それで今日戯れにそのスレを探してみたら、見つかりました。懐かしすぎて嬉しかった。かなりコアなガンダムネタなので「全然分からない!」って人はかなりいるかと思うんですが、ツボな人はすげーツボだと思います。
というわけで、今日は日曜なのでたまにはこういう主旨での更新も見逃してやって下さい。かなり長いんですが、肉欲企画を読んでらっしゃる方は長文耐性があると思いますので…。
では肉欲企画初「2ちゃんスレまとめ」。
『天下一武道会』(ガンダムver)
1 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/21 12:31 ID:g9z8CE1k
ガンダムのキャラで開催しようと思います。
16人になり次第キャラ募集を打ち切りますので、
参加させたいキャラがいたらかいて下さい。
その後私が勝手に大会を進め優勝者を決定します。
28 名前: 1 投稿日: 02/10/21 12:43 ID:g9z8CE1k
えー、出てきたキャラをまとめると
カルルマン
ドモン
ジーン
ハッシャ=モッシャ
キラ・ヤマト
マサキ
ギンガナム
ユウ・フォレスト
ハリー
のびた
コレン
リュウホセイ
ミライ
ブライト
30 名前: 1 投稿日: 02/10/21 12:47 ID:g9z8CE1k
やっぱ一人一つの応募にします
ID:ismJPxae カルルマン
ID:PhNaG9Vg ドモン・カッシュ
ID:BdrkViZ0 リュウ・ホセイ
ID:/D+gyfIP ミライ
てとこですかね
36 名前: 1 投稿日: 02/10/21 12:57 ID:g9z8CE1k
キャラが集まるまで暇なのでもうはじめます。
---第一回戦カルルマン VSドモン

カルルマンは戸惑っていた。自分はガンダムなどの機体に乗ったことがない。
コクピットにはいっても操作などはできないのは明白だ。第一まだあまり喋ることもできないのだ。
じゃあなぜこんな会場にいるんだ?
周りを見渡せば、あわただしく動く人々で混雑している。
見たこともないモビルスーツが搬入されてきている。
自分の前には、ウッソやシャクティが応援に来ている。
「頑張れよ。」
「あなたならできるわ。」
そんな他愛無い言葉で励ましているつもりらしい。
この僕カルルマンをだ。
この時点でようやくカルルは理解した。
逃げられない。絶対に。
戦うしかないらしい。あそこにいるドモンとやらと。
〜続く
41 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/21 13:02
---第一回戦カルルマン VSドモン
カルルマン撲殺ですか?
43 名前: 1 投稿日: 02/10/21 13:04 ID:g9z8CE1k

ドモンは戸惑っていた。
ガンダムファイトがあるのは知っていた。
なにやら史上最強をきめるらしい。
行きたがる東方不敗をなんとか説得して自分が出場することにしたのは、
もちろんつよい奴と戦うためだ。
おれが最強だ、ドモンはそう自負している。
誰であろうと負ける気はしない。
しかし会場で係員の説明を聞いて唖然とした。
この大会はトーナメントらしい。それはいい。
だが一回戦の自分の相手は赤ん坊だと言うのだ。
馬鹿にしてる、ドモンは怒鳴り目の前の男を殴り飛ばしたかった。
だが係員も弱った顔をしているのを見てやめた。
この男の責任ではない。
まぁ、いい。難しく考えるのは苦手だ。
優勝できればそれでいい。
ドモンはそう呟き、戦いに備え目を閉じた。 〜続く
45 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/21 13:06
赤子を殴るのかい?この鬼畜!あんたなんかDG細胞にとりつかれてインポになればいいのよ!
49 名前: 1 投稿日: 02/10/21 13:16 ID:g9z8CE1k
ドームに設置された超巨大モニターの前に人がむらがっている。
ざっと6万人はいるだろう。ビールを飲む人、双眼鏡片手に待っているもの。
携帯で会話しているもの。様々だ。
サングラスをかけたアナウンサーが威勢良くでてきた。
「さぁー皆さんお待たせしました!天下一武道会の開催です!」
会場のボルテージが一気に上がる。みんな興奮している。
「これは今まで長年の謎であったガンダム最強はだれかという議論に終止符を打つために企画されたものです。」
アナウンサーが唾を飛ばしながら話す。彼もかなり興奮している。
「さぁ、第一回戦はドモン対カルルマンです!」
アナウンサーの声と共に会場からドヨメキが漏れる。
「ドモンの機体はご存知Gガンダム!カルルマンは友人のウッソさんの提供によるV2です。」
二つの機体がモニターに映しだされる。
どうやら場所は近くの荒野らしい。あたりにはなにもない。
会場の人々が見守る中先に動き出したのはV2だった。
〜続く
51 名前: 1 投稿日: 02/10/21 13:31 ID:g9z8CE1k
ドモンは躊躇した。
こちらに向かってくるVガンダム。手にはビームサーベルをもっている。
動かなければやられるかもしれない。
けど、「中に乗っているのはガキだろ!」ドモンは叫んだ。
こんなの間違っている。俺が戦ってきた奴らはみんな自分の意志で戦うことを決めた奴ばかりだった。
けど、コイツは違う。何故自分が戦わなければいけないのかもわかってないだろう。
そんな奴を俺は殺せるか?
目の前に迫ったVガンダムがサーベルを振り下ろす。
軽々とそれをかわしつつ、後退する。Vガンダムが更に向かってくる。
素早い。ドモンは慌てて更に後退する。
チッ、こいつホントにガキか?
舌打ちしつつドモンは次第に目の前の敵を粉々にしたい欲求にかられだした。
カルルは笑っていた。
目の前の敵は明らかに戸惑っている。その証拠にさっきからさがってばかりで何もしてこない。
ウッソから借りた機体はかなりオートプログラムをしてくれてるらしく、少しの入力で動いてくれた。
これなら勝てる、カルルの顔に子供特有の無邪気な残酷さがあらわれていた。
56 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/21 13:45
即興でこういうの続けるの大変そうだな。
ガンガレ。
57 名前: 1 投稿日: 02/10/21 13:49 ID:g9z8CE1k

