肉欲企画。

twitterやってます。

2007年07月02日

あの日あのときあのカルマ 〜東京オフ〜

オフレポ書いていたら膨大な量になってしまった。
おそらく携帯からだと全ては表示されないでしょうから、お手数ですがコチラからご覧下さい。

途中、一回ブラウザがフリーズしてマジで焦った。
保存しといてよかったよ。

 
6月30日、夕刻・新宿。
僕はオレイズムのヨッピーさんと共に新宿の駅に降り立った。

「どうなるかな肉たん……」

「さあ……?」

一様に不安な表情を浮かべる幹事二人。
無理もない、僕のキャリアの中でもヨッピーさんのキャリアの中でも、80人を超す人間を迎えるオフ会の幹事をするなんてことは、これが人生で初めてのことなのだから。80人もの人間がいるということは、その背後にはかつて160人の団塊セックス――それも、中出し――が存在することになる。

160回ものセックス。
Sex――that is, 160 times.
僕は頭が痛くなった。

「モラルって、一体何なのでしょうね……」

「分からへん……」

薄く降る雨に煙る新宿の空の下、僕らはアジアで最も業の深い歓楽街の中に溶けていくような感覚を味わった。

・・・

大規模な会を運営するのであれば、1人よりも2人、2人よりも3人で仕事を分担する方が心強い。僕は関西オフで知り合ったキンパに連絡をつけると、新宿の駅で落ち合った。彼は相変わらず真っ全身に赤な服を装備し、ムッシュかまやつばりのキンパツを周囲に誇示していた。職質まっしぐらな出で立ちだった。



kinpa.jpg



「キミ、相変わらず赤いね」

「肉さん、この世に赤以外の色なんて存在するんですか?」

そんな不毛なやり取りをカマし合いながら、僕らは決戦の地・新宿コマ劇前に赴く。見渡す限りの人、人、人。もうこの中に参加者が紛れ込んでいるのだろうか?と思うと少しだけドキがムネムネした。

ほどなくしてズンドコと集まってくる人たち。キンパを目印にしたことが功を奏したようで、どうやらそれほど迷うことなく僕らのことを見つけられたようだ。ただ、集まった人たちは総じて

「あのキンパツの人、怖くて中々声かけられなかったです」

と声を揃えていた。どうやら効き目が強すぎたようだ。まあそれくらいは仕方ありません。古来より【良薬、鼻に臭し】と言いますからね……。

「肉欲さん、お土産っす」

コマ劇前で、参加者の方から差し入れと称して日本酒を二本いただいた。降り注ぐ好奇の目、その瞳は確実に『肉欲、ここで飲んでしまえ』と訴えかけていたような気がする。かつての僕であれば、そこで期待されるがままに

「じゃ、いただきマンモスー」

と日本酒を干していたのだと思うけれど、幾多の辛酸をなめ子した僕は少しだけ切れ味が違う。「後でいただきますね」なんて極めて無難な返しをして、日本酒を加藤肉好き男のカバンに入れてもらった。今日は、今日だけは酔ってはならない。もう各方面から

「肉欲の酔い方はメチャクチャだった」

「肉欲とはもう飲まない」

「肉欲はクズ」

「宮崎あおいはヤリマン」

みたいな揶揄をされるのはコリゴリなんだ!僕は内心に潜む忸怩たる思いを噛み潰した。

7時まで待ったところで、先に僕だけ店に移動。オレイズムの参加者の方がまだ到着していなかったので、ヨッピーさんはその場に残った。何回かに分けて店まで移動してもらったので、店の中には既に50人はいるだろうか?僕は100を超える好奇の視線に貫かれることを覚悟しつつ、店のドアを開けた。

