コンセプト:100人のうち3人が理解してくれればそれでよし。
□参照:シグルイ(wikipedia)
・・・
失うことから全ては始まる。
その時が来たら
私は暇も羞恥心も捧げます
正気にては大業ならず
憎い 憎い憎い
武露愚道(ぶろぐどう)はキグルイなり。
その時が来たら
私は暇も羞恥心も捧げます
正気にては大業ならず
憎い 憎い憎い
武露愚道(ぶろぐどう)はキグルイなり。
・・・
何の背景も持たぬ学徒の日記を読ませることが出来るのか?
正体不明の無職者の叙述文を世に発表することが出来るのか?
出来る、出来るのだ。
「藤木……武露愚に明日はあると思うか?」
「武露愚の明日は書籍化にござる」
「書籍化?くっふふふ……
藤木……武露愚という代物は、ひとたび、ひとたび書籍化すれば、二度とは、二度とは」
・・・
息子の様子を窺いに行った母親が子供部屋にさしかかった頃、すでに夜は明け始めていたが、子供部屋の中で奇妙な光景に出くわした。
早朝、部屋の真ん中で息子が机に向かって手を動かしている。何を持ってるか判別は出来ぬが、どうやら熱心に作業をしているらしい。
「珍しいな」
息子に構わず歩み始めた母親は恐るべき事実に気付いた。
「……真夜中の散文詩……!」
さらに恐るべき事実。
作業途中などではない、息子はすでに散文詩(ポエム)のアップロードを完了していたのだ。
「なんという……」
絶句しながら、母親は思う。
これは後の黒歴史などという生易しいものではない。
もっとおぞましい何かだ。
息子「気持ち悪いと申したか」
突然くるりと後ろを振り向いた息子。
その目は明確な狂気を孕んでいた。
「け、決してそのようなことは」
息子「とぼけまいぞ。うぬも我が子が詩を書き散らすことを心苦しく思っておるのだろう。白状せえ!」
「誓うて左様なことは…」
息子「はかった喃、はかってくれた喃」
ドォン ドォン
数刻の後。
息子の部屋に転がっていたのは、変わり果てた母親の遺体。
「武露愚の更新風景、決して垣間見ること勿れ」
・・・
「あの……アクセスを得る感触とはいかなるものでしょうか?」
「あれだ、濡手ぬぐいを叩くが如き音よ。うまく自演すれば、手応えはない……涼」
「はい」
「うまいピッツァじゃのう」
「あ……はい」
・・・
「ランクリ同盟……と申されたか?」
「うむ。一門が力を合わせ各々のランキングを押し上げる兵法にある。異論はあるまいな」
「しかしそのような下賎な行いは」
「これを怠ることまかりならぬ!」
ランキング上位者の命令は絶対である。
無双アクセス乞食流は不正クリック通報に対しいかに処するか?
匿名ヲチャーに狙われて動じることなく無造作にランクリすることは初めてである。
一発で仕留めねば。
ゴトッ
串を抜く音がした
・・・
虎眼流秘剣ブログ嵐。
何人もこの魔技からのがれることは出来ない。
もし奪わんと欲すれば
まずは与えるべし
もし弱めんと欲すれば
まずは強めるべし
もし縮めんと欲すれば
まずは伸ばすべし
「おぬし、アクセス乞食だな……」
厨房のブロガーにも自分同様の理不尽な事情があるに相違ない。
卯月修三郎はそう察した。
それにどう見ても、彼奴の武露愚はランキングの3位に座する力量ではないのだ
(不憫なれど妻のため……)
(許……)
「あなた!!」
紅い花が咲いた時、
荒らしのIPが抜かれた
「お目を汚すばかりの」
「何流か」
「無明フシアナ流れ」
・・・
「殿に一言申し上げたき儀がございまする」
殿「臭うな 」
「何としても聞き入れてもらわねばならぬことゆえ。来たる十月の十三日、酒場にて行われるオフ会の儀、お取り止めくだされい。文章の優劣はウェブにて充分見てとれるもの。酒を摂取しては折角の一芸の者が……うぶ! 」
