今日は普通に日記を更新しようかと思っていたんですが、先日受けた血液検査の結果がちょっとマジ猛烈な勢いで僕に脅しをかけてきやがり、そのドスの利いた書面っぷりに甚大なる恐怖を覚え打ち震えさせられた結果、目の前に横たわるこの不安感・悲壮感をどうやって解消するするべきか?――と4秒ほど熟考したところ、兎に角も酒、いわゆるアルコールのパワーで全てを無に帰そう……式の極めてクレバーな結論に至りましたがため、当然の帰結として日記を書く作業は完全に頓挫いたしました。全く以て世の中には魔が棲んでおるわ。
普段であれば一々こんな鬱陶しいお知らせはしないのですが、先ほどソーシャル・ネットワーキング・サイト 『ミクシィ』 の過去ログを遡っていると、いくつか納得のいく出来の日記がありましたので、今日は主に 『ミクシィのアカウントなんて持ってねぇよカス』 というやんごとなき御身分の方々に向け、ミクシィ日記の過去ログを貼り付けていこうと愚考した次第です。
それでは早速どうぞ。三本です。
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■ 2008年5月21日
チンコというのは大きすぎても困る。僕の大学の先輩はそのあまりにもなペニスサイズから、様々な艱難辛苦を味わったそうだ。まず、通常のコンドームが破れる。入らない、ではない。入るが、破れる。凄まじい。
また、フェラチオを嫌がられる。疲れる、つーか痛いし!何度となく言われたそうだ。そのエピソードを語る時の先輩の顔は、決して晴れやかではなかった。笑ってはいたが、それはむしろ『笑わなけりゃやってられない』類の笑顔であったことをお伝えしておく。
そんな先輩に付けられたあだ名は『御神木』 ――僕も一度、かの大樹を目にしたことがある。尋常じゃなかった。心臓の弱い人なら顎関節症で即死するレベル。僕の見立てによれば、平常時でうまい棒レベルの大きさはあった。脚色せずに言って、である。そんなモンスターも世の中には存在する。
「チンコの大きくなる薬」
先輩からすれば極めてノーサンキューな薬だろうが、世の大多数のオスたちからすれば、こんな薬が実在するならば興味を惹かれることだろう。実際に使用するかどうかは分からない。ただ、ちょっと飲んでみたいかも……そう思う気持ちも確かである。別に僕のチンコがcawaii!(主婦の友社)とか、そういう話じゃない。
チンコのデカさは男のスケール。チンコのデカさは男の度量。そんな風に思っている節が、我々男には確かにある。それはもしかすると、マッシブ(量塊的な形態で重量感のあるどっしりした感覚)な筋肉を有する男たちを見たとき、僕らが脊髄の反射で
「すげえ、格好いい」
と思ってしまうあの感覚にも近いのかもしれない。逞しい筋肉に憧れる男の感覚はめずらしいものじゃないし、この中にだって遠くない夏のために筋トレを始めた人たち!いるだろ?『腹筋 トレーニング』で最近ググッたろ?そして今まさに、腹筋してたんだろ?大丈夫、それでいい。むしろそれがいい。
それと同じように、男はデカいチンコに憧れる。その圧倒的な存在感、そのスケール感。敵わない!!思わされてしまうのだ。デカいチンポを前にして、僕たちは確かに。たとえ目の前にいる男がどれだけしょっぱい性格でも、あるいはどうしようもないクズでも。腰布を取り去り、目の前に提示されたチンコが、ナーガ(蛇神)のようであったとすれば。
「お前には、負けたよ……」
スコッチを奢ろう。デカいチンコは100万個の名言よりも雄弁だ。そんな男たちのことを、女性は『バカだ』と笑うだろうか?おそらくそれは正しい。しかし理屈ではないその感情だからこそ、理屈で説明するのは不可能なのである。デカいは正義、暴論ではあるが男社会においては正論だ。それはきっと、 100年経っても正しいままであろう。
「マンコの小さくなる薬」
セックスという事象レベルで捉えた場合、マンコが小さくなることとチンコが大きくなることは、その孕む意味において同じになる。要は基準をどこに置くか、の問題であるが、一般的に『男のチンコが大きくなるか否か』は論じられることはあっても『女のマンコが小さくなるか否か』は論じられることが少ない。ほぼ皆無だ、と言ってもいいだろう。
「マンコの大きい女の人を見ると、マジでひれ伏すっていうか……とにかくもう"参りました"って感じだよね!」
