先日、鹿児島にやって来ていた友人と焼肉を食べに行ったのですが、「やっぱ焼肉って淫靡だよな」って話になった。
僕「焼肉食いに来てるカップルって、絶対食べた後に『いたす』んだろうな」
友「そうか?そんなこともないやろ」
「するんとちゃう?やっぱ俺も、女とのデートで焼肉行ったら『いたす』傾向にあるし」
「そうなん?」
「うん……」
・・・
あれは丁度三年前よ。桜舞い散る春の季節。
僕のコチンの皮も丁度ムケ始めた頃だったよ。
ま、今では立派な包茎ですが……。
そんなことはどうでもよろしい。
とにかく、時は春。
僕はキャンパスを行き交う大量の新入学生を閲しながら「多くは望まないから、あの中の誰かのマンニンにチンポをアウトインアウトしたいよー」とちょっぴりピュアでタイニーなセンチメンタリズムを爆発させていた。シャイでキッチュな僕には、そんな願いを口に出せるべくもなかったのだけれど……。
「あ、肉欲さんこんにちは!」
世の中にはたまに鴨がネギ背負ってやって来ることがあるから人生はパンドラボックス。
ふと、目の前には初々しいアワビ、いやむしろ赤貝?とにかく、そういう感じだよね!まだあどけなさの残るマンコ(≒一年生)が惜しげもなくズドン。まさか新入生の方から僕の懐に飛び込んで来るとは思わなんだよねえ。
「お、もう学校慣れた?」
「まだまだですよ〜」
「そっか。じゃ、まあ飲みに行こうか」
・学校慣れた?⇒飲みに行こう
この論理の流れには一点の曇りも介在すまい。この日のために「LEON」を熟読しといて良かった……心からそう思えた瞬間でした。モテる男はチョイ”肉”男。
「どこ行こうか?」
「どこでもいいですよー」
「うーん、じゃあ焼肉でも行く?」
「いいですよ!行きましょー」
この時点で僕のチンコ部分がピピンと立ったのは言うまでもないことです。そして焼肉屋、グラスに注がれたマッコリを見てちょっとドキドキしちゃったのは、僕が純粋だったからだと思います。何という卑猥な白。
「ごちそうさまでしたー」
「よく食べたねー。これからどうする?(セックス!)」
「そうですねー」
「どこかで飲み直す?(セックス!)」
「うーん」
「(セックス!)」
「そうだ、うちに来ますか?」
アンタバカじゃないの!?!。エエー?!そんな目で俺のこと見てたの?じ、獣……!
人間、普段デカイこと言ってても結局アレなもんで、想定外の事態に遭遇した時っちゅーのは存外にビビってしまう。僕にしてもご他聞に漏れずそうだったっていうか、まさか焼肉屋を出て即座に女人の家へと導かれるとは思わなんだよ。君はあれか?マンコに棒状のモノが入っていないと落ち着かない主義主張の人なのか?とか思わず問いかけたい気持ちになったもんじゃよ。いやはや、今日びの性風俗の乱れは怖いねえ……。
(けしからん!非常にけしからん!)
内心で燃え上がる怒りの炎。目の前に佇むのは何というオサセ……。これは大学の、否、人生の先輩として正しい方向に導いてあげなければ、と僕は急に強い義務感にかられた。けしからん、本当にけしからん!