・・・

雨に現れ 雨に消え』 〜一次会〜

「どもー!」

「「「オオオオオオーーー!」」」

怒号のような嬌声が店内に轟く。右も左も人また人。それぞれが何らの関係性も有しない、曖昧で脆弱な人間関係。共通項は『肉欲企画かオレイズムを読んでいる』という一点のみだ。失敗は許されないのである。僕は緊張を押し殺しつつ、アヌスをキリリと引き締めた。

「えー、こんな僕らのオフ会なんぞに集まって下さって本当にありがとうございます!人数が人数ですのでじっくりと絡むのは難しいかとは思いますが、なるたけ多くの人と話せるように頑張ります!今日はよろしくお願いします、カンパイ!」

僕は言葉と共にビールを掲げ、グッと飲み干した。なんだか今日は、酔えない気がするぜ。

「おう、○○」

そして背後からの声。○○、の部分には僕の本名を代入していただきたい。声の主は我が長男その人。彼女と地元の友達を引き連れての参戦だった。繰り返しになるけれどこの日、ミスは許されないのである。オフ会に兄が?!と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、制約と誓約が僕を強くするのだ。見ててね、お兄ちゃん。

その後、ヨッピーさんも到着。改めて乾杯をして、ようやくオフ会という名のトロッコが僕らを乗せて動き始めた。誰も知ることのできないあしたへと向かって。

・・・

「どうも!肉欲でやんす!」

長方形に似た形の店内は、ど真ん中に大きめのテーブルがあり、それを囲むようにグルリと座席が配置されていた。僕は入り口に近い方から逆時計回りに参加者の皆さんに挨拶していく。1テーブル平均所要時間5分。これを1次会の終わりまでひたすら続けよう!僕はそんなことを決意した。別名、肉欲ウォークラリー。



off1.jpg

(ウォークラリー中の肉欲)



男も女もおねえさんも。改めて見ると、本当に色んな人がいた。けれど目の前の人たちが、普段僕の書く文章を読んで何某かのことを思ったり思わなかったりしているのだ……というのは、どうしても想像し難い。ただ、目の前にいる誰もが僕のことを

『肉欲さん!』

『肉さん!』

と呼ぶことだけがリアルだった。そして視線の端に、僕の兄貴が苦笑いしているのが見える。本名と肉欲と、二つのアイデンティティの中で僕の心はバラバラに千切れそうになった。兄の僕を見る愕然とした目つきに、思わず『あら、いいですね』の波が何度となく押し寄せた。もっと見て!見てくれ!僕は快楽を貪った。

「肉たん、この人がカフェオレライターのマルコさんやで」

「どうも」

ヨッピーさんの声に振り返る僕。そこには柔和な顔をした優しそうなお兄さんがいた。カフェオレライターのマルコさん。この業界ではとても有名な方である。いや、この業界がどの業界かは知らんけど。ニュアンスで分かるでしょ、そういうの。まあとにかくテニスの王子様のレビュアーとしてインターネット界に燦然と輝く太陽のような方なのだ。

僕は興奮した。もちろんマルコさんを呼ぶことができたのはひとえにヨッピーさんの尽力のおかげなのだけれど、それでも憧れの彼岸にいたサイトの管理人さんが今、目の前に。

「ま、マルコさん!僕は、僕ぁもう!」

「いやっ、わっ、ちょ、ちょっと!」

濡れた捨て犬のような儚げな目つきをしたマルコさんの様子に、僕は胸の中に打ち付ける『あら、いいですね』の波に抗うことができなかったのだ。加えて、僕は会う前から「マルコさんに会ったらセクハラの限りを尽くそう!」と心に決めていたわけであり、だからあの日僕が出会い頭にマルコさんの乳首、乳頭をつねり上げたことを一体誰が咎められるだろうか。正直存外喜んでたと思うぜ、彼も。

「に、肉欲企画、読んでますよ」

やはり大手サイトの管理人さんは心が広い。勇猛な僕に激しいセクハラをされた後だというのに、なおもこのリップサービス。ブログ読んでますよ、という言葉は誰から投げられても嬉しいものだけれど、憧れていた人からの言葉とあってはその喜びもひとしおだ。僕はお礼の意味を込めてもう一度乳首を触ろうとした。と思ったらいつの間にかその手は虚ろに空を待っていた。なぜ?