女性の口からそんな言葉を聞いたことがない。そして将来にわたって聞く予定もない。それも無理からぬことで、一般的にマンコが大きい女性のことを専門用語で【ガバガバ】と言うが、どちらかといえばそれはネガティブな意味で使われている。
つまり、女性の尺度からすれば、やはりマ……どうにもこの言葉を使うと赤面してしまうので止すが、つまりメンコウ(中国語で『出入り口』の意味)は小さい方が良い……という暗黙の了解が世に蔓延している気がする。
「エッちゃん、マジでマンコ小さいよね!超憧れる」
にも関わらず、こんな言葉を僕は聞いたことがない。どうしてなのだろうか。この社会がひどく病んでいるからなのだろうか。
「いや、マンコとか口にしづらいでしょ……」
待ちなさい。『ハウルの動く城』のマルクル風味に言い換えると、待たれよ。僕たちが"チンコ"と口にしている、その瞬間。我々が何らの痛痒も感じていないとでも?バカ言っちゃいけない。僕たちがチンコというタームを口にしている時、僕らの心の3ヘクタールは崩壊しているのだ。
それでも僕たちが敢えて、"敢えて"チンコと声高に叫ぶのは……そう、僕たちがいつまでも忘れない、忘れたくない大事な何か、青春時代に抱いた揺ぎ無い思い、いつまでも残しておきたい『熱さ』みたいなもの、それらが今もこの胸にくすぶっているからに相違ない。分かったフリしてニヒルに笑う、そんな大人にはなりたくないから。その意味での戦略的『チンコ』発言。分かってもらえるだろうか。
本当は僕たちも理解している。無批判にデカいチンコを求め続ける、その空虚さを。テクノロジーの向上ばかりを目指した結果、世界を待ち受けていたのは何か?それは先進各国における、オーバーキルもの量に膨れ上がった核兵器の保有実態である。
強くあろうと願いすぎた帰結として、我々は人類、ひいては地球の存在自体を脅かすほどの技術を抱える結果となってしまった。悲しい事実である。しかしそれも我々が選んだことだ。粛々と受け止めるほかはない。
だが、過ちを繰り返してはいけない!それもまた確かなファクトだ。もっと大きく、もっと圧倒的なチンコを!我々を取り巻くマラノロジーの現状はそうである。が、その先に存在する事象は――人の手に余り過ぎる、肥大したチンコたちの蔓延。
その未来を手にした時、僕たちは何を思うのだろうか。諦念、あるいは絶望?大きくなり過ぎてしまったチンコを、僕たちは最早どうにもできない――悲嘆にくれる子孫たちの顔が浮かんでくるようでもある。どちらにしても、待ち受けているのが輝かしい未来ではないことは確かだろう。
不幸の連鎖は断ち切らなければならない。そう考えた時、立ち上がってくる光明といえばそれは・・やはりチンコに対して寛容な社会、そしてマンコに対してオープンな社会ではないだろうか。チンコが大きくなくてもいい、マンコが小さくあればいい!まるで絵空事のような主張ではあるが、一方的に増大しようとするチンコ・サイズを抑止する提案でもある。
小さな政府、小さなチンコ。それでもいいじゃないか!まずは、その認識を社会に根付かせることこそが急務なのだ。
お互いが半歩ずつ譲れば。そこに生じるのは、譲り合った結果生まれる『一歩の空間』。どちらかにだけ一方的に「一歩譲れよ!」と強要することは、分かりやすいがどこか歪だ。手を取り合って――互いが相互協力し、一緒になって『一歩』を紡ぎ出すことのできる社会。
農業のみで生きていくのではなく、農業+αで生計を立てていくこと、つまり『半農半X』を提唱した人がかつていた。それと同じ意味での、半マン半チン。僕たち男女が陰陽(インヤン)のような存在であるならば、両者が歩み寄って融和すべき地点を見つけるのが急務なのではないか……僕は今、そんなことを強く感じている。
ただ、別に僕のチンコがcawaii!(主婦の友社)とか、そういう話をしたいワケじゃない。どうか勘違いしないで欲しい。
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■ 2008年3月24日
大学二年の夏の頃だった。当時僕がお付き合いさせていただいた方というのが中々味わい深いタイプの人だった。
「私……もう東京にはいたくない!」
ある日、彼女の口から何の脈絡もなくそんなシャウトが鬼スパーク。
