覚えておいでの方がいらっしゃるかは分かりませんが、当方はブログ、ネットラジオなど各種媒体において再三に亘り 『マン汁=膣分泌液=バルトリン腺液』 との旨の主張を行なって参りました。先日、様々な角度からの精査の末、当該主張についての真実性が疑わしい、との結論に達しました。つきましては、以下に謝罪文を掲示いたします。
謝罪文
まず、謝罪の前に、マン汁及び、関係者の皆様にお知らせしたいことがございます。
この度、マン汁サイドに理解して頂きたいのは、
“マン汁なんて勝手に溢れ出るものだし、特に気を使って扱わなくてもいいだろう”
という社会通念であります。
そんな認識のもと、僕がマン汁のことに想いを馳せてみても、ただ雑に扱っていい代謝物でしかない、とカン違いし、憶測のままに日記をしたためたくなることは、不可抗力としか言いようがなく 「あらあら、いいですね」 と、最終的には謝罪文の体裁すら丸パクリでなんとかなるかな、と腹をくくった所存です。
その旨、何卒ご理解くださいますよう、この場を借りて切にお願い申し上げますと共に、今回の一件は、温かく見守って頂きますよう、重ねてお願い致します。
まず、謝罪の前に、マン汁及び、関係者の皆様にお知らせしたいことがございます。
この度、マン汁サイドに理解して頂きたいのは、
“マン汁なんて勝手に溢れ出るものだし、特に気を使って扱わなくてもいいだろう”
という社会通念であります。
そんな認識のもと、僕がマン汁のことに想いを馳せてみても、ただ雑に扱っていい代謝物でしかない、とカン違いし、憶測のままに日記をしたためたくなることは、不可抗力としか言いようがなく 「あらあら、いいですね」 と、最終的には謝罪文の体裁すら丸パクリでなんとかなるかな、と腹をくくった所存です。
その旨、何卒ご理解くださいますよう、この場を借りて切にお願い申し上げますと共に、今回の一件は、温かく見守って頂きますよう、重ねてお願い致します。
肉欲企画 総合管理人 肉欲棒太郎
謝罪も済んだところで、改めて事実の検証に入りたい。
そもそも、どうして僕がマン汁、膣分泌液、という概念にここまで拘泥するのか。そんなものの原理・原則を理解しておらずとも、社会生活は円満に営めるではないか、セックスは無事に行うことが出来るではないかーーかかる声もあるだろう。
『テレビの映る原理は知らずとも、テレビは見られる』
『車の動く仕組みを熟知せずとも、運転はできる』
蓋し正論である。知識と技術と、両者はかならずしも不可分なる関係にあるわけではない。知識抜きでも技術が身につく瞬間、そのような経験は皆さんにとっても巨万とあることだろう。自転車の乗り方などはその顕著な例だ。
故に僕がマン汁、換言すれば膣分泌液についての学を深めようとする姿勢、傾向……世俗にまみれた方々からは 『ちゃんちゃらおかしい御仁だね』 後ろ指をさされるのかもしれない。 『ニク、そいつは狂った向上心さ、イカレてやがるね』 アラバマの自動車整備工(ボブ)は薄ら笑いを浮かべながらバーボンを煽ることだろう。
分かって欲しいとは言わないし、言えない。しかし僕は、使い古された言葉で以て、こう思うのだ。『知識は決して贅肉にならない』 と。要・不要、利益・不利益の問題ではないのである。
『知りたいから、知りたい』
実にプリミティブな欲求。
正しき学問的姿勢である。
いつかの誰かが笑った知識は、いつかあんたを救うことだって、きっとあるだろう。
女「困ったわ、車がエンストしちゃった……ねえ、どうにかしてよ」
男「おいおい、俺は運転専門だから、そんな知識はないぜ!」
女「この豆タンク!あなたの全身の細胞が崩れ落ち惨たらしく死にますように……」
あなた「お困りですか?ふむ、どうやらエンジントラブルであるご様子だ。でも大丈夫、この程度なら僕の知識ですぐに直せますよ(メガネクイッ」
女「誰だお前」
お察しの通り、これはもう確実にマンコが濡れるひと時だ。車の動く仕組みなんて知らなくても運転できるし!それは確かにそうだが、それ以上でもそれ以下でもない。いざ車が動かなくなったらばどうするのか?あなたはその時、どう動くのか?