「ニヤリ」

不敵な笑みを浮かべるマルコ。これはつまり、マルコゾーン。おそらく僕のイタズラな右手は、マルコゾーンを使って全て外に出されたのである。これが大手サイト管理人の実力だよ。

マルコさんとずっと話していては肉欲ウォークラリーに差し障りも出るので、僕は再び逆時計回りに挨拶回りを敢行する。この時は、既に3週目くらいに差し掛かっていただろうか?

「どうも!また戻ってきましたー」

そんな感じのことを言いながら、僕は参加者の皆さんとの交流を暖めた。皆いい人ばかりだった。あと、この辺りで「これ、お土産っす!」とテンガ社のオナホールを貰った記憶がある。また、別な方から「これ、お土産でーす」としらたきとこんにゃくを貰った記憶がある。君たちは僕をなんだと思ってるんだ!

そんな感じでアクティブに動きながら酒を飲んでいると、中央の辺りに漂う何やら不穏な空気。ギャーとかキーとか騒いでやがる。誰ぞ!騒いでるのは誰ぞ!


ヨッピーさんが関西オフで知り合ったみつるくんと濃厚な情熱キッスをカマしているところでした。何やってんだあのオッサンは。


そんなピンクハプニングもありながら、終始和やかに進んでいく一次会。途中、相互リンクを貼らせていただいている『ぼくののうみそ』のzukkiniさんとようやく話すことができたのですが、その時のzukkiniさんの第一声は

「いやー、ようやく口を開くことができました」

なんてまさかの逆ポジティブ発言。こういう弊害をなくすためにウォークラリーを敢行していたはずなのに……バカ!俺のバカ!とりあえずzukkiniさんとは次回高円寺オフ会を少人数で行うことを約した。この夏、高円寺B級グルメが熱い!オススメは中華料理『大陸』です。

さて、いよいよウォークラリーも佳境。全てのものは共有財産、というインディアン的思考に傾倒している僕は『自分のグラス』という概念を根こそぎ放棄し、行く先々のテーブルに並んでいたコップを適当に手にしながら飲酒していた。するとそこに、いつの間にか明らかにAV男優風情の男性が楽しそうにトークしていた。

「あっ、肉たーん!ヨッピーが相手してくれないのさ!」

こんがりと焼けた肌に、長い髪。それは老舗の大手サイト『女喰い部屋』のらんまるさんその人であった。

いや、僕もね、そりゃ肉欲企画だなんて豪放な名を冠したブログをやっとりますけど、女喰い部屋てアンタ。なんというか、蛇口をひねったらマン汁とかドバドバ出てきそうな部屋じゃないですか。そんな部屋に入ったら確実に妊娠してしまいそうじゃない。不動産にそんな部屋があったら、音の速さで手付金を納付してしまいそうじゃない。

それにしても、マルコさんといいらんまるさんといい、旧来からサイト活動で活躍してらっしゃる方がサクッと参加されているあたりヨッピーさんの顔の広さを感じましたね。さすがヨッピーさん、すげえや!と思ってヨッピーさんの方に視線を馳せると、何か参加者の女の子のデジカメ奪い取ってご自身のご本尊(和名チンポ)をパシャパシャと撮影しておられた。何をやっているんだ、あのオッサンは。

「もうヨッピーは話しかけてくれないから、今日から俺は肉たん派になるよ!」

そんな嬉しい言葉を掛けて下さったらんまるさん。次に東京に来た時は少人数で飲みましょう!という言葉で再会を約し、僕は再びウォークラリーを続けた。ヨッピーさんは別の人の携帯の写メで己がご本尊を撮影されておられた。僕はその模様を素早く記憶から消去した。

