肉欲企画。

twitterやってます。

2006年02月26日

肉弾セックス

今日のこと。

本日もまた居酒屋にてバイトだったのですが、突如店に闖入者がやって来て焦った。

後々にそれは客だと分かったんですが、何が驚いたかってその人の顔がバッファローとシーモンキーを足して20で掛けたような途方もない顔面でして、また一体いかなる禍事か、その顔面を搭載しているバディーは震えるほどマッシブで、おそらくかつての横綱・曙くらいでしたらかるーく撲殺できそうなくらいスーパータフな体だったんですよ。
しかも、それがまあ、女性でしてね。


差別的であることは多分に理解はしておりますが、しかし理性を超えた部分、つまり本能において僕は彼女に恐怖した。
おいおい、人間最終兵器みたいな女だな、と思いながら僕はブルブルと震えつつ、その人、生物学上はおそらくヒト科のメスにギリギリ分類されるであろう彼女に、焼酎の緑茶割りなんかを持ってったんですよ。


したらなんか会話が聞こえてくるので、ほう、こいつ人語を解するか、なんて思いながら耳をそばだてるとどうもなんかセックスの話をしてるんですね。変な棒入れる方のアレ。

いや、別に僕はセックスに対して否定的感情はないし、ていうかむしろ好意的には捉えておりますけど、まあ仮にこの女性をケメ子としたところ、どう考えてもケメ子とセックスには接点がなさそうな雰囲気っていうか、たとえて言うなら紀宮さまが公式会見で


『あー、早くシャブ打ちてえ』


なんて皇室スマイルでおっしゃる、それぐらいの衝撃があったのですよ。

というのも、僕としてもケメ子が実際になにがしかの動物と対戦、もといセックスする場面を想像してみたんですが、まあその想像された絵ってのが良く形容しても『セックス』じゃなくて『交尾』だった。『種付け』とかそんな感じだった。もっと正直に言わせてもらえれば、あんたPRIDEですよPRIDE。まさに超獣決戦。戦いのワンダーランド。

そんな戦闘民族みたいな人が、いやむしろ世紀末覇者みたいな人がセックスの話をしている、しかも内容としては


『あたしも昔はバリバリセックスやってたわー』


だなんて内容なんだよ。思わず、おや今日は四月一日かな?とカレンダーをめくって暦を確認せずにはいられないくらいアバンギャルドなんだよ。

その後もケメ子は猛然とした勢いでセックスの話をベムベラベロと続けていたのですが、さすがに周りにいた客の存在を勘案すると気恥ずかしくなったのか、壊れた拡声器のように喋っていたのが少しトーンダウンし、ケメ子は突如としてセックスのことを


『にゃんにゃん』


だとか呼び始めたのだから始末に負えない。細木数子を73発殴って素肌にヒ素を塗りたくったような悲壮な顔面のケメ子。それが突如として


『あー、しばらくにゃんにゃんしてないなー☆』


ですからね。僕にはその言葉がマントラに聞こえたよ。ほんとイメージにそぐわないというか、JAROを呼びたくなるというか、ケメ子の野郎一見して


『週末の楽しみは猪を素手で捕まることです!』


みたいな範馬勇次郎ばりのオーラを漂わせておきながら、臆面もなく

『にゃんにゃんしたいなー☆』

ですからね。あまりの衝撃に鼓膜がアビスに吸い込まれるかと思ったぜ。


でもまあフリーセックスの時代だし、そういうのもアリかなー、いくらケメ子といえなー、なんて思いながら5杯目の焼酎緑茶割りをケメ子のところに持って行きつつ、ふと目を下の方にやったんです。

するとまあローライズだかローションプレイだかは知りませんが、最近流行のそんなズボンを着用した代償ですか、ケメ子のケツが、いやケツというか臀部?が、モロリと外界に向かってアウトブレイクしていた。その光景に思わず朝青龍を想起した僕は、動悸息切れなどの深刻な疾患に襲われ、健全にバイトすることもままならない、今日はそんな一日でした。
posted by 肉欲さん at 01:48 | Comment(5) | TrackBack(1) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク

