肉欲企画。

twitterやってます。

2008年03月09日

その件、信じがたく

 
 
正論はいつだって正しい。そして多くの場合、誰かから改めて正論を説かれると辟易してしまう。綺麗なお説教を聞かされるのなんて、教師と牧師からのみで十分なのだ。

それでも、人は弱い。正論のくどさを理解してはいるのだけれど、正論にすがり付きたくなる夜もある。切ないことではあるが、僕らが心ある人間である以上それも仕方のないところだ。

だから僕は今、ナウから、申し訳ないとは思いながらも正論を吐く。笑ってもらっていい、けなしてくれてもいい。とにかく現在の僕はすぐにでも正論にすがり付かなければ、心がバラバラになってしまいそうなのだ。苦しくて目眩がしてしまうのである。

僕は言いたい。ウンコは、人に見られないようにコッソリ行われるべきものではないのか、と。

「そんなの知ってるから」

書いた瞬間、そんな声が僕の耳に届いてきた。気がした。だからやはり僕の主張は正論に分類されることになる。

福岡に向かう新幹線の中に男がいた。僕のことだ。超高速で霧に煙る山中を疾走する新幹線の中、僕の腸内にてレベル79の腹痛が暴れた。誰からも祝福されない何かが爆誕する予感がした。

負けたくない。そんな強い意思と共にトイレに向かったところ、幸いなことにトイレに先客はいなかった。これで落ち着いて千本桜景厳をサクレツさせることができる…僕はゆっくり急ぎながら便座に座る。

ディカプリオ!着席と同時に僕の菊がハリウッド俳優の名前をシャウト、気分は最早タイタニック。空を飛んでいるみたいだ……排便時に感じる多幸感は異常であり、僕の僕部分から次々と邪王炎殺黒龍波が放たれる。この戦い、勝った!

トイレのドアが全開だった。ここからが本題である。皆さんにも要点を押さえて頂きたいのであるが、僕は時速200キロオーバーの車中においてトイレのドアを全開(施錠していないだけでなく、全開)にしたまま、超ノリノリで悪魔を出産しておりました。ディカプリオ!とか霊丸!とか考えていました。誰か僕に丈夫な縄を……。

完全に思考回路はショート寸前、もう誰も信じられない。けれど、このまま全開状態を継続すれば、まず間違いなくとんでもないことになる。厳密に言えば刑法犯になってしまう。

『謎の男、高速で走る新幹線の中で排便テロ!』

新潮の表紙にそんな見出しも踊るかもしれない。

「あの人ならいつかやると思っていましたね、ええ」

加藤はノリノリでインタビューに答えることだろう。肉欲企画のURLは情状資料として法廷に提出され、僕は敏腕検事から余罪についても追及される。おそらく『ドラえもん凌辱罪』『神木侵奪罪』、とかそんな感じだ。この場合、最低でも無期刑である。そんなのは、嫌だ。

との旨の考えを三秒ほどでまとめだ僕が抱いた結論は『ドアを閉める』。そこに至るまでの間に、かなりの苦汁を舐めたことをお伝えしておきたい。

結論から言えば、ドアは閉まらなかった。これは虚飾のない真実である。何が起きたのか?実はこの新幹線のトイレのドアは全自動で、『開閉』のボタンを押してドアを閉めるタイプだった。僕は血走った目で閉のボタンを速射したのであるけれど、ドアはピクリとも動かない。専門用語を用いれば「あいつはとんでもなくガバガバだよ」な案件であり、このドア完全にヤリマンだな……便所だけに……。

もう無理でやんす!俺はこんなプレイをしたかったわけじゃないんだ、と思った僕はようやく冷静さを取り戻すと、ズボンを適切に履いた。俺はまだ……やれたのに……あまりの不完全燃焼さに、僕の中のスポーツマンシップ部分がためらいもなく号泣。大丈夫、今日のお前は泣いてもいい。

「どうされました?」

その時、JRがようやく重い腰を上げた。僕は思った。初動が遅すぎる!と。911の教訓が何も活かされていないのではないか、と。アンタ方がもっと早めに対応していれば、避けられた事故であったはずだ。返せ!俺のウンコを!いや、やっぱり返さなくていい。

「フフ……トイレのドアがね……閉まらなくてですね……」

「ああ(笑)それはこのボタンを押せばいいんですよ(笑)」

オイ!バカにしとるのか!そこはもう俺が通った道だ。どうせアンタは「この猿、文明の利器も知らないのかよw」などと思ったのであろうが、残念なことに僕はTOTOにエントリーシートを書こうとして面倒だから止めたほどの逸材だ。トイレ事情には死ぬほど明るい。

