肉欲企画。

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2005年11月20日

煩悩寺のHEN

僕の後輩で、『稀代のキチガイ』の名前を欲しいままにしている佐野くんに某所にて
「棒太郎さんは女運がないお(;^ω^)」
とか書かれて、思わず
(何言ってんだコイツは(#^ω^)ビキビキ)
と思わないでもなかったですが、よく考えたら身に覚えがなくもない。
というかある。
むしろアリアリ。
アリアリアリアリアリーヴェ・デルチ!でした。

特にメモリアルな出来事がこの四月にモンマリと勃発しまして、ありゃあ今思い返しても一生忘れることのできないディープインパクトな思い出です。もちろん悪い方に。

遡ってはこの一月、僕は当時お付き合いしていた女性に三下り半を突き付けられ、花の独身生活に舞い戻ってしまったわけですが、これが思ったよりもダメージが深く、ショックで2日ほど酒が喉を通らなかったり、ショックで佐野と獣姦ビデオを見たり、ショックで空中元爾チョップの習練に励んだり、と未曾有のハートブレイクっぷり、伊達さんのハートブレイクショットを食らってもそんなにはブレイクしないんじゃねえの?というくらいブレイクしてました。
しかし。雅なる日本、季節は巡る。人の心にも四季はあり。僕も春の訪れと共に心持ちに変化が現れる。
(ファイト、棒太郎。ガンバ、棒太郎。女なんて、星の数ほどいるのよ!
イエス。所詮女は全日空(アナ)です。)
そんな穏やかな気持ちに包まれて迎えた春、いわゆるスプリング。新たなる門出の為に大学へと向かい、ああ、どこかに凄い淫乱でヤリマンな処女はおらんものか、などと口の中でブツブツ呟きながらキャンパスを闊歩。

すると唐突にこれまで音信不通であった前カノから連絡がモルンと訪れた。流石に少し驚きましたが、そこは春の訪れと共に誕生したブランド・ニュー・肉欲。慌てず騒がず、アラブの石油王クラスの悠然さを見せつけながら電話に出ました。
軽く世間話などをしつつ、ベラベラベムベロと会話を展開していったんですが、どうも要領を得ない。また、よく考えたら過去の遺物の整理もしなければならなかったので「まあ、とりあえず会いましょう」ということに相なった。

そして桜舞い散る中野坂上、かつて一時を共にした男と女が再会を果たす。
舞い散る綺麗な桜の花びら…そしてその下にボサッと突っ立っている寝癖MAXマラな男(=僕)……。どう見ても寝坊です。色気もクソもありません。
まあ別に口説き落とすとかじゃなかったから髪型とかどうでいいっていうか、寝癖でもチョンマゲでも弁髪でも何でも良かったしな。というか、この時点で前カノには彼氏がおりましたので復縁とかは1000%無理のムリムリ。360度フルレンジで不能。不全。ED。バイアグラ。
だから僕も極めて気楽に、喩えるなら30年連れ添った夫婦の定期的なセックスばりに気楽な心持ちでの再会でした。

僕は腹が減ってたのでとりあえず洋麺屋に入り、スパゲッティーカルボナーラなどをデロデロと平らげつつ、スギ花粉でやられた鼻水をジュルジュルと処理しながら世間話、食後の一服を豪快にかまして、ソースでボロボロになった口元を拭い拭いしながら
「いやーそういえば彼氏ができたそうでありんすね!」
と極めてイージーに、ブタゴリラの父親ばりのフランクさを携えながら聞いてみたんですよ。
よっ!おめでとう!夜はネジの飛んだジェットコースターみたいな勢いでセックスですかい?^^みたいなテンションでね!

いや、なんか、彼女の目から変な汁がモリモリと溢れてんだわ。
もう徳光さんとか遥か後方に置き去るくらいの勢いで涙する彼女。

いやいや、おかしいじゃない。パスタ屋でいきなり涙する、とかおかしいじゃない。乙女、パスタに感動!しても、そんなには泣かないじゃない。
ていうか図式的に明らかに僕が泣かせているような状態で、喩えるなら彼女の急な妊娠が発覚した挙句、それを黙って聞いていたダメ彼氏が

「堕ろせよ^^」

と冷酷に宣言した、そんなシチュエーションになっておりますが、ちょ、ちょっと待って欲しい。いやいや違うんだ。これは違うんだ、違うんだよパスタ屋の姉ちゃん(鈴木えみ似、ベッドの上では大胆かつ奔放なタイプ。好きな体位は立ちバック)。

