肉欲企画。

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2005年11月29日

坊主ハゲシステム

なぜ坊主が頭髪を剃っているのかご存知ですか。
あれは別にノリで剃ってるとかおシャレの一環だとか、そういう訳ではありません。
「えっ、じゃあ修行のためとかじゃないの?」
まあそれもあると言えばあるのかもしれませんが、もっと大きな理由があります。

それは『一般人との区別を一目で付けるため』です。

たとえば坊主のみならず、昔は髷(まげ)などを結うことができるのは一部の人間に限られておりました。つまり身分の区分けが今よりも厳然としていた時代です。

坊主というのは世俗を断った世界で生きていなければなりません。殆どの坊主は言われなくても世俗を断つのですが、一部の人間は修行不足ゆえ、世俗のことも忘れられないこともあったのでしょう。
そんな一部の坊主が邪な思いを抱いてしまい、フラフラと俗世間へ遊びに行ってしまったらどうなるでしょう。これは坊主の信頼に関わることでして、寺としても非常に体裁が悪い。なんとかしたい、しかし首に縄をつける訳にはいかない。さて・・・。

そこで考案されたのが、坊主ハゲシステムなのです。坊主がすべからくハゲであれば、街に出た時に
「あっ、アレは坊主ちゃうのん?」
と一目で分かります。爾来、坊主・マスト・ハゲ、という不文律ができあがったとか。

ここで言う世俗というのは、ズバリ女性関係です。性交というのは煩悩の極み。多少の生臭(魚とか畜肉とか)を食することは許されても、女性とエロっちゃうことは絶対に許されなかった。それが仏門。これを厳密に禁じておかないと、法事などの際に『あやまち』がないとも限りません。もしかしたら

「和尚さん・・・この度は主人の7回忌にどうもありがとうございます・・・」
「いえいえ、これが仏門の勤めですから。では」
「待って!アタシ、もう、7年も独り身なんですの・・・」
「・・・はい」
「お布施は払えませんけれど、私でよければ・・・」(ハラリ、とはだける着物)
「それでは仕方ありません・・・それぃ!これが一向宗仕込みの除夜の鐘じゃて!」(ゴーン)
「あぁぁぁ!ターーージマハル!!

なんてことも、あったかもしれないんですよ!おのれ仏門・・・!!

ま、そういう対策の為に坊主はすべからくハゲな訳なのですが、しかしここで気になるのはなぜ小僧(坊主見習)までもハゲにしなければいけなかったのでしょうか。
いや、おかしいじゃないですか。小僧なんて、大抵中学生くらいのガキがやってるでしょう。そんな年端もいかない子供が、世俗に溺れる、すなわち除夜の鐘プレイとか木魚プレイとかに勤しめる訳がないじゃないですか。ハゲにする必要ないじゃない。

と、ここまで考えてある一つの仮説に思い至りました。

皆さんの中でももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、通常、子供が寺に送り込まれるというのは、それはよっぽどの悪さをしたから寺にぶち込まれる、という図式がほとんどです。
「お寺で精神を叩き直してもらいなさい!」
こんな台詞、聞いたことがあるのではないですか。

まあサマーバケーションなどを利用したショートステイならば、ひと夏の精神修行、秋からは更正します!といったライトな感じですが、しかし小僧、つまり幼少の砌から寺にインして一生を仏門に奉げる人間なんてのは、これはもう相当のワル、ビンラディン級の悪党、ということですよ。だから一生隔離される訳で。

とすると小僧の頃からハゲにさせられるのも、なるほど、むべなるかな、という気がします。中学生だからといってあなどることなかれ。彼らは既にレイプ・放火・殺人などの重犯罪行為なんてオナニーの片手間に済ませる程の悪党なんですから・・・。



ikkyu.jpg



(問題のI少年。こんなあどけない顔をして裏では…!!)


こう考えると、あの主題歌にも合点がいきます。

『♪好き好き好き好きっ好き 愛してる……』

これはI少年が、あの幼い少女をクスリ漬けにして巧みなマインドコントロールを施した結果、と考えられます。好き!好きよ!愛してるの!だからシャブちょうだい。チンコくらい舐めるからチュパチュパ。そんな少女の心の叫びが聞こえてくるようです。げに恐ろしい・・・。

しかしI少年に関しては、もはや髪を剃っておりますのでさほどの脅威はない、と考えられます。その為の剃毛ですから。ここでもっと警戒しなければならないのは、そう、髪が豊富に生えている人間・・・つまり、I少年を取り囲む人々のことです。




ikkyu2.jpg

(見よ!この邪悪な顔を!)