「……閉まりませんね」

非常に虚しい時間が流れる。もういいんだ。そこでドアが直ったとしても、僕の受けた心の傷は決して癒えないのだから。

「もういいですから」

「いいんですか?」

いいんですか?じゃねーよ!そこで「やっぱりよくないです」と答えた場合、それは即ち「僕、これからウンコを出します。それもかなり大量に」という意味になるだろうが!内心的には全然良くなくても「いいです」としか言えないに決まってるんですよ……働かせろよ、想像力を……。

嫌な事件だったと思う。本当に。やはりトイレは人に隠れてこっそり行うべきものであり、最低限その部分が堅持されていれば、僕が危難に直面することもなかったことだろう。しかし実際に事件は起きてしまった。それは非常に悲しいことであり、かつ事後にどれだけ正論を並べたとしても時計の針が戻ることはない。僕の叫ぶ正論には、何の意味もないのだ。笑ってやって下さい。

後どのくらいの回数、僕はこんな事態に出会うことになるのだろうか?分からないが、少なくとも10回を下ることはないだろう。そう断じることに理由はないけれど、漠然とした確信は僕の中に存在する。

もし街角で堂々とウンコをしている人がいたとすれば。皆さんがそれを目撃した場合、随分驚かれることと思う。しかし、通報する前に少し待って欲しい!誰だって自分の排便する姿を、人に見せたいだなんて思わないはずだから。彼が自由形でウンコをしているのには、きっと何か理由があるのです。

メルクマールとなるのは、意外なことにチンポ。皆さんがそんなガイズを目撃した時は、まず彼らのチンポを確認して欲しい。その時に彼のチンポが穏やかな海のような感じであればその排便は事故であり、ガチガチに勃起していた場合は故意の犯行です。速やかに通報しましょう。忘れないで下さいね、チンポですよチンポ。

ウンコに寛容な社会を目指しながら。福岡に向かう新幹線の中で携帯電話にて日記をしたためました。指がすげー疲れた。
posted by 肉欲さん at 19:11 | Comment(38) | TrackBack(0) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
ノグソを目撃されて6年間『ノグポン』と呼ばれた彼は元気にしているだろうか…
Posted by ゴリオ at 2008年03月09日 19:27
すみません。ドア全開、同じことやったことあります。やっぱり九州新幹線で。その時人生に疲れてました。
でもウンチじゃない方でしたが。
ちなみに、一応女です。
Posted by 勤労者X at 2008年03月09日 19:27
それ障害者用のトイレじゃないですか?多分2号車の前か5号車の前ですね。
広くてロックボタンまで手が届かなかった肉欲さんを想像してしまった。
鍵はアナログなほうがいいと思った次第であります。
Posted by honyarara at 2008年03月09日 19:39
ドア壊したん僕ですありがとうございました
Posted by うっ at 2008年03月09日 19:55
なるほど、私がカレーを食べていた時、肉さんはディカプリオしてたんですね。
Posted by 香 at 2008年03月09日 20:01
クソワロタwww
Posted by at 2008年03月09日 20:11
昔、彼女のトイレを覗こうとして

キレられたという類の日記を

お見受けした覚えがあるのですが?w
Posted by たかお at 2008年03月09日 20:18
その現場を目撃したかった!!
Posted by とよた at 2008年03月09日 20:27
アナルは閉めてから拭いたの?拭いてから閉めたの?

ちなみにアナルを吹くとパッて鳴るよ!
Posted by けーやん at 2008年03月09日 21:53
ディカプリオ!w

肉さん絶好調だw
Posted by   at 2008年03月09日 22:47
ガキの頃、新幹線の中でトイレのドアを開けたら中でおねいさんが用を足してたことがあった。
「よくあることなのだろうか」と二十歳になった今も、それを期待して新幹線に乗る度にトイレのドアを開閉してます。
Posted by 俊 at 2008年03月09日 23:06
ドアを閉められずに絶望する肉さんを想像して、とても切ない気分になりました。

でもクソワロタwwwww
Posted by 香菜 at 2008年03月09日 23:19
いくらメルクマークだろうと、事故の場合にチ○ポ覗かれたら死ぬしかない気がする。
Posted by かいい at 2008年03月10日 00:06
腹筋が筋肉痛になったら肉さんのせいなんだから!
涙でマスカラおちたのは肉さんのせいなんだから!

