肉欲企画。

twitterやってます。

2007年02月27日

インターネットの闇

主人公:光江。

 
(コンコン)

社長「どうぞ」

光江「し、失礼します……」

社「どうもはじめまして。私が社長のゲルゲ孫31です。お話は伺っておりますよ(ニッコリ)」

光江「は、ハイ!あの、私……」

社「アハハ、まあそんなに緊張なさらず……とりあえずそこにお掛け下さい」

光江「あ、ありがとうございます」

社「それで光江さん。あなたはこの度、インターネットでサイトを開きたいということですが……」

光江「はい、そうなんです。今個人サイトってブームじゃないですか!ホラ、元手も掛からないですし。それだったら私もサイトを作ってみようかなー、なんて。手軽に、気楽に、私の日々のこととかを伝えることができたらなあ、って……」

社「ほう、手軽に……」

光江「ええ、あたしこう見えても、スイーツとかグルメとか、結構詳しいんです!だから、神楽坂のステキなお店とか、代官山にあるプディングのお店とか、私の視点で思ったことを色んな人に届けてみたいんですよー」

社「なるほどなるほど。それは結構なことだ……」

光江「はい!ありがとうございます!それで、ページのレイアウトなんですけどね、まずトップページに……」

社「いえ、結構です。大体のことは分かりましたから」

光江(エーッ!ここからが本題だったのに!)

社「さて光江さん、とりあえずあなたがサイトオーナーになりたいことは分かりました。そしてそのコンセプトも理解できました。スウィーツ、グルメ、でしたかね。結構なことと思います。やはり人間の琴線をピピンと突くには食欲そして性欲、このどちらかを満たす必要がありますからね」

光江「せ、せいよ……!」

社「まあまあ、お聞きなさい。その意味で確かに着眼点は間違っていない。消費者の側としても、外食をする際に選択肢が多いに越したことはないですからねえ。けれど」

光江「……けれど?」

社「あなた、どうやってアクセスを集めるおつもりですか?」

光江「!!……それは、地道に毎日日記を書いていって、それで……」

社「日記、ねえ」

光江「そ、それだけじゃなくて!ちゃんと、他の似たようなサイトの掲示板に挨拶にも行こうって、そうやって少しずつ……増えていけば、って……」

社「ほう、掲示板に挨拶!それはいいですねえ。結構結構……」

光江「あ、あと!そう、ランキングとかにも登録したりして、そこで訪問者を集めていって、うん、そういう風に考えています!」

社「では、あなたはそういう風にしてアクセスを稼いでいきたいと、そのように思っていると。そういうことですね?」

光江「え、ええ。まあ、そういうことになりますか」

社「おかしいとは思いませんか」

光江「え?」

社「あなたは最初に『手軽な気楽な日記を』と仰った。それなのにどうして、そのようにしてアクセスを稼ぐためのメソッドをあれこれ頭に思い浮かべているのです?」

光江「そ、それはあなたが!あなたが私に聞いたからであって」

社「まあ確かに誘導した部分はありましょう。そこは認めます。けれどね、私が少しばかし水を向けただけで、そうやってポンポンとアクセスアップの手段を口にすることができたのは、やはり従前からアクセスに関してあれこれ思いを巡らせていたから……という風にも考えられますよね?」

光江「それは……!」

社「いえ、何も私はアクセスを欲することを咎めているわけではありません。人間誰しも、アクセスは欲しいですものねえ」

光江「違います!私はアクセスなんて欲しくありません!ただ、日々思ったことを、ちょっとだけネットで書きたくって、それで……」

社「ほう、それだったら世の中には日記帳というものがあるじゃないですか。そちらに書けばよろしい。そうじゃないですか?」

光江「……」

社「結局ね、ネットの世界で何かを書く、あるいは書きたい、そんなことを思った人間というのは、全体自己顕示欲の塊なんですよ。そうじゃなければ日記サイトなんて開きませんものねえ。元々がそんな人間です、そういう人がそもそも『アクセスなんて欲しくありません!』という方がおかしいんじゃないですか?」

光江「それは極論です!世の中には、たとえ多くの人に見られなくとも、ごく限られた『分かってくれる』人にだけ日記を見られることで満足を得ることのできる人もいるはずです!そういう人にとっては、アクセスなんて邪魔でしかないはずですよ!」

