処女期。
それはヒトが女として生まれた瞬間から宿命のように背負わされる、極めてイノセント(純潔)な時期の総称である。もしもここに『生まれた時から非処女でした』という一風変わった十字架をお持ちな淑女がいれば、音の早さを超えて僕に連絡して下さい。一緒に学会の常識を覆しましょう。
とりあえず処女期に例外はない、と仮定して。
世の中には巨乳や貧乳、あるいは無乳や魔乳など様々なパーソナリティを具備した女性が跋扈しているわけなのだけれど、つまるところ全ての女性は『現処女』と『元処女』の二極に分かれる。
確かに時たま
「あたしは半処女かなあ」
「それってどういうこと?」
「一回だけ途中までしちゃったことがあるんだよね……」
などと、湿度40%くらいの発言をするメスがいる。けれども、本人の言葉がどうあれ、そういう人はほぼ確実に週末が訪れるたびに渋谷のクラブでハメ狂っているので、実際のところは『元処女』に分類していい。人間というのは、よく分からないところでウソをつく生き物なのだ。
「でも先っぽだけだったんだって!」
女性の側からこの『先っぽだけ』発言が飛び出したら、被疑者の言葉は100%のウソとなる。プロのオスの立場から意見を述べさせてもらえれば、どこの世界に『先っぽだけ』で行為を終えることのできる男がいようか。業界的には『先っぽだけ=根元まで納品』と考えられていることは、あまりにも有名な話だ。
処女。昔はそこかしこに処女がいたはずなのに、今僕の周りに処女はいない。みんな大人の蝶になってしまった。彼女たちの処女はいつ、どこに消えてしまったのだろうか?僕は別段、処女を信仰する宗教には入信していないけれど、可憐だった少女たちが一体どういうプロセスを経て『北千住のスナック【落葉】のママ、アケミ』的な女と化してしまうのか、その辺りのことが非常に気になる秋の夜長なのです。
・・・
「ねえ、初体験ってどんな感じだったの?」
僕が誰かとお付き合いしている際、キメ打ちのように聞くことがこれだ。
『そんなことを聞いてどうするの?過去のことなんか聞いて誰か得をするの?』
あるいは皆さんはそんなことを思うのだろうか?もちろん僕もそう思う。けれど聞きたいものは仕方がないじゃないか!確かに僕のこの問いかけには『女性を気遣う優しさ』みたいなものが欠落しているかもしれない。しかしながら!である。僕はそういう話を聞くにつけ、極めて高い確率で大興奮してしまうのだ。その観点からすれば、やはりここはご理解を頂きたい。
『エゴだよ!それは』
あのねえ、そういう文句は桜井さんに言って下さい。恋なんて言わばエゴとエゴのシーソーゲーム、というシャウトに共感した人だって多いはずでしょ?それなのに一方的に僕だけを責めるだなんて、そんなのはあんまりだ。欺瞞だ。肉欲イジメだ。
「初体験はどんな感じだったの?」
未だ大学生の頃である。当時の彼女は赤ヘル軍団が本拠地を置いている土地出身の娘だった。僕は和民で安酒を飲みながら、前後の会話内容を一切無視してそんなことを聞いた。不意打ち、それを食らった時に人間は真実の姿を露呈するのだ。
「えっ?!14歳の時にぃ……」
パターン青、使徒です。
「えっ、14歳?!」
14歳、それは僕の信仰が最大級にオナニーに傾いていた頃であり、オナニーこそが唯一神だった時代である。優に47回は妊娠できるくらいのザーメンをネピアにリリースし、「ヤンマガのグラビアはオナニーのためにある!」と堅く信じて疑っていなかった、純潔の中学2年生。それが俺だ!
翻って、目の前にいる赤ヘル娘。僕が毎日のようにシコリ、シコリ……と夜の密教に勤しんでいるのを尻目に、非売品の擬似タンポンを生理でもないのに膣に代入していたのだ。片やオナニー、片やセックス。映画版ドラゴンボールに出てくるブロリーというサイヤ人は、生まれた当時から戦闘能力が10000あったとされているが、その時僕が感じた絶望感はどちらかと言えばそれに近い。勝てる気がしない。
「詳しく聞こうか――」
言葉と共に店員に新しい白鶴を頼む僕。今日は長い夜になりそうだな……そんなことを考えつつ、僕は彼女に悟られないようひっそりとチンポのポジションを整えた。
・・・
14歳の彼女は、別段遊び人というわけではなかった。ただ、人よりちょっとばかり好奇心の強いオシャマなお年頃。なお、これは僕の地道な調査により判明したことなのであるが、当時の彼女はオナニー未経験者だったのである。
この調査結果が後々にどのような意味をもたらすのか?それは僕にも分からない。おそらく関係はない。端的に言えば、今の話は忘れてもらって結構です。そりゃオナニーしない人だっているよね。オナニーしてたかどうか聞いたのは、完全に僕の個人的な趣味嗜好のお話です。そういうのって個人の自由でしょ?
