肉欲企画。

twitterやってます。

2005年05月17日

神衣

女子高生ってのは、どうしてああも神々しいんだろうな。


のっけから途轍もなく変態なスタートですが、いやいやちょっと待って欲しい。確かにこんな発言をあけっぴろげに為していたら変態とか言われる誹りも免れないでしょうけど、それでも、やっぱりこれはハッキリ言っておきたいんだよ。

以前「フリソデ」という日記で書いたように、僕たちが制服に憧れる気持ちってのは、そこに内包される『非日常性』び惹かれるからだ、と書いたように思います。食指と性欲は似ているもので、マツタケやトリュフなどを例にとりますと、我々愚かな人間たちは『あまり接する機会がないんだよ』と囁かれると、それそのものを過度に崇める傾向があります。だから制服を崇める気持ちってのはそれに似ている気がする。

ただ、それにしてもどうして女子高生ってのはなんでああも神々しいのか。スッチーよりナースより、遥に断然極めて恐ろしいくらいに女子高生の制服というのは神懸かっているとは思いませんか。思いますよね。思って下さい。思わないと殺す。

誤解されると嫌なので敢えて申しておきますが、僕は別にロリコンとかじゃないし、いや別に若い娘は嫌いじゃあないですけど、常々申しておりますように穴があればそれでいいという主義です。ただ、そのように博愛主義な僕をして、女子高生は常に僕を狂わせる。惑わせる。壊していく。女子高生、いや、もしかしたら忌むべきはその制服それ自体なのかもしれませんが、とりあえずここで詳述は避けるとして、とにかくその破壊力を何かに例えるならばガンダムに搭乗したアムロ、ジオングを操るシャア、呪印レベル3のサスケ、ブッシュと連れ立っている小泉、それくらいの相乗効果があるじゃないかと踏んでいます。恥を忍んで述べると、今日隣の車両にいた女子高生があまりにも可愛くて思わず僕は車両を移った、それくらいのウェポンです、女子高生は(別にわざわざ車両を移った僕が狂っているとか、そういう話ではありません)。

そういう風に考えた時、ふと、ではなぜ男子高校生は取り沙汰されないのか、という疑問が首をもたげてきました。考えてみるとおかしい話ですよ。そのようにして僕たちの心を捉えてやまない女子高生(※注 僕の例を一般化するまでもなく、世の男性と言うのは万世一系すべからく女子高生に妄執しています。悪しからず)という現人神の存在を認めながら、その対置である男子高校生はぞんざいに扱われているのでしょうか。これは不平等、というよりも、もはや現代に潜む病巣と言い換えても差し支えないレヴェルだと思います。

一つには、現代の風潮が挙げられると思います。ウーマン・リヴと言われて久しい世の中ですが、それでもまだ女性がセクシャルな発言を軽々となすには色々と制約の多い世の中です。常日頃から「オマンコ!」「アナル!」などといったテクニカルタームを声高に叫んでいる僕ではありますが、それでもやはり女性が唐突に「オチンコ!」「菊門!」だなんて叫び出したら、黄色い救急車を呼びかねません。

ただ、実態としては『挨拶代わりにセックス』というのが当たり前になってしまった現代の世の中、そのように恥ずかしがりが故に表立っての己がリビドー(性欲)の発露を恐れるのはやはり愚の骨頂であると言わざるを得ません。というよりも、ビデオ屋のAVコーナーにおいてああまで女子高生コーナーの拡充が図られているという一点に着目するだに、世に蔓延る潜在的『男子高生ユーザー』の存在は想像するに難くない。

そう考えると、今まで僕がステューシーだかスワッピングだか言う、値段が高いだけのさしてオシャレとも思われない衣服に身を包んで街を闊歩していた事実を悔やむばかりです。なぜならば、ふとそばに目を遣ればそこには『学生服』という最強のアーマード・マッスル・スーツがあったのだから。そしておそらく、その神衣に身を包んだ僕…そこにはきっと狂おしいまでのセックスアンドザシティーが待ち受けているに相違ありません。

そうと決まれば話は早い、早速明日からは学生服に身を包んで街を闊歩していこうと思います。いや待てよ…しかしながらよく考えたら『体操服』という需要も無視できないぞ…。そしてこれから季節は夏…!そうなると勢い肌の露出の多い体操服需要の方が増えるんじゃあ…?