社「分かってくれる人、ねえ……」

光江「そうですよ!私だって、無差別にアクセスが欲しいわけじゃあ……」

社「じゃ、その『分かってくれる』人、というのは、いつ、どこからやって来るのですか?」

光江「え……」

社「顔の見えないネットの世界で、どうやって訪れた人が『分かってくれる』人だなんて判別するのですか?」

光江「そ、それは、メールやコメントとかで、少しずつ信頼関係を築いていって、その中で……」

社「それはブレてるなあ」

光江「ブレ、てる?」

社「あなたの言っていること、それがもし本音だとしても……それをどうしてネットの世界でする必要があるのですか?あなたが伝えたいこと、教えたいことがあるとして、それを『分かってくれる』人にだけ伝えたい、相手が本当に分かってくれてるかどうかは自分で確かめたい……そんなことをもし本気で仰っているのなら」

光江「……」

社「現実に、顔の見える人――ま、ご友人など――にお伝えすれば十分に足りることなんじゃないですか。違いますか?」

光江「それは詭弁です!現実の知り合いだけじゃなくて、もっと知らない、色んな人に『良い物』を教えたい、そう思うことだって、あるかもしれないじゃないですか!」

社「だから、それが自己顕示欲なんでしょう」

光江「違います!情報発信です!!」

社「アハハ、モノは言い様ですね。でも、情報を発信したのだったら、それこそ沢山の人に見てもらって、受け手に取捨選択の自由を与えるべきだ、と私などは思いますけどね。それに、分かってくれる人を求める気持ちは尊いですが、そもそも1日0アクセスしか人が来ないサイトにあっては『分かってくれる人』もクソもないでしょう。どんな人であれとりあえず来てもらう、日記を見てもらう、そして判断してもらう……全部は、そこから始まるんじゃないんですか?」

光江(何よ……何が言いたいのよ……)

社「そこにあって

『アクセスはいらない、けど分かってもらえる人にだけ分かって欲しい』

などと言うのであれば、じゃああなたは貝のように耳を閉じて、自分の言いたいことだけを叫び続ける行為を繰り返すことになるんじゃないですか?違いますか?」

光江「極論です!それは」

社「極論で結構。しかし私の言っていることが極論であるとしても、それを『極論だ』と指摘することは決して反論足り得ない。そうですよね?あなたは何らの反証を行っていないのだから」

光江「そんなこと言われても……別に私は安易にネットで日記を書ければと思って、それで……」

社「お黙りなさい!」

光江「!!」

社「いいですか、結局アクセスなんですよ、全ては!アクセス数を捨象したままでインターネットを語ることなど傲慢千万なんです!あなただって自分の書くこと、発信することを沢山の人に見られたいんでしょう?そうに決まってます。でないと公衆面前の代名詞たるネットで何かを書こうなどと思うハズもないですものねえ」

光江「…そう、かも……しれません」

社「うんうん。稀に『アクセスなんていりません』などと抜かす輩がおりますが、ああいうのは全部嘘です。まやかしです。『アクセスを欲しがらない自分』という高潔な虚像を打ち立てることによって、訪問者に媚を売っている形ですな。究極的にアクセスが要らないのであれば即座に閉鎖すれば宜しいのですからねえ。私などはそう思いますが」

光江「…そう、かも……しれません」

社「よろしい。そこでアクセスアップの方法ですが、あなたは先ほど『掲示板に書き込む』『ランキングに登録する』など仰っておりましたが、はっきり言って無駄ですよ。そんなものは。そんなことをしてもせいぜい10や20、よくて30程度アクセスが上がるだけですって」

光江「で、でも!じゃあランキングとかの上位にいる人たちは、一体どうやってアクセスをあんなに上げてるんですか?!」

社「ええ、勿論誰にでも『初めて』はあります。そこに例外はない。だからこそ誰もが

いつしか私も『きっこの日記』クラスにはなれるかも…

などと思い、サイトを立ち上げるわけですしね。けどね、ああいうのは結局ごく一部なんですよ。あなた、ちゃんと見てますか?ランキング上位に位置するサイトの下には、幾億千のサイトがひしめいている現実を」

光江「いや、それは……」

社「確かにねえ、彼らを見てれば野望を抱く気持ちも生じましょう。え、こんな日々の下らない日記を書いているのに、こんなにもアクセスがあるの?じゃあ私も!ってね。所詮アマチュア、私自身も様々なサイトがその内容において大きな差異があるとは思いませんよ。環境は完全に飽和してますしね。

しかし、成功するサイトは大抵『何か』があるんですよ。何かが」

光江「何か?」

社「そう。オッパイ、馴れ合い、過剰な宣伝、祭……素因は様々あるでしょう。祭は、まあ結局サイトが閉鎖に追い込まれるのがほとんどなのでここでは置いておくとして、とりわけ強いのはオッパイと馴れ合いでしょうか。オッパイの訴求力は相当なモノがありますからねえ」