「だから…どこかに連れてって!どこか遠くに!」
昼メロのような人だった。連れ去って!どこか遠くに――そんな台詞をナマで聞く日がくるとは夢想だにしなかったけど、実際のところ大してありがたみはない。
「じゃあとりあえず行く?」
「どこに?」
「巣鴨かな〜」
「ふざけないで!私は本気なの!」
火サスのような人でもあった。『面倒臭いから近場で済ませたい…』という僕のしどけない考えはあっさりと露見し、結果として彼女のヒステリーは勢いよく加速。目は完全にガチとなり、それを見て僕は「巣鴨ではなく品川にしておけば良かった…」と、まるで見当違いの後悔を抱いた。
しかしこういう場合、一体どこに向かうべきなのだろう?イメージとしては雪深い寒村などがピタリな状況ではあるが、当時は夏だ。とはいえ南国に行く金はないし、それでなくとも人が落ち込んでいる時にアッパーな土地に行くのもどうかな……僕の思いは千千に乱れた。
「早くどこかに連れて行ってよ!早く!」
優柔不断な僕を前に、彼女も最早リミットブレイク寸前。こりゃヤバいな…本能のレベルで察知した僕は、財布を掴むと黙って立ち上がった。
「……どこに行くの?」
僕の後ろを彼女が静かに着いてくる。どこに行くべきか……この時、僕の心は既に固まっていた。
「手当たり次第だ!」
JR新宿駅、切符売り場の前に立つと、黙って満額の切符を二枚買った。一枚は彼女に、そしてもう一枚は僕に。
「降りる場所は決めてない。とりあえず電車に乗ろう!」
「どこまで行くの?」
いささか不安そうな顔をして僕に問いかける彼女。僕は立ち止まると、やはりこう答えた。
「手当たり次第だ!」
こうして、僕と彼女の場当たり的な逃避行が始まった。
「まずは高尾だな……」
当時僕は中央線のユーザーだったのだが、中央線には『高尾行き』の電車が割と多く、だから高尾の名前は僕の中に強烈なインパクトとして残っていた。
「高尾に何があるの?どうして高尾なの?」
「手当たり次第だ!」
僕は決め台詞を吐き捨てると、忙しなく中央線の車内に自分の体を滑り込ませる。平日の正午、電車には空席が目立った。僕は流れ行く車窓を眺めながら、しみじみと東京のことを思った。
飲み会には明確な目的がある方がいいのに対し、どちらかといえば旅は無目的である方がいい。その方が感覚的に楽だし、その場その場で柔軟な対応ができるからだ。
「腹減ったね」
高尾には率直に言って何もなかったが、マクドナルドはあった。僕らは黙々とハンバーガーを胃袋に入れると、静かにタバコに火を点けた。
「さあ、帰ろうか」
「絶対に、イヤ」
どうやら高尾レベルの場所では満足できなかったらしい彼女。僕の旅欲は既に満たされていたにも関わらず……。
「じゃあどこに行くんだ?」
「手当たり次第よ!」
彼女はズルリと音を立ててコーラを飲み干すと、駅に行って大月までの切符を購入した。大月、それは高尾と並んで中央線の終着駅に据えられることの多いミステリアス・スポットだ。
大月に向かい始めた頃、窓から見える風景は完全に昭和のそれにチェンジ。思えば遠くに来たもんだ…と思う反面、一体自分はどこまで行くのだろうか?ということが急に不安になった。
「大月に着いたよ」
初めて訪れた大月は、『何もない』という要素を2日ほど煮込んでその上澄み液を抽出したような土地で、要するに何もなかった。
「あっちに行こう」
「何かあるの?」
「知らないわよ」
世界一不毛な会話が量産される。が、旅の本質なんて結局そんなものなのかもしれない。作られた観光土地よりも、土着的な人々が当たり前のように紡いでいる生活の風景。そちらに触れる方がより価値のある場合だってあるだろう。
大月駅の近所にある小学校でバザーが催されているのを発見した。その一角に、ドラえもんのストラップを売っている店を見つける。ドラグッズはとりあえず押さえておかなきゃいけない!よく訓練されたドラ・マニアとして、そう思うのは当然のことであった。
「そんなのってさぁ、東京にも売ってるんじゃないの?」
東京を捨てようとした女が、東京に戻ることを前提としつつ正論を投げ捨てる。オイ!もう東京にはいたくないんじゃなかったのか?いや、もしかしてこれは彼女から発せられた『帰りたい』コール?そいつは僕もやぶさかではない。
「じゃあ帰ろうか!」
「絶対に、イヤ」
その言葉に、僕は益々倒錯的な気分になった。