という風に悶々と考えていましたが、とりあえずHDに保存しといたエロ動画(かなりイリーガル)を見てたらどういう訳かスッキリしたのでもうどうでもいいです。女子高生?穴だろ、所詮。
posted by 肉欲さん at 22:12 | Comment(8) | TrackBack(1) | 妄想 このエントリーを含むはてなブックマーク

2005年05月16日

手抜き

諸事情により、今回は別所にてアップした記事を転用するというウルトラCでお茶を濁します。


大儀なき激闘 少年は東へ


ちなみに、末尾にある「戻る」ボタンをクリックしても戻れませんので悪しからず。
posted by 肉欲さん at 14:46 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク

2005年05月14日

ウルトラC

前の彼女に「死ね!」とか「クズ!」などとアバンギャルドな言葉でひとしきり罵倒される夢を見たので今日の寝覚めも非常に快適でした!ナイスプレー、キリスト!

さて、下の記事にも書いたように、キーボードがやはり不調、というよりももはやマウスの右クリックしか反応しないという理解不能の状況です。マウスのアルジャーノンは荼毘に付した模様ですので、花束に代えて3億の分身をぶっかけておくことにします。

さてこうなると最早マンガ喫茶での更新という途しか残されていないわけですから僕は今当然のようにマンガ喫茶におります。ブロードバンドによる快適なネット環境。僕を取り囲む頭高いマンガの山、そして山。ボタン一つで出てくるコーラ・・・ここはまさしく涅槃の世界・・・最高だ・・・!

と、喜んでばかりはいられません。僕に課された急務、それは、更新。そう、連日の頑張りにより、少しずつではありますが閲覧者が戻って来たのです。だから、ここで怠けるわけにはいかない・・・そんなわけにはいかんのんや!

そういうわけで今こうして更新しているんですが、よく考えたらバイトまで後20分しかないや。なので、少ない時間の中で最高のクオリティーの文章をしたためるべく、今僕の傍らにあるコミックの内容をそっくり書き写すというウルトラCを披露して本日の更新の締めに代えたい、そういう風に俺、本気で決意。


「やめてぇぇぇ!やめて、ぶたないで、赤ちゃんが死んじゃう!」

「この恥知らずが!どうするんだ!もう神戸の清っさんのところまで結婚するって言っちまったんだぞ!」

「お父さん!いけない!死んじゃうよ果歩がァァァ!」

「くそぉぉぉ!龍一呼んでこい龍一をーー!」

(何が・・・起きているの・・・)


『濡れないイチゴ 〜のぞきサイトの女〜』 から引用
posted by 肉欲さん at 16:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク

2005年05月13日

やった!

あさ おきると

そとづけのキーボードも 

きのう しなくなって

いました !


(13にちの きんようび)
posted by 肉欲さん at 11:34 | Comment(3) | TrackBack(0) | 雑記 このエントリーを含むはてなブックマーク

2005年05月12日

駆け上れ、青春。

どうにも狂った様に更新しています。この更新っぷりから、これまでキーボード不調によるの抑圧の高さが伺えますね。

というよりも、僕はやりたいことがあると周りが見えなくなり、これはもはや猪突猛進としか形容の仕方がないくらい突っ走ってしまうんです。今回の更新劇にしてもそうですし、実を言うとこれ以外に持っているブログ、ミクシだかクンニだか言う場所でも今日だけで5回更新しました。やりすぎや。

こういうのを暴走というのでしょうが、僕の暴走っぷりは各所にて発揮され、軽い例で言うと今日も今日とて「嗚呼、すき焼きが食べたいなあ」と思ったが早いか財布をムンズと掴み取り、スーパーに牛肉を買いに走る。30分後には完食。まるで動物ですやん。

その他にも「嗚呼、今日は焼肉が食べたいなあ」と思ったら最後、最早脳内は焼肉一色に染められ見るもの全てが焼肉に見える。焼肉のことしか考えられない。焼肉以外は有り得へん。そうなるともう駅に着いたが早いか速攻で焼肉屋にピットイン。一人?孤独?ふざけるな!焼肉にそんなものが関係あるか!(青龍刀を振り回しながら)

また、違う例で言いますと「ああ、ムラムラする」と考えたが最後、脳内はビデオ屋のAVコーナーをフライング気味に浪漫飛行。息子よ、今日は何がいいかな。そうかそうか、素人モノがいいと、お前はそう言うのか…こうなるともう大変、道行く女性が総出で僕を誘惑しているように見えますし、分別のある僕としては襲い来る破壊的な欲求と21年間で培ったモラルとが脳内で大戦争を繰り広げます。