【一次会総括】

参加者:総勢81名
雑感:終始穏やかな様子でした。

・・・

蒼狼漂う果て』 〜二次会〜


「はい、それでは二次会に移動します!」

一次会の店をアウトし、少しだけ降っている雨の中僕らは次の店に移動開始。気合と緊張からだろうか、僕の頭は未だ明晰なままだった。よし、まだ頑張れる。

するとここでハプニング発生。店のキャパに比して、二次会参加者の人数があまりにも多すぎた。人が、入らねえ。それもそのはずで、60人で予約していた店に、最終的に74人来たのだから。つーか二次会で74人って。気が狂うとる。

それでも何とか詰め詰めで座っていただき、またお店の方からも「もうすぐ別の席が空くので……」とのご厚意を賜り、どうにか店内に収容された僕ら。土曜ということで店は大車輪の忙しさだった。必死な顔をして働いているのを見て、かつての居酒屋店員としての血が騒ぐ。


負けてらんない!


そんなことを思った僕は、店員さんをモリモリとお手伝い。それは昔とった杵柄なのだろう、体は結構サクサクと動いた。ジョッキとかピッチャーとかをテーブルにピストン輸送。少し時間は掛かったけれど、ようやくと宴の準備は整った。さあ飲もうぞ。僕は加藤のカバンから、お土産でもらった日本酒を取り出して封を開けた。

「それでは、随分な大人数になってしまいましたがとりあえずカンパイ!」

「「ウオオオオオオ!」」

先ほど聞いたのとよく似た類の怒号が店内に響き渡る。打ち付けられるグラスの音、音、音。なんとか二次会のトロッコも走り始めたのを見届け、僕はホッと一安心。すると、振り返った先には巨大な影。すわ、不審者か?!僕は目を上げた。

「パ、patoさん」

「やあ肉くん」

そこにはNumeriのpatoさんが鎮座しておられた。
Numerous memories(多くの思い出)、略してNumeri。
一日3万ものアクセスをはじき出す、オバケみたいなテキストサイトだ。まさに生きる伝説。

「おうい!patoさんがやって参ったぞよ」

僕は宴席の方に振り向くと声高に叫んだ。一瞬「えっ?」という間を置いてから、参加者の皆さんを包むざわめき。次いで、大音声の拍手が鳴り響いた。この日、仕事の関係で上京していたpatoさんは、わざわざ僕らのオフ会に脚を運んで下さったのである。ありがとう、patoさん。

「オラッ!」

そんなことを叫びながら何かを投げつけるpatoさん。宙に舞う黒い物体、ゴトンという音を立てて床に着地して。

(なんだろう?)

僕はその物体を視認すべく、足を早めた。



pato.JPG



(なにこれ?と思った人はコチラ


「あんた何やってんだ」

「今日角川SSまで乗り込んで来たんだよー」

「そうなんですか?して、首尾の方は?」

「担当者不在で門前払いだったよ。クソッ!」

そのままpatoさんはズイズイと店の奥まで進むと、一番隅の方に座った。本当に行動力のあるお方ですよpatoさんって人は……。

ニギニギと賑やかしく展開される宴席。僕は再び肉欲ウォークラリーを開始すると、そこかしこにいた人たちと楽しく会話した。参加者の方同士もだいぶ打ち解けてきたのだろう、オフ会開始当初に比べて随分と砕けた雰囲気になっている。僕は満足しながら、炭酸の抜けたビールを舐めた。

「肉さん、ちょっと!」

「ん?」

振り返るとそこには3月の東京オフ会で酒を飲んだチョキちゃんと、肉欲ラジオで一部マニア的な人気を誇る萌えボイス女王『犬神さん』の二人が立っておられた。何やら不敵にニヤニヤ笑っている。これは何か企んでいる味だぜ……。