女「JAFを呼ぶ」
そう、正しい知識、あの時 『益もないこと……』 とそっぽを向いた学問的姿勢こそが、極限状態に置かれたあなたを助ける、最後の術なのである。その視点からすればマン汁、つまり膣分泌液のことを適式に認識すること。これもまた、いざ極限状態に置かれたあなたを助ける、最後の術となり得るのだ。ご理解頂けるだろうか。
では、まずは 『世界最高水準の知識の集積体』 と称されて久しいwikipediaを紐解くことから始めたい。wikipediaは神。wikipediaはいつだって僕たちのすぐそばに、あったよね。
■膣分泌液
膣分泌液(ちつぶんぴつえき)、もしくは膣液(ちつえき)とは、女性が性器に刺激を受けたり、性的に興奮した際などに膣壁から分泌される無色透明の液体。ウィリアム・ハウエル・マスターズにより他の分泌物とは別に分泌されていることが確認された。膣壁の粘膜から性交時の潤滑のために分泌される。
女性器からの分泌液は、俗に愛液、マン汁などと呼ばれ、実際に流れ出る液体には膣分泌液に他の分泌物も交じり合っている。
一分一厘の隙もないロジックである。思わずため息が漏れ出てしまった。特にウィリアム・ハウエル・マスターズさんは、まさに『master』の名に相応しい御仁であると推察された。
マン汁卿への敬意は脇に置き、先を急ぐ。今回の件について、特に着目すべき点はここであろう。
>実際に流れ出る液体には膣分泌液に他の分泌物も交じり合っている
思うに、この部分が私をして 『バルトリン腺液=膣分泌液』 と誤解させしめた、主たる素因ではないだろうか。
議論を簡略化するべく、以下に私の見解を述べる。
■女性器から垂れ流されるけしからん液体は、二つに大別される
@膣分泌液
Aその他の分泌物
従前、私は、女性器から垂れ流されるけしからん液体は、全て包括して『膣分泌液』と称されるのであろう、という勝手な憶測を抱いていた。もしも膣分泌液がかかる守備範囲の広い概念であるならば、同じく女性器から分泌されるバルトリン腺液も、(仮の)包括概念たる膣分泌液の中に帰納していくであろう。
だが、現実は違う。膣分泌液は膣分泌液として、それ自体がアイデンティティを有したひとつの存在なのだ。女性器を地球と見立てれば、膣分泌液は日本であり、バルトリン腺液はリヒテンシュタイン公国なのである。別個独立の国家なのだ。この点、決して看過してはならない。
その認識を前提に、今度はバルトリン腺液に着目したい。
■バルトリン腺
バルトリン腺(バルトリンせん)は、大前庭腺とも呼ばれ、女性の膣口の左右に一対存在する分泌腺である。粘液(バルトリン腺液)を分泌し、膣分泌液と混ざり、性交時の潤滑さを促進する。
バルトリン腺は、男性のカウパー腺に相当する。バルトリン腺の袋は会陰の比較的浅いところに存在する。対して、カウパー腺の袋はそれよりも深い位置に存在する。
この腺の存在について最初に記述されたのは17世紀で、デンマークの解剖学者キャスパー・バルトリン(1655 - 1738)による。
ここでもやはり膣分泌液とバルトリン腺液とは、明確に区分されている。ただ、文面から分かる通り、両者は互助関係にあるらしい。思想や国家は違えども、歩む先は同じーー共に進み、共に目指す。美しく共生している両者の姿があればこそ、僕の眼は曇ってしまったのだ。どうせ二つとも、同じものなのであろう……と。
違うのである。日本には日本の、台湾には台湾の矜持があるように。たとえ両者の文化的土壌に共通するものがあれど、両国家を乱暴に同一視してしまうことは、甚だ無思慮で無分別なることなのだ。