ともかくとして、当時の彼女。部活に入っていなかった彼女は一山いくらで売っている大多数の中学生と同じく、暇を持て余していた。折節、彼女の通学路の周辺にはゲームセンターがあった。盛り場、ゲームセンター。処女を失う全ての因果は、最終的にそこに行き着く。
「あー、数学のタニヤマ、マジでダリィーよな!」
そう言い捨ててレイナはマルボロを吹かした――と書けばケイタイ小説のようですが、彼女はタバコとか吸わない人だったんでこの部分はノイズです。何かコインゲームとかが好きだったらしく、暇があれば友達と一緒にチョコチョコとコインゲーに興じていたらしい。
「よく店に来てるよね。ゲーム好きなの?」
後方から声をかけられ、振り返る彼女。そこにいたのはシンナーで歯がボロボロに抜け落ちた、3中のタカシ!――と書けばチャンプロード読者垂涎なんですが、実際のところそこにいたのはゲーセンの店員だったらしい。現実は大体そんなもんです。
「今度、遊びに行こうよ!」
こんな光景、それこそよくある話で。ゲーセンでバイトしていた店員が、そこに遊びに来ていた客に仲良くなろうと声をかける。そして彼女も快く仲良くなり、何度か遊んでいる内に好き合って、大事に守ってきた操をカレに捧げた彼女の――エピソード。それはうまい棒よりも確実に安っぽい、誰の需要も喚起しないZ級のドラマだ。
ただ、僕の琴線は彼女の言葉にガリガリとスクラッチされる。なぜならばそのお相手が28歳のフリーターだったのだから。14歳 vs 28歳、という戦いの構図!同時上映、「ゴジラ対ビオランテ」!どこからともなく漂ってくる犯罪的なスメルがたまらない!
「当時ってさぁー、身長いくつだったの?」
すっかりぬるくなった白鶴でビタビタと唇を湿らせながら、僕は検事の心になって大事な部分を尋問した。どちらかといえば童顔な彼女、それが14歳となれば相当に幼い風情だったのではないか?そう考えるにつき、僕の中である疑念が高まってくる。それはあまり信じたくない考え、でも――
「えーと、142cmくらいだったかなあ」
そう。この事実から分かる通り、28歳の彼は間違いなくロリコン共和国の住人だった。
14歳・142cm・処女。
この三要素は、その筋において『三種の神器』として奉られており、ロリコン共和国においては欽定憲法のように崇められているのだ。
「その筋って、どの筋?あんまり適当なこと言わないでよ!」
さえずるな!その筋って言えばタテスジに決まってるだろうが!このこわっぱども!あるいはスジマンと言い換えてもいい。その言葉の意味が分からない人はヤフーでググれ。
大体においてゲーセンなどでフリーターとしてくすぶっている人は、心の中に大きな野望や目標などを抱いているものである。バンドマンなどがその顕著な例だ。しかし彼、ここは便宜上タテスジ氏と仮称しておくが、タテスジ氏にはそういった夢や目標などが一切なかったそうだ。いわば、プロのゲーセンバイトである。
「今考えてみれば、どうして28歳にもなって目標もなくフリーターをやってる人なんかを好きになっちゃったんだろうねー」
彼女は苦笑いをしながらそんな風に振り返った。もちろんそれには全面的に同意するけれど、僕は立場上彼女の言葉を一部修正しなければならない。
「目標もなくフリーターを……」
ここにアンダーライン。ブラフです。タテスジ氏におかれましては目標なくフリーターをしていた訳ではなく、むしろ『処女をゲットする』という悠久かつ壮大な目標の許にゲーセンバイトの身分を堅持していたに違いありません。もちろん僕はタテスジ氏のことを直接知ってるわけじゃないけど、ぜってぇーそうに決まってるって。アンタらもそう思うだろ?