なぜこのような性格に、いつからこんなにこらえ性がなくなってしまったのか。よくよく考えてみたらそのような傾向は小学生の頃に既に形作られていた。

僕は運動が苦手な方で、体育とかは大嫌いでした。ドッヂボールとか駆けっことかを心底憎んでおり、運動ができる奴は早晩に死に絶えろ!とか、臆面も無く思ってた。

そんな僕でしたので、小2くらいの時に体育の課題だった「のぼり棒」など当然できるはずもなかった。というより、なんで垂直の摩訶不思議な棒、存在意義すら疑われかねないタダの鉄の棒に上らなければならないのか、心底謎でしかたなかった。

それでも従順な子羊である僕たちは先生に言われるがままにのぼり棒にのぼる。のぼっては降りる。何と不毛な行為なのか。見る人が見たらこれは虐待になるんじゃないのか…とか思ったり思わなかったりしながら、僕も僕とてトライするのですが、これがビタイチ上れない。周りの友達がスルスルとお猿のように上っていくのを尻目に、ピョコンピョコンと無様に動き回る僕、てなもんですよ。まあいいや、所詮棒だぜ、と思っていたんですが、ヘラヘラとしていた僕に対して担任の先生は容赦がなかった。

「肉欲くん!なんでこんな棒くらい上れんのんね!」

いやいや、こんな棒くらい、ってアンタ、そう言うんなら何でこんな棒に上らなけりゃいけないんですか。そんな感じで憤懣遣る方なしといった思いだったんですが、所詮小学生が先生に逆らえるはずもないので、僕は泣く泣くその棒に上るべく必死の練習を重ねたんですよ。脚の絡め方がまずかったのだろうか?それとももっと腕力を使うべき?小さい脳味噌で必死に考えながら、そして鍛錬を繰り返しながら−−健気です。こういうのを健気と言うのでしょう。

すると、何回目かの挑戦で、ついに天辺まで上ることに成功したんです。これにはさすがの僕も喜んだ。努力は実るという言葉を信じてもいいかな、と思った。

で、まあ一回成功したらやっぱり人間調子に乗るじゃあないですか。調子に乗って何度も何度も上っては降り、上っては降りを繰り返してたんですね。あれほど猿みたいだとバカにしてた行為を、猿よりも猿みたいに繰り返してた。

その時ですよ。体に異変を感じたのは。

いや、のぼり棒上ってたら、股間がごっつ気持ちええんやって。

これには焦った。のぼり棒を10cm、また10cmと上っていくと、なんでしょう、モサモサと股間のあたりが気持ちよくなっていくんです。え…なにこれ…ちょっと気持ちええやん…!そんな風に戸惑いを覚えつつも、身体は正直なので、また10cm、さらに10cmと僕は進みます。そしてついに天辺に!

フィニッシュしてましたね、確実に。この時小2でしたけど、ありゃあ確実にオナニーだった。

天辺から見下ろす景色は絶景で、さらに全身を包み込む恍惚感。これか…先生が教えたかったのはこれだったのか…!と感動を新たにしたのを覚えています。なんつー小学生だ。

それからはもう大変、ですよ。再びあの快楽を手に入れんが為、もう脳内はそのことで一杯になるという寸法です。昼休みになるが早いか友達を引き連れ「おい、のぼり棒上りにいこうぜ!」とケイン・コスギよりもエネルギッシュにのぼり棒を上るもんだからさあ大変ですよ。友達としては、それまで完膚なきまでにインドアだった僕が、急に外で遊びたがる、それもいきなりのぼり棒で…?と、性転換したカルーセル麻紀ばりの変貌を遂げたというのだから、その驚きたるやいかばかりか。ハッキリいって僕は狂ってたよ、お母さん…。よく友達をなくさなかったな、と思いますね。

そういう訳で、僕の見境の無さは幼い頃からということになります。こうなるともはやこれも一つの才能として認めざるを得ないわけでして、これから先に治るかというと見通しは限りなく暗いのではないか、と思います。でもいいんです、それで、いいんですよ…。

あの日上ったのぼり棒は、小学校のグランドにまだあるのかなあ。
posted by 肉欲さん at 21:50 | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク

あにおとうと

どうも!肉欲棒太郎っす!特技はイマラチオだよ!

