【昨日の日記の注記】
指輪は一番サイズに合うのがあそこの指なだけで、別になんかあったとかいうわけじゃないですよ。そんなのがあったら日記にしてますよ('A`)
本音と建前という言葉がありまして、これは今の世の中を生き抜く上では非常に大切な概念、この使い方のサジ加減を間違えると非常に生き辛い世の中になってしまう。どれだけ思っていても自分のオトンやオカンに
「アンタらのセックスの結果出来たのが、俺だろ?」
とは聞けないというか、いくらそれが正論だからと言っても、いや正論だからこそ聞けない事象というのはやはり存在します。
だけれども僕らが聞きたいこと、知りたいことはまさにその本音そのものズバリであり、一応生きやすくするために建前なんてものを用いてはおりますが、それこそ本音の部分では「本音だけで生きていきたい!」というのが当然の希求であり、例えば友達から新しい彼女を紹介された時、その娘がとんでもないブサイクだった場合は
「あ、ああ、いい人って感じだよな!」
と言ってしまうのがヒトの性(サガ)ですが、やはりそういう時は
「なんつーか、週末は闘牛が大好きです!みたいな彼女だよな!勃つの?」
というように本音そのものの会話をしたいと思うはずです。
だからいかにして相手の本音、心の根っこの部分、ないし本質を引き出すかは非常に難しい部分であり、逆に言えばそこを引き出せさえすれば苦労の甲斐あって色々と楽しいサムシングが待っているのです。
僕はこの3月にタイに行きました。
タイと言えばセックス・ドラッグ・ロケンローが蔓延るカオスでヘルな街…というのは行ったことがない人の意見であり、実際にはかなり発展しておりよほどの場所に行かなければ危険な目にあうべくもない、本当に楽しい街です。
ただ、タイというのは異様にオカマが多く、石を投げればオカマに当たる、隣人は常にオカマ、そういうバイブスが漂っており、これというのが男にとっては非常にやりづらい。
なぜかと言えばタイの性風俗というのは一種の観光名所でもあり、皆さんももしかしたら一度や二度は聞いたことがあるかもしれませんが、パッポンやナナ・エンターテイメントプラザというのはタイで1,2を争う歓楽街です。
僕は男同士三人でタイに行ったのですが、やはり男だらけで海外に行くとそういう場所に対してとてつもない興味が沸くものであり、ご他聞に漏れず僕らもパッポン、そしてナナにワキワキと向かった。
タイで有名な風俗形態というのはゴーゴーバーというものがあり、これというのが店内真ん中にあるお立ち台の上に数字の書かれた名札を付けたお姉さんたちがクネクネと踊っておりまして、それを眺めながら気に入ったお姉さんを指名する、という方式です。ここまでは自分のビール代金(大体300円)が掛かるばかり。
そしてその後、そのお姉さんにまずコーラを奢ります。これも300円。ここらで拙い英語で喋ったり冷やかしたりする、そしてその人が気に入ったら色んな交渉が始まって…というシステムです。
色んな人から「ゴーゴーバーは女を買わなくてもいいから、とりあえず行ってみた方がいいよ」との言葉をいただき、僕らもそれに従って行ってみたのですが、いやとにかく凄い。もう日本人から黒人から白人、ありとあらゆる世界のチンコたちが一同に会しており、まさに性欲に国境はないな、と言った風情。
そして驚いたことに、そこでクネクネと踊っているお姉さんがビックリするほどカワイイというか、グラマラスで綺麗なんです。なんというか、109辺りで歩いてたら普通にナンパされまくるような、そんな感じの雰囲気。いや、実際「所詮タイだろ?」くらいの感じでバカにしてたんですが、これがもうめっさキレイ。ビックリした。行ったとき、店は既に満員を超えた状態だったのですが、確かにこれは繁盛しますよ。
でも、明らかに外を普通に歩いているタイの女の人と何かが違うんですよね。何かが。大体においてタイの女の人ってのはあんまり背が高くないんですが、ここの人たちはのきなみスラリとしている。加えて、タイにはオカマが多い。ということは。
まあ、この辺は本音と建前でしょう。店としてはオフィシャルには
「店にはオカマがいます!」
なんてこと、絶対に言わないでしょうし、僕らもそれを聞くのは野暮ってもの。そういうある種「伝統芸」みたいなものを楽しむことが大切なんじゃないかなー、とか思いながらクネクネと踊る踊り子さんたちを眺めていた。眺めていたその時。
トントン、と僕の肩を叩くものがあった。
何かな、と思い刺激の方向を向くと、友人だった。
「おい、棒太郎…俺、女買いたくなった」
申し遅れましたが、こういった形態の店では先ほどのコーラ料金の他に店に1500円払えばその踊り子さんを外に連れて行くことができます。そしてその後はさらに何がしかのお金を払った上で男と女のエトセトラ、というわけですね。こういうのを公然の秘密、と申します。中学高校生の諸君、こういう社会の仕組みはよく覚えておきなさいよ。
