■更新停滞
ご存知の通り、9月に入ってからこっちしばらくの間更新が滞っていました。それまでガリガリと猛烈に更新していたのにも関わらず、セプテンバーの訪れとともに肉欲企画は水を打ったように静かに……。
訪れた虚無、当たり前だったはずのアフェアーが突然消失さるるという寂寥感。皆さんを襲ったそのような感情、僕にはよく分かります。それを踏まえればこそ、更新停滞中に僕のメールボックスに「更新なくて寂しいです」「早く更新してください」「急いでナスを突っ込んで下さい。当方小6」「大2・小5でOK。赤坂で待ってます」「主人のいない夜は寂しいの。つべこべ言わずに挿れてちょうだい!」というメールの数々が押し寄せて!!!
来なさすぎ。一通たりともそういうパッショーネに包まれたメールはなかった。つーかメールすら来てなかった。なんなんですか?頭がおかしいんですか?更新が止まったら「あなたの一太郎をアタイの花子にインストールしてください。生で」くらいはメールしてくるだろ……常識的に考えて……。
本件とは全く関係ない話なのですが、タイにいる時に僕の兄と肉欲企画の話をしていたんですね。それだけでも十分キモイ兄弟なのですが、兄の話によると
「俺ね、あの『チュパチュパ、チュパカブラ』っていうフレーズが好きなんだよね。だからさ、彼女と二人でいる時に俺が『チュパチュパ、チュパカブラ』って呟いたら、彼女が『クチュクチュ、マチュピチュ』って返すように調教しちゃったよ!」
「^ー^」
あんたそれはあまりにも。
「でさ、お前のブログってよくヤマジュンのネタ出るじゃん。彼女、あのあたりのネタ全然知らなかったからさー、ヤマジュン漫画のまとめサイト紹介してあげたのよ。これが大ハマリだったよ!」
「^ー^」
神様これはあまりにも。
■東京
実は今まだ東京にいます。世話になった人たちにタイ土産を渡すため。明日飛行機で鹿児島に帰りますけれど。
向かった先は代々木。ここには9月1日〜7日まで長期に渡って僕に屋根と布団を与えてくれた菩薩のような後輩たちが住む地域。タイで買ったシガーケースやら何やらを握り締めると、僕は代々木の地に降り立った。
彼らの部屋の門扉を開けると、そこには男三人と女二人が布団を介して存在していた。暗い室内。据えた匂い。脳内に踊るは「乱交」の二文字。僕はヘナヘナと腰を砕くと、その場にうずくまって、泣いた。
すると彼らは、借りてきたホラービデオを見始めた。僕も見ようかな?と思わないでもなかったですが、すでに複数人でDOし終えちゃっている彼らの輪に入るのは無理もいいところ。残されたのは後輩(♂)のアナルだけ、という体たらく。それでも希望を求める僕は、神の偶奇を掴まんと後輩のアス・ホールに手を伸ばした。アス、あす、明日。グフフフフ。
バシン。
「……なにしてんっスか?」
冷たい目で僕を見下ろす後輩。やめてそんな目で見つめないで嘘!もっと見て!え、こんな羞恥……辛い、けど、嫌いじゃない!むしろ好き!と僕は一人身悶える。輪には入れなかったけれど、僕は自分の中の新たなる性欲とフィーチャーできたから結果は五分と五分だったのではないでしょうか。そんなことはどうでもよろしい。僕は後輩のアスホールにタッチしてしまった影響でしょうか、突如激烈な腹痛に襲われた。こんな明日は欲しくなかったのに……!
などと悠長なことは言っておられません。今はこのスタマックエイク(腹痛)にどう対応するか?この微妙すぎる外交政策を迅速に打ち立てなければならない。
「早急にトイレに行けばいいのではないか?弱腰すぎるぞ!」
というのはアマチュアの意見よ。確かに僕の眼前にはトイレがある。バレット(ウンコ)も弾装(大腸)にしっかりと充填されている。こうなると後は明日に向かって打て!気狂いピエロ!ということになるのですが、けれどもそれが世界の選択ですか?何か大切なことを忘れていないですか?
「臭い……」
イエス。ここはあくまでも他人の家。知らない人も大勢いる。そんな所で僕の欲望の赴くがままに僕の最臭兵器彼女・ちせを産み落とすわけにはいきますまい。これはもう個人レヴェルの話ではなく、バイオマス・テロリズムの話にまで発展しているのですからね。とりあえず今は風の声を聞け、腹の音に耳を澄ませ。
ゴゴゴゴゴ
ギュルルーン
ムリムリ。これを我慢するとかムリ、マジムリ。つーか有り得ない。初期微動継続時間が長すぎる。どんだけ痛くなるんだよ。なんかこれ、ホントに今俺のお腹に収まってんのってマジでウンコなの?地龍、とかそういうレベルのモンスターがいても、別段驚かないぜ俺は?