この一月の出来事です。僕が地元で中学の同窓会に行った時のお話。
僕の中学は、龍の刺繍がほどこされたロングTシャツを着た男子生徒が丸太を肩に抱えて善良な生徒達を威嚇する、だなんていう少々アバンギャルドすぎる荒くれ者が居はしたものの、概ね穏やかな学校でした。その僕らが、約5年の時を隔て、一同に会したのです。
5年という歳月は短いようで長い。それがまた10代という多感で繊細でセンチメンタルな時分を挟んでいるものだから、僕たち一人一人の変わりようもまた激しい、というもの。ある者はママになり、ある者は極道の道にピットインし、ある者は完膚なきまでのフリーターになり…と、それぞれが立派になっていく姿に、僕は感涙を禁じ得ませんでした。
それでまあ、同窓会という名の飲み会は、再会の喜びも後押しして盛り上がるのですね。みな酒に酔い、狂った果実のようになっていく。
その同窓会の面子の中に、加藤さんという女の子がいました。
この加藤さん、中学生の頃は控えめで大人しく、特に目立つ生徒ではなかったのですが、これが高校に入ってから急変したらしく、この時再び僕の目の前に現れた時は随分と変貌を遂げていました。眉は細くなり、化粧は上手くなり、服装はオシャレになり…そう、少女はもはや少女ではなく、大人の女になっていたのです。
そんな加藤さんも例外なく酒に酔い、大いに騒いでおりました。僕と彼女は同じ幼稚園でした。もはやあの頃の面影なんて存在しねえな…などと漠然と考えながら、僕はぬるくなったビールをチビチビと啜っているうちに、一次会が終了。
さて、二次会はどうしようかな、と考えながら外に出ると、そこには途方も無い光景が広がっておりました。

いや、加藤さんが途方も無いくらいディープインパクトなキッスを、同級生と交わしているではありませんか。

アメリカならばいざ知らず、ここは大和撫子の国・日本。そんな途方も無い場面を見せられては如何にキング・オブ・エロスと呼ばれる僕とて動揺を隠し切れない。もしやこの二人は付き合っているのか…?との疑念も抱きましたが、彼女は今岡山県にいて、相手の男は東京にいるはず。つまりこれは…ゆきずりの愛…?
唖然とする僕を尻目に、彼女らは歩き出します。その先に待ち受けるのは確実にラブホテル。常々このブログにて『挨拶がわりにセックス』なんて文言を軽軽しく打ち付けている僕ですが、実際にそんな光景を目の当たりにしてしまうと恐怖に脚がすくんでしまいましたよ…。
そんな彼らがどんなプレイに勤しんで、何回戦の営みを行ったのかは知る由もありませんが、話はこれで終わらない。
翌日、今度は仲間内だけで飲んでいると、友人の一人が

「なあ…加藤って相当かわいくなっていたよな…」

なんて言い出すわけですよ。はにかみながら。照れながら。

「俺、昨日番号交換したから、今度遊びに行こうと思うんだ」

という言葉を聞いた時、心優しい僕としては『あの子、おそらく昨晩は狂ったように性交に興じておりましたぞ!』だなんてすべてを打ち明けてあげようかとも思いましたが、彼女への思いを語る彼の目は真剣そのものでしたし、まあこのまま放置しておいても面白いんじゃなかろうかきっとそうだろう、と思い直し、僕は貝のように口を閉ざした。友情…って、いいものですね。
とはいえ、まあ、岡山−山口ってのはかなり距離もありますし、伝え聞いたところだと加藤さんにも彼氏がいるらしい(いるけどセックスしたらしい)から、何かあるってことはなかろうよ、とイージーに考えていました。僕の友達にしても遠距離恋愛なんてできる柄ではありませんしね。

だなんて考える僕が甘かった。彼は次の日には岡山行きの新幹線を手配し、神速の如き勢いで岡山に旅立ったというのだから驚きです。そして彼はまんまと性交に成功。彼と、同窓会の後に消えた東京の彼、二人は僕の中で兄弟になりました。戸籍上の繋がりの無い、兄弟に…。

セックスは人を狂わせる、この言葉が僕の心の深いところに突き刺さった、あの寒い冬の日。
posted by 肉欲さん at 15:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク

