好きな人がけしからん声を上げながら黒めのチンポをアウトインアウトさせている』 という情景、これは如何か。おそらく多くの人たちは<br /><br />「こんな、こんなことって……オオオ、ウアアアアア！！」（ダダダダダッ）<br /><br />といったリアクションを見せることだろう。ごく正常な反応である。<br /><br />だがしかし、同じ状況がNTRerの手に渡れば<br /><br /> 「こんな、こんなことって……オオオ、ウアアアアア！！」（シュッシュッ） <br /><br />こうなる。怒りたいのに、悲しみたいのに、どうして、俺はどうして？！こんなにも勃起しているんだ――この切なさ、罪深さ。専門的な言い方をすれば 『<strong>悔しい、でも……！</strong>』 というアレのことだ。<br /><br />誤解されやすいのだが、いかに僕たちNTRerといえども、好きな人がNTRされれば悲しいし、辛い。ただ僕たちは、悲しみや苦しみを感じるよりも先に、なぜか ――本当になぜか―― 激しい興奮を覚えてしまうだけなのである。不思議な心模様ではあるが、悲しみや苦しみ、怒りや切なさ、そして、興奮。それらは全て同時に成立しうる感情なのだ。<br /><br />ただ。突き詰めていえばこのNTR願望というものは、それが達成・具現化された瞬間、世間的な幸福から果てしなく遠ざかってしまう。愛する誰かが自分以外の人間に寝取られれば、僕らは確実に 『殺』 ないし 『死』 の文字を強烈に意識することだろう。分かりやすく描写すれば <br /><br />『彼女が寝取られて悔しい、でも……！』<br /><br />↓<br /><br />『シュッ！シュッ！』<br /><br />↓<br /><br />『ふう、死ぬか』<br /><br />この因果経路である。男子が射精したあと確実に到達する "賢" なる刻が、逆説的に僕たちをあの世へと誘ってしまうのだ。愚かしい方が幸せな場合も、ある。<br /><br />つまりNTRという性的嗜好は願っても叶わない、あるいは叶ってはいけない、そんな危険な欲求なのである。だが、人間のココロはいかにも弱い。禁止されればされるほど、却って求める気持ちが強まることもある。また、かつての禁酒法の例を思い出せば分かる通り、過度な抑圧は時として劇薬と成り得ることを忘れてはならない。<br /><br />ここで冒頭の文章に戻るが、とにかくも自分の中に生じた荒ぶるパッションを鎮めたかった僕は、颯爽とインターネット・ワールドに身を投じた。きっとそこに天国が、ヘブンがあると信じながら、祈りながら。僕は 『<a href="http://www3.atwiki.jp/sare/" target="_blank">2ch不倫板@wiki 不倫される時</a>』というページを厳かに開いた。<br /><br />人外魔境だった。確かにNTR的なエピソードも多数散見され、僕も何度か興奮させられた。『あら、いいですね』の波も幾度となく訪れた。<br /><br />けれども、僕の認識は少々甘きに過ぎた。匿名の場で語られるナマの不倫トーク・浮気トークは、一種想像を絶する凄まじい破壊力を秘めていたのである。<br /><br /><br />『<em>結婚四年、子供は二人、小遣いは3万円、それでも妻を愛していました。でもある日、妻の携帯から数々のハメ撮り写メが見つかって……何か、目の前が真っ暗になって……でも、子供のことを考えるとどうしたらいいのか……</em>』<br /><br /><br />完全にさだまさし、あるいは中島みゆきの歌声が支配するワールドだ。凄まじい攻撃力である。暗い、などという言葉が裸足で逃げ出すほどの暗さ。ブラックホールを遥かに凌ぐほど強烈な重力。空気が存在することすら許さない息苦しさ。この状況で 「くうっ！チンポが辛抱たまらんばい」 と興奮できる人間が、果たして存在するのだろうか。いてはならない……とは言わないが、個人的にはいて欲しくない。<br /><br />だのになぜ僕はNTRを求めるのか。実際のところ、そこに待ち受けているのは確実な意味での不幸でしかない。好きな人が、好きだった人が、自分以外のメンズと本能のままに快楽を貪りあっている光景。地獄もかくや、の惨状であろう。<br /><br />だが、それがいいのかもしれない。考えてみれば、所詮NTRされるくらいの関係なのである。いくら僕が相手のことを好ましく思っていたとしても、その先に待ち受けている未来は決して明るいものではない。いつかどこかの段階で、相手の側から 『ごめん、好きな人ができたから……』 と言われるのが関の山だ。<br /><br />そうであれば、いっそ最後の花火はどデカくブチ上げて欲しい。その意味で、餞別の意味でのNTR――あっても、いいのではないか。いや！積極的に存在するべきだ、と僕は考える。<br /><br />別れの場面を綺麗に取り繕いたいと願うのはヒトとしての性（サガ）だし、もしかするとこの世のどこかには 『本当の意味で綺麗なお別れ』 というものもあるのかもしれない。が、経験則上、世にある男女の別れはそのほとんどが醜く、そしてしどけない。無理やり綺麗に取り繕おうとすればするほど、その言葉はどこか虚しく心に響く。<br /><br />だったら、いっそ！スカッと殺して頂きたいのだ。