電車は大月を越え、本格的に山梨県に突入。僕の出身は山口県で、だから両者は一文字しか違わないのであるが、今回の日記に別段関係はない。
外はすっかり暗くなっていた。しかし、行けども行けども街は見えてこない。どうしちまったんだ、山梨!お前の本気はこんなもんなのか?どこか適当な場所で降りてサクッと宿を決めるつもりだったが、この分だと宿どころか民家すらも怪しい。日本の片隅で忘れ去られた悲哀の土地、その場所の名前は山梨県――僕の脳内でトモロヲがナレーションしている。
「もういいじゃん。帰ろうぜ」
「イヤよ。泊まりもせずに帰りたくはない」
「でもさあ」
「帰りたくないの!ワガママだってのは分かってる、でも!帰りたくないの!」
こうなってしまうと女性は強い。この段階に至ってしまった人々の前では、論理性など場末のウンコよりも無価値だ。『帰宅は諦めた方がよさそうだ』覚悟を決めた僕は路線図を見ながら、石和温泉という完全にアイドンノウな土地に向かうことにした。
辿り着いた先、石和の駅前はラヴではない種類のホテル、ないし旅館が幾つかあった。僕は観光案内所に押し入ると、窓口のおばちゃんに話しかける。
「一番安いホテルを……」
最悪!ロマンもムードもあったもんじゃない!みたいなお叱りを受けそうだけど、切ない僕の財布事情も理解して欲しい。福沢はおろか、新渡戸(旧)すらも家出してしまいそうな状況だったのだから仕方ありますまい。最終的にはビジネスホテルへの宿泊が決まった。
「どうする?」
「ま、風呂でも……」
僕らの他にはほとんど客はいなかったようで、風呂はガラガラ。大浴場に肩まで浸かると自然に吐息が漏れる。
(何で俺は山梨に……いや、それはもう考えるまい)
考えても仕方がないことも、世の中には確かにある。僕は電車に乗り山梨に向かい、そして今!風呂に入っている。それでいいじゃないか。僕は思考回路を切断、同時に『今日は何を飲もうか?』ということだけを考えようとした。そんなのは逃げでしかない……と言われれば確かにそうなのだけれど、自分の小さなこだわりを守るために違う何かを失うのもアホらしかった。
その夜、僕はベロベロになった。
翌日、昼メロな時間がようやく終了した彼女と共に、割と普通に東京に戻った。人と人との関係なんて、全体的にそんなもんである。それは友達であっても、恋人であっても。
確たるオチはない。
僕が丁度二十歳の頃の話で、今のブログなんて影も形もなかった頃の、古い古い話だ。
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■ 2008年10月8日
この週末は実家に帰って結婚式に出席してきたのですがそれについて語るべきことはそれほどなく、どちらかといえば二次会・三次会のトークが印象深かったりするのが世の常な訳です。
高校時代の同級生たちと酒を飲んだ。あいつも結婚かあ…だなんて紋切り型のトークから始まり、自分はいつ結婚するのか?子供は何人欲しいか?的な話題を経由しつつ、最終的には下ネタに落ち着く。いつの時代でも変わらない、男たちの真実の姿だ。
抽象的な下ネタトークも面白いが、『過去』 『青春時代』 というバックグラウンドを共有しているのであれば、トークは一層刺激的なものとなる。それは抜き身の真剣を振りかざすが如き様相を呈するからだ。
「そういえば実はあの時さぁ……」
僕の耳がダンボになるフレーズがこれだ。この枕言葉が発動した場合、後に展開される物語は大抵ハードコアなものとなり易い。それは正にサイコーの酒肴であり、この瞬間から揺ぎ無い酒ウマ状態が発動する。
ただ気を付けなければならないのは、上手くて美味い話には大抵落とし穴がある…ということ。また人間、楽しさの絶頂にいる時こそ落とし穴に嵌りやすいものだ。興奮のあまり足元が見えなくなってしまうのである。
友人1「マジ、あの時はアイツ(♀)のことすげー好きやったわー」
僕「そうやったよなー。んで、結局中尾がちゃっかり付き合ったりしてたしな!お前ら仲良かったのにそりゃねーよ、って思ったっちゃね」
友人1「え……?」
僕「え……?」
唐突に訪れるアイス・エイジ。氷よりも冷たい空気が席を包み込む。6年ぶりに暴露される真実!それは誰もが避けて通った煉獄の真相なのであった。そしてその語り部は、間違いなく俺!presented by ORE!!