光江「でも、オッパイって、何ですか?!」

社「簡単ですよ。己のサイトでオッパイ写真をアップする。それだけですよ」

光江「そ、そんなこと!」

社「選択肢の話です。やれ、と言っているわけじゃない。まあ一番手っ取り早いのは『馴れ合い』でしょうかね。仮にここにAというサイトとBというサイトがあるとする。それぞれが200ずつの固定客を持っているとする。それぞれが独立に運営している場合は、やはり200ずつの客しか擁することができない」

光江「……」

社「けれど、お互いが相提携することができれば?そうすればあっという間に客は400になります。……まあ、実際の数字はもっと複雑ですがね」

光江「じゃあ私もそうします。馴れ合います。そうすればいいんでしょう?」

社「でもね、『こと』はそう単純じゃないんですよ。まず、あなたが馴れ合いたいと思っても、相手がそう思うとは限らないじゃないですか。それに世の中には悪い人がいましてね、一方的に自分の方にだけリンクを貼っておいてもらいながら、結局自分の方からは一切リンクを貼らない、貼ったとしてもページのレイアウトを気にしてごく分かりにくい方法で貼る……というやり方をする人がいるんですよ。それに、馴れ合いに執心しているうちに、肝心の自サイトの更新内容がぞんざいになってしまう、そしていつしか固定客すらも離れていってしまう……というのは、存外ありふれた話です」

光江「だったら、一体どうしたら!」

社「大手サイトからのリンクですよ」

光江「おお、て……!」

社「そう、1日10万HITほどもある大手サイトからリンクを貼ってもらいなさい!それも文中でのリンク!それだけで、一気に1万アクセスは稼げるのです」

光江「い、いちまん……!」

社「何の苦労も要せず、一気に1万……どうです、これは愉悦でしょう?魅力でしょう?結局、この世界でのし上がろうと思うのであれば、大手からのおこぼれを預からずしてはのし上がることができないんですよ。いいですか、アクセス、それは力です。閲覧者にしても、その多くはアクセス数を見ているものです。

『ああ、このサイトは、これくらいのアクセスがあるからクオリティ、信憑性が高いんだろうな……』

そう思う真理、これはないとは言わせませんよ?」

光江「ああ……あああ……」

社「そしてアクセスが集まれば、一見さんもカウンターを閲した時に

『おや?このサイト、一見何も大したことを書いてないようだけれど、こんなにアクセスがあるのだったら面白いのかも……』

と錯覚し、いつしか固定客になる、そういう現象は確かに存在するんですよ。もちろん、ある程度サイトの出来がよくなければ論外ではありますがね。しかし実際、サイトの出来なんて瑣末な問題ですよ」

光江「そんな!」

社「本当にそうなんです。世間に書店がいくらあると思ってるんです?本当に楽しいものを求めるのであれば、人間、いくらでも金を出してプロの作品、情報に群がりますよ。そんなもんです。だからこそ目に見えるアクセス、これが強いんじゃないんですか」

光江「ウッ、ウッ……じゃあ、私はどうすれば……」

社「委ねなさい」

光江「えっ?」

カタ、と音を立ててテーブルの上に落とされるホテルのカードキー。1012と記されていた。

社「私のサイトのアクセス数は1日100万です」

光江「ひゃ、ひゃく……」

社「今回、特別に『あなたのサイトだけ』文中でリンクを貼ってあげましょう。そうすれば初日からアクセス10万も夢じゃない。オイシイ話でしょう?」

光江「……」

社「ただ、その代わり」

光江「分かってます。私も、この世界に入った時から覚悟はできていました。さあ、行きましょう、社長」

その言葉にゲルゲ孫はにやりと笑った。しかしそれも一瞬のことで、再び鷹揚な笑顔を取り戻すと、では、と呟き光江に退席を促す。ごく自然な動作で、彼女の臀部を愛撫しながら――。

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↑ここまで今日のメモ
↓ここから今日の日記
----

肉欲「ガチムチティさん、俺、アクセスが欲しいよ!」

ガチムチティ「だったら分かってるんだろ?ほら、俺のなんたらかんたらががもう大変なことになっちゃったりしちゃったりしてるんだぜ?」

肉欲「あたしもこの世界長いから、分かってます」

ガチムチティ「OK、もの分かりのいい子猫は好きなんだぜ!そぉい!」

肉欲「アッー!」

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■追記

何やらコメントが騒々しいので釈明します!
本日の日記に登場する人物は全て架空のものです!
実在するキティさんとは何ら関係がありません!
錯誤しないで下さい。お願いします!お願いします!
posted by 肉欲さん at 23:02 | Comment(36) | TrackBack(0) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
おや?1だぜ(^O^)
Posted by at 2007年02月27日 23:13
お、俺はアクセスより肉欲さんが欲しい・・・!!
Posted by at 2007年02月27日 23:15
2ゲト2ゲトー
Posted by at 2007年02月27日 23:22
これはwww
Posted by KEN at 2007年02月27日 23:28
キティさんキレてもいいよこれはwwwwww
Posted by   at 2007年02月27日 23:42
またコメント書けるようになりましたね^^
Posted by at 2007年02月27日 23:44
キティさんwwwwwwww
Posted by ( ^ω^) at 2007年02月27日 23:44
つまり米欄に自分のブログのURLを乗っければアクセスが増えるんですね!!!
と思いましたが反感食いそうなんでやめときます。名前も変えときました。

