決して面倒であったとか漫画喫茶に入り浸っていたとか酒に浸っていたとか自慰行為に邁進していたとかそういう訳ではないことはご理解いただきたいものですね!
そういえば今日は東京湾花火大会だとかいうナウいイベントがズドンと催されておりました。
通常の僕であれば
『花火なんて関係ねえんだよクソども。花火なんかに踊らされる輩は一刻を争って死ね死ねさあ死ね!!アナフィラキーショックで死ねよ!!ムガール!!』
と、死因まで指定した呪詛を撒き散らす日記を更新しているところなのですが、本日はそのような慣習、定型、言わばマンネリズム、を打破したい、そのように俺、本気で決意。
長くなりましたがまあ、つまりは、東京湾花火大会に…行った…というか…ええと…電車に乗ってたら…いつの間にか東京湾にいた…というか…ええと…先方の提案に対しては…前向きに善処したり…鋭意検討の上…クールビズして…ああ…ああ……。
はいはーい、行きましたー、自分ー、東京湾花火大会にー、行きましたー。行きましたー行きましたー、ワクワクしながら行きましたー。
はい!ということでして、この夏初めての夏らしいイベント、
『夏だ!祭りだ!チキ☆チキ♪東京湾花火大会★』
が行われました!(僕の中で!)
ということで本日は早くから起床し、釣りバカ日誌を観賞したりハンドルネーム占いをしたりうどんを茹でたりトイレに行ったりと、来るべき花火大会に向けての準備に余念がありませんでしたぶっちゃけ。多分日本一ストイックだったんちゃうかな。
それでまあ、ふんふん言いながら月島に着いたんですが、何ていうんですかね、多いから歩きにくいんですよね。ペア、というかつがい、いや男女?というか…カッ…プル…という名のサノバビッチどもが多くてよー!死ねよ!こんなとこでチンタラ歩いてねえでセックスしてろよ!どうせこの後もすんなら前倒しで!こんなとこにいないで!頼むよ!
と、月島の中心で声にならない叫びを上げたところで僕はあまりにも無力だった。カップルは帰らない。無批判に会場に向かっていく。
馬鹿な…!お前ら花火見たあとまた花火かよ…!贅沢すぎんぞコラ…?!このブルジョワジーども…!
だなんて目付きを、隣りのおじさん(推定30歳、秋葉原、童貞)がしておりました。怖い世の中です。
とりあえず僕は缶ビールを四本とからあげ君だなんて添加物マキシムなつまみを購入して会場にインしました。
そそくさとビールを飲み、さあこい、やれこい、花火こい、と、暮れなずむ空を睨んでいたところ、きた!
きた!
きた!
雨がきた!(雷と共に!)
帰った(花火見ないで)
もんじゃ食べた(月島だし)
雨やんでた(もんじゃ屋出たら)
僕の人生は大体こんなもん。付き添ってくれた友人と、少し、泣いた。
○ 花火 ― 僕ら ×
ええ今年もありました。
わっさわっさ当たり前のようにカップルだらけ。
わし、仕事やねんけども。
帰り道だだ混みなんだよねー。
そんなやつらを見つつ、悪態をつきつつ家路につく。
どっかーん!ぼっかーん!
家が揺れるほど近いんだが、見れねえ。
毎年おんなじ。ケッ。