まねごと

「アイツさあ…最後に俺に挨拶に来たんよ…」

わずかに紅潮した顔で4杯目のビールを傾けながら、彼はそう呟いた。
アイツ−−昨年の夏の盛りに交通事故で命を失った、同級生のことだ。
遠く東京の地にいた僕は、葬儀に参列していない。
それどころか、彼女がこの世を去ったと言う事実を知ったのも−−随分後になってからだった。

「挨拶に来たって…事故だろう?どういうことなの、それ」

高校時代、彼とアイツは付き合っていた。アイツは相当に奔放な性格で、僕の仲間内の男とはほとんど付き合ったことがある、なんていうかなり無茶苦茶なことをやっていた。

そんなアイツは、突然に死んだ。交通事故による失血死−−らしい。真夜中の、急カーブの道で、アイツは誰にも看取られることなくひっそりと、死んだ。

アイツは病院を退院したばかりだった。アイツは交通事故で入院していた。仲間4人で乗り込んだ車で、高速道路を法定速度を越えて突っ走っていたその時、ガードレールに突っ込んでの事故。運転していた男は死に、残りの3人も重傷を負った。その中にアイツも、いた。

だから、アイツが事故に遭ったのはその時の傷もようやく癒え、退院した直後のことだったのだ。なぜ真夜中にそんな所にいたのか、誰にも分からなかった。アイツは癒えた体を再び傷つけ、誰にも何も語ることなく、僕たちの前からいなくなったのだ。

「うん、いや、挨拶に来たっちゅーか…会うたんよ、夢で」

「夢?」

僕の目の前にいる彼は、粗野で、無骨で、でも優しくて…有り体に言えば九州男児を絵に描いたような人間だ。だから、彼の口から『夢で会った』なんて少しばかりロマンチックな言葉が出てきたことに、僕は驚いた。

「俺その日さあ、酒にぶち酔うたままデタラメに車運転しよったんよ。電信柱に突っ込むわ、工事現場に突っ込むわで、もうワヤしよった。後で車修理にだしたら、即廃車になったっちゃ。でもさあ、俺、何でか知らんけど、無傷やったんよね。すごいやろ?それって。有り得んやろ…」

その話は、友人から聞いていた。しこたま酔った彼は、友人が止めるのも聞かずに運転席に乗り込み、乱暴に車を発進させたらしい。彼の他に同乗者が4人。皆、『絶対に死ぬと思った』と、後になって語った。無傷だったのは、本当に奇跡としか言いようがなかった。

「でまあ、何とか家に帰ったら、もう速攻で寝たんよ。したらさあ…夢ん中で、なーんか、俺の前を誰かが通り過ぎて行くんよね。誰かはよう分からんかったんやけど、とにかく『お前、どこ行くんかあ?』って聞いたら、『じゃあねー』とか言うんよ。そこでパッと目が覚めて、考えたら、ああ、あれはアイツやったんやなあ、って……んで、しばらくしたらマサから電話掛かってきてさあ、『アイツ、死んだらしいよ』って、電話が掛かってきたんよ。マジで…」

ウソだろ−−と、軽く笑い飛ばすには、彼の口調はあまりにも重かった。だからたぶん、マジ、なのだろう。

「まあさあ、アイツも高校辞めたりネズミ講やったり散々好き勝手やっとったけど、最後に挨拶に来るとか、変なとこで義理固てえとこがあらあね」

言いながら、彼はテーブルに突っ伏して、泣いた−−そんなのは、きっとドラマの中にしかないのだろう。僕の目の前の彼は、へへ、と軽く鼻で笑うだけだった。だから、これは現実なんだろう。アイツは死んで、その前にちゃんと挨拶をして、もう絶対に帰って来なくて−−そういうのを全部ひっくるめての、現実。

「…まあ、とりあえず乾杯しようぜ」

「おう、アイツへの餞やなあ」

「…そんなんじゃないけど」

まあ、どっちでもええわ、と彼は笑いながら呟いて、少しだけ面倒くさそうにグラスを持ち上げた。

「じゃあ、乾杯ってことで」

「お前、ええ加減東京弁やめれえや」

言われて、気付いた。

「ああ、そうやな。乾杯しようや」

言うと、どこか遠かったアイツの『死』なんて現実が、近くに寄って来た−−気がした。

「乾杯」

僕らは、残っていたビールを一息に飲み干した。





−−−−−−−−−−−

これはGWにあった本当のお話です。たまには真面目くさった日記でも書いてやろうかと思ったら、マジ何か途方もないくらい臭い仕上がりになってしまい、アップするのを迷ったんですが、まあ、折角書いたことですし、適当にアップしておきます。飲酒運転は、絶対にしないで下さいね。
posted by 肉欲さん at 02:23 | Comment(5) | TrackBack(0) | 読み物 このエントリーを含むはてなブックマーク