処女をゲットしたい!という宗教に殉じたタテスジ氏は、福利厚生など将来への不安を一切無視することによってようやく解脱、見事14歳の処女をゲットした。僕は
「なるほど、こうして処女は消えていくのか……」
と深く首肯。『何かを手に入れるためには何かを捨てなければいけない』という古の教えはどうやら本当だったらしい。処女を食らうというスキルを職人のレベルにまで高めたタテスジ氏に、僕たちの尊敬は已むことをしらない。ブラボー、そしてマーベラス。ただ、そんな誉れ高いタテスジ氏ではあるが、世界一文教地区を歩いてはいけない人物であることは確かだ。
『女子高生と独身の40代の女は男の選び方が共通する。
顔ばかりを見て男の将来性を気にしない、という点において』
これは確か倉田真由美の言葉だ。至言である。蓄財のある40代の女性にしてみれば、もうこの際男の将来性だなんてどうでもよくなるだろうし、また脳味噌がアッパーな方面に決まった時期(世間はそれを『思春期』と呼称する)の女子に関してみれば、男の将来性だなんて朝刊の『お悔やみ欄』よりもちっぽけな問題だろう。そこにあって大事なのは顔、いわゆるフェイスだけである。
「うん、確かに顔はよかったかも」
な!?やっぱ顔なんですよ。イケメンばかりがいたいけな処女を次々と駆逐していく、というこの切ない現実。カーストのバラモン層だけが処女を独占しているこの腐った世界。処女という宗教に殉じている人たちからすればたまったものじゃないだろう。『富の再分配を!』と、街中で高らかに叫ぶ人たちの動機は、このあたりに起因している。たぶんね。
『でも、14歳とセックスだなんて犯罪じゃないの?』
その指摘は鋭い。しかし、ソープランドを見て御覧なさい。パチンコを見て御覧なさい。あれらなんてのは明らかに非合法でしょ?それなのに結局は何ら取り締まられることなく、世において平然とまかり通っているわけですよ。この辺り、人生のコクというか、社会に潜むミソというか、とにかく全てのことを「ま、そういうこともあるよね」で済ませてしまう我が国の風潮が関与しているのではないだろうか。
けど自分の娘がチンコの黒い28歳の下でアヘアヘ言ってる現実を前に「ま、そういうこともあるよね」で済ませられるのか!?そんなことでいいのか日本のお父さんたち!!
当然いいはずはなく、やはり神は存在します。その後、動物的な感性で「やっぱこの男なんかおかしい」ということを察知した彼女は、タテスジ氏に対して決別の意を表明。もちろんその選択は賢明ですが、既に処女が失われた後だったという一点ばかりはどうしても悔やまれる。
するとタテスジ氏、
「どうして!?俺のこと嫌いになったの?!」
というステキな言辞と共にストーカーへと大躍進。定番のゴールデンコースにライド・オンした格好です。
タテスジ氏は、彼女に付きまとう、彼女の自宅に電話攻勢をかける、などストーカーとしての基本スキルを如才なく発揮。まあ彼女の方も電話がきた瞬間に受話器を叩き落とすというネイティブな対策で応じていた。
しかしながらある日のこと。彼女の家に鳴り響いたタテスジ氏からの電話は、不幸なことに切られることなく取り次がれてしまう。
「あ、●●ちゃん!?お願い話だけでも聞いて!僕は今でも君のことを愛しているんだ!だからもう一度、もう一度だけ元の関係に戻ろうよ!お願い、あの頃を思い出してくれ!!」
タテスジ氏、そんな熱すぎる持論を、たまたま電話を取ってしまった彼女の母親に猛展開。母親は絶句。近頃どうにも挙動が不審になっていた娘の態様と相まって、彼女の母親の中であらゆる点と点が線になった瞬間であった。ことの顛末は母親からの猛追によって全て白日の許に晒され、当然のごとく彼女はお叱りを受けた。
そしてもう一方の当事者のタテスジ氏はというと、長くなるので因果関係ははしょりますが、警察の方々から割と強めの説教を受ける、というファニーな展開を繰り広げたとのこと。第三者からの説教というのは効果が抜群らしく、それ以降タテスジ氏のストーキング行為は一切なくなったとのことだった。タテスジ氏、完。あらゆる意味での、終幕。
・・・
