肉欲企画。

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2010年03月12日

強い言葉を使うのは止めよう。優しい言葉で喋ろう。

 
 
 
ようビチグソども。今日も臭いか?


のっけから出オチ感が半端ないのですが、構わずに続けます。「タイトルの部分で 『優しい言葉を使おう』 なんて奨励しておきながら、いきなりビチグソだなんて……肉欲サノバビッチ!」 といったことを思われた方もおられるかもしれませんが、少し落ち着いて頂きたい。僕のすることには総じて理由がある。ないとき以外には絶対に理由がある。

日記サイト業界に詳しい方ならお分かりの通り、上述したような形の 「冒頭罵倒型」 の日記は実のところ相当数確認されている。その理由としては、私見になるが

@とにかくインパクトがある
A「よう」の部分で読者に呼びかけることにより急速に親近感を高めておきながら、突然「ビチグソども」と対象を貶めることにより、その心理状態に "緊張⇔緩和" の状態を生み出す。

といった効果が期待されるからではないだろうか。特にAの効果の方に注目されたい。

どこかで読んだ話であるが、殊に "笑い" というものを考えた場合、先述した "緊張と緩和" という概念と向き合うことが重要になるらしい。もっとも、ここにいう緊張とは、社会的・辞書的意味合いの "緊張" とは少々異なる。個人的な解釈ではあるが、おそらく笑いを考える上での緊張とは

「対象の精神状態を一定のテンションにキープさせる」

という意味なのだと思われる。そして緩和、これはその一定のテンションを別次元のテンションへと移行させる行為である――と、今のところそのように理解している。

要するに 『意図的に生み出された心理状態の落差』 、これが "笑い" の一要素ということなのだろう。ざっくりと言ってしまえば 「にらめっこ」 と同じような話だ。それが笑い的要素の全てではないけれども、ある程度の指標にはなり得る。

その意味で、冒頭のような挨拶文にはそれなりの効力を期待できる。だからこそウェブ上ではしばしば 「ゴミどもこんにちは」 型の冒頭文が散見されてきたのであり、また今後も、同性質の一文が生み出され続けることだろう。

だが、それでいいのだろうか。確かに ビチグソ、ゴミムシ、チンカス、アナル魔人、あるいは元・精子などに代表される罵倒文言は、出会い頭のインパクトに優れる。また、唐突に暴言を投げかけられることにより読み手の心理状態に何がしかの変化が生じるであろうことも想像に難くない。

それでも、と僕は思う。ハード・コアなマゾヒストの方々を除けば、大部分の方は出会い頭に 「お前のかあちゃんハイパービッチ」 などの言葉を投げかけられることなんて望んでいない。それなのに、単純に 「笑いをとりたい!」 という理由のためだけに、不特定多数の人間を悪罵することは許されるのだろうか?あるいは、そのような芸風が未来永劫に亘って許容されるのだろうか?

現代はストレスフルな社会である。多くの方は家庭で詰られ、職場で詰られ、友人に詰られ、恋人に詰られなどしながら生きている。心はもうズタボロだ。だからこそ、そんなブロークン・ハートを癒すべく、本来であれば読む価値すら認められないはずの "他人の日記" を読むのではないだろうか。見ず知らずの人間の日常を、起こった出来事を、文字を通して追体験する、それによって束の間に己が窮状を忘れる、心を癒す――日記とは本来、そういう類のものである。紀貫之もそういう趣旨のこと、ブログで言ってましたよね。

そう考えればこそ、一時的かつ安易な笑いをとることばかりに拘泥して、日記の冒頭から 「やーい!お前の父ちゃんのアナル、割と良かったぜ」みたいな罵倒を行うのは好ましくないと言えよう。やだ、反社会的なこと物申している俺って存外にステキ!という刹那の陶酔感は味わえるかもしれない。しかし、ほとんどの場合は結果として 『何か口の悪い人』 という悪評が残るばかりだろう。癒されるつもりで日記を読んだら、傷つけられた!という理由で、裁判所の方から心を尽くした重厚なお手紙、砕けた言い方をすると訴状、が届く可能性だってある。

優しい言葉を使おう。僕が言いたいのはそれに尽きる。もちろん、逼迫した理由 (専らそれはオーラスで親倍に振り込んで一気にトップからラスになった、などの切ないケース) から、とにかく誰かを罵りたい!強い言葉を吐きたい!という思いに駆られることもあるだろう。しかし、それでも耐えて欲しい。なぜなら、強い言葉を吐くことの許されている人物というのは、恐ろしく限られた層にしか存在しないからだ。