それは精神的な意味でのSATSUGAIである。真綿で首を絞めるような風情ではなく、マグナムでズドンと殺るようなやり方で以て、派手に散らせて欲しいのだ。少なくともその方が僕には優しく、そして気持ち良く、心に響くことだろう。<br /><br /><br />「私たち、もう終わりにしましょう」<br /><br />「えっ……突然どうして？！」<br /><br />「ごめん、でも、さよう……なら……」（ｶﾞﾁｬ　ﾌﾟｰ　ﾌﾟｰ）<br /><br /><br />一見してスマートなやり取りだが、ここには何らの真実も介在しない。ただただ自分の想いを、決断を、淡々と告げているだけに過ぎない。もちろんそれでも構わないし、こちらとしてもそれ以上何かを追求する術はない、ないのであるが――<br /><br /><br />「私たち、もう終わりにしましょう」<br /><br />「えっ……突然どうして？！」<br /><br />「ごめ……ﾁｭﾊﾟ……ん……で……ｼﾞｭﾎﾟｯｼﾞｭﾎﾟｯも……ﾇｯﾇｯﾇｯ……さよ……ｽﾊﾟﾝｽﾊﾟﾝｽﾊﾟﾝｽﾊﾟﾝ……うならぁ……ぁめぇぇぁぁ！<strong>め゛え゛え゛ちゃああ゛あ゛あああんん゛！！</strong>」<br /><br />「オイさつき？！クソッ、チクショー！！」（ｼｭｯ　ｼｭｯ）<br /><br /><br />夢も希望も光明も。後には何も残して欲しくないのである。『もしかしたら、まだ……』 なんて可能性はどこにもない！さあ死ね！！遠慮なく死ね！！と、全身全霊で示してもらいたいのだ。<br /><br />その意味で、"激励" 的な意味でのNTR願望、あっても良いのかもしれない。 『あなたとのこと、ずっと忘れないよ……』 などとチンケなセリフを100万回吐かれるより、ただ一度だけ 『新しく好きになった人のチンポ、<strong>めちゃんこ三ツ星☆</strong>』 と、ミシュランの目つきで語られる方が、僕にとっては優しい。もちろんその瞬間に目の前の相手をボコボコにするだろうが、ヘタに未練が残らない分ずっとマシだと思うのである。<br /><br />浮気はよろしくないことだ。けれど心変わりは世の常、人の常でもあるし、本能が理性を凌駕する夜だって訪れるかもしれない。<br /><br />だから、そんな時。心と身体が一線を越えてしまった状況下にあって、どうか自分のことを上辺だけの綺麗な言葉で誤魔化さないで欲しい。素直に全てを打ち明けて欲しい。僕からのお願いだ。なおその場合、なるべく、できれば、確実に、NTR時のハメ撮りのVも添付していただきたい。その際は経年劣化しないデジタルデータでのプレゼンが望ましいのは、敢えて言うまでもないことだろう。そこで、そこまでして、初めて！僕の未練は消え果てる。嘘偽りない心のシャウトだ。<br /><br />これが僕の抱えるちっぽけなNTR観なのである。<br />では、長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。<br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?183614">人気ブログランキング</a>

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<title>女「男の人って仕方ないんだよね～？^^」 ←シャラップ</title>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-04-13T23:42:18+09:00</dc:date>
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　<br /><a name="more"></a>　<br /><font size=1>携帯から訪問されている方は<a href="http://2949.up.seesaa.net/image/33sou.txt" target="_blank">こちら</a>からだとページが分割されない状態で日記をご覧になることができます。</font><br /><br />居酒屋などで酒を飲んでいると、平均して年に8.7回はオナニーの話になる。そしてその際、同じテーブルに女性の方がおわしますと、一定程度の確率で<br /><br />「男の人って（オナニーするのも）仕方ないんだよね？ｗ」<br /><br />というようなことを言われる。この論調は 『どうして男は彼女がいるのにオナニーをするのか？』 という議論に取り組んでいるとき、より一層顕著に現れる。<br /><br />さて、彼女持ちのメンズがオナニーをすることは本当に 『仕方ないよね、男だしｗ』 なのだろうか。<br /><br />ここで少し "仕方ない" という言葉の定義を確認しておきたい。<br /><br /><br />■ <ins><strong>しかたない 【仕方無い】</strong></ins><br /><font size=2><br />(1)する手段・方法がない。<br />(2)どうにもならない。困ったものだ。<br />(3)やむをえない。<br />(4)たえがたい。がまんできない。