同じくして、膣分泌液の抱く、静謐なるプライド。バルトリン腺液が営々と紡いできた、歴史。それらは最大限尊重されて然るべきだし、それを無視したまま両者を乱暴に同一視するなんてことは、あってはならない。そんなのは実に当たり前の話だ。
それが証左に、この一文に注視して頂きたい。
>バルトリン腺は、男性のカウパー腺に相当する
カウパー腺液とは、砕けた言い方をすれば 『ガマン汁』 のことだ。ガマン汁とはその名の通り、我慢して我慢して、我慢した先にようやく産出される、神の雫のような代物である。我慢なきところにガマン汁はない。僕の言っている意味がよく分からない人たちは、もう一度我慢の意味を問い直して欲しい。
もしも女性から放たれるバルトリン腺液を、男性によるカウパー腺液と対置できるのであれば、自ずと見えてくる真実がある。それは
『膣分泌液は放出されど、バルトリン腺液は出ず』
この状況があり得る、という点だ。
男性諸氏は身を以てご存知であろう。あの 『雑にオナニーをした時、全くガマン汁が出なかった』 例の状況のことだ。あるいは 『特に好きでもない女と事務的にセックスをしたとき、勃起はすれど、ガマン汁は出なかった』 その状況のことだ。
想いを馳せて欲しい。そして、気がついて欲しい。膣分泌液とバルトリン腺液との間に横たわる、絶望的な差異を。微妙で繊細な、その息遣いを。
『愛の有無……!』
イナフだ。僕の考えもそこに行き着く。
膣分泌液を『守りのマン汁』と仮定できるのであれば、バルトリン腺液は『攻めのマン汁』と仮定されるべきなのである。確かにwikipediaは膣分泌液に対し
>性的に興奮した際などに膣壁から分泌される
との説明を施している。しかし同時に
>性器に刺激を受けたり
エクスキューズも付している。そう、言うまでもないことかもしれないが、膣分泌液とはある面からすれば 『事務的、反射的にも分泌され得る液体』 なのである。だからこそ 『守りのマン汁』 僕はこの二つ名を献上したい。
・・・
有史以来類稀なるバカ『おやおや?今日は濡れの勢いが弱いね^^』
女「アアーン アアーン」(早く終わらないかなこのクソオス)
有史以来例を見ないバカ『ふふ、緊張しているのかな^^』
女「アアーン アアーン」(そうだ、明日振り込みしなきゃだわ)
・・・
夜の円山町に行けば一山いくらで見受けられるほど有りふれた光景だ。女性の側からしてみれば、自らの女性器をいたずらには傷つけたくないという(ほとんど本能的な)意識が働くゆえ、膣分泌液それ自体はリリースされるだろう。それは防衛意識の成れの果てである。だが、我々は生半にそのことには気が付かない。
『言うてもアイツ、濡れとったで』
下卑たトーンで吹聴すらするかもしれない。
濡れ、その本質すら知ろうとしないままに。
・・・
膣分泌液「ちょっと、あんたも加勢しなさいよ!」
バルトリン腺液「今夜のあんたにはビジョンがない、美学もない。そんなあんたと協調する気は一切ないわ」
膣分泌液「同じ恥丘に棲む仲間でしょう?!」
バルトリン腺液「未来なき生を歩むくらいなら、誇りある死を望むわね。アタイは」
・・・
バルトリン腺液姐さんは、まさに漢の娘(おとこのこ)なのだ。その分泌の有無を察知すれば、目の前の彼女があなたに対してどういう想いを抱いているのか。そいつがつまびらかになるはずだ。ひとくくりに 『マン汁=膣分泌液』 であると認識していた自らの蒙昧さを、今は心より恥じたい気持ちである。すまんな。
故に、翻って考えてみれば
『目の前の相手がバルトリン腺液を放出している=あなたにとってもラブ


この結論を導き出せることになる。必然だ。とある事象の真実を見出すことは、畢竟、反対概念に対する真実をも掘削することなのだから。全ての事象は連続性の中にしか存在しないのである。
