ということで旅行記がはじまるよー( ^ω^)
昨日お伝えした通り屋久島に行ってきました。
屋久島:鹿児島県の南部、大隅諸島に属するほぼ円形の島である。面積508.88km2は鹿児島県の島としては2番目、日本全国でも本州など4島を除く9番目に位置する。映画『もののけ姫』を製作するにあたりモデルとなった土地としても有名。
東京に住んでいる僕の兄が
『有給を消化せにゃならん』
という至極真っ当な理由で鹿児島にやって来て、生粋のジブリファンである兄なので
『鹿児島に来て屋久島に行かないなんていうのはポルコロッソが豚でないことと同価値』
と若干アバンギャルドな理由で屋久島行きを決意なさっていました。
今回屋久島に向かったのは僕、兄(ウサマビンラディン似)、大島さん(ナイスガイ)という完全に男(ガイ)な面子だった。テレ東あたりで旅行紀番組が特集されたとしたらサブタイトルがとんでもないことになりそう。「湯けむり屋久島旅行〜肉欲蹂躙カタルシス〜」とかそんな感じになりそう。
ともかくとして7日、屋久島に向かうべく僕らは船に乗り込んだ。照りつける太陽、青い海。瞬間的に
「ビール飲みたい」
という強いリビドーが発生しました。財布を見ると穴あき硬貨(5円とかそういうテイストのあれ)が寂しそうに笑っていました。僕はトイレの水をゴクゴクと喉を鳴らして飲みました。気分が悪くなったのを覚えています。
屋久島に到着。かの島は非常に風光明媚な場所でした、とか言えれば旅行記としての体裁を保てるのですが、生憎島の玄関口である船着場のすぐ傍にはパチスロ屋という荒んだ平成の世を表現しすぎるほどに体現したモニュメントが惜しげもなく鎮座ましましており、僕ら3人は一同声を揃えて
「あれは見なかったことにしよう」
という方向性で一致しました。現実から逃げた。逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、とか言う人いるけどさあ、ここは逃げてもよかったと思うんよ、僕としても。正論だけじゃ生きていけないんだぜ?
プランとか計画性とか、くだらないよねぶっちゃけ、というのが専らの信条とする僕たち兄弟は当然の如く屋久島の下調べなぞしておらず、風の向くまま気の向くままいきましょう、ということだったのですがこのまま行くとダラダラとコンビニで赤丸ジャンプとかを立ち読みしているうちに日が暮れて、適当な居酒屋で泥酔、朝日とともに目が覚めて流れるように鹿児島に帰る、というヒトとしての理性を完全に没却したような行動をとりかねない。よって僕たちは何はなくともとりあえず『屋久島観光協会』に向かった。
そこには『屋久島のゴッドマザー』といった風体の女性がこれでもか!これでもなのか!といった勢いで座っており、その雰囲気を字で表すならば細木数子に細木数子を掛けてパクヨンハで割ったといったなんともエキゾチックな匂いを漂わせる妙齢の熟女だった。そのマダムに対して「かくかくしかじかで屋久島に来ました。おいすー^^」みたいな極めてフレンドリーな声色で話しかけたところ
「ハ?何も決めずに来たの?あんたらバカ?」
みたいなことをマイルドな口調で言われました。惣流・細木・ラングレー。
ただ、さすがにそこは『屋久島のゴッドマザー』なだけはあってものの30秒程度の時間で僕らが泊まる宿、今日明日の観光コース、性癖などが怒涛の勢いで決定し、最後には
「ああ、もうレンタカーも押さえたから」
という我々の意向を一切無視した強権を発動し、僕は思わず
「あの、現時点でアルミ材質の硬貨しか持ってないんですけど。一円玉とかそういう雰囲気のあれ」
とか衝撃の事実を告げようかな、と考えましたがゴッドマザーを目の前にしてそんな非常な現実を告げたら即刻強制退去を命じられそうで、というか強制退去ならまだマシな方で目の前にいらっしゃる彼女(推定58歳)ならば好意的に見ても僕を北朝鮮にポンプ輸送するくらいは難なく行いそうだな、と思ったので口にチャックしときました。
3分後に軽自動車に乗りこんだ我々は、まずは「ヤクスギランド」というあまりにも直球過ぎるネーミングを冠した場所に向かうことに。直訳すると屋久杉大国。なんとも邪悪な雰囲気が漂っているじゃあありませんか。