嗚呼、北千住。

下の記事は途方もないくらい嘘で構成されている訳で、まずもって僕はピンクローターなどという代物は過去、現在、そして未来永劫所有しておりません。道具は邪道です。右手!これこそが最強の武器!なお、僕の両足の間におわしますロンギヌスの槍の方は類稀なる早さ故に武器としてはカウントされません。単に種まき専用です。

さて、そんな僕の生理現象的事実はどうでもよろしい。とにかく今はこうして再び自分のパソコンから更新ができる、その事実を愛でようではありませんか。アソーレ!エンヤコラヤッホイ!(サンスクリット語で『嬉しい!楽しい!大好き!』という意味です)

そうそう。何故復調したかと言いますと、以前の記事で書いた友人・G君の助言を受けまして、このクソパソコンに外付けのキーボードをヌプリと差し込んだら普通に大丈夫になりました。その顛末を書こうとしたら下の「8181」とか言う途方も無くワケの分からない文章が出来上がるというのですから、全く以って僕の脳内が心配でなりません。両親に申し訳ありません。そんな僕も今年で22歳になります!

22歳−−その甘美なる響き。妖艶なるエロス。隠された背徳性。そのような性質が「22歳」という言葉の裏に隠されているとは思いませんか?思いますよね、当然。

幼い頃抱いた22歳に対するイメージと言えば、心も身体も成熟し、お金もあり、つまり完膚無きまでな大人−−そういった印象でした。オナニーなんて言葉は遠く忘却の彼方に葬り去って、毎晩毎晩狂ったようにセックスに明け暮れる。挨拶代わりにセックス、そんなことだって朝飯前−−そういう感じで22歳を捉えていた、少年時代の僕…ピュア、だったんですね。

でも、現実はどうでしょう。心は?身体は?およそ成長したとは思えません。お金?閉店前のスーパーに駆け込んで、見切り品を嬉々として買い漁る僕に、金なんて…。毎晩のセックスなんてとんだお笑い種、それどころか迫り来る夢精の翳に怯える毎日。ウソ…これが…22歳の…現実…な…の…?

いつか、どこかでボタンを掛け違えたのでしょうか。僕が何か、間違ったことをしたから、神様が僕に罰を…天罰を与えんが為に、僕の、僕だけの22歳という現実が、このように捻じ曲がってしまったのでしょうか…そんなのって酷いよ…有り得ないよ…!

いつもならばここから「妄想大全開→訳の分からないエンド」というパターンに発展するんですが、そんなことばかりしていたらいい加減マンネリズムを感じられてしまうのでこみ上げる欲求をグッとこらえて頑張ります。くだくだしく書いて参りましたが、何が言いたいのかというと要するに僕は今日、明日22歳を迎えるという友達の彼女のプレゼントを選ぶ為、友達に付き合って北千住のマルイに行って来た、とそういうことです。

男友達とショッピングだなんて、これは最早完全におホモな世界ではないのか…?という疑問を抱かざるを得ませんでしたが、どっちにしてもまあクズみたいな人生なのでここらで落ちるとこまで落ちてもいいかしら、という極めてポジティブな思考を抱きつつ、彼に付き合うことにしました。万が一の場合を想定し、コンドームを携えて。さすがに生はちょっとね…。

想像の中で何度も何度も己を蹂躙しながら、いつの間にか北千住に到着。彼は彼女の為にネックレスを購入するそうです。足早に貴金属コーナーに進む彼。辺りを包み込むオシャレオーラに気圧されながらも、賢明に付いていく僕。苦手なんだよな…こういうところ…髪とか金髪にしたお姉ちゃんばっかりだしよお…アイツなんて今にも「趣味はフェラチオです!」とか言いそうな顔しやがって…!死ね…幸せそうな奴らはみんな死ね…!

そんなピースフルなマインドで僕も貴金属店をひやかしていたんですが、突如彼が僕に向かって

「ここはペアリングが安いんだよー」

と語ってきました。なるほどねー、ペアリングが安い、と。じゃあ買っちゃおうかな…ついでに贈る相手も買おうかな…?買えるんだよね…?お金で買えない物は無いって、堀江も言ってたもんね…?愛は金で買えるんだよ…絶対そうなんだよ…!