りんごジュースが飲みたい。
そう思った際に、皆さんならどうするか。

おそらくこれを読んでいる98%の方々は、店までりんごジュースを買い求めに行くことだろう。けれども、これらの人に強い言葉を吐く資格はない。強い言葉を吐く資格があるのは、りんごジュースを飲みたいと思った瞬間 (as soon as) 野山にてたわわに実ったリンゴを猛採取、しこうして後に 「奮!」 という掛け声とともに自らの握力のみで果汁を搾り出すことの出来る人――彼らだけなのだ。

「そう断じる根拠は?」

無論皆無だ。ただ、野生のイノシシを素手で屠ることのできる彼らであれば、たとえ 「よう有史以来稀に見るヤリマン!」 などと罵られても、なんだか許せる気がしないだろうか。まあ、ムキムキのあの人が言うのなら……確かにアタイもビッチ的なとこあるし……と思わせる訴求力があるような気がする。気がしない人もいるかもしれない。ただ、ここは便宜上して欲しい。しなさい。

かかるマッシブな人々との比較において考えれば、僕たちのバディはあまりにも難民ライクだ。100mを8秒台で走ることすら能わない。野生のヒグマにすら勝てない。そんな人々から悪罵の台詞をぶつけられれば、語義以上の嫌悪感を相手は覚えることだろう。

ましてや、誰に頼まれたともなく日記を執筆、あまつさえそれを全世界に向けて公開する――という前代未聞の性癖を持ち合わせた層、それが日記サイト管理人だ。そのような割とキモめの性的嗜好を持ち合わせている人間 (日記サイト管理人の大半は日記をアップロードした瞬間に射精を迎えることが多い。これは本当です) の体がムキムキであるなど有り得ず、あるいは有り得てはならず、結果として日記サイト管理人から罵詈雑言を浴びせかけられた読者諸氏は 「この野郎、類まれなる貧相な体してよくも……!」 と、憎悪の焔を胸に灯らせること請け合いだ。いいとこなしである。

優しい言葉を使おう。
再三になるが、改めての提言だ。

落ち着いてゆっくり考えてみて欲しい。年がら年中 「おいこの糞ビッチ!」 と罵ってくる野郎と、いつもいつも優しげな口調で 「あなたのパイオツ……マンモス大きいね……」 と語りかけてくる紳士と、そのどちらが人的魅力に溢れているのかを。当然後者、と思わせて前者、と見せかけて両名とも長さ50cmの棒状のもので撲殺しても許される案件である。まるでダメさ。

逸れたが、とにかく。異論はあるかもしれないが、それでも一定の社会的事実として 「人の悪口を滅多に言わない人」 には人望が集まりやすい。あなたの身近にもそういう方がいらっしゃるのではないか。僕が言いたいのは 『そういう方々の精神性をトレースしてみよう』 ということだ。もちろん、人から好かれたいのであれば……というエクスキューズは付くが。

言葉にすればあまりにも当然なことであり、またチープな話だ。けれど、"当然であること" イコール "達成しやすいこと"、ではない。僕たちの心は弱い。弱いから、すぐに誰かを傷つけてしまう。強い言葉を、吐いてしまう。どれだけ祈っても、願っても、心ならずも。

日記にしても同じことだ。誰かを口汚く罵る日記なんて、読んでも不快になるだけである。ストレスに任せて 「あいつ、自分の弟のFFのセーブデータを勝手にロードして大事にとっていたラストエリクサー全部使った鬼畜野郎なんだぜ!」 という、妙に具体的な風評を流すのは簡単だが、そんな虚妄に満ちた罵倒文を誰が読みたいと思うだろうか。一時的な笑いを生み出すことはあったとしても、総体として得られる評価はマイナスへと傾くのではないだろうか。そうまでして、日記を書きたいのだろうか。

(なお、今日の日記とは直接関係はないが、上述した 「ラストエリクサー〜」 のくだりは、僕が小学生時分に友人の山根くんが実際にカマしていた。弟さんは後日号泣されていたらしい。FFをプレイされたことのある方には分かるかと思うが、あまりにもむごすぎる事件である。僕たちの間ではその事件を指して 『山根が弟のラストエリクサーを勝手に使っちゃったよ事件』と呼称し、被害者の無念さを後世に伝えるべく尽力している次第だ )