ごくり ごくり
「天下はすでに泰平、かかるご時世に天皇陛下ゆかりのこの赤坂見附の庭先を、未成年たる殿が嘔吐物で汚せば弐ちゃんねらへの叛意と受け取られましょう。さすれば、武露愚の一大事。されば……オフ会に参加する日記書きになりかわり、それがしがお見せつかまつる。オフ会がもたらすものはつまるところこのようなもの」
ずぶぶぶ。
其処に現れたは魔書『童貞大百科(出会い厨編)』……。
「それとも殿は…アクセス5000PV/dayを引き換えにされてもこのようなものがご覧になりたいと仰せられるか? 」
殿、一切の動揺を見せることなく、ホットペッパーにて店の手配を完了。そこには何らの痛痒もなかった。
「暗君……」
平成十九年十月 家中の二名 閉鎖
・・・
「どうやら己は角川の編集、武露愚の書籍化の対象に選ばれたらしい。となるとこれ以降の更新は無為、読者とじゃれ合うのもこれ切……」
「嫌!私は貴方さまにとってただの女。わたせない!武露愚の出版権だけは……」
「……」
武露愚の書籍化の誉れを賜ることは、己がのし上がるためになくてはならぬもの。
書籍を得て名声を貰い、文士となっての文壇デビュー。
武露愚界をしゃぶり尽くした上で、そいつを踏み台にして……
天下の芥川賞作家となる!
野心である。
野心がモルヒネのように羞恥心を麻痺させているのだ。
アルファブロガー…
お前は這え
俺は跳ぶ
ドォン ドォン
「編集殿、あの者の武露愚の出版の件、企画会議にて却下されたことを伝達するべきではなかろうか」
「申されまいぞ 申されまいぞ」
・・・
「それがし、武露愚にて顔を晒したく」
「今、何と申した?」
「ランキング10位の記念に、それがしの顔を晒したく」
「まかりならぬ。さては尊公、顔晒しに伴う出会いを期待しておるな?」
「さ、左様なことは……」
パシャッ
光量と角度を巧みに駆使した写メ撮影は奇跡の一枚と呼ばれる。
しかしその奇跡すら己が身に舞い降りてこぬ者も厳に存在する。
それがまさに、顔晒しを望んだ彼の者の醜顔であった。
「無用だ!アクセスアップと出会いの為の顔晒し……尊公の容姿にあっては無用だ!」
「はかった喃、はかってくれた喃」
しかし彼の者はそれでも諦めきれぬ。
憎悪にも似た欲求が、彼の者をして顔晒しの業へと突き動かすのである。
パシャッ
携帯電話から流れるシャッター音。
それはおおよそ一切の流派に聞いたことも見たこともない奇怪な構えであった。
「ああ あれこそは必勝の構え……
無明フォトショップ流れのお姿!」
・・・
「「ぬふぅ!」」
獅子武露愚(seesaaブログ)の肉欲・キティは、その日も同時に達した。
「キティ、そろそろ婿を貰って親父殿を安堵させてやってはいかがかな」
「己とおまえ、二人のホモセックスの相手をする婿だ」
「ワハハハ」
「ワハハ」
・・・
・・・
正直
すまんかった。
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まさか武露愚は閉鎖の道を??
乱心ここに極まれり。
【肉欲虎眼より】
早計なり、真に早計なり。
それがしの日記は総て虚構。
虚構を真に受け取るのは真に早計なり。
閉鎖と申したか?
拙者その様な事は
口は災いの元…
【山崎九郎右衛門より】
ちゅぱっ ちゅぱっ
と聞きたくなる内容。
武露愚運営の知識は皆無でしたので、
へー…ってなりました。
シグルイ好きです
神妙である筈の肉棒の動きを制御できぬと自覚したときではなかったか
あゐかわらず混沌としておりますな
ふっふ
お主も役者よの
ブログなくなるの嫌だなぁ
頭の中ではあのまんまの画に上記の台詞がハマっていましたよ(^^;
でもよぉ分からんトコも多かったです(--;
お美事としか言いようが無い。