</font><br /><br />（<a href="http://www.goo.ne.jp/" target="_blank">goo辞書</a>　より引用）<br /><br /><br />つまり 「男の人はオナニーしても仕方ないよね（暗黒微笑）」 などと仰っている方々は、我々メンズがオナニーをカマす主たる理由は　<br /><br />(1)（主にセックスなどを）する手段・方法がないから、している。<br /><br />(2)（日々の生活などが）どうにもならない、困ったものだから、している。<br /><br />(3)（本当はセックスをしたいのだけれど）やむをえないから、している。<br /><br />(4)（この不況の中、賃金をカットされ風俗などに行けないことが）たえがたい、がまんできないから、している。あるいは（男の社会には 『オナニーも出来ない男は益荒男たり得ない、大和男子として失格である』 という通念が存在し、結論としてオナニーをしないと男コミュニティからハブされることとなり、かつ、皆そのことが）たえがたい、がまんできないから、している。<br /><br />この辺りにある、とお考えになっているのであろう。その想い、理解できないこともない。<br /><br />しかし、男として生まれて今年で26年になる僕から言わせてもらえば、上述したいずれの解釈もどこかピントがズレている。野球解説風に表現すれば "芯を外している" 。あるいは、『花の慶次－雲のかなたに』 に登場する直江兼続の言葉を借りれば 「<strong><a href="http://dokoaa.com/kiita.html" target="_blank">利いたふうな口をきくなーー！！</a></strong>」 ということになる。<br /><br />「男の人は （恋人がいてもオナニーするのは） 仕方ないんだよねｗ」<br /><br />深い理解と器の大きな優しさを感じさせる言葉だと思う。あるいは、『男のオナニーを容認してくれているのに、この男は何をキャンキャンと……肉欲、地獄に堕ちろ！』 という声もあるかもしれない。<br /><br />しかしながら！人には、いや男には、否、僕には "譲れない一線" というものが存在しており、その意味からすれば女性の方々に軽々しく 『オナニーは仕方ないんだよねｗ』 と片付けて欲しくはコレ、ないのだ。<br /><br />なぜ我々がオナニーをするのか？この問いに対する明確な答は未だお目にかかったことがない。確かに我々は、別段オナニーをしなくても死ぬわけではない。それでも僕たち男は思春期の頃にオナニーを覚え、終生をオナニーと共にしていく。<br /><br />オナニーという行為の背後にある哲学、もしくはロマン、それは人それぞれだろう。僕たちは各々別個の動機でオナニーをしている。ここで大事なのは、とにかくも僕たちはオナニーをする、というその事実だ。<br /><br />好きな人が出来ても彼女が出来ても、あるいは結婚しても娘・息子が産れても、僕たちはオナニーをする。 もちろん僕は未婚であるが、結婚後もシコシコとオナニーをしている自分の姿はかなり鮮明、かつ生々しく想像ができる。歳は40代、鼻セレブを用いてオナニーを行っている僕の姿。ありありと瞼の裏に浮かんでくる。イヤだが。<br /><br />「……まあでも、それも仕方ないんじゃない？子供とか産れたら、昔みたいにセックスすることも出来ないワケだし」<br /><br />そのお心遣いは有難いものの、無用だ。そろそろハッキリ申し上げておくが、男は、いや僕は、生まれてからこれまで一度たりとも 「仕方ねぇなあ……」 とか 「しのびねえなあ……」 といったマインドでオナニーをしたことは、ない。断言できる。僕のオナニーはいつも漲るエナジー＆パッションと一緒に在ったし、それはこれからも変わることはないだろう。<br /><br /><em>Just for Onany</em>　（ただ、オナニーだけを）<br /><br />オナニー。それは代用品などでは、代替的行為などでは、決してない。オナニーの、オナニーによる、オナニーのための、オナニー。何だかよく分からないが少なくとも僕にとってのオナニーはそういう位置づけになるし、そうであればこそ女性側には涼しい顔で<br /><br />「恋人がいても、男の人がオナニーするのは仕方ないんじゃん？＾～＾」<br /><br />みたいなことを放言して欲しくはない。その言葉の裏には、どこか 『男って性欲が抑えられないから、まあオナニー程度はしょうがないっしょ』 というニュアンスが感じ取れるからだ。<br /><br />違うのである。いや、確かにどうしようもない性欲の高ぶりを感じる日もあるし、そういう日を選んで僕たちがオナニーをカマしている事実は認める。その意味からすれば、仰る通り 「男は仕方ない」 のかもしれない。<br /><br />だ、が。僕の想像によれば、この文脈での "仕方ない" という言葉は <br /><br />『性欲が高まっているのに、何らかの原因があって恋人とセックスができないから、オナニーするのも仕方ない』 <br /><br />という風に使われていると思われるのだけれども、率直に言ってそれは正しくない。なぜなら <br /><br />『恋人とセックス出来るのに、何だか独りでオナニーがしたくなっちゃう火照った夜&#63890;』<br /><br />というものは、確実に存在するからである。