「オイ」
「家でビデオでも見ましょうよー」
「さんせい^^」
致し方ない。特派員としての義務感がどんどんと高まって行くのを感じる。もし私が若年層の風紀を乱れを正したいと願うのであれば、彼女たちの本丸たるその住処の様子をつぶさに観察する必要があるのではないか?あるに決まってる。そう、私がプロの諜報員である以上、彼女たちの家に赴いて、部屋中に転がっているいけない大人のホビートイをこの手で破壊する責務があるのではないか?あるに決まってる。
ワーカホリック(仕事中毒)。彼女の家までの道すがら、僕の頭の中にはそんな言葉が踊り狂った。仕事人間ってのも存外辛いもんだよ?それにつけても憎いのは若い女人よ。実にけしからん。どうして俺がこんな役回りを……。心の翼がもげていくのを感じた夜だった。僕みたいなものが率先して犠牲にならなきゃいけなかったあの日。本当にくやしかったよ。
「ビデオ、何見ます?」
「そうだな。これ見たいんだよね」
「それ怖いビデオじゃないんですか?私、怖いの苦手なんですよね……」
と言って困ったような顔をして、少し頬を赤くして俯く新入生。全くけしからん。これは是非借りねばなるまいて。あくまで教育的見地からの判断だよ?あくまで。俺だってホラーなんて見たくなかったけど……いつも俺はこんな役回りだよ。実にくやしい。
「どうぞー、入って下さい」
越したばかりであろう部屋は、新築らしい匂いがした。けしからん。部屋に入ってすぐ左手にはベッド。なげかわしい。適当に腰を落ち着けていると、冷蔵庫から何やら飲み物が出てきた。俺は騙されないぞ。
「じゃ、ビデオ見ましょうか」
「そ、そうね」
僕は優秀なスパイとして部屋の隅々まで目を光らせる。大人のホビートイは今のところどこにも見当たらない。おそらくサニタリーボックスにインしているのだろう。俺には分かる。けれどここですぐに捜索に着手したのではあまりにも不自然なので、泣く泣く諦めた。テレビの画面からはビデオの映像、真横には若い女性。全く、こんなことをしている場合じゃないと言うのに。
「キャッ……」
「……」
「こゎぃ……」
「……」
「キャッ!!」
けしから何かもうツベコベ言わずに挿入してえなあ。刹那にそう思った僕のことを誰が咎められましょうか?いや、ちゅーかね?ここでペニスがエレクトしない奴がいるか?いるとしたら俺はそいつを男と認めないし、世が許すならば恐山に行って阿部貞を呼び寄せるね。いらねえだろ、そんなチンコは……イタコ的にシンクして……。
レスキュー911「あの時は本当に驚きました。でも、とにかくジョンを落ち着けることが先決だと思ったんです」
「ジョン!」
「ワン!」
「ジョン、ゴー!」
「ワンワン!」
「キャッ、肉欲さん!」
「ワンワン!」
本当に仕方なかったんですよ、ええ。キスした口からはほんのりとニンニクの匂いがしてねえ。だから僕は思ったんです。やはり焼肉に行った男女は『いたす』んだな……と。
という風に考えるのが素人の素人たる所以よ。困るんですよね、僕がエロりたいがために娘を押し倒した、みたいなあらぬ疑惑。どれだけ浅はかなんですか?アンタたち。調査に決まってるだろ!若い娘の貞操観念のよー。一番悔しいのは俺!俺なの!くやしいビクビク!
「ああ……アアン」
「ワンワン ワンワン」
「クックドゥドゥドゥー」
「ペロペロ ペロペロ」
(都合により獣の声でお届けしています)
「チュミミーン」
「メメタァ」
(そのままJOJOでお待ち下さい)
「……」
「……?」
「まあやっぱり、最後までは……ねえ……」
「はあ」
「さ、服着よっかなー」
ということで、何のこっちゃない。何となくチュッチュして終わっただけの話ですわ。見ましたか?ギリギリのところで挿れない、これがプロ意識です。明日に繋がる愛撫、これよ。いなせだねえ。
「やっぱ付き合ってないのにエロっちゃうのはよくないよねー」
「はあ」
色々と今思い出しつつ書いてみて、ぶっちゃけ思った。何かあん時はもうよく分からんけどヘタレちゃったんだよ。正直マンコが怖かった。肉欲とか名乗ってる場合じゃない、ダメだ、とにかくもう早く死にたい。
・・・
この後
「あの時挿入しなかったのは実に男らしかった」
という世にも摩訶不思議な彼女側の理由で僕らは付き合うことになり、その数ヵ月後に別れました。結局数百回くらいセックスしたような記憶がおや、そこかしこに?粋だねえ。
(明日も世界が平和でありますように)
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ワロス
今度焼肉行きませんか、2人でwww あ、ジョン連れてきてくださいネ!