「ちょっとこっちに来てくださーい」

こうして僕は、ホイホイと二人に着いていってしまったのだ。

・・・

僕は入り口から店の暖簾をくぐる。ざわめく店内、皆とても楽しそうだ。僕は一歩一歩踏みしめるように歩きながら、皆と、そして兄の顔をゆっくりと眺めた。

「お、おい、あれ……」

「うわっ……!」

「ただいま戻りました」




m2.jpg




店内に暁のメイド野郎光臨。
紛れもなく僕です。
突き刺さる兄の視線。
色めき立つ店内。店員さんですらガン見。周りの席のお客さんたちもガン見。

どうしてだろう、みんな笑顔のはずなのに、僕だけは心の底が痛むんだ――




m4.jpg

(Amo'sのツンパも標準装備)




「お、おい!カメラだ!カメラ持って来い!」

あの時の状況にセリフを当てるなら、おそらくそんな感じか?僕はあっというまに黒山のひとだかりに囲まれ、ひとしきり写真を撮られた撮られまくった。おそらく累計100枚くらいは撮られたはずであろう。僕はまたもや自分のアイデンティティを失った。よく見ると、兄もカメラを構えていた。僕は生まれて初めて、ファインダー越しに兄の視線を感じたのだ。その温度は、なぜだかとても冷たくて。

「○○、お前なにやっとるんや!」

○○っていうのは僕の名前。兄の横にそっと座るが早いか、僕は兄に叱責された。僕はうつむきながら「はい、全くもって仰るとおり」と平身低頭し、兄に酌した。それにしても、実の弟が女装して、あまつさえ酌まで受けるとは一体どういう気持ちなのだろうか?今度会ったときに腹を割って聞いてみようと思う。

結局僕は兄と仲良くツーショットを撮り、またもやウォークラリーを開幕。予想はしていたことだけれど、回る先々で参加者の皆さんとのツーショットを撮られた。僕はしきりに「お願い、2ちゃんねるだけにはアップしないで……!」ということを懇願しつつ、ポーズをキメた。30分を掛けた化粧はそれなりに功を奏していたらしく、概ね好評だった。と思う。そう信じたい。そう信じないとやるせない。

「お願い肉さん、とりあえずヤラせて!」

そんなことを懇願してくるどこかのみつるがいたけれど、僕は完璧にシカトした。

「そう言えば肉欲さん、うちのブログのコメントで『オフ会で会ったら抱きしめてあげる』って仰ってましたよね」

これはぼくののうみそのzukkiniさんの言葉。僕は無言でうなずくと、そっとzukkiniさんの体を抱き寄せた。



m7.jpg

(写真はイメージである、と念じて下さい)




そんなこんなでハプニングもありながら、大興奮の二次会も終了。ちなみに僕が化粧している間、そそくさとエスカレーターに向かうpatoさんを目撃。僕は脊髄反射的に声をかける。

「patoさん、どうなすったんですか?」

「親父が急死したからこれから帰るんだよ!アイタ!」

そんなことを叫びながらpatoさんはエレベーターの閉まるドアに挟まれていた。この人は一体、何を、やって、いるんだ。


【二次会総括】

参加者:総勢74人+α(少し曖昧)
雑感:次はナース服で!と言われた。

・・・

約束の夜へ』 〜三次会〜


「よっしゃお前ら、ワシがええとこ連れてっちゃる!」


m6.jpg


何かを捨てて、何かを得た僕はメイド服のまま歌舞伎町に再降臨すると、三次会に参加するメンバーを引き連れて次の店へと向かった。このたくましい背中よ。括目して見て欲しい。


「あーすいません、12時から予約していた者ですけど」

「はいはい、承っておりますよ……ゲェ!」

「えーとですね、予定より少し人数が増えそうなんですが、空いてる部屋とかありませんかな?」

「は、はい、ちょっと待って下さい」

フフ、どぎまぎしゃちゃって。店ちゃん(≒この店の店長)ったらホントにシャイダンディ。僕は上目遣いでパチクリとすると、そのまま二酸化炭素になりたい気持ちになった。何というか、生きていたくなかった。あの時僕は、CO2とかNとかHとかになりたかったんだ。