言わばそれは "仕方ない" とかそういうレベルじゃない、とにかくもうオナニーがしたい、したくてしたくてたまらない！させれ！な晩のことだ。そんな夜、僕だって何度も経験してるのである。<br /><br />そして、そんな夜。<br />我々メンズの脳内から彼女の存在はデリートされる。<br />一顧だにしない、と言っても過言ではない。<br /><br />静謐なる時間<br />孤高の空間<br />全裸の刻<br /><br />――物語が、始まる。<br /><br />鍵を掛ける。<br />携帯電話の電源をオフにする。<br />ネピアをベストなポジションに配備し、ゆっくりとオカズをチョイスする。<br /><br />狙うは隠しエロフォルダ 『海図』。<br />吟味に吟味を重ね、激戦を勝ち抜いた2GBのメスたちが僕（のチンポ）を待ち受けておられるのだ。このトキメキ、ワクワクさんにだって負けちゃいないさ。<br /><br /><br /><img src="http://2949.up.seesaa.net/image/see.JPG" width="136" height="99" border="0" align="" alt="see.JPG" onclick="location.href = 'http://2949.seesaa.net/upload/detail/image/see.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><font size=2>（小さくも大きい海原が、そこにある）</font><br /><br /><br />男性の皆さんはもちろんご理解かと思うが、サイコーのオナニーを演出したいと考えた場合、直ぐにチンポへと着手するのは完全なる下策だ。肉は 『腐りかけが一番旨い』 という。これはつまり醸す、すなわち "発酵" という作用が肉のうまみを増幅させるからなのだけれども、その意味からすれば我々も自身のチンポを "醸す" 必要があるといえる。<br /><br />何も難しい技術を要するわけではない。世の中には様々な "醸し" 方が存在するが、僕の場合でいえば<br /><br />『およそ2GBのデータを一通り眺めた後、頭の中でフルコースを組み立てる』<br /><br />これが "醸し" の作業だ。この作業なくして高級な貴腐ワインの如きオナニーの味わいを演出することは、出来ない。<br /><br />ここまで語ればもうお分かりかと思うが、こんな面倒な行程 （但し、我々は決してこれら一連の作業を 『面倒だ』 とは考えていない） を経てまでするオナニー、それは最早 "仕方なくやっている" というレヴェルを遥かに超越している。それそのものが目的であり、それだけで世界が完結する行為――それが僕たちのオナニー （この文脈での "オナニー" の発音は "<strong>wanna be</strong>" という英語のそれに限りなく近接することに注意されたい） なのだ。あだやおろそかに扱ってはならないし、ましてや 『オナニー？ああ、寂しい男がセックスの代わりにやってるんだよね』 という理解は、いただけないのである。<br /><br />いつか、どこかで書いたことがあるが、もう一度だけ記そう。<br /><br /><em>"攻め" のオナニー</em><br /><br />――つまりは、そういうことだ。仕方なく行うオナニーなど、この世には一つとして存在しない、ノン、してはならないのである。お分かり頂けただろうか。<br /><br />「じゃ、じゃあ彼女持ちの人がカマしているオナニーって……それってもしかして……」<br /><br />事ここに至っては、最早 「<strong>すまない……</strong>」 と謝罪する他ありますまい。認めよう、僕たちメンズは、あるいは僕は、彼女と行うセックスと、右手と行うセックスとに、それぞれ 『違う味わい』 を見出している――という事実を。セックスはセックス、オナニーはオナニー、それぞれが別個の行為形式であるという揺ぎ無い真実を。僕はここに、声を大にして宣言したいのである。<br /><br />その時に、さて、この日記を読み始める前までは 『男のオナニー？まあ仕方ないっしょｗ』 と賢しい笑みを浮かべていたご婦人方、彼氏に向かってもう一度、アゲイン！同じセリフをぶつけることができるのでしょうか。できるのでしょうか！？鍵を掛けて、時間を止めて。PCのモニタ越しに 「マジでジョジュク（≒熟女）のAVはたまらんばい」 と息を荒げている彼氏を、さあ、許すことができるのですかな？！<br /><br /><br />「う……う……でも、し……仕方ないんだよ……ね（；；）」<br /><br />（シコッ……シコシコ……）<br /><br />「う……や、いやあああ！！やっぱりダメぇ！！仕方なくなんてない、オナニーなんてしないでぇぇ！！しちゃダメなのぉぉ！！（；⊿；）」<br /><br /><br /><strong>その言葉を待っていた</strong>。<br />そうなのである。<br />僕たちは……つーか？！僕ぁねぇ、自分たちが独善的にカマしているオナニーのことを 「ま、男は仕方ないよね」 何て風に、やけに冷静な口調で片付けて欲しくないのであります。