そして華麗に6ゲット。肉さんもゲットしたい。
Posted by P at 2007年02月27日 23:45
肉欲さんマジ最高ですwW
Posted by at 2007年02月27日 23:48
初ひとけた。
Posted by at 2007年02月27日 23:51
一度は物見遊山で観にいくかもしんないけどね、やっぱ惹かれるモンがないと、二度目はないでしょう。うん。
Posted by at 2007年02月28日 00:05
アクセスより、サクセス☆

・・・

/(^o^)\
Posted by at 2007年02月28日 00:22
何はともあれおっぱいうpは欠かせませんね^^
僕もちんこうpしたら、今の1000ばかりのアクセスが…フフ…
Posted by 肉好き男 at 2007年02月28日 00:23
見事な誘導。
Posted by at 2007年02月28日 00:32
アッー!
Posted by 桜汰 at 2007年02月28日 00:38
なんだかいつも賢くてうらやましいです。
肉よくさんはデスノートとか出られそう。

あたしの周りにも肉よくさんみたいなひといないかな。
意外といるけど才能隠してんのかなぁ
Posted by aiko at 2007年02月28日 00:48
久しぶりにコメントできるお( ^ω^)相変わらずガチムチw


P.S
肉タン…久しぶりだからゆっくり挿れてね…あっいやっ…!ゆっくりしてぇ〜///

アッーー!!!!
Posted by 豚足企画 at 2007年02月28日 00:49
ウププププ
Posted by アフン at 2007年02月28日 01:34
このごろ思うんだ。
ブログってのはラーメン屋みたいなもんじゃないかって。
客が少なくて潰れかけてるけど自分好みの味の店
雑誌で取り上げられて客があふれかえってる店
どっちがいいんだろうね(´・ω・`)

>おや?このサイト、一見何も大したことを書いてないようだけれど、こんなにアクセスがあるのだったら面白いのかも……
さすがにこれには同意wwww
ラーメン屋でいうと必ずしも「客が大勢=うまいラーメンを出す」じゃないんだよね

肉欲「ガチムチティさん、俺、アクセスが欲しいよ!」
ガチムチティ「ちんこうpすればいいんじゃないかな^^;」
Posted by キティ at 2007年02月28日 02:08
メモってレベルじゃねぇwww

久しぶりに書き込みができてうれしいです。
Posted by b at 2007年02月28日 03:07
boutarou is cute:D
かわゆすなぁ
Posted by at 2007年02月28日 03:21
本当に肉欲さんが欲しいです><
Posted by あばば at 2007年02月28日 08:04
確かに大手からのリンクってデカいですよねぇ…。納得。
Posted by 海苔 at 2007年02月28日 11:47
ワロタwww
そういやオフ会ってどうなったんですか?
Posted by at 2007年02月28日 12:20
かまいたちのアーッは?
Posted by at 2007年02月28日 13:50
怖いよ!インターネットブログ怖いよ!
Posted by みつる at 2007年02月28日 16:10
アッー
Posted by at 2007年02月28日 16:37
肉チャンのおっぱいうP!!
Posted by ぶん at 2007年02月28日 17:08
実に程度の低いコメント欄だな。
こりゃ閉じるのも無理ないわ。肉欲もかわいそうだねえ藁
Posted by 774 at 2007年02月28日 17:39
肉さんのセイヤセイヤよりおっぱいが見たい><


キティたん本性だしましたね。
Posted by at 2007年02月28日 20:15
携帯からやっとコメントできた!
Posted by at 2007年02月28日 22:21
おや久々のコメント欄(´・ω・`)
Posted by M at 2007年03月01日 00:16
ワロスwwwまったく、これだから肉欲はやめられないぜ
Posted by Sim at 2007年03月01日 22:53
にくよくよ がんばれ
Posted by あ at 2007年03月02日 01:14
肉欲さんが臀部をうpすればアクセスは倍に膨れ上がる。きっと。
Posted by at 2007年03月07日 11:15
社長見事な誘導w
Posted by 立花道三 at 2007年03月15日 10:31
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