多少モザイクがズレてしまいましたが、まあ彼は故人ですから、これはご愛嬌といったところでしょうか。たとえ訴えられても、僕は最高裁まで争います。
それはどうでもいいのですが、僕の展開してきたロジックでいきますと
『ハゲ=安全』
ということになるのはお分かりですね。しかしコレ、裏を返せば
『髪の毛=超デンジャラス』
ということになるのもお分かりでしょうか。これは論理学から言っても当然の帰結です。

ここで写真をご覧になっていただきたい。
見事な頭髪です。
超デンジャラスではありませんか。
まるで野生の虎。おお怖い。

しかし、このアニメには更に危険な人物が存在するのです。
お気付きでしょうか。
そのA級戦犯は、彼です。



ikkyu3.jpg



現代の技術ではこのモザイク処理が精一杯でした。ご了承下さい。
それはいいとして、写真の右の人物。
拡大しましょう。



ikkyu4.jpg



まずお気付きの通り、彼には先の将軍よりも豊富な頭髪が具備されております。
それだけでも十分に超デンジャラスなのですが、それに加えてもう一つの恐ろしいウェポンに気付きましたか?気付きませんでしたか?
それでは、別の写真を用意いたしましょう。



ikkyu5.jpg



読者の方への配慮を考えるあまり、思わず眉毛のみを加工してしまいました。
それはどうでもいいのですが、さあみなさん、これでもうお気付きでしょう。
え?まだ分からないって?
仕方ありません、これはあまりお見せしたくなかったのですが…しかし皆さんの為です。涙を飲んでお見せしましょう。

つまり、ここです。この部分。



ikkyu6.jpg



ケツアゴ。

顔面に備わった臀部。な、なんて卑猥な……!!

豊富な頭髪、ワイルドなモミアゲ、それに加えてケツアゴ。ハッキリ言ってこれだけで銃殺ものですよ、世が世なら。管理人はこの画像を見た時、恐怖で震えが止まりませんでした。

おそらく世俗を捨てたI少年でしたが、しかし性に対する執念じみた想いは到底捨てること能わなかった。そこで自由に動ける新右衛門さんに目をつけたIは、彼のブレインとして働き、二人で室町の世を恐怖のズンドコに叩き落とした…おおよそこんなところでしょうか。おお恐ろしい。


さて、前回の『口笛はなぜ遠くまで聞こえるの』に引き続き行われた今回の企画。平和そうに見えるアニメでもその裏側には、現代への様々な警鐘が隠されているのです。皆様もそのことを決してお忘れなきよう…。


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やる気がでます
posted by 肉欲さん at 20:14 | Comment(9) | TrackBack(0) | 妄想 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
あぶかわしんえもんさんだ!!
Posted by ドスタ夢 at 2005年11月29日 23:19
はぁ〜ハゲのはそんな由来?が…あるんさね;
ってことは、童貞祭り??(笑)
Posted by しょうたん at 2005年11月29日 23:22
はじめまして。養豚場からやってきました。
これだけ面白い記事を書く人はそうそういないと思います。非常に笑わせてもらいました。今後も頑張ってください!
Posted by 二郎 at 2005年11月30日 04:18
>ドスタ

そんなコメントにどうやってレス返せってんだゴラ!

>しょうたん

童貞祭り?なんでそんな話になるんですか><
エロい!エロイよ!

だがそれがいい。

>じろうさん

どうもはじめまして。
最近クマさんのところからくる方が多いですね。
ありがたやありがたや。

応援ありがとうございます。
嬉しくて射精しそうです。
がんがります!!!
Posted by 肉欲管理人 at 2005年11月30日 23:57
じゃあ

一休どの〜拙者あぶかわしんえもんと申すでござるよ
Posted by ドスタ夢 at 2005年12月01日 00:15
最新の日記にコメントが書けないのでここで…。
かなり妄想してますね(笑)
見てて楽しいからなんでもありですけどね☆
Posted by しょうたん at 2005年12月01日 16:49
>先生

僕は、神山ま(

>しょうたん

妄想やめますか
人間やめますか


僕のポリシーです。
Posted by 肉欲管理人 at 2005年12月02日 00:25
I少年リアルタイムでスカパー。思ゎず笑ったのでコメしました…サンクス。
Posted by 未来 at 2006年08月31日 02:26
夜中に度々スイマセン。挨拶が遅れました。。
最初から読ませて頂ぃてます。
たまにコメントさせて下さぃ!
Posted by 未来 at 2006年08月31日 02:37
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