変な理解をされるくらいなら、むしろ<br /><br />『ダメッ！！オナニーするくらいならアタイがフェラしたるねん！！全部搾り出したるねん！！やる気、元気、井脇やねん！！』<br /><br />という決然とした姿勢、あるいは生き様？と言いますかな、とにかくそういう熱いパッション、ないし彼氏のオナニーに対する名状し難い憤り、そういうものを目の当たりにしたいのです。そういう部分に愛を感じてしまうのですね、ええ、ええ……。<br /><br />「じゃ、そういうリアクションをすれば、男の人はオナニーを止めるんですね？」<br /><br />いや、<strong>するよ。</strong>普通に。心の中で 『すまぬ……すまぬ……！』 と懺悔しながら、背徳感を全身で受け止めつつ、超ハードなオナニーを敢行すると思いますよ。もちろんそのことを敢えてまで恋人に告げるような真似はしませんが、心の奥底で （ごめん、俺……汚れっちまった……） と感じることはほぼ確実であり、その場合恋人に対していつもより優しく接することができるような気がする、そんな気がしないでもない、のですが、皆さんにおかれましては如何お感じかな。いいことづくめだと思いませんかな。思いますよね、当然。<br /><br />ただ、我々の抱える上述したようなパッションを全て認識した上で 『それって結局 "仕方ない" ってことじゃんｗ』 と仰るのであれば、おそらく正解だと思います。これ以上どんな説明を施してもそれは野暮に過ぎますし、詰まるところ 『彼女がいてもオナニーをしたいから、してる』 という説明が最も無難でしょう。そのことを指して "仕方がない" と形容するのはごく自然なことです。<br /><br />けれども、けれども。<br />再三になりますが、忘れないで下さい。<br /><br />僕たちは決して、セックスの穴埋め代わりにオナニーをしているのではない……ということを。<br /><br />いつもいつでも、"攻め" の姿勢でオナニーをしている……という生々しい事実を。<br /><br />そこのところを無視したまま、どこかの誰かの言葉を鵜呑みにするようなテンションで 『オナニー？ああ、男は仕方ないらしいじゃんｗ』 と語ること、今日でおしまいにしましょう。それは僕から皆さんに向かって捧げる、本当にちっぽけな願い、あるいは、祈り。<br /><br />なぜなら――僕たちは、自分のオナニーに誇りと矜持を持っているのだから。<br /><br />持っているのだから。<br /><br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?183614">人気ブログランキング</a>

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<title>アナログな人間関係、デジタルな人間関係</title>
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<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>肉欲さん</dc:creator>
<dc:date>2009-04-07T22:43:10+09:00</dc:date>
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　<br /><a name="more"></a>　<br /><font size=1>携帯から訪問されている方は<a href="http://2949.up.seesaa.net/image/31.txt" target="_blank">こちら</a>からだとページが分割されない状態で日記をご覧になることができます。</font><br /><br />春――そう、世間は時あたかも春である。<br /><br />春、それは出会いと別れの季節。<br /><br />これを読んでいる皆さんの中にも、進学や就職などで新しい環境に飛び込んだ方がいらっしゃることだろう。その胸中にあるのは、期待？ときめき？それとも不安、あるいは焦燥？とにかくも様々あることと推察される。<br /><br />"うまくいかなかったら、どうしよう……"<br /><br />そんな悩みを抱えている御仁もおられるかもしれない。その想い自体は極めて自然なものだ。人間界でも自然界でも、未知なるものに畏怖するのは当然のことだからである。未知、それは突然訪れた暗闇とよく似ている。<br /><br />新しい環境に突入する場合において何よりも大事なこと、それは "健全な人間関係の構築" だ。哲学にかぶれた人などは、稀に 『人間、生きていくのも死んでいくのも孤独なのさ』 なんてことを言うけれど、実際のところ僕たちは自分の力だけで生きていくことはできない。じゃあ、アンタの食べるお米を作っているのは誰なんだい？という話である。<br /><br />仕事をするにしても勉学に勤しむにしても。 "助力をしてくれる人" が身近にいて困ることはない。それは同級生、あるいは同僚、あるいは先輩、あるいは上司……色々な人物像が想定される。特殊な例外 （自宅にて一人黙々と仕事をする類の業種など） を除けば、実に種々雑多な人々があなたの周りに居る。