会場に来たシャアは驚いた。
こんなくだらない事をホントに我がスウィートウォータ内にて行なっているとは信じられなかった。
下衆な奴らだ、吐き気がしてくる。
超満員の会場。異常な熱気。取りつかれたように、モニターをみる民衆。
シャアには理解できなかった。所詮戦闘において一対一になる状況などほとんどない。
まして決着をつけるまで戦うなどは。
集団戦闘において肝心なのは個人の力ではない。
戦力と戦略がすべてだ。どんな優秀なパイロットでも一人で艦隊は相手にできない。
ニュータイプといった思想がこんな茶番を引き起こす、シャアは忌々しく思った。
人類同時覚醒でなければ結局排除される、アムロがいい例ではないか、そう呟きつつもシャアは
その中に僅かな羨望があるのを認めないわけにはいかなかった。
観衆の声がひときわ大きくなる。
シャアはその声に顔を挙げモニターをみた。
どうやら戦いは決着を迎えたようだ。
ドモンのガンダムの右手が相手の機体の顔面にめり込んでいる。
Vガンダムのコクピットに救護班が入っていく。
どうやら負傷しているらしいな、シャアはそう考えながらドモンの名がアナウンサーに呼ばれるのを聞いた。
コクピットから血まみれの子供が出てきたのを見てシャアは愕然とした。
62 名前: 1 投稿日: 02/10/21 14:05 ID:g9z8CE1k
リュウ・ホセイは呼ばれたとき身震いがした。
彼にとってこの大会は自分の名を世に知らしめるチャンスなのだ。
絶対に勝つ。おれはホワイトベースの戦闘メンバーの長だったのだから。
彼に恐怖はなかった。陽気なアルゼンチン気質の彼は自分が負けることなど想像することはなかった。

ミライ・ヤシマは呼ばれたとき戸惑った。
彼女は現在では母親であり軍隊は退役している。
それに戦闘はもう一年戦争でこりごりだった。
けれど、彼女は乗らざるを得なかった。この大会の主催者は非常に強い権力のある人物だったからだ。
それでも、ミライは考える。それでも私は・・相手を殺したくない。
係員の声が聞こえる。
「いいですか。宇宙空間の戦闘になりますが、けっして指定された区域から出て戦わないように。」
開始のブザーがなった。
リュウ・ホセイは小型戦闘機FF-X7に乗り込んだ。
ミライ・ヤシマはホワイトベースに乗り込んだ。
63 名前: 1 投稿日: 02/10/21 14:17 ID:g9z8CE1k
圧倒的な暗闇の支配する宇宙空間にいるリュウ・ホセイは泣きそうだった。
いくらなんでもホワイトベースは無いだろ!と叫びたかった。
そして、眼前にジオンが木馬と忌み嫌った艦を見てついに、「こっちは小型戦闘機なんだぜ!どういうことだ!」
彼は叫んだ。それは絶叫に近かった。
しかし、彼が叫んだとしても誰にも聞こえないのだが。
圧倒的火力の差。機体の大きさの違い。
しかも気のせいか、艦長の席にブライトの姿も見える。フラウ・ボウもいる・・?
つーかホワイトベースのクルーみんないるじゃん!彼は泣いた。
ふとコクピットに声が漏れてくる・・「弾・・・薄いぞ!・・にやってんの!」
目の前にミサイルがあられのように降ってくる。それをみながら彼はなぜかレビル将軍 のことを思った。
そこでリュウ・ホセイの記憶は消えた。
64 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/21 14:18
>>63
ワラタw
65 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/21 14:28
圧倒的優勝候補誕生だな。
ワラタよ
71 名前: 対戦結果 投稿日: 02/10/21 14:39 ID:???
【1回戦】
・第1試合 >>36 >>43 >>49 >>51 >>57
○ドモン VS カルルマン●
・第2試合 >>62 >>63
●リュウ VS ミライ○
73 名前: 1 投稿日: 02/10/21 14:44 ID:g9z8CE1k

