肉欲企画。

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2006年03月07日

耳をすませば

先日久しぶりに『耳をすませば』を観て、あー青春っていいね、俺もバイオリン職人目指して女子中学生にモテようかな、なんて思いながらエンディングのクレジット見てると実に10年前の作品なんですね。


10年ひと昔、と言いますが確かに10年といえばこれは途方もない期間で、10年あれば人は変わる街も変わる。少年は男になり、少女は女になる。

そういう風に考えると『耳をすませば』は続編を作るには十分な期間を経たということができ、こうなると『耳をすませば2』の登場が待ち遠しい。

10年。あのころ中学生だった二人は25歳。酸いも甘いも噛み分けたような雰囲気になっているだろう。あの頃の清純な面影は見て取るべくもない。


路地裏でトリスの瓶を懐に抱えゴミの海にうずくまる聖二。殴られたのか、目が腫れている。

「……理想で腹がふくれんのかよ!!」

闇に向かって叫びながら、また酒を呷る。


「外、寒かったですかあ?」

そう客に尋ねながらローションをお湯に溶かす若い娘。雫は娼婦になっていた。

鮮やかな舌技、繰り出される四十八手。音速で男達を昇天させる雫は、瞬く間にソープランド『性癖☆桜ヶ丘』のトップに登り詰めた。

客の帰った後のがらんとした浴場。精液と体液の入り交じるすえた匂いが鼻をくすぐる。何も思うことはない。わずかに漂うシャボンの玉を見るともなしに見ながら、瞬きと同時にタバコの煙で吹き飛ばす。


「小説なんて、一文の得にもなりゃしないわ……」

自嘲的に雫は笑い、新しい客を、出迎えた―――――





聖二と雫に次々降りかかるハプニング!
その日、地球堂は紅蓮の炎に包まれる!
バイオリン職人の命とは?
アナキンスカイウォーカーが三丁目の居酒屋で?
彦麿呂はなぜウィーンを憎むのか?
山積する謎また謎。
二人の未来は一体どうなるのか――――



「雫のしずくが大洪水ですよコレ!」

「いやーん、性二くん見んといてえなー」



ジェットコースターサイコサスペンスラブストーリー

『マラをしごけば』

今秋公開予定!






(監督・宮崎勤)
posted by 肉欲さん at 21:42 | Comment(2) | TrackBack(2) | 妄想 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
これはひどいwww
冒頭読んで
「あ、これはちょっとふいんき(ry違うかな」
とか思っちゃった自分が情けない
Posted by at 2006年07月17日 04:05
バロスWW
Posted by at 2007年11月18日 23:25
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「耳をすませば」
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