「こいつは大変なことになったな・・・」
と兜の緒を締めなおした僕は鼻くそをほじりながら窓の外にある屋久島を眺めた。
「わくわくランド」
なんてキャッチーでポップな建物(おそらくおもちゃ屋)がそこには存在しており、僕ら一同は黙って目配せすると
「あれは見なかったことにしよう」
という意見を固めた。現実から逃げた。Just a run away、止めないでよ。後悔は少なめのmy life。
しばらくするとヤクスギランドの入り口に辿り着き、僕らはいよいよ登山を開始する(車で)。事前にゴッドマザーから
「あそこの道はかなり細いから気をつけてね。スピード出したらどうなるかは分かるわね?」
という暖かい言葉をねっとりとした舌なめずりとともに贈られたことを思い出した。ああ、僕は彼女の脳内で2〜3度レイプされてるのかもしれないな、と考えると襲い来る快楽・悦楽といったエモーションに身震いを感じざるを得なかったのですが、僕の趣味嗜好はあえて伏せる。
ゴッドマザーの言葉通りヤクスギランドの道は狭く、更には激しくワインディングロードでもあり、思わず耐えられない・やりきれないという名のブティックでプライドの皮でできたスーツを決めたくなりました。
すると道の脇には鹿とか猿とかがデフォルトで配置されており、アスファルトの上で木の実やらドングリやら木の実ナナやらをモリモリと元気よく食しておりました。このあまりにも非日常的な光景に一度はテンションが上がったものの、元来飽きっぽい我々は2〜3度モンキーを目撃すると完全にその光景に慣れてしまい、最終的に車内では
「最近のNARUTOの低迷っぷりには目を覆うほかないな」
などと不毛極まりない会話に終始しておりました。屋久島に謝れ。特に兄が語る「ハウルの動く城の素晴らしさ」論は狂気の域に達するものがあり
「おい、お前はハウル見たんか」
「いや、見てないよ」
「お前の人生終わってんな。20%は損しとるわ」
という乱暴極まりないご意見を賜りました。そして図らずも
「兄貴の20%=ハウルの動く城」
というあまりにも悲しい事実に直面してしまいました。こんな悲壮な事実を突きつけた屋久島が憎い。憎くてたまらない。
走ること約1時間。ようやく目的としていた『紀元杉』に辿り着いた僕たち。

デケエ。これはアンコールワットで見た大木に匹敵するものがある。掲示を見ると樹齢三千年。三千て、アンタ。僕が今22歳だから、大体2/300ですか。この紀元杉からすれば僕なんて
「あら、可愛いショタ坊ね」
ってなってアッーー!ということになります。恐ろしい・・・。
とにかくこの迫力は実際に目の当たりにしないと感じることは難しいのですが、なんかもう大きいものって見てるだけで心が洗われるよね。普段「セックヌしたいなー」「ほしのあきの乳に挟まれたいなー」なんて俗すぎる思いなんて簡単に霧散してしまう。それにつけてもセックスしたい。乳に挟まれたい。『死因:乳』って書かれたい。
長くなったので続きは明日ということで。旅行記は書くのが難しいお(;^ω^)

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↑( ゚∀゚ )
ナマで見たい。
僕も1度はほしのあきの乳にはさまれたいですよ
というか死因じゃないです、それは。
ところで明日公開の「初恋」、
日曜見に行ってくるよん☆
広告ポスターのあおいたんかわいすぎッ!
あそこにとてもセンスを感じた…。
お兄ちゃんって、幼少期にAVを見ることを頑なに拒んだあのお兄ちゃんすか?
ワロタ(*´σ-`)ホジホジ
途中の秋葉神社とか、明け方にくると最高
夏に行ったけど
軽井沢寒すぎ
硫黄臭い火山にクネクネ登ったりとか登らなかったりとかで嘔吐の祭典もありの
白樺林がイイ!!(゚∀゜)
兄きって背高い?
屋久島、僕も丁度夏に行こうと思ってたところなので、棒さんのように見てきますね。紀元杉? いや紀元杉じゃなくてパチスロ屋を。
今日とっても嫌な夢をみたんです
でも夢はやっぱり夢で現実じゃなくて・・・
良かったです><
ていうかはじめましてなんです><