キラ・ヤマトは不安だった。
自分はまだ3話しか放送されていない主人公だし、まだ強いかどうか判らない。
しかも顔だけやけに同人向けにつくられているのが気になる。彼は自分はカクリコンみたいな顔ならいいのに、と呟いた。
そんな神経質な彼に種はクソ、といった声がいたるとこから聞こえノイローゼ気味だった。
そんな時この大会の事を知り参加したのだ。この大会にでれば知名度が上がる。その一心だった。
大丈夫、自分はやれる。手のひらに人の文字を書きつつ彼はもう一度呟いた。

マチス=ワーカーは不安だった。
自分のことなど覚えている奴がいるのか?Vガンダムに少し出ただけの自分を。
いやもしかしたら凄い人気が出てきたのかもしれない。そういいながら「んなこたない」と自嘲気味に笑った。
だから対戦相手が新番組の主人公と聞いてもそう驚かなかった。
むしろ納得したものだ。かませ犬万歳、と。
観客は自分の惨めな死を望んでるのだろう。上等だ。
ゾロ改の強さみせてやる。レーナみててくれ、彼は指輪に口付けながら祈った。
76 名前: 1 投稿日: 02/10/21 14:59 ID:g9z8CE1k
戦いのステージは廃墟らしかった。
キラは辺りを慎重に見渡しながら、自分の状況を把握した。
もう戦いは始まっている。おそらく相手はこの壊れそうなビルだらけのどこかに息を潜めて待っているのだろう。
キラは喉がやけに乾くのを感じた。唾液もでない。
脳裏に血まみれででてきたカルルマンの姿がよみがえる。駄目だ。弱気になるな。
自分にそう言い聞かせゆっくり一歩ずつ慎重に進む。
ふと、後ろで激しい機械音がした。砂埃が舞う。
慌てて振り向くとゾロ改がいた。どうやらビルの屋上でこちらを観察していたらしい。
右手にはでかい爆弾を抱えている。
キラは後退しつつ観察した。
何故ビルのうえからライフルを撃たないかったんだ?それにあの爆弾・・・。投げるには大きすぎる。
まさか・・。ある考えをおもいつく。そんなわけない、と慌ててキラは否定する。
そのとき突然ゾロ改が凄いスピードでつッこんでいた。
自爆攻撃!キラは自分の予想が当たっていたことを理解した。
「レーーーナーーーーー!!!」相手の男の絶叫が聞こえた。
その瞬間 廃墟は消し飛んだ。
84 名前: 1 投稿日: 02/10/21 15:20 ID:g9z8CE1k

両者死亡だと?
ギュネイ・ガスはそう聞いたとき大笑いした。もちろん不甲斐ないキラ・ヤマトにだ。
あれだけ性能差のあるモビルスーツに乗っておいてやられるとは滑稽以外の何者でもなかった。
さて、あんな滑稽な試合の後だ。会場はさぞや興ざめだろう。
俺が見せてやるよ!本物の軍人の凄さ、ニュータイプの凄さをな!
ギュネイがそう思うとホビーハイザックのモノアイが鈍く光った。