・・・

店長のご厚意により、当初予約の部屋の他にバースペース部分も開放していただく。肉欲企画は皆様の優しさにより生かされております。敗因は、まさか3次会に60人もの人間が集まるとは思っていなかったという一点に尽きましょうか。見ず知らずの人間が60人て、アンタ。

「よし、肉欲ジャンケンが始まるぞよ」

僕はやおらメイド服を脱ぎ捨てると、それを片手に立ち上がって叫ぶ。説明すると、肉欲ジャンケンとは肉欲が身に包んでいたあれこれを参加者に大放出するという、誰も喜ばない誰も幸せにしない一大イベントの総称のことです。

「ッシャー!まずはこのニーソックスからです!」

「「オオー!」」

どうやら参加者の皆さんも『深夜+酒』というアルティメットコンビに脳の中枢神経を破壊されておられたらしく、意気揚々と肉欲ジャンケンに参加。高らかに掲げられる40幾本もの腕。僕はニーソックスから始まると、カチューシャ、その時着ていたTシャツ、指輪、あまつさえ自前のボクサーパンツまで放出するというキチガイっぷり。というか受け取り拒否しなさいよ……いらねえだろオレのパンツなんて……しかも受け取り先が男ってどういうこったよ……絶対捨てられてるよアレ……。

そんな気狂いの所業が終わると、今度はどういうわけかノートなどに僕の名前を記名することを懇願される始末。なんだ、白紙委任状を偽造するとかそういうことか?!と僕は身構えたのだけれど、別段そういうことでもなかったらしい。


sign.jpg

(クリックで拡大)


終始こんな感じで名前を書き殴りまくった。イラストも添えてたのだけれど、そのバリエーションがQ太郎とドラえもんとヨッシーのみというキメ打ちっぷり。著作権関係で叱られないことを祈るばかりです。


「肉欲さん、僕のTシャツにも何か描いてください」

「ええよ」



m5.jpg



気合を込めて一筆啓上。捕まってしまえばいいのに……という穏やかな気持ちと共に筆を走らせました。我ながらいい作品をクリエイトできた。

三次会は12時から5時までというダイ・ハードなスケジューリング。途中でグダグダになりそうになるも、patoさんが再登場したり、みつるがハルヒダンスを踊ったり、僕がマルコさんに再三に渡ってセクハラをしたりと八面六臂の大活躍で事なきを得ました。いやー、それにしても二度とマルコさんとお会いできない気がするのは、単なる僕の杞憂なんでしょうかね。アハハ。

この間、僕らの様子を心配してくれたそよさんから「大丈夫?私も行きたかってんけどな。コブクロのライブと被ってしまったから……」と心優しいお電話がかかってくる。もしこの世に天使が存在するのならば、そよさん、それは確実にあなただ。


【三次会総括】

参加者:総勢60人
雑感:終盤の方で、ようやく僕の脳味噌がブースト・オンし始めた。

・・・

全て遠い日の花火だと』 〜四次会〜

本来の予定ならば三次会で終了。というのも、この時点で既に時計の針は5時を回っていたのだから。常識的に考えれば始発に乗って帰るのが普通だ。社会人としてのモラル、と言い換えてもいい。

「よーし、四次会に行く者は手を上げて下され」

林立する30本の腕。モラルという言葉は落日の日に置き忘れた人たちばかりでね。ヨッピーさんがドンキホーテ向かいのつぼ八に交渉をしてくれ、僕ら30人の聖闘士たちは小宇宙をたぎらせてツボエイトの店内に踏み込んだ。たのもう!