<br /><br />大事なのはその内の誰と懇意にするか――この辺りのことだ。率直な言い方をすれば 『新しい環境において、誰に "取り入る" べきか』 ということになる。取り入る、という言葉それ自体はどこかダークな感じであるが、人間社会を生きていく上である程度必要とされるスキルでもある。<br /><br />我々は一体誰に取り入るべきなのか。これについては実に簡単なもので、端的にいえばその集団の 『ボス猿』 を狙えばオールオーケー。クラスであれば教室の中でやたらうるさく騒いでいるチャラい野郎 （『<em>あーダリー……つーか昨日徹夜してさぁー！</em>』とか、聞いてもないのにシャウトしている輩）、会社であれば直属の上司、あるいは取締役クラスの重役、日本国であれば内閣総理大臣、地球であれば<a href="http://images.google.co.jp/images?q=%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E6%B3%95%E7%8E%8B&lr=lang_ja&oe=utf-8&rls=org.mozilla:ja:official&client=firefox-a&um=1&ie=UTF-8&sa=N&hl=ja&tab=wi" target="_blank">ローマ法王</a>、以上が分かりやすい例である。もちろん、実際の場面では "影で実権を握っている人物" が存在するケースもある （例えば佐々木健介と北斗晶の関係） ので、皆さんにおかれましては柔軟に対応して頂きたい。<br /><br />さて、ボス猿を見つけたあなたは次に何をするべきか。ひとつには 『殺害（SATSUGAI）』 という選択肢もあるかもしれない。殺すというと聞こえが悪いが、このやり方が実効的であることは歴史が証明している。古代ローマのカエサル暗殺、ナポレオン暗殺未遂事件、ヒトラー暗殺計画……などなど、実例については枚挙に暇がない。尤もこの方法は重犯罪行為であるので、やめておいた方が無難だろう。シャバが果てしなく遠くなってしまう。<br /><br />今一度 "取り入る" という方向で考えていく。こういう場合、潤沢な資金源、いわゆるイナフなマネーがあれば何ら問題はないが、どうも皆さんにそんな財力があるとは考え難いので、『財力でどうにかする』 という案は却下である。<br /><br />ではどうするか。やはりここは身体、すなわちバディで解決するほかない。まあ論理必然の結論だよね。<br /><br />全体的に言って世に生きる男性はホモかそれ以外に分類される。これはつまり確率論でいえば五分と五分、要するにこの世の男性の約半数はホモと言って差し支えないような気がしないでもないような気がするところ、ヘイ、もしもあなたに近しいボス猿が――ホモの人であったらば？さて、皆さんにもうっすらと "真理" が見えてきたのではあるまいか。<br /><br />「でも……そんなことって……！」<br /><br />躊躇うお気持ち、察します。しかしここで熟考してみて欲しい。皆さんも一度くらいは "<strong>なんか道を歩いてたら何の脈絡もなくグンバツに可愛い恥女に襲われないかなー</strong>" という、青少年に顕著なあの妄想をカマしたことが、あるのではないか。あるいは "<strong>俺が女だったら世の中の男どもにセックスさせまくるのになー</strong>" ということを、思ったことがあるのではないか。<br /><br />つまりそういうことなのである。あなたは、いま、この春に！観念的な意味で "恥女" になるべき、否！<strong>ならなくてはならない</strong>のだ。暖かい青春を甘受するために、心地よい夏を、迎えるために。苦しいが、これもまた現実なのだ。耐えて噛み締めて欲しい。大丈夫、菊はまた裂く、いや咲く。<br /><br />ただし、相手がホモではないという可能性も慎重に吟味しなくてはいけない。この点、相手がホモかどうか見分ける項目としては三つあり、具体的には 『青いツナギを着ているか』 『ちょっと悪そうな自動車整備工か』 『いい男であるか』 が勝負の決め手となる。<br /><br />もちろんそれが全てではないし、これらの項目を満たさないからといって相手がホモではない……ということにはならない。繰り返すが、目の前の相手がホモであるか否かはあくまでフィフティフィフティ、それが確率論からの帰結である。信じて欲しい。<br /><br />万が一相手がホモではなかったらどうすべきか。安心して欲しい。なぜならその場合でも、あなたがカマすべき行為は何ら変化しないからだ。いずれしてもあなたはボス猿に対してホモプレイを敢行すればオーケー。<br /><br />説明しよう。まさか皆さんの中に "<strong>あー、好きな娘の弱みを握った挙句、脅迫などの行為を効果的に使用しながら意のままに操りたいなあ</strong>"  という思索に耽ったことが一度も無い！という方はいらっしゃらないとは思うが、要するにそれと同じことだ。<br /><br />ボスを組み伏し、猿轡を噛ませ、手足を縛り、ハアハアと荒い息を上げながら 『おいちゃんにまかせって！おいちゃんにまかせって！<strong>天井のシミを数えとったら終わるけん</strong>』 と甘言を囁き、行為に及ぶ。