2006年02月25日

理想のオナニーライフ

棺桶に何入れて死のうかなあ、なんてことを考えて一日過ごした。

考えてみればこれは大変な問題で、もし天国なんてものがどこかにズドンと存在するのなら死んでからの時間の方がずっと長いことになる。

だから冥土の土産として棺にインする物というのは、その永遠よりも永遠みたいな時間を過ごすための相棒、いわゆるパートナーみたいな位置付けになるはずで、ということは死後ライフを快適に過ごすためにはそのアイテムを慎重にチョイスしなければダメ、絶対。

通常は故人の意見はそれなりにしか尊重されないっていうか、故人が

「あ、みかんも入れてちょんまげ」

とか言った日にはそれはもはや故人にあらず、良くてゾンビ、下手すれば悪霊。とりあえずそんなケースを僕は寡聞にして知らない。

だからほとんどの場合残された人たちなんかが

「あー、肉欲の奴はアレが好きだったねー」

なんて言いつつ超主観的チョイスで思うさまに色んな物をぶち込むのだと思う。もし僕が死の3日ほど前に何を狂ったのか盆栽なんかをいじり始めたりしてたら遺族はなんのためらいもなく盆栽をぶち込むのだと思う。

しかし事実としては近所の盆栽教室に通うヌエさんに猛烈な勢いでフォーリンラヴしたペンネは、ヌエの気を引こう!とひどく安直な思いで盆栽を買っただけに過ぎなかったりするわけで、だから実は盆栽なんか好きでも何でもなくそれはただの手段、ヌエとの接吻とかセックスとか目的としたガラクタだった訳だ。

そんなガラクタを、広さに限りのある棺にグイグイと詰め込まれたら肉欲としてもたまったもんじゃない。死にながらも

(いらんよ、そんなもん……)

と絶望した気持ちに、もしかしたら死にたい気持ちになるのだけど、もう死んでるのだから死ねない、だなんて理不尽な事実しかそこにはない。

だから、死ぬ前から自分が死んだら棺桶にはあれを入れて欲しい、これを入れて欲しい、なんてのをきちんと表明しておく必要があるなあ、と思いました。今朝。朝日を眺めながら。

死後の世界がどうなってるのかは死んでみないと分からないのですが、じゃあひとつ死んでみますか、とはいかないので我々は想像することしかできない。しかしここでは『現世の物』という、まあ俗にまみれたサムシングを天界に持ち込むという仮定のお話なので、とりあえず天国も俗にまみれた世界なんだよ、僕らの生活する世界とほとんど変わんないんだよー、と仮定しておきます。

となるとまずもって死守すべきラインはヒトとしての三大欲求の充足。すなわち

睡眠欲
食欲
性欲

をきちんと満たすことのできる物を持っていく必要がある、という論理には一点の曇りもないですね。


まず睡眠欲。つーか死んでから眠たくなるのん?とお思いのかたもいるかもしれませんが、安心して下さい。1000%なります。

これは当たり前の話で、例えば、さあイマジン、天国の絵を。キリスト教なんかだったら雲の上、仏教なんかだったら蓮の上ですか。まあどの宗教にしても大体気持ち良さそうに描かれてるじゃん、天国いわゆるヘブンは。そんな気持ちいい場所なら眠くなるって。根拠とか求めるなよな。

だからやっぱり枕だよね。それも最高級のテンピュールかな。布団はいいや。暖かそうだし天国。というわけで僕が死んだら何は無くともふかふかの枕を棺にインして下さい。

次は食欲。死んだら食欲なんてなくなるんじゃあ…という皆さんの疑問、これにはイエスと答えざるを得ない。なぜなら天国には餓死という概念がないから。だってもう死んでるのだから。

ということは食欲は放置プレイでオッケーかな?というと、まあそう焦るなよ。食欲はなくても酒は飲みたくなるに決まってるだろう?あんな気持ち良さそうな天国、雲を眺めつつ昼間から一杯やりたい!と思うのは健康な死人なら当然のことさ。

といことで、僕が死んだら何でもいいので酒を、できたら純米の吟醸酒なんかをこれでもか!と棺にインしてやって下さい。これはお願いではなく、無論命令です。

さて、このあたりでだいぶ棺の残りスペースも心許無くなってきましたが、性欲です。

ここでもまた

(死してなお性欲があるのかしら…)

