先日、唐突に 『他人のNTR体験談を読みたい』 という情念が胸に生じた僕は、ごく自然なテンションでインターネットの大海原に身を投じた。
知らない人のために説明しておくと、NTRとは読んで字の如くNTR、つまり 『寝(N)取(T)られ(R)』 のことであり、より具体的な言葉を選べば 「自分の恋人ないし想い人が自分以外の異性からチンポをアウトインアウトされる」 、これ関係の話であり、かつ、このようなシチュエーションを愛でてやまない者どものことを、世間一般の人々は 「NTR属性の人」 と呼んでいる。宜しくご確認されたい。
このNTR、どうも大多数の人からすれば 「やだこの人……マジで頭がおかしいんじゃないのかしら……」 な部類に属する性的嗜好であるらしく、僕としても今日の今日まで 『NTRの素晴らしさ、崇高さ』 というテーマを引っさげ各地で公演 ――という名を借りた恫喝―― を行ってはきたものの、結果はおよそ晴れがましいものではなかった。
NTRの良さはどこにあるのか。
NTR的興奮を味わうには、第一に好きな人が存在しなければならない。考えてみれば分かることだが、仮に全く面識のない女性が自分以外の男とハード・ファックしていたとしても、別に何も思わないだろう。当たり前の話である。
だが、そうではない状況、つまり 『自分の好きな人がけしからん声を上げながら黒めのチンポをアウトインアウトさせている』 という情景、これは如何か。おそらく多くの人たちは
「こんな、こんなことって……オオオ、ウアアアアア!!」(ダダダダダッ)
といったリアクションを見せることだろう。ごく正常な反応である。
だがしかし、同じ状況がNTRerの手に渡れば
「こんな、こんなことって……オオオ、ウアアアアア!!」(シュッシュッ)
こうなる。怒りたいのに、悲しみたいのに、どうして、俺はどうして?!こんなにも勃起しているんだ――この切なさ、罪深さ。専門的な言い方をすれば 『悔しい、でも……!』 というアレのことだ。
誤解されやすいのだが、いかに僕たちNTRerといえども、好きな人がNTRされれば悲しいし、辛い。ただ僕たちは、悲しみや苦しみを感じるよりも先に、なぜか ――本当になぜか―― 激しい興奮を覚えてしまうだけなのである。不思議な心模様ではあるが、悲しみや苦しみ、怒りや切なさ、そして、興奮。それらは全て同時に成立しうる感情なのだ。
ただ。突き詰めていえばこのNTR願望というものは、それが達成・具現化された瞬間、世間的な幸福から果てしなく遠ざかってしまう。愛する誰かが自分以外の人間に寝取られれば、僕らは確実に 『殺』 ないし 『死』 の文字を強烈に意識することだろう。分かりやすく描写すれば
『彼女が寝取られて悔しい、でも……!』
↓
『シュッ!シュッ!』
↓
『ふう、死ぬか』
この因果経路である。男子が射精したあと確実に到達する "賢" なる刻が、逆説的に僕たちをあの世へと誘ってしまうのだ。愚かしい方が幸せな場合も、ある。
つまりNTRという性的嗜好は願っても叶わない、あるいは叶ってはいけない、そんな危険な欲求なのである。だが、人間のココロはいかにも弱い。禁止されればされるほど、却って求める気持ちが強まることもある。また、かつての禁酒法の例を思い出せば分かる通り、過度な抑圧は時として劇薬と成り得ることを忘れてはならない。
ここで冒頭の文章に戻るが、とにかくも自分の中に生じた荒ぶるパッションを鎮めたかった僕は、颯爽とインターネット・ワールドに身を投じた。きっとそこに天国が、ヘブンがあると信じながら、祈りながら。僕は 『2ch不倫板@wiki 不倫される時』というページを厳かに開いた。
人外魔境だった。確かにNTR的なエピソードも多数散見され、僕も何度か興奮させられた。『あら、いいですね』の波も幾度となく訪れた。