そう思い、神速の勢いでタウンページの「風俗店」の欄をチェックしていると、不意に猛然とした便意が僕を襲うわけです。これには参った。殺意のある便意なんていうものがあるのかは分かりませんが、とにかく死にそうな程の激痛が僕の腹部を猛襲したんです。またかよキリストの野郎…!僕はただ、平穏に暮らしたいだけだってのに…!

と、天に毒づいても腹痛が収まるわけではありませんので、菊の辺りから食べられないカレーペーストが溢れ出ないよう細心の注意を払いながら僕は厠に向かった。助かった!これでもう大丈…夫…?!

まあお約束のように僕の前を歩いていた二人が個室に入っていくのです。これ以上ないってくらいのタイミングで。お、お前らっ…!そんなに…そんなにもか!?そんなに大便がしたいのかよ!知れよ!恥を!いい大人がよー!

と、見ず知らずの粗野な人間に毒づいても便意が収まるわけではありませんので、僕は迷いを捨てて障害者用のトイレに駆け込んだのです。そこはとても広く、清潔で、前世が王族であった僕にはピッタリのトイレでした。落ち着く、落ち着くよセバスチャン。

そこでまあ秘められたリビドーを吐き出すかの如く豪快に用を足そうかと思ったのですが、先ほどまであれだけ猛り狂っていた僕の便意は、ここにきて急速に萎んでいきました。というか、出ない。前代未聞の便秘。天の戸岩の如く硬く閉ざされた僕のアヌス。ウソだろ、おい…!

ここまで書き連ねて、なんで僕のトイレライフを赤裸々に語っているのか皆目分からなくなりましたので簡単に述べますけど、折角意を決して普段使わないようなトイレに入ったにも関わらず結局ウンコはビタイチ出なかった、とかそういうことをワールドワイドウェブの世界で書きたかったんです、僕は。全世界に向けて、今日の、ホントどうでもいいことを発信したかったんです、僕は。

そんな感じで、更新の目処も立ったことですから明日からはまたモリモリと更新していきたい、と思います。テーマは僕のトイレライフ。明日のお題は「僕とお小水」。みんな見てねー。
posted by 肉欲さん at 00:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 このエントリーを含むはてなブックマーク

2005年05月11日

8181

キーボードが…パソコンのキーボードが動かないんです…!

稀代の優しさを誇る僕と言えども、さすがにこう長期間パソコンの野郎に怠慢な働きをされると、もはや怒りを抑え切れなかった。
いやしかし…もしかしたら今日、突然に復活するやもしれません…。
そのように思い改めた僕は、菩薩の如き穏やかな表情でパソコンを起動させた。信じること−−それが何より大切なんだよ、と高校の時の先生が教えてくれたっけな…その先生はあれからどうしてるんだろう…そういえばレイプで捕まったって言ってたっけな…元気で頑張ってるんだなぁ…。
そんな取り止めの無い思考を弄んだ後にふと顔を上げてディスプレイに目にやった僕は慄然とした。そこには…画面いっぱいに埋め尽くされた「v」の文字…!
バカな…!こいつ…1ミリも直っちゃいねえよ…!
怒り−−まっさらな怒りが僕を覆っていく。クソが!目にもの見せてやんよー!

「オラッ!これでもくらいな!」

と叫びながら僕はパソコンのUSBの部分にピンクローターを捻じ込んだ。唸りを上げて震え出すピンクローター!ガタガタと震え出すパソコン!ヒヘヘ…これやで…!これが人間様の実力なんやでぇ…!

と、その時、満足げにパソコンを見下ろした僕の目に信じられない光景が飛び込んできた。

(パソコンが…血を流している!)

それはまさしく破瓜の血だった−−まさかこのパソコンは、未だ、汚れを知らなかった…?
バカな!HDに大量に詰め込まれたエロ動画!毎晩のように打ち込まれる卑猥なテキスト!それなのに、だのにお前は、お前は…!処女…だったのか…!