正直に申し上げます。この辺りから急速に記憶がバニッシュしております。何か、色んな人の話を総括すると、どうも僕がヨッピーさんに大説教をカマしたとか、いきなり肉欲に乳を揉まれたとか、唐突にマラの山を見せつけはじめたとか、そんなパルプンテみたいな被害報告が続出しているのですが、正直皆目記憶になくてね……!ブーストオンした肉欲ってば、都合の悪いことは全て記憶から排除するスタンド(スタンド名:アナルインパクト)を具備しておりまして。ガッデム!こんな幽波紋はいらなかったのに。吉良のオヤジが憎くてたまりませんよ僕は。

ところで、先ほどのマンコTシャツの存在を覚えておいでか。彼にしても、さすがにマンコマークを誇示したまま歩くのは憚られたのでしょう。やおらTシャツを脱ぎ捨てると、うちのトップ画像でおなじみの平野さんに何やら懇願しておる。

と、マッキーを片手に何やらTシャツに書き込み始める平野さん。おお、あそこにプロが現出したぞ……。



(劇的ビフォーアフター)


m5.jpg


shirt1.jpg

shirt2.jpg


どうせ僕はいらない子ですよ。


なんかもうとりあえずひたすら酒飲んでた気がする。
全く以て何を喋ったか覚えてない。
迷惑をおかけしてしまった方、本当に申し訳ありませんでした。


【四次会総括】

参加者:30名ほど
被害状況:甚大


・・・

今にも落ちてきそうな空の下で』 〜五次会〜

外。青空。
空には太陽が燦然と輝いている。
街には人が行きかっている。
その中で僕は、僕らは、嗚呼。

「次の店、行くか?!」

体はポンコツでも心は錦。
頭が拒絶しても、脊髄がシャウトする。
まだ帰ってはならぬ、と。
23年間の中で培った、あの日あのときあのカルマが、僕の足を朝の新宿に縫いつけた。

「たのもう!」

およそ20人くらいか?具体的な人数はとうに失念してしまったけれど、とにかく僕らはカフェバーに入った。腐臭をただよわせている僕らに店員さんもあからさまに嫌な顔をしたけれど、そんなことを気にしていたらこのタフな世の中は渡れない。キャッシュオンのこの店、僕は入り口のカウンターに立つと、重い唇を何とか上下に分離した。

「ビ、ビールを……」

「は?」

「ビールをください!」

確かビールを頼んだような気がする。いや、もしかしてあれは幻想だったのだろうか?分からないが、とにかく僕らがカフェバーに入ったことだけは確かだ。僕は机の上に届けられた何某かの飲み物を体内に流し込むと、その時再び、記憶が消えた。夢の世界に、泥となって溺れていった。グッドバイ・マイ・メモリー。楽しかったぜ、『オフ会』とやらは……。

・・・

こうして初めてとなる大規模東京オフ会は無事に終了、まさかの5次会という状況になったけれど、振り返ってみた時に数えてみて楽しい思い出の方が多かったのは本当に幸せなことだと感じます。反省点も多々ありましたが、まずは事件事故などの大過もなく終えられたことを嬉しく思いつつ、長かったオフレポにピリオドを打ちます。


参加された方、またこれを最後まで読んで下さった全ての方、更に2日間に渡って僕を家に泊めて下さったヨッピーさんに深い感謝を込めながら。

肉欲拝


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posted by 肉欲さん at 20:45 | Comment(33) | TrackBack(0) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
まさかの5次会、ぺにすみたかったなあ
Posted by よったん at 2007年07月02日 21:02
5次会までやるのは常人では成しえないと思いますw
次は100人規模ですかね??
Posted by ヒロ at 2007年07月02日 21:20
patoさんすげーな
Posted by at 2007年07月02日 21:23
総員80人・・・くるうとりますわ(´・ω・`)
正直行けなかったのが残念
Posted by ズレコウ at 2007年07月02日 21:26
肉欲サソメイドwww