けれども、僕の認識は少々甘きに過ぎた。匿名の場で語られるナマの不倫トーク・浮気トークは、一種想像を絶する凄まじい破壊力を秘めていたのである。
『結婚四年、子供は二人、小遣いは3万円、それでも妻を愛していました。でもある日、妻の携帯から数々のハメ撮り写メが見つかって……何か、目の前が真っ暗になって……でも、子供のことを考えるとどうしたらいいのか……』
完全にさだまさし、あるいは中島みゆきの歌声が支配するワールドだ。凄まじい攻撃力である。暗い、などという言葉が裸足で逃げ出すほどの暗さ。ブラックホールを遥かに凌ぐほど強烈な重力。空気が存在することすら許さない息苦しさ。この状況で 「くうっ!チンポが辛抱たまらんばい」 と興奮できる人間が、果たして存在するのだろうか。いてはならない……とは言わないが、個人的にはいて欲しくない。
だのになぜ僕はNTRを求めるのか。実際のところ、そこに待ち受けているのは確実な意味での不幸でしかない。好きな人が、好きだった人が、自分以外のメンズと本能のままに快楽を貪りあっている光景。地獄もかくや、の惨状であろう。
だが、それがいいのかもしれない。考えてみれば、所詮NTRされるくらいの関係なのである。いくら僕が相手のことを好ましく思っていたとしても、その先に待ち受けている未来は決して明るいものではない。いつかどこかの段階で、相手の側から 『ごめん、好きな人ができたから……』 と言われるのが関の山だ。
そうであれば、いっそ最後の花火はどデカくブチ上げて欲しい。その意味で、餞別の意味でのNTR――あっても、いいのではないか。いや!積極的に存在するべきだ、と僕は考える。
別れの場面を綺麗に取り繕いたいと願うのはヒトとしての性(サガ)だし、もしかするとこの世のどこかには 『本当の意味で綺麗なお別れ』 というものもあるのかもしれない。が、経験則上、世にある男女の別れはそのほとんどが醜く、そしてしどけない。無理やり綺麗に取り繕おうとすればするほど、その言葉はどこか虚しく心に響く。
だったら、いっそ!スカッと殺して頂きたいのだ。それは精神的な意味でのSATSUGAIである。真綿で首を絞めるような風情ではなく、マグナムでズドンと殺るようなやり方で以て、派手に散らせて欲しいのだ。少なくともその方が僕には優しく、そして気持ち良く、心に響くことだろう。
「私たち、もう終わりにしましょう」
「えっ……突然どうして?!」
「ごめん、でも、さよう……なら……」(ガチャ プー プー)
一見してスマートなやり取りだが、ここには何らの真実も介在しない。ただただ自分の想いを、決断を、淡々と告げているだけに過ぎない。もちろんそれでも構わないし、こちらとしてもそれ以上何かを追求する術はない、ないのであるが――
「私たち、もう終わりにしましょう」
「えっ……突然どうして?!」
「ごめ……チュパ……ん……で……ジュポッジュポッも……ヌッヌッヌッ……さよ……スパンスパンスパンスパン……うならぁ……ぁめぇぇぁぁ!め゛え゛え゛ちゃああ゛あ゛あああんん゛!!」
「オイさつき?!クソッ、チクショー!!」(シュッ シュッ)
夢も希望も光明も。後には何も残して欲しくないのである。『もしかしたら、まだ……』 なんて可能性はどこにもない!さあ死ね!!遠慮なく死ね!!と、全身全霊で示してもらいたいのだ。
その意味で、"激励" 的な意味でのNTR願望、あっても良いのかもしれない。 『あなたとのこと、ずっと忘れないよ……』 などとチンケなセリフを100万回吐かれるより、ただ一度だけ 『新しく好きになった人のチンポ、めちゃんこ三ツ星☆』 と、ミシュランの目つきで語られる方が、僕にとっては優しい。もちろんその瞬間に目の前の相手をボコボコにするだろうが、ヘタに未練が残らない分ずっとマシだと思うのである。