「うぐ…うぐぐっ…!」

涙が、溢れた。拭っても拭っても、溢れた。俺は…取り返しのつかないことを…してしまったのか…?何でもっと…優しくしてやれなかったんだよ…!今となれば顔の割りに小さな胸や少し鼻にかかるその声も数え上げりゃキリがないんだよ…!俺は…お前を愛していた…んだ…。

涙に霞む瞳を、そっとパソコンに向けてみた。

(8181)

8181−−バイバイ。「v」しか打ち込むことのできなかったパソコンが、今、ディスプレイに、最後の力を振り絞ってそんなメッセージを打ち込んだ−−そう考える僕は、夢見がちすぎるのだろうか。それを端にして、僕のパソコンのキーボードは、回復した。

キーボードが自然と文字を打ち込むことは、もう、ない。
posted by 肉欲さん at 23:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 妄想 このエントリーを含むはてなブックマーク

2005年05月09日

LOVE YOU

(前回までのあらすじ)

超高齢化社会に対応するべく日本政府が打ち出した
「避妊したら死刑」
という恐ろしい政策に、人民は為す術もなく従った。
その政策の行き着く先を見越してミキハウスに就職したタケシは、目論見通り巨万の富を得ることに成功したのだが、愛する妻に遂には逃げられてしまう。
「私は遅漏しか愛せません」
というメッセージを残して。
そう、避妊禁止がためコンドームの着用もままならなかったタケシは、その早漏っぷりに磨きがかかっていたのであった。タケシは途方に暮れる。
苦悩するタケシ、そのタケシの前に現れたのは大学時代の先輩で、全く新しい形のピンクローターの開発に勤しむ肉襦袢猛(にくじゅばん・たける)だった…。


「先輩、俺、一体どうしたらいいのか…」
タケシは深い悩みの中にいた。国の避妊禁止政策により授かった今の富。けれどもまた、その政策によって愛する妻、ジェーンが逃げたのも事実であった。
「いいじゃないか、タケシ、早漏だって立派な個性だよ」
そう、優しい言葉を掛ける猛だったが、タケシは黙ってかぶりをふった。
「違うんです、先輩。僕だって自分の早漏には誇りを持っています。あれはもはや芸術の域に達したと言ってもいいくらいだと思います。分かりますか?先輩。この世界に、本当に3こすり半で果てることのできる人間が何人いるか、想像できますか?でも…それじゃあだめなんです。妻は、そんな僕のことを認めてくれないんですよ…」
最後は殆ど息だけの声になりながら、タケシはゆっくりと呟いた。その様子を黙って見つめていた猛だったが、なるほどなあ、と小さな声を発した後にタケシに話しかけ始めた。
「俺のじいちゃんはさ、花火師だったんだ。小さな仕事場で、職人なんて数えるほどしかいなかったけど、そりゃあ凄い腕前でさあ…夏祭りの時期になると、じいちゃんの花火はどこからもひっぱりだこだったんだぜ?俺、そんなじいちゃんの背中見て育ったから、職人っていうのに凄く憧れていてさ…」
初めて聞く話だった。確かに猛にはその言葉に違わぬくらい頑固一徹なところがある。それは生まれつきの性格とばかり思っていたが、どうやら今の話に多少関係があるのだろう。
「だから、俺は何をするにしてもとことんまで突き詰めてやらないと気が済まないんだよ。今、俺はフリーターやってるけど、それもとことんまでやってみたいんだよ。俺、働いたら負けだと思ってるからさ」
思わずハッとして猛の顔を見上げた。その表情は穏やかで、一つの迷いもなかった。猛の佇まいは、紛うことなくニートのそれだった。僕の頬に、熱い雫が伝った。
「先輩、俺…」
「いいんだ、もう、何も喋るな。その代わりほら、これ…」
猛がぶっきらぼうに何かを押しつけてくる。手にとって見ると、それはペニスバンドだった。
「これって…」
「ん…ちいさい頃さ、俺よくそれを使って遅くまで遊んでたんだよな…」
照れくさそうに頭を掻く猛の横顔に、ふと、遠い日の幼い顔がオーバーラップする。きっと、笑顔の無邪気な少年だったのだろう。アナルのようなえくぼは、猛のチャームポイントだった。それは今も変わらない。
「タケシ、お前が遅漏になることは、やっぱり難しいと思う。だからさ…使ってもらえよ、それ、かみさんにさ」
「それって…アナルファッ…」
「♪おとなのかいだんのーぼるー きみはまだーシンデレラーさー」
猛は歌いながら答えを誤魔化したようにも見えたが、タケシの心は不思議と穏やかさに包まれていった−−−
posted by 肉欲さん at 14:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読み物 このエントリーを含むはてなブックマーク

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