肉欲企画。

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1966年12月21日

熱くいこうぜ

日記の書き方とか

2008年1月18日

昨日ヨッピーさんと「どうしたらブログのアクセスが上がるんスかね……」という比較的しみったれた内容の会話を繰り広げていた。得られた結論としては、やはり顔を晒して体当たり系の企画をする、あるいは毎日せっせと更新する、といった感じのメソッド。確かにそれらは一定程度の効果はあるだろう。

しかし僕たちが求めていたのは、本当にそんなやり方だったのだろうか?否、そうじゃないはずだ。僕たちが求めているのは、対症療法なんかじゃなくて、もっと全てを根底から覆すほどの革新的な何か。そこにあって顔を晒すとか更新頻度を上げるだなんて、心からどうでもいいまやかしだ。

大人になってしまった僕らは、いつしか全てのことを斜に構えて見据えることになれてしまった。

『あらゆるものに、踏み込まないように』

その姿をクール、と言ってしまえば、それは適切なのだろう。付かず、離れず……大成功もないけれど、大失敗もない。ガムシャラに動く余人に冷笑を浮かべながら、流行ものにはそれなりに乗っかる。平均気温19度くらいの、不快も快適もない安穏とした世界。それが僕たちの生きている社会だ。

ダメだ!そんなもんは薪にくべて灰にしよう。そう、僕たちが今本当に必要としているのは、全てを塵芥に帰すような圧倒的な高熱、灼熱のようなスパークなのである。20歳を超えた今だからこそ、向こう見ずに走るエナジーが震えるほど輝いて見えるのだ。忘れたくない少年期の心、っつーかな。みんなだってケイドロに熱くなった記憶のひとつやふたつ、あるだろ?

「警察と泥棒に分かれておっかけっこして、何が楽しいんだか……」

そんな風に笑いながらバーの片隅でチンザノロッソをロックで傾けるヤツは、パニーニを尿道に詰まらせて死んでみるといい。僕が欲しいのは行為に関する確実な意味性なんかじゃなく、理屈がなくてもひたすらにジョイフルなサムシングだ。あらゆることに効率、対価、利益ばかりを求めるのであれば、今すぐ涅槃へ旅立ってしまえばいい。

とにかうもう小ざかしい理屈なんて聞きたくない。直感的に楽しく嬉しい、心踊らされる何か!きっと世に棲む数多の人は、そういうものを希求している。僕だってそう。僕たちが本質的に動物であるならば、最後に残るのは経済新聞なんかじゃなくて、意外とババ抜きとかかくれんぼとか、そういうものになるはずでしょ。であるならば、いつ終末の時が訪れてもいいように、普段から頭をアッパーに備えていく必要はこれ、大アリです。

ということで、今日は脳味噌を一ミリも動かさないように留意しながらひたすらオパンポンな日記をしたためるという新境地の試みに取り組もうと思います。果たして皆は、この僕に付いて来れるかな。



・・・



「もう、死のうかな……」

アタイの名前はアケミ。スナック『落葉』の雇われママ。ここで働き始めてもう2年になるけど、ロクなことなんてありゃしない。シケた客にシケた酒、そしてシケたアタイ。

「生きてて、いいことあるのかな……」

旦那と結婚して、旦那の実家がある静岡に来て既に5年が過ぎた。新しい街に馴染むことのできなかったアタイは、日に日に心をおかしくしていった。そんなアタイをいつまでも旦那が好きでいてくれるワケもなくて、2年前に離婚。何もかもがどうでもよかったアタイは、財産分与を求めることもなく離婚に合意した。

落ちていくのは一瞬だった。元から、祝福された結婚じゃなかった。結婚を決めたと同時に、アタイは実家から蒸発。今更帰る家もなかったアタイは、旦那と市役所に向かったその足で焼津に向かった。そこにはなんの目的もなかった。ただ、焼津というしみったれた言葉の響きが、今のアタイにはピッタリだった気がしたんだ。

「よう姉ちゃん、一人かい?」

場末の縄のれんでホッケをつついていると、浅黒く焼けた肌の男が一人、アタイに声をかけてきた。男の名前は、甚八。四十路手前の漁師だった。

「アタイが二人に見えるのかい?」

きっと甚八も、アタイのことをワケありの女だ、と察していたのだろう。お銚子を片手にニヤニヤと下卑た笑みを浮かべると、断りもなくアタイの隣に腰を下ろした。

「なあ姉ちゃん、オマンコさせろよ」

粗野な言葉遣い、でもこの状況の全てが今のアタイのことを丸ごと形容しているのだと思うと、何だか笑えた。安い酒に安い魚、そして安い男と安いアタイ。きっと今のアタイは、せいぜい目の前の磯臭い男程度がお似合いの風体をしているのだろう。そう思うと全てのことがどうでもよくなり、アタイは手に持っていたいいちこを一息に空けると、曖昧な笑みを浮かべながらしなを作った。

「アタイは高いよ?」

言葉に、甚八は豪放に笑う。つられてアタイも大声で笑ったのだけれど、一体何が楽しかったのが、どうして自分が笑ったのか、振り返った今になってもその辺りのことがいつまでも分からない。

その日、アタイは甚八と4回まぐわった。
全部中で出された。でも、そんな全てがどうでも良かった。

そう。本当にどうでも良かったのだ。昔も、そして今も――


・・・


自分でも何が伝えたかったのかサッパリなんですが、残念ながらメチャクチャ楽しかった。
posted by 肉欲さん at 00:00 | Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
なんか好きだわこれwwwまたこんな完二の読みたいwww
Posted by at 2008年08月14日 19:48
こういうのもいい!
Posted by at 2008年08月15日 00:50
全然ついていけねーよwww
Posted by   at 2008年08月17日 00:05
いいw
Posted by at 2008年08月24日 20:21
肉さん意外に
江国さんみたいな普通の小説かけるんじゃないですか??

といってもこれは本当にどうでもいい文章ですねw
Posted by ♂ at 2008年08月24日 21:06
肉欲さん、今どこにいるんですか?
続きを読みたいです。
ホント…文章に引き込まれる。
マジレスごめんなさい。
Posted by 某主婦 at 2012年07月21日 18:47
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