ガデムは憂鬱だった。
大会に出るのはいい。しかし機体は新しいのが欲しかった。
旧ザク。自分に用意されたのはやはりこれだった。なれた機体が一番でしょう、そういって笑う係員に唾をかけてやりたかった。
勝てるわけがねーじゃん!そうおもいながらコクピットにのりこんだ。
コクピットは死の匂いがした。
89 名前: 1 投稿日: 02/10/21 15:35 ID:g9z8CE1k
ヤクト・ドーガ使うまでも無いな。よかった、温存しといて。
ギュネイは旧ザクを冷静に追いかけながらそんなことを考えていた。
戦いが始まったのは三十分前。場所は草原だった。
それから今まで、旧ザクは必死で逃げている。しかし、いかんせんオンボロ。
スポーツ用に改良されたホビーハイザックでも十分追いつけた。しかしあんまり早いのは味気ない。
それで今までずっと少し後を追いかけている。ガデムの声が聞こえる。
「あぁ、やっぱ旧ザクいいかも・・。」勘違いしているみたいだ。ギュネイはあざ笑った。
鬼ごっこも飽きたしそろそろ殺すか・・ギュネイは冷静にそう判断して旧ザクの足を撃ち抜いた。
旧ザクが地面に転がる。すかさず正面にまわりライフルを向ける。
た、助けてくれ!そう叫ぶ声がギュネイに聞こえてきた。
かまわずライフルを撃った。一発、二発・・。
俺は大佐を超える・・。ギュネイはそう呟いた。
91 名前: 1 投稿日: 02/10/21 15:47 ID:g9z8CE1k
一応、現在の状況を・・
現在
第四試合まで終わってます。
勝者は ドモン
ミライ(とホワイトベースの愉快な仲間たち)
ギュネイの三人です。
死亡者 ・カルルマン(病院に運ばれるも二時間後に死亡)
・キラ・ヤマト(爆死)
・マチス (無理心中・爆死)
・ガデム (撃ち抜かれて死亡)
94 名前: 1 投稿日: 02/10/21 16:05 ID:g9z8CE1k
五回戦

ブルーノ&ヤコップ は戸惑っていた。
ウァッドに乗り込んで、俺たちは2人で一人と言い張って、コンビで出場した。
確かに少し卑怯かな、とは思った。けど係員が笑顔でいいですよ、といったので内心ラッキーと思ったものだ。
けど気付けばよかった。俺たちのバトルステージが宇宙空間ってことで。
ウァッドはまず宇宙ではほとんど動けない。身動きできない。
しかもあいてはラビアンローズという艦隊だったのだ。
相手が女と聞いて安心してたがこれじゃ意味が無い。
何が艦長代理だ。たらし込みやがって。

エマリーは戸惑っていた。
これでは虐殺じゃないのかと。
私はただホワイトベースと戦いたかっただけなのよ。
あなた達がそんな機体なのが悪いのよ。そう言い訳してミサイルを発射する。
ミサイルが正確にウァッドに向かって飛んでいく。相変わらず狙いは正確だ。
遠くで光った閃光をみて彼女は考える。
核はやりすぎだったかな、と。
102 名前: 1 投稿日: 02/10/21 16:33 ID:g9z8CE1k

ソシエ は緊張していた。
この大会は最初見物のつもりだった。
キラ・ヤマトの試合があまりに悲惨だったので(なんせ肉片がカメラについた)
気分が悪くなって、少し外で涼んでいたところを拉致されてしまったのだ。
それで今かプールにのせられている。
係員に理由を聞いても「あなたが推薦されましたから」など訳のわからないことをいう。
ロラン助けにきなさいよ、ソシエはため息をついてそう思った。

アムロは緊張していた。
実際こんなに緊張するのは初めてかもしれない。
自分はニュータイプといわれ騒がれていた。自慢じゃないが連邦軍のエースだ。
戦えばほとんどの人物には勝てる、そう自負していた。
しかし・・・ボールはないだろ。目の前の機体を見てアムロは一人愚痴った。
死ぬのか・・こんなとこで。
死にたくない・・・エゴかな、これも。
自嘲しながら考える。ララァもうすぐそっちにいくかも、と。
108 名前: 1 投稿日: 02/10/21 16:42 ID:g9z8CE1k
海での戦いを希望したが駄目だった。
ソシエは今宇宙空間、正確には月のある場所にいる。
カプールで宇宙?いやがらせ?
そう思い係員に文句をいったが、相手はボールなんで我慢してください、といわれた。
まったくやんなるわ、けどボールならいいか。
そう思ったのが間違いだった。
そう感じたのは始まってすぐだった。
RB-79/ボール・・低反動180ミリ砲(二列式弾倉に3発の砲弾を収納)一門を装備。
あたしのカプールの敵じゃない!そう思ってたあたしだけど、いざボールがくると圧倒的なプレッシャーがあたしを襲った。
な、なにこの感覚。ソシエは恐怖した。
怖い。ボールなのに。怖い。死にたく ない。
113 名前: 1 投稿日: 02/10/21 16:54 ID:g9z8CE1k
アムロは考えていた。
この作業用みたいな機体に乗っているといろんなことを思い出す。
シャア、セイラ、カクリコン・・カクリコン?なんでこんな奴を思い出すんだ?
まぁ、いい。とりあえずあのカプールを破壊すること。これが第一だ。
ボールの180ミリ砲が火を吹く。命中。
しかし効いた様子はない。カプールはじっと固まっている。
アムロはじカプールの周りを旋回しながら、また思考をはじめた。
この大会・・・なんの意味があるんだ。戦争に個人の力は関係ない。
いや、あるかもしれないがそれは、限定された空間においてだ。
じゃあなんのために!誰が!
カプールの攻撃をかわし、更に180ミリ砲を撃つ。
シャアか?いや違う。シャアはこんな茶番をするほど馬鹿じゃない!
そう考えながら戦ううちカプールは動かなくなっていた。
ソシエは動かなくなったモニターを叩きながら叫んだ。
私をここから出しなさい、出しなさい、と。
しかし少女のか弱い声は考えことをしているアムロの耳には届かなかった。
ボールが更に戻ってくる。内臓のミサイルを撃ち出す。
爆発の瞬間 ソシエは死んだ父のことを考えていた。
124 名前: 1 投稿日: 02/10/21 17:09 ID:g9z8CE1k