人が泣く理由なんて蜂に刺されたとか財布落としたとかウンコ踏んだとかくらいしか考えられないのですが、そのいずれにも該当しないのに目の前の娘が泣いてるのはどういうことですかい。あれか、盲腸かなにかか。『入院→剃毛=パイパン』とか、そういうことか。

ハッキリ言ってこのままでは体裁の悪いこと山の如しなので、近くの公園に向かいました。もの凄い花粉。正直言って俺が泣きたい。
ベンチに座り、なだめるおだてるなどしつつ、じっくり話を聞いてみる。要約すると復縁したいとかそんな感じらしい。フンフン、あー、なるほどねー。


工エエェェ(´д`)ェェエエ工


これには流石のブランドニュー肉欲も狼狽した。
プロ野球選手になって華々しい活躍を収め、ヨシャ!ワイも女遊びし放題やで!と思っていたところ気付いたら金メダリスト亮子(旧姓:田村)と結婚していた、そんな類の驚き。

しかし、驚きのあまりクレイジーになった僕は申し出を受け、
「僕たちもう一度やり直そう!」
と出来損ないの月9みたいなテンションで囁いた気がします。俺はポンコツか。今なら言える。あの時の俺よ、死ね。

でもさ、仕方ないじゃない。昔の人だって
「だって、しょうがないじゃない」
って歌ってるじゃない。僕だって彼女いなかったし、できるなら寄りを戻したいって思うじゃない。みなさんもそう思いませんか?思いますよね?頼むから思って。むしろ思え。思わないと殺す。

しかし、既に彼女には彼氏がおりましたし、そんなに簡単な案件ではありませんでしたのでその場は一旦保留。とりあえず彼女が
「一週間は考えたい」
とか、ある種わけの分らないことを言い出したんですが、まあ時間も必要ですからね。考えればよろし。
フフ、なんだかドラマみたいな展開だぜ!と少し心踊らせながら僕は連絡を待っておりました。

すると翌日(←ココ重要)、電話にて

「ごめん、やっぱ無理^^」

ですって神様!ねえゴッド!一週間って!何日ですか!

この日、僕が大荒れに荒れたことは言うまでもなく、ウィスキーを空にしながら「やっぱり女なんて穴だぜ…」と世界に向かって呪詛を撒き散らしながら泥のような眠りを眠ったんです。

その数日後、高校の頃に付き合っていた彼女から『彼氏と別れちゃった^^』連絡があり、やはり恋の傷を癒すには新しい恋だぜ!とばかりにアクティブに動いていたところ、2週間に渡りブレーキの壊れたダンプカーの如き勢いで振り回された挙句『やっぱり彼氏と寄りを戻すね^^』なんてマジカルワードを投げ掛けられ、俺、何もできず。再び泥のように酒に溺れ「全日空!全日空!」と叫ぶ僕の声が中野に轟いたとか轟かなかったとか。

この二つがこの四月に勃発した事の顛末、通称『煩悩寺の変』です。やはり人間、目先の欲に囚われて動いても、ロクなことがないぜ。皆さんも肝に銘じて下さい。別に僕の女運が悪いとかそういうことじゃないよ。多分。多分ね。そう思いたい。思わないとやるせない。

まあ、日記のネタができただけ、良かった!ということですネ^^(高速でリストカットをしながら)

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やる気がでます。
posted by 肉欲さん at 23:49 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
ちょ、おま。。。
これなんてエロゲー?
教えて。来週アキバ行くから買って来るお( ^ω^)
Posted by ドスタ夢 at 2005年11月21日 00:39
肉欲さんは日記に書かないだけで、実はこの100倍ひどいことを色んな人に対してやっててもう国内線は搭乗拒否って聞きましたけど。次は大韓航空って聞きましたけど。
Posted by ごうちゃん at 2005年11月21日 02:39
>ドスタ夢さん

こんなのでよかったら、勝手に持ってってくんねい!
タダでいいよタダで!

>ごうちゃん

お前ぶっ殺すぞ( #^ω^)ビキビキ
Posted by 肉欲管理人 at 2005年11月21日 15:47
肉欲さんは、O型ですか?
Posted by ぺちこ at 2006年08月17日 20:41
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