笑い過ぎでリアルに呼吸困難になったwww
たまにありますよねwww
緩く閉まってて開けられた事もあるwww
Posted by あー at 2008年03月10日 01:13
メッチャンコ笑わせていただきましたwww
この量を携帯で!さすがですw
Posted by くろだ at 2008年03月10日 01:25
既出ですけど

彼女相手に、それも計画的に正論ぶちやぶろうとしたお方が何を…www
Posted by at 2008年03月10日 01:59
テラワロスwww
因果応報、彼女の排便を覗こうとした肉さんに天罰覿面www
ともあれ肉さんの黒歴史に新たなる1ページがw
おめでとうございますw
Posted by at 2008年03月10日 06:26
ミラジョヴォヴィッチの次はディカプリオですか!!
ハリウッド恐るべしですね(^ω^;)!!
Posted by at 2008年03月10日 10:28
山手線高田馬場到着直後車内で噴きました。完全に肉さんのせいです。いえ、ごめんなさい、やっぱり自分のせいです。だって分かってたもの。車内で肉さんは危険、って今まで散々経験してきて分かってた筈だもの。でも、私もそんな経験をもう一年以上重ねてきましたから、さすがにレベルも上がり、耐えられるだろう、と思っていたのに。

『ディカプリオ!』

これには…耐えられなかった…
修行し直します。肉さん、今日も素晴らしい作品を、新幹線内でお疲れ様でした。ありがとうございました。
Posted by ウシンコ at 2008年03月10日 12:25

『チンポですよ、チンポ』


深過ぎるお言葉、有り難く頂戴いたします。
Posted by お肉 at 2008年03月10日 13:43
『バルフレア!』

ウンコ記事はおもしろすぎるwww
Posted by at 2008年03月10日 18:11
結局、撃ちきれなかったバオウザケルガを肉さんは何処で放流したんだろうか(´▽`)

Posted by 鴉 at 2008年03月10日 18:13
肉さん、哀・戦士…
Posted by ЁmÅ at 2008年03月10日 19:21
この前新幹線乗ったから痛いほどわかるwwww

Posted by nos at 2008年03月10日 23:03
最高です。

私(女性)は、
手動の扉の鍵が不全で、
かろうじてひっかかった錠を気にしながら小をしていて、
そこへ無情にも、ウラ若き男性にガラーッと容赦無く扉を開けられ、
その無防備に放尿する私のバックポーズを見られてしまった過去があります。
目も当てられません。

そこで、正論です。
正論は、いつだって正しい。
それこそが癒しです。
Posted by えーけーあい at 2008年03月11日 01:55
ケツ拭いた?
Posted by at 2008年03月11日 07:31
おしりはちゃんと拭いたのかなあ
Posted by at 2008年03月11日 09:20
ウヒョヒョーwwww清々しい笑いをwwwありがとうございますwwwwwwww
肉欲さんの黒歴史がまた一ページ増えたことを記念して乾杯!ディカプリオ!(^o^)
Posted by シャケ at 2008年03月11日 11:31
肉さんは神です!!!ところで中国のトイレはドアがないそうですよ(оДο*)
Posted by かーくん at 2008年03月11日 12:37
携帯からお疲れ様です!
電車内で携帯見ながら吹き出す人が気持ち悪いのも正論でしょ?><、

公開ディカプリオよりかはギザマシだけど^^
Posted by なお at 2008年03月11日 13:19
記事と関係ないけどマナカナいいですよね
痴女責めされたい
Posted by at 2008年03月11日 16:43
久々に肉さんの本性を見た。気がするwww
俺も小学生のときはフルオープンウンチングでした^^v
Posted by at 2008年03月12日 08:55
福岡スイッチ入ったんですか?w
Posted by ちげ at 2008年03月12日 09:09
今電車ですが、僕の波動拳が火を吹きそうです。
Posted by いぬ。 at 2008年03月12日 10:25
昔、電車で間違えて使用中のトイレのドアを開けてしまい、驚きのあまり開け放ったまま逃走してしまった事がありますよ。
あの時のおじさん、ごめんなさい。
Posted by at 2008年03月12日 13:38
千本桜景厳...ふいたww
Posted by at 2008年03月12日 15:28
過去記事で彼女に対して正論ぶち破ってたきがするんだがwww
Posted by 茂吉 at 2008年03月12日 16:48
この前、マンションの共同トイレに入ったら おばちゃんが原爆投下してるのを見てしまいました。
トラウマです

ちなみに、女性の場合どこで故意か否か判断するのでしょうか?
Posted by at 2008年03月18日 01:18
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

メールフォーム
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。