アンディは思った。
俺、マシンの操縦並なのになんで選ばれたんだろう・・。
しかも0080のチョーマニアックなキャラなのに・・
まさか・・彼の頭にマチスの笑顔が浮かぶ。必死に頭を振りその考えを振り払う。
噛ませ犬・・嫌だ!なんで俺なんだ
バーニィでもいいじゃないか!
しかし彼は知らなかった。バーニィは自分の対戦相手だったことを・・。

バーニィは思った。
俺、マシンの操縦並なのになんで選ばれたんだろう・・。
まぁ一応0080の主要なキャラだけどさ・・・
まさか・・彼の頭にマチスの笑顔が浮かぶ。必死に頭を振りその考えを振り払う。
噛ませ犬・・嫌だ!なんで俺なんだ
アンディでもいいじゃないか!
しかし彼は知らなかった。アンディは自分の対戦相手だったことを・・。
132 名前: 1 投稿日: 02/10/21 17:26 ID:g9z8CE1k
爆発のあとも生々しい廃墟に二つのモビルスーツが立っていた。
アンディは叫びながら相手に突進した。
バーニィと聞いて心が浮き上がるようだった。
アイツになら勝てる!そしたら俺も一躍有名人だ!
かれはそう考えながらザクFZに突っ込んだ。
バーニィは叫びながら相手に突進した。
アンディと聞いて心が浮き上がるようだった。
アイツになら勝てる!そしたら俺も一躍有名人だ!
かれはそう考えながらハイゴッグに突っ込んだ。
2人とも勝利を確信していた、が!
突如現れた巨大な飛行物。この謎の物体に2人の機体はともに吸い寄せられてしまった。
リングのような飛行物は言った。
「争いを止めなさい、迷えるものよ」
少女の声だった。なにか癒される・・・そんな声だった。
アンディとバーニィが覚えているのはここまでだった・
136 名前: 1 投稿日: 02/10/21 17:47 ID:g9z8CE1k
2人とも噛ませ犬・・・か。
いいデモンストレーションではあったな。
シャアは観客席でコーヒーを飲みながら思った。観客の数はもう10万人はきているのではないか、といった人数だ。
シャアはしばらく様子を見ることにしていた。主催者の狙いがなんであれこれだけの人数が集まっているのだ。
中止をさせれば観客の怒りは私に向かうだろう・・それだけは避けたい。
これは衛星を通じて全世界に同時配信されている。中止は不可能だ。
そう考え、様子をみることにしたのだ。
しかし、それだけではなかった。彼もパイロットである。赤い彗星と呼ばれたほどの。
何で私の名前書いた奴が一人もいないのだ!シャアは推薦者たちに軽い怒りを感じた、自分の限界を宣告されたようだ。
シャアは・・・少しギュネイをうらやましく思った。
そんな考え事をしてると一人の中年の男がぶつかってきた。酔っ払っている。愚民が、そう思いながら脇に寄った。
男は脇を通ってどこかに消えた。
日も傾いてきた。次の試合は夜戦になるのか。
そう考えながらコーヒーをもう一杯買おうとした。
ポケットに財布がなかった。
つづく
数字書いてて楽しいの?
スーパーコアww
この、ガノタwwww
こういうの好きだぜ!