しこうして後にタバコの煙をくゆらせながら 『このことを公にされたくなかったら……のう？』 と水を向ける。以上だ。何も複雑に考えることはない。江戸時代の人は語った、『男同士は鶴の味』と――。だから皆、この春は<br /><br /><br /><div style="text-align:center;"><em>鶴になれ！</em></div><br /><br /><br />僕から言えることはそれだけだ。<br />真意を汲んでいただければ幸甚である。<br /><br /><br />さて長々しく語ってきたがこれまでの話は全てウソであるので一旦全て忘れていただいて、本題に入ろう。<br /><br />確かに上司とか先輩とかとの人間関係も大事であるものの、まず一番に考えなくてはならないのは、当然に同僚・同級生との結び付きであろう。これなくして健全な集団生活を営むことは難しい。<br /><br />ここからは少し真面目に語ろうと思う。<br /><br />この時期、折に触れて 『大学生活のスタートダッシュを上手に切るためにはどうすべきか』 というテーマで議論を交わされることがある。そしてその中で圧倒的に多いのが <br /><br />「とにかく物怖じせずに色々話しかけてみよう」<br /><br />こんな意見だ。その後には 『周りの人間も同じく緊張してるんだから、恥ずかしがることはない』 と続く。<br /><br />おそらくそれ自体は正しい声であろう。自分から声を掛けるのか、掛けられるのを待つのか。微妙な違いではあるが、重要な違いでもある。<br /><br />問題はこの後だ。経験則上、確かにこの時期に自分から声を掛けていけば見る見る人間関係は広がり、携帯電話のメモリーも爆増していく。だから<br /><br />（なんだ、チョロいじゃん！）<br /><br />誰もがそう思った、僕もそう思った。<br /><br />だが。ある面からすれば、それは 『携帯電話の登録件数が増えた』 という意味でしかない。また、誰かの電話番号を知ったからといって "その人と友達になれた" ということはできない。当たり前のことである。<br /><br />けれども、浮き足立つ春の季節である。頭では上述したようなことを知っているはずなのに、僕たちは携帯電話の増えたメモリーだけを見て 『へへ、すぐに友達できたぜ』 と、奇妙な錯覚を起こしてしまう。そのことを悪い、とか愚かだ、とは言わない。ただ、やけに切なく見えてしまう。<br /><br />基本的に四月は向学心に燃える時分であり、同級生たちも足繁く講義にやって来る。時に飲み会に誘われることもあるだろう。慣れない酒を飲み、新鮮な都会の風を浴び、言い様のない高揚感を覚える。大学、楽しいぜ！――心で叫ぶこともあるかもしれない。<br /><br />そして僕たちは五月を迎え、あれよという間に大型連休は過ぎ去る。そしてこの頃から、同級生の多くが講義に来なくなる。あるいは自分自身が大学に行かなくなる。この時期に差し掛かると、多くの学生は "出るべき講義" と "出なくて良い授業" の取捨選択が完了しているため、どうしても楽な方へと流されていく。そうなると当然、誰とも会わなくなる。<br /><br />いや、心の奥底では<br /><br />「誰か誘ってくれないかな……」<br /><br />そんなことを思っているのであるが、携帯電話は一向に鳴る気配を見せない。たまりかねて画面を開き、電話帳に目を通す。そこには少なくない数の "電話番号" が並んではいるものの、どこか遠く、そしてどこか、頼りない。<br /><br />『こちらから連絡して、いいものか』<br /><br />しばらく悩んで、結局そのまま画面を閉じる。することもないのでパソコンを開き、時間を潰す。そのうちに夜がきて、適当にご飯を食べて、夢のない眠りに就く。そうして夏がやってきて、冬が訪れ、年が空け――<br /><br />……いつしか、四年生（あるいは、五年生）へと成り果てる。何もないまま、何もしないまま、まるで水が高きから引くきに流れていくかの如く、卒業していく。瞳を閉じても何も思い出せないままに、そのままに。<br /><br />本当にそういうもんである。そういう実例を５ダース回ほど見てきた僕が言うのだから、まず間違いないと思って頂いて構わない。<br /><br />どうすれば良かったのか。それに対する答はひとつではないが、我を忘れがちになるこの時期であるからこそ、 『広く浅く』 ではなく 『狭く深い』 人間関係の構築に努めた方が良いのではないか？と、いまになって強く感じる。<br /><br />もちろん、人によっては 『最初に色んな人と知り合っておいて、あとからじっくり掘り下げればいいじゃん！』 という意見もあるかもしれない。それはとても合理的な考え方だと思う。<br /><br />しかし、それについては "相手が抱くべき想い" という視点が抜け落ちているのではないか。『たくさん知り合い作って、あとから相性を考えればいいじゃん！』 という考え方からすれば、目の前の相手は、ある意味で1/10、ないし1/100の人間関係としてしか捉えることができない。故に、心ならずも相手のことを軽んじてしまう瞬間も出てくるだろう。