これはあくまでも一例ですが、おそらく処女はこうして消えていくのでしょう。世の中に枯れない花はなく、また枯れてしまうからこそ美しい。破れない処女膜はどこにもなく、また破れてしまうからこそ美しいのかもしれません。全く意味が分からんけど、今日のところはそういうことにしておこうぜ。
とにかく、処女は容易に失われ得るもの。その儚さを悔やんでも仕方のないことですし、どれだけ望んでも永遠の処女は僕らの目の前には訪れません。いや、どっちかといえば永遠の処女って若干危険なスメルがします。もちろん尼さんか巫女さんなら、そいつは俄然オッケーだよ!でも、宗教上の理由から彼女らとセックスはできないので、結局は切ないんですよね。とはいえ!多くは望まないから、せめて、せめて尼ファックがしたい……
『ギリギリモザイク!煉獄の巫女アナル』
みたいなプレイがしたい……。
それはともかくとして、処女が失われるものであるとしても、やはりきちんとしたプロセスで失われて欲しいものです。甘言を弄して幼い14歳を騙し処女を奪うだなんてとんでもない。
「そうか、そういう初体験だったんだー」
ただ、僕は彼女の体験談を聞き、豊かな想像力を駆使してその様子を追体験。結果としてやっぱり大興奮しました。だからその日のプレイが燃え上がるように熱くなったことは、ヒリつくほどリアルなファクトです。
きっと僕は、この宿便のようなカルマから抜け出せない限り、未来永劫付き合った方々にこう聞くのだろう。
「――ところでさ、初体験ってどんな感じだったの?」
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住民票とかどうやってとろう
そうか、悲しいことに僕の周りは使徒だらけだったのですね。やるせなす。
吹いたwww
自分は中学の頃は20を越えた人は皆おじさんおばさんだと思ってました…
彼女のチャレンジ魂に、乾杯。
処女膜は手術ですぐに直せるらしいですよ
僕はどの女性を信じて生きていけば良いのでしょうか
肉さん教えて><
あの三ヶ月間の私のポジションはどこだったのか?
ちなみにロリとペドの境界線って何歳くらいなんでしょうか??
「さぁ、あたしの膜を破ってみな」
「オレの正宗なら楽勝さ」
………
「な、なに、貫けない」
「あんたもダメだったか」
こんな感じの展開が頭を駆け巡りました。
中2の妹が登録した当日にover20の方々から50件近くのメールが来たそうな。
女が男に問うのも同じ事ですか?
「ねえ、初体験ってどうだったの?」
ねえ、私は気になるんですよ。
ヤキモチ焼きで独占欲ばりばりの私ですが、それでも気になるんです。
愛する彼の初体験、否、童貞は如何にして、どんな女を相手に消え去ったのか…
教えてください、もういっそ肉欲棒太郎さん、あなたの初体験を教えてください。
事細かにぜひとも。
ちなみに私の初体験は24歳の夏で会社の社長の息子だったぜ、奴は27歳だった…
3回やって終わった関係だけども。
読んでてなんか死にたくなった。
サーセンwww
「その話は追々ね・・・」と彼氏いない歴を移動先の職場で堂々と公言できない、
現処女28歳がきましたよー。
俺の年でロリコンが居たらそいつは神になれるな。
ロリコンて子供でも当てはまるんですか?肉欲さん教えてください><
まあ高校なら処女でもまだ普通だろうて……と思いたい。
因みに半分しか入れてないって人はちゃんと実在しますよ。そういう理性のある男も世の中にはいるっつーことです。
体験者は語ります、はい。
てか現在進行形。。。。
てか14歳が初体験って早すぎるっ><
マジで痛がって先っぽだけで終わったという
子がいるんだけど、
それはまだ未通なのでしょうか?
今日もウケました。
でも最近は早いとメディアで言ってますな。
ちなみにアタシは17歳で、相手も同じ年でした。。。
構成されていて、つい、次のペーシをめくってしまう素晴らしさがある。ついつい夜更かしをしてしまい、会社で居眠りをしてしまう事もしばしば 頑張ってください。
すげえなwさすが肉氏ww
根元まで納品
ぐらいからもう笑いが止まらんw
肉欲さん今なら破り放題です、股開いてお待ちしております。
本当に入らなくて先っぽだったから処女かどうかわからず苦しい…