Posted by at 2007年07月02日 21:33
ぐっ…!行きたかったっ…!(ボロ…ボロ…)
Posted by シンタ at 2007年07月02日 21:38
本当にお疲れ様でした。
名幹事ってレヴェルじゃねーぞ……
Posted by at 2007年07月02日 21:43
肉さん‥肉さん足wwww
足細いwwww
Posted by 新黒 at 2007年07月02日 21:48
肉メイド百万回保存しました
顔に貼り付く髪の毛が肉タソの頑張りを感じさせます(´;ω;`)
Posted by 育子 at 2007年07月02日 22:01
気がくるうとるwww
Posted by 火為 at 2007年07月02日 22:02
メイド見たかった・・・
行きたかった・・・
次があればぜひ参加で!!
Posted by 蜜 at 2007年07月02日 22:08
みんなすてき。次回は是非オランダでやってください。絶対いく。
Posted by なほ at 2007年07月02日 22:10
次こそはっ…!
Posted by はっさん at 2007年07月02日 22:22
やっぱ肉さん凄い人だよ
Posted by 名無し at 2007年07月02日 22:26
あ、あたしが送ったぱんちら画像が…!ありがとうございます(^ω^)

何回見ても萌えますね(*´д`*)ハァハァ
Posted by みゆっきぃ at 2007年07月02日 22:33
ガチで肉さんのホレた
Posted by at 2007年07月02日 23:01
写真ありがとうございます。次回も盗撮頑張りますw



あと、パンツは某EDのガチムチな方がアツい接吻でトレードされていました。

・・・どんな使われ方するのでしょうね?
Posted by しゅん at 2007年07月02日 23:25
次の関東オフはいつですか?
Posted by O at 2007年07月02日 23:29
肉さん!次はゆとりも参加ぉkにして下さいまし
Posted by yu at 2007年07月03日 00:20
あのTシャツは

肉欲企画 feat 平野楽器

だからね!


大事にするよ!
Posted by dsk at 2007年07月03日 00:20
肉さんメイドテラカワユスですwwとりあえずナマで見たかったです。
関東じゃなかったら、そしてゆとりでなければ参加できたのにorz
Posted by niki at 2007年07月03日 00:54
おつかれ様です。。
はたちになったらオフ会参加しにいきますねぇ☆!
肉さんメイドまぢ可愛ぃ是非生で見たいです↑
Posted by 霞凪 at 2007年07月03日 01:26
お疲れさました!
あなた誰?って言ったのボクですすんません!!ww
楽しかったす!ありがとう!
Posted by んげ at 2007年07月03日 01:39
いつか肉さんに会ひたい…。
Posted by ロスト at 2007年07月03日 02:12
ああ。行きたかった
一緒にイキたかった!!!
Posted by ライカン at 2007年07月03日 02:49
あれ?あのウォークラリー中の画像は私の撮った画像かな?

そうだとしたらありがとうございますw

私のところのオフレポ中途半端ですいませんでした。
Posted by ガル at 2007年07月03日 20:18
次のオフ会は満身創痍で参加させていただきます
Posted by クォータ at 2007年07月04日 14:02
豪華絢爛とはこのこと。かなりのノンモラリスト達が集まったわけですねwww
いつか行きてぇ〜
Posted by Sim at 2007年07月04日 15:35
慟哭って言葉を初めて理解しました。 こころがこころか・・・
Posted by アドリアン☆アドニス at 2007年07月04日 19:51
楽しそうだーw
Posted by 海苔 at 2007年07月04日 20:34
そよさんからTELがある肉さんはネ申.以外何者でもない。
Posted by T at 2007年07月04日 21:22
次はゆとり混ぜて徳島オフして、お願い!肉さん!
Posted by オッサン at 2007年07月05日 21:36
オーストラリアオフはまだぁ?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チンチン
Posted by En at 2007年07月07日 11:06
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