<br /><br />だが、相手だって心ある人間なのだ。あなたにすれば1/100に過ぎない相手に見えようとも、当人はいつでも1/1の人生を生きている。そこにあって、後々になってから 『やっぱ相性良さそうだから、仲良くしようぜ！』 などと言われても、どうか。自分が逆の立場だったらどう思うのだろうか。おそらく、何がしかの答がそこにある。<br /><br />僕としては、無遠慮に 『新しい環境ではとりあえず色んな人に声をかけてみたら良いんだぜ！』 とは思わない。それが奏功する場合もあろうが、個人的には 『盲目的に声をかけること』 それ自体に意味があるとは考え辛いからだ。<br /><br />コミュニケーション能力が大切なのはもちろんであるけれど、それは別に "強引に友達を作るための能力" のことではない。<br /><br />『然るべきときに然るべき対応ができる』<br /><br />それが本当の意味でのコミュニケーション能力ではないだろうか。<br /><br /><br />（先日の日記のコメント欄より）<br /><br /><font size=2>『<strong>今日、大学初日だったんですが、周りの人と上手く話せませんでした。人付き合いは苦手ではなく、今日まであまり友達に困った経験がなかったので、なんだかショックで。肉欲さんの持論というか、アドバイスとうか、簡単でいいので教えてください。</strong>』</font><br /><br /><br />こんなことを書くとおためごかしのように見えるかもしれないけれど、別に初日から無理して友達を作る必要もないと思うし、そこで 『歪な自分像』 を演出するくらいなら、むしろ自然体であることを念頭に置いた方がいいだろう。焦る気持ちは理解できるものの、友達というものは 『作る』 という側面よりも 『出来る』 という色合いの方が濃いものだ。<br /><br />だから、冷酷な言い方になるけれど、あなたが自然体のままでいて、それでも友達が出来ないのであれば。その環境それ自体があなたに向いていなかった、ということなのかもしれない。<br /><br />それでいいのだと思う。孤独で居続けることの辛さ、寂しさというものは確実に存在するが、その一方で "強制される人間関係の煩わしさ" というものも確かに存在する。<br /><br />自分に適していない場所で複雑な人間関係を構築しても、却って過大なストレスを生み出しかねない。つまるところバランス感覚の問題なのであるが、どうにも 『友達がいない≒寂しいヤツ』 という風潮のある昨今では、友人が少ないことがあたかも "罪悪" であるかのように囁かれてしまう。だが、果たして本当にそうなのだろうか。<br /><br />主観だけで全てを決め付け、かなり早い段階から 『ここは自分のいるべき場所ではない！』 と妄信し、挙句の果てに殻に閉じこもるような行為に対しては、 『それ、勿体ないよ』 と思わされる。しかし、吟味に吟味を重ね、長い熟慮を経た上で 『ここは自分には向いていないのかもしれない……』 という結論を導いたのであれば、僕たちは彼 （あるいは彼女） の意見を出来る限りの尊重をすべきだ。<br /><br />その意味で、自分がこの場所に向いているのか否か？の部分を判断させるために 『春は色んな人に声を掛けてみるといいよ』 とアドバイスしているのであれば、それは建設的なご意見である。世の中には話してみないと分からないことも、確かにある。<br /><br />さて、長くてまとまりのない文章になってしまった。とりあえず 『春に訪れる出会いと別れ』 について、現時点での僕の考えはそんなところだ。もしもいち意見として参考になるところがあれば、とても嬉しい。<br /><br />皆さんの迎える新生活に、幸の多からんことを――<br /><br /><br />なお、最後にもう一つだけアドバイスをさせてもらえば、春だからといって浮かれまくってのべつまくなしにマンコのメアドとかを聞きまくり、挙句にメール攻勢・電話攻勢などを仕掛けまくった場合、音よりも早く 『あの人マジウザイ』 という噂が広まり、ひどい場合になると 『<strong>あいつハブろうぜ！</strong>』 ということにもなりかねないので注意が必要だ。ソースは、<strong>分かるね</strong>。ちなみに、僕の友達でチンポが恐ろしく黒い人が語ったところによれば 「春に動くのはマジ素人。プロは夏前に動く。具体的には、夏までにマンコからの信頼を培い、夏休みに一気に花開く……という寸法よ。大体のアホどもは春に先走って自爆する。だからそこでじっと耐えていれば、自然とマンコからの信頼も厚くなるのや。そして夏休みに入ったら<strong>ガツン！</strong>といったったらええねん。悪い噂？そんなもんはなあ、夏休みの間に掻き消えてるよね。ｳﾌﾌﾌ」 ということらしいので、大学デビューを目論んでおられる方々におかれましては、ひとつその辺りのことを心に留めておくと良いかもしれませんね！それでは皆さん、グッラッ！（good luck！）<br /><br /><a href="http://blog.with2.net/link.php?183614">人気ブログランキング</a>

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