死にたい――僕は確実にそんなことを思った。
友人1「それ、マジで……?」
僕「なんちゃちな!!まあ昔のことやしな!!忘れよう!!」
友人1「いや、詳しく……」
僕「飲もう!飲もう!」
『飲もう!飲もう!』、それは困った時に100%の確率で発せられるマジカルワード。酒の力で全てを亡きものに……という最後の善意。どんな場面にせよ僕がこの言葉を発している瞬間、心の中では明確にこう思っている。
『俺は無関係だ』
だから僕の近くから 「アイツ、今度絶対に問い詰めちゃるわ……」 という声が聞こえたとしても、それは妄想・空耳の類なのである。僕は関係ない。何度でも繰り返す。感知しない。そう信じている。
僕「にしてもさー、やっぱ青春時代の恋愛っちゅーのは複雑やな!」
友人2「まあなー」
僕「だってお前が付き合っとったアヤちゃんもさぁー、まだ二人が付き合っとるのに渡辺がいきなり告ったらしいやん!お前とも仲良かったのにようやるわなー」
友人2「え……?」
僕「え……?」
再び訪れるアイス・エイジ/プレミアムエディション。絶対零度よりも更にマイナスの寒波が局地的に襲い掛かる。またしても6年ぶりに表沙汰となってしまった真実!それは未来永劫秘匿されるべき悲しみの系譜なのであった。そしてそのストーリーテラーは間違いなく俺!Supported by ORE!!
生きていたくない――僕は確実にそんなことを思った。
友人2「初耳なんやけど……」
僕「ありつつな!そーいうこともありつつな!!つつがなきや友垣!!」
友人2「いや、kwsk……」
僕「飲もう!飲もう!!」
『飲もう!飲もう!』、それは窮地に立った時1000%の確立で発せられるマジカルワード。酒の力で全てを忘却の彼方に……という最後の善意。どんな場面にせよ僕がこの言葉を発している瞬間、心の中では明確にこう思っている。
『俺は何も知らない』
だから僕の近くから 「アイツ、何やっとったんか……」 という声が聞こえたとしても、それは妄想・空耳の類なのである。僕は関係ない。何度でも繰り返す。感知しない。そう願っている。
僕「ま、色々あったよな……」
玉虫色の言葉で全てを無理くり纏めようとする僕。キワキワの発言を繰り返したものの、結局のところ全て昔の話だ。ナウ・オンの形で紛争が起こっているのなら問題もあろうが、"こと"の決着はついてしまっている。僕らは再び何ら生産性のない話をツマミに酒を飲んだ。
僕はホッと胸を撫で下ろす。それは別に先ほど喋ったことについて追求を受けなかったことに対して…ではない。その日酒を飲んでいた友達の中に、いわゆる『兄弟』が二人ほど存在していた、その事実に震えていたからだ。全日空方面の兄弟である。ニュアンスで分かって欲しい。
もちろんそのことを兄や弟は知っているのではあるが、面と向かってその話をしたことはない。いや、できるはずもないのである。が――もし、その話をいきなり振られたら。僕は確実に狼狽することだろう。
それでもいつか
『実はね…』
と語りながら、兄弟の仲を深める日が来るのであろうか?分からない、分からないが、できることなら僕は当事者でいたくない。あくまで傍観者でいたい――!どうしても、そんなことを願ってしまうのだ。
友人α「そういえば肉ちゃんってさ、実はあの時…」
きっと、僕のいない空の下で。
誰かがそんなことを語っている。気がする。
・・・
では改めまして明日、ないし明後日にまた!
憂鬱な月曜が始まりますが、心臓叩いて頑張っていきましょう。
それが普通だと思ってたわ、、、
どうりでいつまで経っても挿入が痛いわけだ
いや、もっと最近に十分な理由があるはずですよね。
進むの遅すぎじゃありませんか('A`)
全日空→ANA→あな→『全日空方面の兄弟』→『ANA兄弟』→『穴兄弟』
…ということやで…。
つまりなんや、その、ビッチ的な小悪魔ageha付近の女性がいらっしゃって、うん…。
>兎に角も酒、いわゆるアルコールのパワーで全てを無に帰そう
まるで成長していない・・・w
略)安西先生のAA
「もっと早く皮剥いておけば…」
と、自慢のドリチンを哀しい瞳で見つめながら呟いておりました。
早目に皮剥いとけば成長の余地は有るって本当ですかね?
男心を傷つけない為なのか・・・
それとも、自己陶酔の為なのか・・・
・・と思ってしまうってことは私の彼は大きいってことか?!
【肉欲より】
クソッ、クソッ!
【肉欲より】
俺のことディスってんの?
高尾には日本一のミニ四駆店があるんや!
中央線東京-甲府間の半ば辺りはマジはんぱない僻地だから、素人にはオススメできないと思う。
『あ、ここに人埋めたら見つからなさそう』って場所だらけ。
ちなみに大月は、ほんの数年前まで県内唯一の自動改札のある駅で、山梨の中でもかなり設備が充実した場所なの。
ほんと、信じがたいことに。