と思うかもしれませんが、これには「ある」としか答えようがありません。あるよ。あるに決まってんじゃん。だって俺、みにくいもの。

だから性欲は1000%存在するはずなんですが、ここで問題となるのは『魂』なんていう観念の集合体にセックスは可能なのか?ということ。性交は成功するのか?(←ヒント:笑え)


こればっかりは分からない。死んでからも変な棒を変な穴にクロスさせることはできるのだろうか?これは難しい命題だね…。

しかしここはできない、と仮定しよう。そうしておけばできた時に嬉しさがマン倍だからだ。

ということで、死んだらセックスできないわけですが、となるとです。えーと、『お口の恋人はLOTTE』という有名なキャッチコピーがありますが、これに倣うなら『男の恋人はMIGITE(右手)』です。これに関して反論は一切認めません。

つまりセックスができないとなると手淫いわゆるオナニーをするしかないよね。死んでからもオナニーできるの?という疑問に対してはできるに決まってんだろこのクソ野郎!オナニーができねえような世界は認めないよ俺は!それを阻む奴は神だろうが何だろうが殺す!絶対に殺す!絶対に、だ!!



取り乱しました。
さて天界でのオナニーライフを充実たらしめるためには一体何が必要でしょうか。

エロ本?
AV?
オナホール?
片栗粉X?


フー、やれやれ全くこの……この戦闘能力たったの5のゴミクズどもが!じわじわとなぶり殺しにすっぞクラッ?!

取り乱しました。

いやさあ、確かに

オナニー=エロ本

っていうのは明快なアンサーだと思うよ僕も。そりゃ俺だって中学高校と『でらべっぴん』や『快楽天』の世話になった事実は否めない。

しかし、だ。
飽きるだろう、エロ本ってのは。
3回も精子いわゆるザーメンを大量虐殺すれば、どこにどんな女がセクシャルなポージングで待ち構えているか、終わりの何ページ目からが

『素人読者のギリギリ投稿写真!』

特集が始まるかなんてのは、明らかだろ。オカンがKAT-TUNのことを

『カッツン』

と誤認することより明らかだよ。そんなオカズになんのロマンがありますか?探し物はなんですか?見つけにくいものですか?

死んでからの時間は長い。その長さを、そこに内包されるリビドーを、『エロ本』だなんてペディグリーチャムみたいなマテリアルでねじ伏せることが可能だと思ってんの?アホちゃう?

だからさー、俺が死ぬ時なんてのはもっと充実したオナニーライフを確約するべくもっと頭をひねれ、っつー話よ。
分かるかな。分からない?本当に分からんのん?



タボが!ナース服に決まってんだろうがこの仮性包茎のクズ野郎!そんなことも分からねえ野郎は生まれたことを悔やんで死ね!!

いいですか。エロ本なんてのは先に述べたように展開がすぐに把握できる記憶できる。一度抜いたらもうオサラバよ。そんな儚い蛍の光、英語で言うとファイヤーフライ、それが、エロ本。

それに引き換えナース服ときたらどうだ。幾万の可能性。幾億もの希望。無限の夢。妄想の戯曲―――

分かるよな。ナース服の向こう側に存在する、我々の比類無きイマジネイション。

ジョンレノンは言った。

『イマジン』

と……。

つまりナース服一着あれば、その身に包む対象をあれやこれやと変えることで、私たちは数多のオカズを手に入れられる。その対象はおそらく幾万、いや幾億、あるいは無限……?




――そう無限、いわゆるインフィニット――





これが僕の求める涅槃。
ということで、僕が死んだら何がなくともとりあえずナース服を、余力があればマックやらJALやら女子高の制服やらを所狭しと詰め込んで頂きたい。これは是非佐野にやって欲しい。


まあこれだけ詰めれば僕の棺桶も一杯になりましょう。後は好きなだけ燃やして下さい。ドンドコ燃やして下さい。


とりあえずこんだけ言っておけば僕の葬式が悲しくなることはあるまい。俺が死んだ暁には決して泣くな!嘲けろ!狂ったように笑え!そして燃やせ!遺骨は迷わず散骨して魚の餌!それが僕のフリーダム。望むべく魂の解脱。











でも少しは泣けよな(´・ω・)
posted by 肉欲さん at 02:07 | Comment(3) | TrackBack(0) | 妄想 このエントリーを含むはてなブックマーク

メールフォーム