・・・
膣分泌液「なによ、今日はすっごくノリノリじゃないの!」
バルトリン腺液「今夜のあなたにはビジョンがある、美学もある、そして何より、愛があるわ。バルトリン腺液、推して参る」
・・・
胸が熱くなる展開だ。BGMは 『真赤な誓い』 でお願いしたい。
・・・
バルトリン腺液「いよいよ高まってきたわね……!」
膣分泌液「どうしよう、このままじゃ彼女の溢れ出るパッション、補助しきれない……!」
バルトリン腺液「ここが膣ヶ崎の退き口、ってやつなのかしら……!」
???「どうやらワタシの出番のようね!!」
膣・バ「す、スキーン腺先輩!!!!」
・・・
■スキーン腺
スキーン腺(スキーンせん、または小前庭腺、傍尿道腺)は、膣の上壁に位置していて、尿道の下流の末端近くにある分泌腺である。スキーン腺は尿道または尿道口付近で分泌液を流出する。
スキーン腺は、おそらく膣のオーガズムに関係していて、女性の射精(いわゆる潮吹き)現象について幾分議論の余地がある。
女性の射精中に、(時には強制的に)現れてくる、透明あるいは乳白色の液体は、男性の前立腺で産出される液体と非常によく似た構成成分をもっている。(酸性フォスファターゼ等。) この液体は、オーガスムの際に、時々、緊張から解放されて放たれる尿の中に混ざる。そしてまた、膣の潤滑液(膣分泌液)とも混ざりあう。
血と智と恥、その三者が合力し、遥か崇高なる治(オーガズム)へと達する。
人々はそのを現象を指し、逝く、昇天と称した。
マン汁はマン汁にしてマン汁にあらず。
膣分泌液、バルトリン腺液、スキーン腺液。
その全てが顕現し、結実したときにこそ
はじめて万(よろず)の途は一つに結び
こころは満(みつる)
真実の意味でのマン汁が、迸る
あの日、僕たちの見た花の名前は。
こんなにも複雑で、繊細で、曖昧で。
だから何よりも、美しくって。
「マン汁なんて、適当にいじくっときゃ、出てくるやろ!」
そう信じて疑わなかった、全ての若さに猛省をーーー
カウパー腺液をダラダラ垂れ流した勃起と
ただ勃ってるだけの勃起と
現象面としては勃起それだけのことなんだけど
踏み込んでみたら、そのふたりは、全然違くて
そんなの、体験として知っていたはずなのに
どうして、そのことをーー
マンコ分野にフィードバックしてなかったんだろう
できていなかったんだろう
今日まで、気付かなかったんだろう
あたしって、本当バカ……
ただ勃ってるだけの勃起と
現象面としては勃起それだけのことなんだけど
踏み込んでみたら、そのふたりは、全然違くて
そんなの、体験として知っていたはずなのに
どうして、そのことをーー
マンコ分野にフィードバックしてなかったんだろう
できていなかったんだろう
今日まで、気付かなかったんだろう
あたしって、本当バカ……
「なるほど、原理は分かりました。要するに愛、ないしは並ならぬ情念の果てに、真実真正の意味でのマン汁は産出される、と。オーケー、把握した。では今度は、その愛、並びに類稀なる情念とやらを、好きなあのコから向けられるそのメソッド、そいつを教えてくれませんか?」
僕「そらあお前、年収が30億円オーバーするとか……アシュトン・カッチャーみたいな顔面に生まれ直すとか……寝込んだ隙に催淫剤をブチ込むとか……素直に考えればそういうアプローチに、なるんじゃないですかね……」
目指す頂への道は険しく、そして苦い。
楽しく拝見させて頂いております。
早稲田祭、ぜひ楽しんでくださいね!
ちくしょうwww
ニクの、万汁への深い洞察と愛が、僕を真実へ導いてくれたよ。
同じ恥丘に住む仲間じゃない