「買えばいいじゃない」
そういうのには割とリベラルな僕ですので、特に異論もなくオススメしておく。僕はと言えば別段そこには興味がなかったのと他にも色んな酒屋に行きたかったのとがあって、そろそろ別行動したかったので丁度いいと思っていました。
「いや、オカマ買ったら怖いやん」
「俺、英語喋れんから、お前交渉してくれや」
こいつは何て事を言い出すんだ。確かに「オカマはいません!」っていうのは店の建前だけれど、それをオフィシャルに認めるわけはないじゃん。どうやって交渉しろって言うんだよ。ていうか、自分でしろよ。なんで他人のシモの世話しなきゃアカンですの。
「自分でしろよ!バカ。俺は出るぞ」
「ムリや!俺、英語喋れんし」
「俺だって喋れるかい!」
「俺よりゃ喋れるやろ!」
「目くそ、鼻くそやろが!」
「ええから!頼むって!」
頼まれると断れない性格なので、どうも求められるままに押し切られてしまい、僕はしぶしぶ従業員を手招きした。
「What?」
どうやって聞けばいいのか…いきなり
「オカマどれ?ねえどれ?」
なんて聞いたら、得意のムエタイで殺されそうだしなあ。
やはりここはダメもとで…
「おい、お前ちょっと100B(300円)出せ!」
「え?なんで?」
「いいから!」
「ああ、ホラ」
そして僕は従業員に袖の下を渡しながらこう言った
「Excuse me, I'm afraid there are any new half. So please tell me who is a real woman!」
(気分的な訳:あのさあ、こんなかにオカマいるか心配なんだよね、だからどれがマジモンの女か教えてくれよ!)
そう、金という武力で建前の粉砕を狙ったのである。
やはり、人間誰しも金に弱い。
金の前には建前もかすむのだ。
そして従業員はニッコリ笑って、こう言った。
「Who do you like?!!」
(どれがいいんだ?)
「おい、どれがいいんだよ」
「あ?ああ、アレかな」
「Thet! That!」
「OK!She is not new half!!」
「女だってよー!」
「よし、買った!」
タイのゴーゴーバーがオフィシャルに『店にはオカマがいます』と認めた瞬間であった。よく考えたら、なかなかとんでもないことだ。春を売るはずの店で、しれーっとした顔で男がいるわけである。何も知らない人からしたら、まったく怖いとしか言いようがない。もちろん、だからこそ買わない人は買ったりはしないのだけれど、実際にこういう商売が成り立つというのは相当数の人間が買っているのは確かだろう。ただ、この問題についてはかなりディープな話になりそうなので言及は避ける。なるべくコメントでもそこには触れないでいて欲しい。あくまで、そういう話があった、という事実だけを受け止め、それ以降は個々人で考えていただきたい。
ともかくも、普段は決して認めないだろう『オカマ』の存在についてオフィシャルに認めたこの事件は、少なからず僕の心に波紋を呼んだ。
金の力は絶大。
この言葉の意味を、考えさせられた出来事だった。
まことに金の力というものは、すごいものである。
その後、先にホテルに帰った僕らの後に続き、2時間ほどして彼がホテルに帰ってきた。
「おー、社長サーン。どうだったよ!天国見えたか?」
「うーん、やっぱアレだよな…」
「なんだよ」
「日本で射精しても、タイで射精しても、射精は射精だよな…」
『どこで射精しても、射精は射精』
これもまた、真理だと思った。
この考えで世界を平和にできませんかね?
kevinさんとこからきました☆
年ちかいですね!(>▽<)(関係ない)
またきます☆
おめでとう( ^ω^)
>けーやん
そんな彼も医大生です。
>ふくろう
僕は酒ばっか飲んでました。
>apinさん
( ^ω^)・・
( ^ω^)こんにちわ
めさ日本人慣れしている店員か
はたまた、まったくの作り話か。
それくらいはノリ、ノリ。
>ななしさん
名誉のタメに申し上げておきますが、全部実話ですよ。
アオザイのスケスケはたまらんし
何より可愛いぞ
どこで射精してもて…違う穴でも、ということか
男だろうが棒ついてなきゃアナルでなんとかなるんじゃね?
性的な意味で。
入れるんですかね?違う方に
歌丸でした('A`)
(先日は早合点、申し訳ないです。
やっぱり肉欲サンは皆の肉欲サンだ!一生ついていきます)
言葉が通じなくても、下の口で異文化交流ですか…これなら日本も安泰やー☆
ほな肉欲さん、これからもぎょーさん更新し頼むわ。
ほな肉欲さん、これからもぎょーさん更新頼むわ。
やっぱり面白い!
コレって前のタイ旅行の続きかな?
初めましてー2げっとー(周回遅れ)
ホント面白いですね。
コレはタイ旅行の続きですか?
兄さん改蔵読んでるでしょ?