浮気はよろしくないことだ。けれど心変わりは世の常、人の常でもあるし、本能が理性を凌駕する夜だって訪れるかもしれない。
だから、そんな時。心と身体が一線を越えてしまった状況下にあって、どうか自分のことを上辺だけの綺麗な言葉で誤魔化さないで欲しい。素直に全てを打ち明けて欲しい。僕からのお願いだ。なおその場合、なるべく、できれば、確実に、NTR時のハメ撮りのVも添付していただきたい。その際は経年劣化しないデジタルデータでのプレゼンが望ましいのは、敢えて言うまでもないことだろう。そこで、そこまでして、初めて!僕の未練は消え果てる。嘘偽りない心のシャウトだ。
これが僕の抱えるちっぽけなNTR観なのである。
では、長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
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NTRされたことないけどされたら間違いなく人間不信になること受け合いだなぁ・・・
人は何故戦争などするのだろうか…
義実家にしたスカッとするDQ返し
もおすすめですよ
自分は加害者でしたけど良いもんですよ。
NTRしてやったぜ感がその後残って自慰する時に役に立つ。
胸糞悪い
お前みたいな奴でも肉さんのブログ読んでるかと思うと酷く胸糞悪い
昔は純愛(笑)だったのに、ヘーキで浮気しちゃう。
ホント、男ってタンジェント。
(寝取りやがった男との)「友情」
にも、是非焦点を当てて欲しいです。
それでも、僕は、肉欲が好き
今回、超マトモで何か感心。
つか、バキュフェりながら、電話すなw
案外、少数派ってわけでもない。
やっぱし二次でいいっすよ。
花と蛇だって、本当にあったらキツいと思いますし。
星は見るだけで良いんです。金星なんかの上には立てないんですから。
男は大きくなるんです。
チンコが。
肉さんと一度お話してみたいですね。
NTRは好きじゃないがそう説明されるとなんとなく納得できる。
彼女や妻である場合と、片思いの子の場合で変わってきそうだな。
やっぱあるんだこういう感覚って。
僕もたまに彼女がもっと他の男とも寝て
みたらいいんじゃないかって思ったりする
ことあります。
こんなこと思うのってほんとは彼女のこと
好きじゃないのかなんて思ったりもしたけど、
実はそうじゃなくて他の男に性の対象と
されてる自分の彼女に萌えるって感覚
なんだなと。
自分の彼女に女としての性を再認識するって
いうか。
平たく言えば既に関係性がマンネリしてるわけだけど。
でもね、最悪他の男とやろうがお互いに
気持ちが離れなければアリだと思います。
むしろそういうのを乗り越えてこその愛。
NTRすらも愛のパワーに変えるんです。
なんか宗教っぽくなっちゃったけど。
『ふう、死ぬか』に限りなく近い、最高で最低のオナニーが楽しめます。
いざされたらマジで死にたくなった
励ましてください。
わかります。うん。
めえちゃん。
叫んだのは、カンタのばあちゃんですよww
>おいたのに、どっかの初対面の男にとられました…
>励ましてください。
おぉ、、、同士よ!
今度一緒に飲み明かそうぜ!!
しらふではとてもじゃないが生きていけない・・・orz
NTRerの血が流れてるのかも
読み終えた今、
「NTRもありかな……」
と思い始めているオレがいるwwww
この記事、深いな…
セックスってなんだよ
プレゼン出来るの?セックス
ちくしょう
そのことを考えるだけで僕はもう……ウワァァァァア!!!!!
(シュッ シュッ ……フゥ)
しにたいです
は言えるのに
「傍にいて欲しい」「好き」が言えないので捨てられます。NTRの前の段階で。