ゴゴゴゴゴ
チュミミーン!
ヤバ。ATフィールド弱すぎ。今ちょっとサキエルが顔出した気がするんだけど、まあ気のせいだよね。とりあえず作戦変更、この腹痛を前にして『プライドのためにトイレに行くのを避ける』という策はあまりにも非現実的、あまりにも世間知らず的。ここは積極策、つまり「トイレに行っておきながら何事もないように装う」というベクトルにシフトしなければならないんですアウチ!
今、使徒とベヘリットが一緒になって外界で『蝕』を始めた気がしたけれど、まあ気のせいだよね。ロンギヌスの槍とか出てないよ。カヲルくんも香ってないよー。見えない見えない。見えない事実は起きてないことと同じなんですヨー。アーアー。
「ちょっとトイレ借りるわ」
あくまでクール&ナチュラルに。僕はラマーズ法を駆使しながらトイレに駆け込み寺。扉一枚を隔てて、彼らとの距離はおよそ2mもない。さあここからが天王山。僕がこの手に掴むのは、神の未来か悪魔の過去か?
「臭い対策はどうする?」
「ワシらの作戦はラン&ガンだけや。垂れ流しと同時に流せばええんや」
「汚野監督……!」
「南……!」
ギョルギョル
ズキューーーン!
サン・オブ・ア・ビッチ。なんだこの腹痛。あれか?タイか?タイでエキノコックスか何かゲットしてきたか?まあ、いい。既に俺はトイレにいる。パンツも脱いだ。便座にも座った。後はbombをhiroshimaに投下するだけだ。覚悟はできているか?俺はできてる。
速攻でマテリアを下水に流すべく、右手は洗浄コックに掛けられた。舞台は整った、後はメラを出すだけ。よし!出でよメラ!
『バルフレア!!』
トイレに響いた刹那の咆哮。
発生源は僕の下の口、second door。
そう、出たのはメラゾーマでした。
「さ、サイレス……」
僕は呟いてみるけれど、時、既に遅く。
糞、とても臭く。
音、とても響く。
(人はなぜ憎しみ合うのだろう)
不思議と僕はおだやかな気持ちだった。忘我の境地、ブッダの悟り。思い出されるは滔々と流れるチャオプラヤの流れ。あの日僕が見たワットアルンの金色の巨影は、今も僕の中に残っているんだ。どうするんだよこのウンコ。
けれどこれでも僕はかつて『悪魔の電卓』と呼ばれたほどの男。隠蔽工作はお手の物。どれだけ絶望的な状況でも、俺はひっくり返すひっくり返してみせる。そうだ、幸いここはユニットバス−−このまま俺が風呂に入ってしまえばシャンプーのパヒュームが全てを無に帰して−−。
僕はトイレのドアノブに手を掛けた。これは明日への架け橋、希望のドアノブ。僕はいち早くシャンプーを手にして、そしてシャワーを浴びてしまえばそれでもう、もう。
「あのさ、シャワー貸しt」
後輩「あ、トイレ入りますねー」
ガチャン バタ
ジャー
後輩「……」
僕「^−^」
ヤスくん、ナオミくん、そして工藤さん。
ありがとう、そして、さようなら。

ニクヨカー必須アイテムになりそうですね
アンタの元ネタは底知れんね。
いきなりですが、
今日の(正確には昨日か)凄い面白いw
俺の笑いのツボにストライクなネタが惜しみなく散りばめられてます。
初期微動継続時間というあまりにもナイスな例えに吹きましたw
やべぇばれたw
新世界の神、nkykに敬礼!!
シンクロ率の低下にあると思います!
今夜も盛り沢山でお腹いっぱいです☆
とても面白かったです。
臭さで
さて、小腸から大腸あたりの腹痛でも、スタマック(胃)が使われるのでしょうか?
英語は良くワカリマセン。
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|←樹海|
. ̄.|| ̄ オワタ┗(^o^ )┓三
|| ┏┗ 三
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|←樹海|
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なはず。
今更だけど、サクロン飲むと排泄物が無臭になるらしい。。
nktk nktk nktk ニクテカしまくって発狂しそうだコノヤロー(っω;`。)
最終兵器ちせが糞だなんて...あぁ、ちせちゃん...wwwww