弱い心に負けないで欲しい。ウンコ!チンコ!ビチグソ!で笑いをとれるのは、とっていいのは、小学生までなのだ……との自覚を持ちたい。優しい言葉を紡いでいこう。慈愛の溢れる日記を書こう。蝶よ花よと綴られたその日記には、きっと多くの傷ついた小鳥たちが羽を休めにくることだろう。もしかすると、あなたの日記に癒されまくった挙句、読み手の方から 「何も言わずに抱いて!腰が砕けるまで!」 「私、小さいころから地域の住民たちに『チンポしゃぶり虫』って呼ばれていました!自信がありますしゃぶらせて!」 「ファックミー、ハード!」 等々の心温まるメールだって届くかもしれない。いいことずくめである。

以上が、今日、僕が伝えたかったことの全てだ。これを読んでいらっしゃる方は 「日記なんて書かないよ」 というスタンスの人が大半だと思われるので、あまり興味は抱かれなかったかもしれない。しかし、優しい言葉を用いるというマインドは、先述した通り日常生活においても不可欠な要素である。喋るのか、文字にしたためるのか、程度の違いしかない以上、皆さんにしても "優しさ" を心がけておいて損はない。そうすればあなたのもとにもチンポしゃぶり虫 (マンコねぶり虫) がやってくる。僕が保証する。

長くなってしまったが、この辺りで今日の日記を締めくくりたい。ここ数日は3月らしからぬ寒い日が続いている。皆さんも春風邪などをひかれることのなきよう、くれぐれも暖かくして床に就いて欲しい。それでは、おやすみゴミども。地球のことを考えて二酸化炭素だけ吸って寝ろよ。

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posted by 肉欲さん at 01:23 | Comment(21) | TrackBack(0) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
ラストエリクサーwww

初書き込みです。
更新スピードが速くなってうれしいです。
Posted by ディー at 2010年03月12日 02:14
最初の一文でスクロールする手が止まった


読んだYO
Posted by at 2010年03月12日 02:34
やさしく罵ってください
Posted by at 2010年03月12日 02:49
いつも読んでます。


優しさ・・・最近忘れていたような気がする。

もう少し大切にしようと思います
Posted by hide at 2010年03月12日 03:44
ちりばめられた強い言葉たち。これな。
Posted by at 2010年03月12日 03:51
有史以来稀に見るヤリマンwwwwwww
その発想はry
Posted by at 2010年03月12日 07:09
なるほど!加藤ホーク氏のマインドでいけばいいんですね!
Posted by ベス at 2010年03月12日 07:35
年上のお姉さんに優しく罵られたいです
Posted by at 2010年03月12日 16:29
罵倒に始まり罵倒に終わる。
肉欲さんはテキストサイト管理人の鏡ですね!
Posted by at 2010年03月12日 22:52
ねんまにさんによろしく
Posted by at 2010年03月12日 22:53
笑いの件、まったく同感です。自虐ネタに走るのもおそらく同罪でしょうね。

そんな僕のところにてぃんぽしゃぶり虫さんは来てくれません。誠に世知辛い。ストレスフリーな性器もとい世紀が来ることを切に願っております。
Posted by at 2010年03月13日 02:55
ツイッターはめんどいなぁ
Posted by at 2010年03月13日 22:34
うんこうんこ
Posted by at 2010年03月14日 18:32
Posted by at 2010年03月15日 13:01
ベッドで罵倒されるのが、ささやかな夢です。部屋は暗くしてね・・・。
Posted by at 2010年03月15日 20:06
「抱いて」的なコメントならたくさんもらいます。ウィットに富んだURLとともに
Posted by at 2010年03月16日 09:40
期待した通りのオチで安心しました
Posted by ライカン at 2010年03月16日 15:33
二酸化炭素だけ吸ったら植物が困る
Posted by ハレタ at 2010年03月17日 02:24
もしあなたが捕まったら、このブログの内容が裁判で検察側によって披露されるのでしょうか。
Posted by nekomi at 2010年03月17日 07:03
でもやっぱり管理人の顔がよければ許されるんでしょう?
Posted by ウーマ at 2010年03月17日 13:58

下記サイトの記事に対する肉さんの批評が見たいです(はーと



本当に成功しているの? カワイイと評判らしい宮崎あおいのCM

http://npn.co.jp/article/detail/19759372/
Posted by at 2010年03月17日 19:59
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